経営コンサルタント田上康朗の雑感帳

経営コンサルタント田上康朗が、気ままに本音で記す雑感帳です。書く日もあれば書かないときもあります。

真パレアナの研究-43

2014年07月15日 | Weblog
幸せな人は、「ある」ことに喜び、
そして「ない」ことにも喜ぶ人。
対して、不幸な人は「ない」ことを嘆き、
「ある」ことに嘆く人である。
これがこの章での私の学びです。

「気づき」は感性に属するものですから、
これを「気づきとは○○である」と
論理で説明出来るものではありませんし、
論理で理解したとしても
それは「(感性レベルの)気づき」ではない
ということになります。

で、このことをクローバーの話で、
ご一緒に考えてみたいと思います。

人々はクローバーの4つ葉を見つけて喜びます。
(日本人だけでしょうかね。わかりませんが)。

そして3つ葉をみても振り向きもしません。
3つ葉の方が本来のクローバーであり、
4つ葉の方がその変形であるにも関わらず、です。

なぜなのでしょう。4つ葉の方が滅多にない、
見つからない、珍しいからなのですね。

このように人は当たり前
日常性、普遍性のものは見のがし、
滅多にないもの(特殊性)を求める傾向にあります。

当然じゃないか、と言われる方もおられるでしょう。


そうです。当然のことです。
私も、身近にあるものが見えず、
ないものを欲する、こうしたことが、
いわば人類の文明の歩を進めてきたことは
事実であることは、わかっています。

でも反面それで、見落とし、失ったものも
大きいと思うのです。
続く