長尾たかしの・・・未来へのメッセージ

自民党衆議院議員長尾たかしのブログ。平成11年からネット上で情報発信を継続。サラリーマン生活を経て政界へ。

お祝いの一方で、誕生日を奪われたことがある歴史を心に刻もう

2014-02-11 10:28:45 | 歴史・伝統・文化
2月11日の建国記念の日は、神武天皇が橿原の地で初代天皇として御即位されたことに由来する祝日です。

しかしGHQは、国柄の中心にある皇室を国民から切り離すための様々な改変を迫り、「紀元節」は廃止。

昭和28年のサンフランシスコ講和条約発効後、神社界をはじめ、国民有志の各団体、心ある政治家や学識経験者を中心に建国記念日・紀元節を国民の祝日に盛り込むべく、祝日法改正を求める運動が展開されましたが、当時の革新政党や一部の学者、マスコミ等が執拗に反対し、7度も廃案の憂き目に遭い、祝日法が改正に至ったのは、独立から13年も経た昭和41年6月25日、そして、政令で定められるまで、さらなる国民運動を要したのです。

また以前は、政府行事が行われていた紀元節。建国記念の日となり政府行事主催では実施されず、これを政府行事とするべきであるという運動にも関わりましたが、今年も断念。

そして、今回歴代政権として初めてメッセージを発表しました。一歩一歩進んでいる実感がありますが、また予算委員会あたりで変な質問が出て来ないとも限りませんねぇ。

因に、今日は亡き両親の結婚記念日でもあります、蛇足。
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財務省の嘘!!!!!

2014-02-11 00:56:35 | 行財政・金融
昨年末で国の借金1017兆円=1人800万円、過去最大―財務省

この様な記事が出ると、議員になる以前の私は、「エラいこっちゃ」と危機を、時にはデフォルトの可能性まで吹聴していたことを白状致します。

しかし、衆議院議員になってよくわかりました。今は真逆です。

国債を発行し、市場に流し、中央銀行が買い取るという、どんな国でもやっている事を、「禁じ手」という「嘘の印籠」を国民に見せつけて、「緊縮財政、財政の安定化こそが正しい信用を生み出す」と国民を騙し、過去の政府は財務省の言いなりで、経済をズタズタにしたのです。

今思えば、日銀の独立性を拡大解釈させる事となった、橋本行革における日銀法の改正も万死に値すると思います。

記事は事実です。国の国民に対する借金が膨らんでいます。事実です。

しか~~しっ、

自国通貨建てで、日銀が買い取れば返済の必要がありません。繰り返しますが、これは禁じてではありません。

財務省がいう「禁じ手」の根拠は、「財政法第5条は国債の日銀引き受けを禁じている」です。引き受けを禁じていると法律に書かれてはいますが、そこで読むのをヤメてはいけません。続きがあるのです。

「但し、特別の事情がある場合において、国会の決議を経た金額の範囲ではこの限りではない」のです。つまり、国会の決議を経て承認を受ければ国債の引き受けは禁止されていないのです。

「日銀引き受けは禁じ手である」というのは、明らかに喧伝であり、国民に嘘をついているのです。

そして、国債は95%が国内で消化されています。政府は1000兆円以上も国民に借金があるのに我国はデフレです。ということは、政府は国民に対して国債という借金(国民から見れば資産)をするばかりで、お金を作り出していないという事になります。

また、「ハイパーインフレが起きる」と喧伝する人がいますが、ハイパーインフレとは13000%以上のインフレのことで、この警鐘は現実味がありません。

また、我国は外国に約400兆円ほどの借金がありますが、外国に貸し付けているお金は約700兆円。対外債権は約300兆円もあるのです。世界最大のお金持ちです。そして、国内資産ともいえる国富は3000兆円もあるのです。

よって政府はまだまだお金を作り出す事ができます。そして、その出口は防災・減災の為の公共事業で最適なのです。
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