総連施設 90自治体が減免措置 総務省、見直し通達へ (産経新聞) - goo ニュース
八尾市議会でも、問題になっている。
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昨年12月の本会議における個人質問でも、この問題を提起いたしましたが、八尾市東久宝寺二丁目にある朝鮮総連の八尾柏原同胞会館に対する固定資産税の支払い免除に対する市のお考えをお聞かせいただきたいと思います。
単なる任意団体の施設であるにもかかわらず、市条例の中にある、地域の集会所としての取り扱いによって、減免を続けておられるわけでありますが、果たして朝鮮総連の実態や、過去日本の国益をいかに阻害し続けてきた団体であるかということ、あるいは日本人拉致等のさまざまな犯罪行為との関係を知った上でのことか、市のお考えをお聞かせください。・・・三宅議員
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対し、行政の回答が、
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固定資産税の取り扱いについてでありますが、議員御指摘の八尾柏原同胞会館の課税状況につきましては、昨年の12月議会で答弁させていただいておりますように、個々の課税情報を申し上げることは、地方税法において守秘義務が課せられていることから、御答弁できかねますので、よろしく御理解賜りますようお願い申し上げます。
なお、固定資産税の減免につきましては、市税条例や規則におきまして、固定資産の用途に応じ、個別に減免の要件や減免率等を規定し、それらの規定に基づき、適正に運用しております。・・・佐々木助役
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と、過去にもこの繰り返しで、埒があかない。
2回目の質問。
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朝鮮総連の東久宝寺二丁目の固定資産税の件ですね。今、助役がこういうことをおっしゃいましたですね。「昨年12月議会で答弁いたしておりますように、個々の課税情報を申し上げることは、地方税法において守秘義務が課せられていることから、御答弁できかねますと。なお、固定資産税の減免につきましては、市条例や規則におきまして、固定資産の用途に応じ、個別に減免の要件や減免率等を規定し、それらの規定に基づき、適正に運用しております」、これ、質問、読んでますか。
私は、課税情報聞いてるの違いますねん。減免してるというのは、これはもう公然たる事実ですねん。だから、取りなさいと言うてますねん。課税情報聞いてるの違いますよ。課税しなさいと、それで適切に運用されてないから、課税しなさいということを言ってるんです。朝鮮総連の施設に。
去年も言いましたけども、市税収入405億7600万、平成14年度はね。この中の186億6500万、46%、これ、固定資産税の比率です。15年度は、389億の市税収入の全体の中で、率は同じ46.1%やけど、179億2200万ということで、市税収入の最大の柱であると、この固定資産税はですね。減免の方は、市税条例の第75条の第2項、「公益上その他の事由により、これを減免することができる」ということでされてるわけなんですけどね。その運用というんですか、これは、私は完全に間違っていると思いますよ。
昨年の12月にも言いましたように、この所有権というのは有限会社、資本金300万円の有限会社であって、任意団体の施設です。そこから取るのは当たり前のことで、しかも朝鮮総連ですな。これ、どういう団体かということを、今からるる説明させていただきたいと思います。果たして、今から説明する内容が、公益に合致しているかどうか、これは、理事者の御判断と市民の判断には、非常に大きな乖離があると思いますよ。
12月6日付けの朝鮮新報に、「三宅博八尾市議会議員の民族教育侮辱発言で、同胞、学父母ら、怒りの緊急集会」ということで、私に対する何か批判の集会がどうもあそこの会館でされたらしいですね。
そこで、私の発言をとらえて、「民族教育を侮辱し、朝鮮と総連を誹謗中傷した」と、こういうことが書かれているんですね。それで、「チョソンハッキョを楽しく支える生野の会」の方とか、チョソンハッキョというのは朝鮮語で朝鮮学校というんですね。
それから、同胞と学父母たちが主体となって、最後まで闘っていこうと呼びかけたと。私と闘うということですな、これは。
それでは、朝鮮総連ですね、これはどういうふうな団体かということですけども、私自身は、昭和47年に朝鮮半島問題に関与するようになったんですね。32年前です。それ以後、韓国語の勉強をしたりとか、いろいろな活動をしてきたわけなんですけれども、過去ずっと私、一貫しているのは、これは本当に朝鮮総連の役員が誤解してるなと思いますけれども、在日韓国朝鮮人を擁護する立場で私はずっと活動してきたんですよ。今もその思いは全く変わりない。揺るがないというふうに私は思っております。
きのう夕方、4チャンネルのテレビで、朝鮮学校の方がテレビ放送に出られて、朝鮮学校の補助金について、何か朝鮮学校の内容について、いろいろとおっしゃっていたということですね。前の議会でも、私は朝鮮学校の補助金は、もうやめなさいと。八尾市は過去、平成6年から50万、ずっと拠出し続けていると。大阪府下の市町村、自治体が約4000万、大阪市の3000万を筆頭に、約4000万。大阪府が約2億から拠出しているんですね、朝鮮学校に対する補助金ですね。日本全国で毎年10億からの補助金が、朝鮮学校に対して支払われているわけです。
今、朝鮮学校の生徒さんは、1万人をはるかに切ってるというふうな状態で、1万人としても10億やったら、1人頭年間10万円の補助金が交付され続けてるんです。これは日本国民の血税からですよ。そのテレビの中では、朝鮮学校の実態を、プールもない、体育館もないと、非常に教育に支障を来すと、十分なことをやってやれないというふうなことを朝鮮学校の東大阪の校長先生が何か、おっしゃったらしいんですけどね。毎年10億の補助金ですよ、授業料とか、そういったもの以外にね。各自治体が拠出し、それを受け取りながら、なぜプールも体育館もできないか。北朝鮮本国に送金してるからですよ、これ。ずっとしてるから、あれなんですよ。
だから、八尾市が出してる50万、これは子どもさんの教育に十分にそのまま反映されているんじゃないんですわ。教育費の軽減とか、あるいは教育内容の充実とか、北朝鮮政府を支えるお金になっているわけです。その北朝鮮政府は、過去に、日本に何してきた。そのことを考えると、これはもう本当に、日本国民に対して裏切り行為になるわけなんですよ、この50万の拠出をし続けるということは。
さっきの朝鮮新報が、民族差別や、侮辱やということで、私を攻撃してるんですけどね。これはとんでもない言いがかりでして、全く反対で、朝鮮総連こそが在日朝鮮人を搾取し続けてきた。こういう歴史なんですよ。また抑圧し続けてきたと、その多くの事例、何ぼでもありますがな、言うたら。
1つは、昭和34年に始まった北送運動ですわ。きょうもその朝鮮総連の過去犯してきた犯罪行為の数々を、この場で読むためにいろいろと資料をあさってたんですが、多過ぎて、絞り込むのに非常に苦労をした。
1番目には、萩原遼さん、共産党の元赤旗の平壌特派員やった人ですけどね。この人は、朝鮮総連を何と言ってるか。
朝鮮総連は、表向きは大衆組織であるが、二重組織になっていて、裏は朝鮮労働党の日本支部である学習組が牛耳ってる。この学習組が総連中央機関や各県本部機関を占拠し、本国の金正日政権に直結していて、その指示どおりに動き、日本人拉致の手伝いや、在日朝鮮人10万人を地獄に送り込んだ帰国事業、彼らの金融機関である朝銀を舞台に、多額の金を金正日に不正に送金するなど、悪事の数々を実行してきた。
これ、萩原遼さんの本「拉致と核と餓死の国、北朝鮮」ですわ。
次に、これは佐藤勝巳さん、救う会の全国協議会の会長ですね。八尾の方にも来られましたね、前に。人権研修で拉致問題を取り上げたときにね。増元照明、佐藤勝巳という方、来られましたね。この人は、私ももちろん親しいんですけれども、元日本共産党員で、北送運動の新潟県の事務局長をやっていた人なんですな。多くの在日朝鮮人、またあるいは在日朝鮮人と結婚した日本人男性、日本人女性、その間に生まれた子どもを「地上の楽園」やということで、朝鮮総連が在日の多くを騙して、向こうへ送り返したわけです。そのときの新潟県の事務局長で、帰ったら、とんでもない地獄やったと。それに対する反省といいますか、自責の念から、拉致日本人を何としても、一生を捧げて救い出さなあかんということで、今、救う会の全国協議会の会長をされています。
この中には、日本共産党の指導下にあった朝連というふうなことで、朝鮮総連というのは、できたのは昭和30年の5月ですが、それ以前は、昭和20年の10月に、朝連という組織ができたわけです。それがいろいろと分裂やら何やらして、1つは民団になったりとか、朝鮮総連に最終的になった。ところが分裂後の朝連の主要幹部は、日本共産党の党員が占めた。そのトップは、中央委員の金天海と中央委員候補の宋性徹、金斗鎔、朴恩哲らである。したがって、当時の朝連は日本共産党の指導下の大衆団体の1つであった。
こういうことを書いてるわけですね。これ、当事者やから、やっぱりよく知っておられるわけですね。
それから、総連が犯罪組織と言われる理由とはと、この中に、「法律に違反する行為を犯罪と呼ぶなら、この総連という組織は、犯罪集団と呼ぶにふさわしいものであろう。誤解を招かないように言っておくと、組織のすべての人がそうであると言っているわけではない。もちろんごく善良な人たちもいる。だが、組織総体的に見た場合、やはり問題の多い集団と言わざるを得ないのだ」と。こういうふうなことが書かれています。
地下活動の実動部隊、学習組とかですね、朝鮮総連の幹部の連中は、みんなその学習組といいますかね、朝鮮労働党の党員であるんですよね。
総連は、日本社会にどんな影響を与えているかという項では、平均的日本人の総連へのイメージは、何をするかわからない、怖い集団ということに要約できるであろう。筆者は、本書と同様のことを講演して回っているが、その際、決まって身辺は大丈夫ですか、身に危険がないかという心配の声が寄せられる。このような事実を通して知ったのであるが、一般の日本人は、総連をテロ集団と認識している。この認識は誤解でも、偏見差別でもない。素直に見れば、そうとしか映らないからだ。
一般の日本人は、総連をテロ集団と認識している。さっき適切に運用していると、公益性があることによって運用しているということでしょう。一般の日本人の認識と大きな乖離がありますよ。その辺のところ、どう考えてるんですか。
同じく佐藤さん、「日本外交はなぜ朝鮮半島に弱いのか」、この本では、こういうことも書かれていますね。さっきのあれですけど、総連の中には、非公然組織としての朝鮮労働党の別名、学習組というのがあると。これが朝鮮総連全体を牛耳ってる中核やということですよ。
今の萩原さんと佐藤勝巳さん、これは日本の方やと、だからそんなもん、日本人が悪意を持って朝鮮総連を攻撃してんねんということを、朝鮮総連の連中は言うかしらんけども、それじゃ、朝鮮総連の大幹部であった韓光熙、日本読みでいうとカン・コウキさんのインタビューを、野村旗守というジャーナリストが書いたものをまとめたんです。「わが朝鮮総連の罪と罰」と、これはもう朝鮮総連の中心にいて、大幹部やった男です。
そこで、どういうことが書いてあるか。
およそ10万人を帰した帰国運動によって、朝鮮総連にはこのようにぬれ手にアワのような財産がうなるほどあった。帰国者たちは、そのほとんどが所有していた土地や建物を総連に寄附して帰った。そうすれば、祖国で応分の資産を保証するという誓約書を総連が書いたからである。しかし、その約束が簡単にほごにされたことは、言うまでもない。結果から言えば、朝鮮総連は10万人の同胞を地獄に突き落とした上で、その私財を収奪したということになる。
こういうことを朝鮮総連の大幹部の韓さんが答えているんですね。この人は、もう朝鮮総連と袂を分かって、過去の朝鮮総連の罪状をこの本のインタビューにずっと答えられているわけです。
昭和34年の12月に始まった北送運動、当時、在日朝鮮人1人頭、持って帰れるお金は4万円ということなんです。それ以外の財産は、皆、在日朝鮮人の北へ帰るという人は、みんなそれは売り払ったり、換金したりして、その残りのお金はみんな朝鮮総連に寄附をしたんですな。それで4万円だけ持っていったと。ところが、向こうへ行ったら、全くこっちで寄附したものにふさわしい資産は全く保証されなかった。だまし討ちに遭ったということですね。
それから、日本人拉致なんですけれども、これは北朝鮮本国、金日成、金正日、この2人によって秘密指令といいますか、こういったものによって日本で起こされたものであるということですね。
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減免措置の行方、あるべき行政の態度は決まっているはずなのに・・・。
八尾市議会でも、問題になっている。
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昨年12月の本会議における個人質問でも、この問題を提起いたしましたが、八尾市東久宝寺二丁目にある朝鮮総連の八尾柏原同胞会館に対する固定資産税の支払い免除に対する市のお考えをお聞かせいただきたいと思います。
単なる任意団体の施設であるにもかかわらず、市条例の中にある、地域の集会所としての取り扱いによって、減免を続けておられるわけでありますが、果たして朝鮮総連の実態や、過去日本の国益をいかに阻害し続けてきた団体であるかということ、あるいは日本人拉致等のさまざまな犯罪行為との関係を知った上でのことか、市のお考えをお聞かせください。・・・三宅議員
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対し、行政の回答が、
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固定資産税の取り扱いについてでありますが、議員御指摘の八尾柏原同胞会館の課税状況につきましては、昨年の12月議会で答弁させていただいておりますように、個々の課税情報を申し上げることは、地方税法において守秘義務が課せられていることから、御答弁できかねますので、よろしく御理解賜りますようお願い申し上げます。
なお、固定資産税の減免につきましては、市税条例や規則におきまして、固定資産の用途に応じ、個別に減免の要件や減免率等を規定し、それらの規定に基づき、適正に運用しております。・・・佐々木助役
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と、過去にもこの繰り返しで、埒があかない。
2回目の質問。
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朝鮮総連の東久宝寺二丁目の固定資産税の件ですね。今、助役がこういうことをおっしゃいましたですね。「昨年12月議会で答弁いたしておりますように、個々の課税情報を申し上げることは、地方税法において守秘義務が課せられていることから、御答弁できかねますと。なお、固定資産税の減免につきましては、市条例や規則におきまして、固定資産の用途に応じ、個別に減免の要件や減免率等を規定し、それらの規定に基づき、適正に運用しております」、これ、質問、読んでますか。
私は、課税情報聞いてるの違いますねん。減免してるというのは、これはもう公然たる事実ですねん。だから、取りなさいと言うてますねん。課税情報聞いてるの違いますよ。課税しなさいと、それで適切に運用されてないから、課税しなさいということを言ってるんです。朝鮮総連の施設に。
去年も言いましたけども、市税収入405億7600万、平成14年度はね。この中の186億6500万、46%、これ、固定資産税の比率です。15年度は、389億の市税収入の全体の中で、率は同じ46.1%やけど、179億2200万ということで、市税収入の最大の柱であると、この固定資産税はですね。減免の方は、市税条例の第75条の第2項、「公益上その他の事由により、これを減免することができる」ということでされてるわけなんですけどね。その運用というんですか、これは、私は完全に間違っていると思いますよ。
昨年の12月にも言いましたように、この所有権というのは有限会社、資本金300万円の有限会社であって、任意団体の施設です。そこから取るのは当たり前のことで、しかも朝鮮総連ですな。これ、どういう団体かということを、今からるる説明させていただきたいと思います。果たして、今から説明する内容が、公益に合致しているかどうか、これは、理事者の御判断と市民の判断には、非常に大きな乖離があると思いますよ。
12月6日付けの朝鮮新報に、「三宅博八尾市議会議員の民族教育侮辱発言で、同胞、学父母ら、怒りの緊急集会」ということで、私に対する何か批判の集会がどうもあそこの会館でされたらしいですね。
そこで、私の発言をとらえて、「民族教育を侮辱し、朝鮮と総連を誹謗中傷した」と、こういうことが書かれているんですね。それで、「チョソンハッキョを楽しく支える生野の会」の方とか、チョソンハッキョというのは朝鮮語で朝鮮学校というんですね。
それから、同胞と学父母たちが主体となって、最後まで闘っていこうと呼びかけたと。私と闘うということですな、これは。
それでは、朝鮮総連ですね、これはどういうふうな団体かということですけども、私自身は、昭和47年に朝鮮半島問題に関与するようになったんですね。32年前です。それ以後、韓国語の勉強をしたりとか、いろいろな活動をしてきたわけなんですけれども、過去ずっと私、一貫しているのは、これは本当に朝鮮総連の役員が誤解してるなと思いますけれども、在日韓国朝鮮人を擁護する立場で私はずっと活動してきたんですよ。今もその思いは全く変わりない。揺るがないというふうに私は思っております。
きのう夕方、4チャンネルのテレビで、朝鮮学校の方がテレビ放送に出られて、朝鮮学校の補助金について、何か朝鮮学校の内容について、いろいろとおっしゃっていたということですね。前の議会でも、私は朝鮮学校の補助金は、もうやめなさいと。八尾市は過去、平成6年から50万、ずっと拠出し続けていると。大阪府下の市町村、自治体が約4000万、大阪市の3000万を筆頭に、約4000万。大阪府が約2億から拠出しているんですね、朝鮮学校に対する補助金ですね。日本全国で毎年10億からの補助金が、朝鮮学校に対して支払われているわけです。
今、朝鮮学校の生徒さんは、1万人をはるかに切ってるというふうな状態で、1万人としても10億やったら、1人頭年間10万円の補助金が交付され続けてるんです。これは日本国民の血税からですよ。そのテレビの中では、朝鮮学校の実態を、プールもない、体育館もないと、非常に教育に支障を来すと、十分なことをやってやれないというふうなことを朝鮮学校の東大阪の校長先生が何か、おっしゃったらしいんですけどね。毎年10億の補助金ですよ、授業料とか、そういったもの以外にね。各自治体が拠出し、それを受け取りながら、なぜプールも体育館もできないか。北朝鮮本国に送金してるからですよ、これ。ずっとしてるから、あれなんですよ。
だから、八尾市が出してる50万、これは子どもさんの教育に十分にそのまま反映されているんじゃないんですわ。教育費の軽減とか、あるいは教育内容の充実とか、北朝鮮政府を支えるお金になっているわけです。その北朝鮮政府は、過去に、日本に何してきた。そのことを考えると、これはもう本当に、日本国民に対して裏切り行為になるわけなんですよ、この50万の拠出をし続けるということは。
さっきの朝鮮新報が、民族差別や、侮辱やということで、私を攻撃してるんですけどね。これはとんでもない言いがかりでして、全く反対で、朝鮮総連こそが在日朝鮮人を搾取し続けてきた。こういう歴史なんですよ。また抑圧し続けてきたと、その多くの事例、何ぼでもありますがな、言うたら。
1つは、昭和34年に始まった北送運動ですわ。きょうもその朝鮮総連の過去犯してきた犯罪行為の数々を、この場で読むためにいろいろと資料をあさってたんですが、多過ぎて、絞り込むのに非常に苦労をした。
1番目には、萩原遼さん、共産党の元赤旗の平壌特派員やった人ですけどね。この人は、朝鮮総連を何と言ってるか。
朝鮮総連は、表向きは大衆組織であるが、二重組織になっていて、裏は朝鮮労働党の日本支部である学習組が牛耳ってる。この学習組が総連中央機関や各県本部機関を占拠し、本国の金正日政権に直結していて、その指示どおりに動き、日本人拉致の手伝いや、在日朝鮮人10万人を地獄に送り込んだ帰国事業、彼らの金融機関である朝銀を舞台に、多額の金を金正日に不正に送金するなど、悪事の数々を実行してきた。
これ、萩原遼さんの本「拉致と核と餓死の国、北朝鮮」ですわ。
次に、これは佐藤勝巳さん、救う会の全国協議会の会長ですね。八尾の方にも来られましたね、前に。人権研修で拉致問題を取り上げたときにね。増元照明、佐藤勝巳という方、来られましたね。この人は、私ももちろん親しいんですけれども、元日本共産党員で、北送運動の新潟県の事務局長をやっていた人なんですな。多くの在日朝鮮人、またあるいは在日朝鮮人と結婚した日本人男性、日本人女性、その間に生まれた子どもを「地上の楽園」やということで、朝鮮総連が在日の多くを騙して、向こうへ送り返したわけです。そのときの新潟県の事務局長で、帰ったら、とんでもない地獄やったと。それに対する反省といいますか、自責の念から、拉致日本人を何としても、一生を捧げて救い出さなあかんということで、今、救う会の全国協議会の会長をされています。
この中には、日本共産党の指導下にあった朝連というふうなことで、朝鮮総連というのは、できたのは昭和30年の5月ですが、それ以前は、昭和20年の10月に、朝連という組織ができたわけです。それがいろいろと分裂やら何やらして、1つは民団になったりとか、朝鮮総連に最終的になった。ところが分裂後の朝連の主要幹部は、日本共産党の党員が占めた。そのトップは、中央委員の金天海と中央委員候補の宋性徹、金斗鎔、朴恩哲らである。したがって、当時の朝連は日本共産党の指導下の大衆団体の1つであった。
こういうことを書いてるわけですね。これ、当事者やから、やっぱりよく知っておられるわけですね。
それから、総連が犯罪組織と言われる理由とはと、この中に、「法律に違反する行為を犯罪と呼ぶなら、この総連という組織は、犯罪集団と呼ぶにふさわしいものであろう。誤解を招かないように言っておくと、組織のすべての人がそうであると言っているわけではない。もちろんごく善良な人たちもいる。だが、組織総体的に見た場合、やはり問題の多い集団と言わざるを得ないのだ」と。こういうふうなことが書かれています。
地下活動の実動部隊、学習組とかですね、朝鮮総連の幹部の連中は、みんなその学習組といいますかね、朝鮮労働党の党員であるんですよね。
総連は、日本社会にどんな影響を与えているかという項では、平均的日本人の総連へのイメージは、何をするかわからない、怖い集団ということに要約できるであろう。筆者は、本書と同様のことを講演して回っているが、その際、決まって身辺は大丈夫ですか、身に危険がないかという心配の声が寄せられる。このような事実を通して知ったのであるが、一般の日本人は、総連をテロ集団と認識している。この認識は誤解でも、偏見差別でもない。素直に見れば、そうとしか映らないからだ。
一般の日本人は、総連をテロ集団と認識している。さっき適切に運用していると、公益性があることによって運用しているということでしょう。一般の日本人の認識と大きな乖離がありますよ。その辺のところ、どう考えてるんですか。
同じく佐藤さん、「日本外交はなぜ朝鮮半島に弱いのか」、この本では、こういうことも書かれていますね。さっきのあれですけど、総連の中には、非公然組織としての朝鮮労働党の別名、学習組というのがあると。これが朝鮮総連全体を牛耳ってる中核やということですよ。
今の萩原さんと佐藤勝巳さん、これは日本の方やと、だからそんなもん、日本人が悪意を持って朝鮮総連を攻撃してんねんということを、朝鮮総連の連中は言うかしらんけども、それじゃ、朝鮮総連の大幹部であった韓光熙、日本読みでいうとカン・コウキさんのインタビューを、野村旗守というジャーナリストが書いたものをまとめたんです。「わが朝鮮総連の罪と罰」と、これはもう朝鮮総連の中心にいて、大幹部やった男です。
そこで、どういうことが書いてあるか。
およそ10万人を帰した帰国運動によって、朝鮮総連にはこのようにぬれ手にアワのような財産がうなるほどあった。帰国者たちは、そのほとんどが所有していた土地や建物を総連に寄附して帰った。そうすれば、祖国で応分の資産を保証するという誓約書を総連が書いたからである。しかし、その約束が簡単にほごにされたことは、言うまでもない。結果から言えば、朝鮮総連は10万人の同胞を地獄に突き落とした上で、その私財を収奪したということになる。
こういうことを朝鮮総連の大幹部の韓さんが答えているんですね。この人は、もう朝鮮総連と袂を分かって、過去の朝鮮総連の罪状をこの本のインタビューにずっと答えられているわけです。
昭和34年の12月に始まった北送運動、当時、在日朝鮮人1人頭、持って帰れるお金は4万円ということなんです。それ以外の財産は、皆、在日朝鮮人の北へ帰るという人は、みんなそれは売り払ったり、換金したりして、その残りのお金はみんな朝鮮総連に寄附をしたんですな。それで4万円だけ持っていったと。ところが、向こうへ行ったら、全くこっちで寄附したものにふさわしい資産は全く保証されなかった。だまし討ちに遭ったということですね。
それから、日本人拉致なんですけれども、これは北朝鮮本国、金日成、金正日、この2人によって秘密指令といいますか、こういったものによって日本で起こされたものであるということですね。
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減免措置の行方、あるべき行政の態度は決まっているはずなのに・・・。