▽今改めて、北朝鮮に13項目を突きつける!!
北朝鮮に拉致をされた日本人を救出する為の国民大集会が日比谷公会堂で開催され出席してきました。
正直、何度この集会を開催し、出席し、行政や各級議員の「頑張ります宣言」を聞き、被害者家族会の方々から悲しく辛い胸の内を聞き、進まぬ現状に憂えたら良いのだろうかと思っておりました。
しかし、今回だけは会場の雰囲気が違ったと感じたのは私だけではなかったと確信しています。
安倍総理がサラッと仰った「何よりも大切なことは、拉致問題を解決しなければ北朝鮮がその未来を描くことは困難であると北朝鮮の最高指導者に認識させることであります。 その上で、ただちに拉致被害者全員を日本に返すよう、強く要求して参ります。 」というメッセージは、かなり具体的な踏み込みです。
経済制裁や朝鮮総連への家宅捜査などが功を奏し、北朝鮮は交渉を続けざるを得ない状況下にあります。 政府として期限を切り、調査回答ではなく拉致被害者全員を日本に返さなければ、6/25に取りまとめ、政府へ要請した13項目、
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1.平成26年7月4日に解除を行った対北朝鮮措置をすべて再開させること。
2.北朝鮮を渡航先とした再入国禁止の対象を、朝鮮総連の中央常任委員会委員及び中央委員会委員、並びに核やミサイルの技術者に拡大すること。
3.北朝鮮に対する送金は、人道目的での10円以下の送金を除き、全面禁止すること。 併せて、迂回送金や資産隠し等の規制逃れを防止するため、国際機関及び各国当局との連携により規制対象者を特定するための情報収集を強化すること。
4.北朝鮮に寄港した全ての船舶に対する検査を徹底すること。
5.第三国を経由した北朝鮮との迂回輸出入を防止すべく厳格な法執行を行い、万全の対策を講じること。
6.朝鮮総連に対し厳格な法執行を行うとともに、総連本部建物の継続使用に係る資金の流れを把握し、整理回収機構による債権回収に万全の対策を講じること。
7.朝鮮学校へ補助金を支出している地方公共団体に対し、公益性の有無を厳しく指摘し、全面停止を強く指導・助言すること。 併せて、住民への説明を十分に行うよう指導・助言すること。
8.政府認定に係る拉致被害者以外で、特定失踪者等拉致の疑いが排除できない事案についても、引き続きその真相究明に取り組むこと。
9.国連人権理事会や国連総会における北朝鮮人権状況決議の採択に引き続きイニシアティブを取り、安全保障理事会による国際刑事裁判所への付託並びに北朝鮮の人権問題を根拠とした制裁決議の採択を目指すこと。 併せて、北朝鮮における人権に関する国連調査委員会(COI)の勧告に基づいて韓国ソウル市に設置されたフォローアップ拠点との連携、活動を強化し、国際社会における北朝鮮の人権問題の早期改善への圧力が更に高まるよう努めること。
10.米国が北朝鮮をテロ支援国家として再指定し、拉致を含む北朝鮮の人権侵害を根拠に大統領令に基づく金融制裁などを発動するように働きかけるとともに、拉致の疑いが濃厚である米国人のデビッド・スネドン氏を含む拉致問題解決に向けた連携を強化すること。
11.北朝鮮向けの情報発信手段として短波放送の充実を図ること。
12.朝鮮半島有事等に備え、米国とより一層緊密な連携を図り、拉致被害者を含む邦人の安全確保と保護に全力を尽くすこと。
13.全ての対北朝鮮措置について厳格な法執行を徹底するとともに、各国当局との規制対象等に係る情報共有及び連携を図り、制裁措置の有効性を確保すること。
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を実行し、未来を描けなくしていくと迫る事!
いよいよ、最終局面と確信し終了しました。
実は裏話ですが、この13項目、自民党拉致対策本部対北朝鮮シュミレーションチームが8回もの打ち合わせを開催し、私も一員として作成に関わり、6月25日に発表し、一面を飾る筈だったのですが、この日「あの3バカ発言」がありまして、新聞紙上が様変わり。 あまり注目されることなく今日に至ったという点で複雑な思いでおりました。 反省の意も含めて、今一度ここに注目していただけるタイミングを逃さず、改めてご紹介した次第です。
いつの世も、国家存亡の危機に救済のきっかけになるのは「女性の声」です。 この日、曽我ひとみさんのお話が忘れられません。
いつも母の後ろ姿を追いかけながら生活していた。 その母と一緒に拉致をされ、未だに会うことができていない。 自分は拉致被害者であり、今は被害者家族として活動している。 北朝鮮にいた時も日本に帰ることができるだろうか不安になり、こんなに辛いのだったらいっそ死んでしまおうとまで考えた。 でも、死んでしまったら、もう母には会えない、日本にも帰れない。 絶対に生きていかなければいけないと思った。 今、北朝鮮にいる被害者の皆さんに言いたい。 変なことを考えず、絶対に生きていて欲しいと。
そのお話を聞いていた司会者席の西岡力救う会会長の表情が忘れられません。 会場にいた全員が同じ気持ちでいたと思います。
小泉訪朝から13年。 当初は、外務省主導による日朝国交正常化が目的であったようですが、安倍当時官房副長官の機転により訪朝を北朝鮮に利用されることなく今日の拉致被害者奪還運動に繋がっています。
口を開けば唇が寒くなるような国民集会にはもう参加したくありません。 議員としてひたすらに尽力していきたいと固く誓いました。 皆さんにも、熱い世論という後方支援をお願いしたく存じます。
北朝鮮に拉致をされた日本人を救出する為の国民大集会が日比谷公会堂で開催され出席してきました。
正直、何度この集会を開催し、出席し、行政や各級議員の「頑張ります宣言」を聞き、被害者家族会の方々から悲しく辛い胸の内を聞き、進まぬ現状に憂えたら良いのだろうかと思っておりました。
しかし、今回だけは会場の雰囲気が違ったと感じたのは私だけではなかったと確信しています。
安倍総理がサラッと仰った「何よりも大切なことは、拉致問題を解決しなければ北朝鮮がその未来を描くことは困難であると北朝鮮の最高指導者に認識させることであります。 その上で、ただちに拉致被害者全員を日本に返すよう、強く要求して参ります。 」というメッセージは、かなり具体的な踏み込みです。
経済制裁や朝鮮総連への家宅捜査などが功を奏し、北朝鮮は交渉を続けざるを得ない状況下にあります。 政府として期限を切り、調査回答ではなく拉致被害者全員を日本に返さなければ、6/25に取りまとめ、政府へ要請した13項目、
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1.平成26年7月4日に解除を行った対北朝鮮措置をすべて再開させること。
2.北朝鮮を渡航先とした再入国禁止の対象を、朝鮮総連の中央常任委員会委員及び中央委員会委員、並びに核やミサイルの技術者に拡大すること。
3.北朝鮮に対する送金は、人道目的での10円以下の送金を除き、全面禁止すること。 併せて、迂回送金や資産隠し等の規制逃れを防止するため、国際機関及び各国当局との連携により規制対象者を特定するための情報収集を強化すること。
4.北朝鮮に寄港した全ての船舶に対する検査を徹底すること。
5.第三国を経由した北朝鮮との迂回輸出入を防止すべく厳格な法執行を行い、万全の対策を講じること。
6.朝鮮総連に対し厳格な法執行を行うとともに、総連本部建物の継続使用に係る資金の流れを把握し、整理回収機構による債権回収に万全の対策を講じること。
7.朝鮮学校へ補助金を支出している地方公共団体に対し、公益性の有無を厳しく指摘し、全面停止を強く指導・助言すること。 併せて、住民への説明を十分に行うよう指導・助言すること。
8.政府認定に係る拉致被害者以外で、特定失踪者等拉致の疑いが排除できない事案についても、引き続きその真相究明に取り組むこと。
9.国連人権理事会や国連総会における北朝鮮人権状況決議の採択に引き続きイニシアティブを取り、安全保障理事会による国際刑事裁判所への付託並びに北朝鮮の人権問題を根拠とした制裁決議の採択を目指すこと。 併せて、北朝鮮における人権に関する国連調査委員会(COI)の勧告に基づいて韓国ソウル市に設置されたフォローアップ拠点との連携、活動を強化し、国際社会における北朝鮮の人権問題の早期改善への圧力が更に高まるよう努めること。
10.米国が北朝鮮をテロ支援国家として再指定し、拉致を含む北朝鮮の人権侵害を根拠に大統領令に基づく金融制裁などを発動するように働きかけるとともに、拉致の疑いが濃厚である米国人のデビッド・スネドン氏を含む拉致問題解決に向けた連携を強化すること。
11.北朝鮮向けの情報発信手段として短波放送の充実を図ること。
12.朝鮮半島有事等に備え、米国とより一層緊密な連携を図り、拉致被害者を含む邦人の安全確保と保護に全力を尽くすこと。
13.全ての対北朝鮮措置について厳格な法執行を徹底するとともに、各国当局との規制対象等に係る情報共有及び連携を図り、制裁措置の有効性を確保すること。
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を実行し、未来を描けなくしていくと迫る事!
いよいよ、最終局面と確信し終了しました。
実は裏話ですが、この13項目、自民党拉致対策本部対北朝鮮シュミレーションチームが8回もの打ち合わせを開催し、私も一員として作成に関わり、6月25日に発表し、一面を飾る筈だったのですが、この日「あの3バカ発言」がありまして、新聞紙上が様変わり。 あまり注目されることなく今日に至ったという点で複雑な思いでおりました。 反省の意も含めて、今一度ここに注目していただけるタイミングを逃さず、改めてご紹介した次第です。
いつの世も、国家存亡の危機に救済のきっかけになるのは「女性の声」です。 この日、曽我ひとみさんのお話が忘れられません。
いつも母の後ろ姿を追いかけながら生活していた。 その母と一緒に拉致をされ、未だに会うことができていない。 自分は拉致被害者であり、今は被害者家族として活動している。 北朝鮮にいた時も日本に帰ることができるだろうか不安になり、こんなに辛いのだったらいっそ死んでしまおうとまで考えた。 でも、死んでしまったら、もう母には会えない、日本にも帰れない。 絶対に生きていかなければいけないと思った。 今、北朝鮮にいる被害者の皆さんに言いたい。 変なことを考えず、絶対に生きていて欲しいと。
そのお話を聞いていた司会者席の西岡力救う会会長の表情が忘れられません。 会場にいた全員が同じ気持ちでいたと思います。
小泉訪朝から13年。 当初は、外務省主導による日朝国交正常化が目的であったようですが、安倍当時官房副長官の機転により訪朝を北朝鮮に利用されることなく今日の拉致被害者奪還運動に繋がっています。
口を開けば唇が寒くなるような国民集会にはもう参加したくありません。 議員としてひたすらに尽力していきたいと固く誓いました。 皆さんにも、熱い世論という後方支援をお願いしたく存じます。