泉飛鳥塾

「古(いにしえ)の都・飛鳥」の原風景と共に、小さな旅で出会った風景等を紹介したいと思います!

「古都飛鳥遺跡さんぽ・やさしい考古学教室・2020」

2020年10月10日 09時49分00秒 | 歴史

奈良県明日香村において、9月下旬に「帝塚山大学と古都飛鳥保存財団連携イベント」が実施され、久しぶりに参加しました。

今回は、「古都飛鳥遺跡さんぽ・やさしい考古学教室・2020」の様子を紹介したいと思います。

今回のテーマは、「古都飛鳥遺跡さんぽ(飛鳥寺)・やさしい考古学教室(拓本)」という題で、帝塚山大学の二人の先生方の講義が飛鳥寺研修会館で行われました。コロナの関係で人数制限がなされましたが、飛鳥大好きの方々が熱心に受講されていました。講座の前半は、座学と飛鳥寺等の見学でした。後半は、古代瓦の拓本体験でした。

前半の講義の内容は、「飛鳥寺の歴史」・「飛鳥寺釈迦如来像」・「飛鳥寺の考古学」でした。講義の後、飛鳥寺等に行き詳しい説明がおこなわれました。質問にも丁寧に答えられていて、とてもわかりやすかったです。後半は、古代瓦の拓本体験でした。拓本とは、器物の形や刻銘・文様等を墨によって紙に写し取る方法のことです。

今回の体験活動は、飛鳥・奈良時代等の瓦の拓本でした。先生の説明の後、実際にやってみました。以前、体験したことがあったのですが、1000年以上前の瓦をもとにする拓本体験活動は、とても感激でした。ちなみに、今回私が拓本にした瓦は「藤原宮」・「久米寺」でした。なんとか出来ましたので、記念に色紙に貼って家に飾っています。

この講座の面白い所は、座学だけでなく大学の先生が一緒に郊外にでて、案内・説明されることです。色々な角度からの説明に、大変興味を持ちました。また、体験活動も取り入れられて、とても満足感一杯の講座でした。

飛鳥の楽しみ方は自然散策・歴史探訪等色々あると思いますが、今回のこのような講座もその一つだと思います。それにしても、「飛鳥」に住んでいながら、知らないことばかりでとても勉強になりました!

                          

 

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