奈良県桜井市にある「談山神社」は、歴史と共に紅葉がとても素晴らしい所です。
今回は、紅葉に染まる「談山神社」を紹介したいと思います。
「談山神社」は社伝によると、唐の国から帰国した藤原鎌足の長男の定慧(じょうえ)が、摂津の阿威山に葬られていた鎌足の遺骨を、多武峰に移送しその場所に十三重塔を建て、その南に堂を建立したとされています。
多武峰の最高所の御破烈山には、鎌足の遺骨を改葬したと伝えられる円墳があり、国家異変の際にはこの山が鼓動し、聖霊院の鎌足像が破裂すると言われています。
乙巳の変(大化の改新)の変の中心人物である藤原鎌足は、死後もこの国を守っているのでしょうか。
「談山神社」は、十三重塔をはじめ多くの重要文化財の建築物があり、朱塗りの建物と紅葉がとてもマッチしていて、とても綺麗でした。
また、いたる所に神様が降臨されるといわれている磐座(いわくら)があり、パワースポットとして注目されているようです。多くの方が来られていました。
紅葉に染まる「談山神社」は、歴史と共に日本の秋を満喫できる素晴らしい所ですね!