泉飛鳥塾

「古(いにしえ)の都・飛鳥」の原風景と共に、小さな旅で出会った風景等を紹介したいと思います!

飛鳥の「真神原の夏に咲く花・2021」

2021年08月03日 09時33分50秒 | 散歩

真神原(まかみがはら)」は、飛鳥の中央部にあった原野をさす古代地名で、奈良県高市郡明日香村の飛鳥寺を中心とした一帯を指しています。

《万葉集》に、「大口の 真神の原に 降る雪は いたくな降りそ 家もあらなくに」(舎人娘子)と、うたわれています。

古代では真神原というのは、「真神」すなわちオオカミのすむような原野と意識されていたと思われます。

今は、のどかな田園地帯となっています。夏は、数はすくないですが夏の花がところ所に咲いています。

今回は、飛鳥の「真神原の夏に咲く花・2021」を紹介したいと思います。

特に飛鳥寺近くにある蓮畑の蓮の花が綺麗です。これは、鑑賞用の蓮畑ではなく蓮根を採取するために育てられている蓮畑ですが、白やピンク色の可憐な花を見ることができます。「蓮の花」は、古来より日本において短歌や俳句で夏の季語として詠まれ、涼しさを呼ぶ夏の季節の代表的な水生植物として親しまれてきました。

他には、ヒマワリや夏コスモス等を見ることができます。

飛鳥寺から飛鳥宮殿跡まで、夏の青空の下のんびりと散策するととても気持ちがいいですよ!

                                 

コメント (2)
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