「日本の原風景」が色濃く残っている奈良県明日香村.。その風景のひとつとして、棚田があります。
特に、奥飛鳥と呼ばれている稲渕地区の棚田は「日本の棚田百選」にもなっています。
今回は、飛鳥の「夏の棚田の風景・2021」を紹介したいと思います。
飛鳥の魅力の一つに、歴史的な景観は勿論ですが、古代から残る豊かな自然です。棚田に映る雲や山並みは何とも言えない懐かしい景色です。
今回紹介する棚田は、稲渕地区・坂田地区・細川地区です。緑のじゅうたんの棚田の風景は、とても綺麗でした。
特に「稲渕(いなぶち)」地区は、飛鳥川流域に点在する農地・森林などの景観が「奥飛鳥の文化的景観」の名称で文化財保護法に基づく「重要文化的景観」として選定されています。また、「日本の里百選」・「美しい日本のむら景観百選」にも選定されている素敵な場所です。
私のお気に入りの場所で、週に一度は散策しています。
この地区では、毎年9月中旬に行われている「案山子祭り」・「彼岸花祭り」があります。昨年は新型コロナウィルス感染拡大防止のため、残念ながら開催は中止となりました。
今年は、どうなるのでしょうか・・・
すでに稲渕の棚田には、ジャンボ案山子(高さ6m)が展示してありました。今年は、二刀流で活躍している大谷翔平さんです。どういうわけか、チーム名は、asukaでした。
一刻も早くコロナ禍が落ち着き、多くの方に「日本の原風景」が色濃く残っている飛鳥の風景を、見ていただけたらと願っています!