長尾たかしの・・・未来へのメッセージ

自民党衆議院議員長尾たかしのブログ。平成11年からネット上で情報発信を継続。サラリーマン生活を経て政界へ。

橋下流、理解出来ますが、納得出来ない。

2014-02-07 11:40:51 | 自治
数時間前の橋下市長ツイート。※こちら

今回予定されている市長選挙の大義は、都構想の是非ではなく、設計図を作らない法定協議会のメンバーを取り替えて良いかどうかの民意を問うというご主張。

(前略)
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法定協議会のメンバーを替えることについては賛否両論あるだろう。だから有権者に問うのだ。そして法定協議会から自民党・民主党・共産党には出て行ってもらっても、彼らは別のところで大阪都構想に反対できる。住民投票の場だ。法定協議会のメンバーを替えても大阪都は一方的に実現しない。
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(後略)

あれっ?公明党は?

と思っていたら、「公明党の今回の裏切りは許せない。しかしこれまで公明党が誠実に大阪都構想の設計図作りに尽くしていたことも事実」とありました。報道では「反対した政治家には、一生あの手この手で選挙を邪魔してやる」と述べたそうですが、この品位を問われる発言に対する配慮でしょうか?はいっ、この対処、非常にわかりやすいと思います。

都構想が住民投票も出来ずして頓挫しそうなことに対して、選挙を利用するという手法は橋下流なんでしょうね。それは理解出来ました。「橋下流としての筋」が通っていると理解しました。

しかし、私は納得出来ません。選挙は民意ですが、議会運営も民意の集合体です。多数決だけが民主主義ではありません。特に日本の場合「曖昧性」が存在します。これ等をお忘れでしょうか?私はむしろ、相対する民意を背負った議員達を相手に、バッタバッタと説得しまくり突き進んでいく橋下流を期待していました。議会における百戦錬磨の寝業師集団から逃げ、選挙に打って出るとは期待はずれです。

また、ツイートに何度も出てきますが、コメンテーターの発言を事程左様に意識される必要はないと思うんですが、意識するというのも橋下流なんでしょうね。

大阪維新の会にとって都構想は最も重要な柱であると思いますが、個別政策議論の運営方法に関してまで上手くいかなければ、それを選挙で問うという橋下流、よく理解出来ました。
コメント (1)
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