泉飛鳥塾

「古(いにしえ)の都・飛鳥」の原風景と共に、小さな旅で出会った風景等を紹介したいと思います!

「古都飛鳥文化祭 2017」

2017年10月15日 15時40分13秒 | 散歩

奈良県明日香村において、10月14・15日に「古都飛鳥文化祭 2017」が行われました。

飛鳥は今、稲が黄金色に輝きとても秋らしい景色を見ることが出来ます。

残念ながら今回、両日ともあいにくの天気となりましたが、多くの方が「古都飛鳥文化祭」を楽しんでおられました。

今回は、「古都飛鳥文化祭 2017」の様子を紹介したいと思います。

古代文化の香り豊かな「飛鳥」は、遥か1400年前に日本初の都が置かれていた地です。歴史的風土と人々の心が築き上げてきた文化と誇りを伝える秋の祭りが、2015年に始まった「古都飛鳥文化祭」です。本年は「第32回国民文化祭・なら2017」の一環として行われます。

2017年は、国民文化祭の一環として「明日香の祭りをみんなで創ろう!」を合言葉に、明日香村伝承芸能、奉納祭、古墳祭、明日香の子どもらによる郷土学習発表「南無手踊り」、和太鼓「倭」の特別ライブ、御輿や山車の村内パレードなどが催されました。

飛鳥の地において、古代そして現代の文化の形を未来へ伝えるとともに、飛鳥の文化の魅力を体感できる「古都飛鳥文化祭」です。

〇10月14日(土)は、何とか雨も降らず主なプログラムは実施されましたが、残念ながら「持統天皇行幸ウォーク」は中止となりました。

楽しみにしていた和太鼓「倭」さんの特別ライブは、おおいに盛り上がりました。今回も、とても素晴らしい演奏でした。

演奏後、参加者全員で手作りの御輿や山車を引きながら村内をパレードしました。昨年から始められ、私自身も2回目の参加となりました。「祭」に参加できて、とても楽しかったですよ!

ファイナーレには花火が打ち上げられ、夜空を鮮やかに彩りました。今年も、とても綺麗でした。

〇10月15日(日)は、残念ながら朝から雨で参加者も少なかったようです。「あすか風舞台」では、予定どおりのプログラムが実施されました。

今回は、明日香の子どもらによる郷土学習発表(南無手踊り)と、明日香村を中心に活躍する劇団「時空」さんと、地元「万葉会」のコラボの歴史劇を見てきました。

明日香小学校の生徒さんによる雨乞いの踊り「南無手踊り」。伝統的な踊りを小学生らしく楽しく踊っていて、とても可愛らしかったです。

また、劇団「時空」さんと地元「万葉会」のコラボの歴史劇は、飛鳥時代に活躍した人々が詠ん歌を「万葉会」の方が朗唱され、それを「時空」さんによって寸劇にされました。

今回、初めて見ましたが古都「飛鳥」にマッチしていて、とても良かったです。 

〇日時:2017年10月14日(土)~15日(日)
場所:国営飛鳥歴史公園石舞台地区あすか風舞台ほか
【主なプログラム】
●八雲琴・南無手踊りなど、明日香村独自の伝統文化の披露
●万葉朗唱や講演会など、万葉文化を通じた交流
●明日香村を中心に活躍する、劇団「時空」による歴史劇
●農産物収穫祭
●山車の村内練り歩き
●明日香村を拠点に国内外で活躍する、和太鼓「倭」のコンサート
 
来年も、楽しみにしています。来年は、秋晴れの中での「古都飛鳥文化祭」になりますように・・・
                                                  
 
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