長尾たかしの・・・未来へのメッセージ

自民党衆議院議員長尾たかしのブログ。平成11年からネット上で情報発信を継続。サラリーマン生活を経て政界へ。

八尾市選出府会候補擁立を断念

2007-03-25 18:01:43 | 自治
来る統一自治体選挙、八尾市選出大阪府議会議員選挙について、民主党公認候補の擁立を断念したことを正式発表させて頂いた。関係各方面から様々なご意見、要望等々を踏まえ、擁立に鋭意努力いたしたが、残念な結果となった。よって、八尾市においては無投票という可能性が高くなってしまった。

擁立断念の理由は以下の2点。
1.投票日まで3ヶ月という短期間であったこと。
民主党としては、民主党所属大阪府議会議員の田中誠太氏が昨年末(12/28)、八尾市長選挙への出馬表明をされた直後からの、後継者探しを余儀なくされたこと。市長選挙への出馬予定は月に一度の14区常任幹事会で議論されてきたことではあったが、田中氏の出馬の意思が固まる以前からの後継者擁立は、民主党としては取り組めぬ状態にあった。また、この時点で、既に柏原市選出府会新人公認候補、八尾市議、藤井寺市議新人公認候補の擁立が決定していた。3人新人候補の取り組みに向けて、14区としての体制固めが完了していた。結果として、もう一つ新人候補の擁立を抱えるとなると、現実論としても準備期間が足りないということが最大の理由となった。尚、次々の選挙では、定数が4から1減の3となる可能性が高いので、「定数減となる選挙で、民主党勢力を一本化するため」にも、擁立は必要であったが、ここは、まず撤退という選択をせざるを得なかった。

2.「長尾たかし」は出馬しない。
田中氏出馬表明直後から、長尾たかしの出馬が巷では噂された。また、そういう流れになるのだろうという妙な風説の流布が、長尾たかしが消えて喜ぶ方々によって、かどうかは知らないが、意図的に為された気もする。ただ、職責を感じて正直に「考えた」ことは事実。そしてこの間に、14区という「特殊事情の選挙区」「ねじれ選挙区」の中で、党派を越えて国政を目指す長尾たかしをご支援を頂いている方々といろいろな議論をしたり、設計図を書いてみたりもした。しかし、府会への出馬という結論ではなく、むしろ「長尾たかしの役割がより明確になった」ということで、私は継続して国政選挙の準備をするということで内部的には一致した。

いずれにせよ、いい訳である。

今回の擁立断念により、共産党候補が1議席獲得することになる。これは、党役員として支援者の方々にどれだけ非難を浴びても足りる事はないと理解している。本日も道を歩いていて、すれ近い様に長尾たかしと分かると「どぉすんねん、府会はぁ」「あかんのぉ、民主党は」と厳しいご指摘を頂くこと3回。昨日も、まだ納得のいかない婦人部の方から「やっぱ、どぉしてもあかん?」のお電話を頂いた。ご期待頂く事は心から感謝したい。そして、ご期待に添えないことについては、何度でも説明をしていきたいと思っている。

決して原因をすりかえるつもりはないが、田中氏が年末ギリギリになって、後継者擁立をすることなく、市長選挙に出馬表明をする。府会選挙が無風となることを承知で、民主党もこれに続く。すべてを最優先させて、この方針を何故選択したのか?。八尾市政がそれほどにまで危機的な状態にあるからである。八尾市民が思っている以上に、市民は何も知らさせておらず、重大なことが隠されている。

市内には使われる予定がなくなった公営掲示板が立っている。「パパ達のせいよ、これも税金の無駄遣いになっちゃったわね。」・・・言葉がない。
コメント (6)
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