アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリング、コンサルティングを行っています。
アドラー心理学による勇気づけ一筋40年 「勇気の伝道師」   ヒューマン・ギルド岩井俊憲の公式ブログ



おはようございます。ヒューマン・ギルドの岩井俊憲です。

今朝は、息子のことを書きます。

息子は、幼稚園生の頃から私が家に帰ると、「お帰り」と大きな声で迎えてくれます。18歳にもなって、昨晩もそうでした。

「お帰り!」。玄関まで声が響きます。言いたくない気持ちの時もあったろうに、10数年の間、同じように声をかけてくれます。

大きな声をかけられると、「ああ、家に帰ったんだ」という気持ちになり、疲れの大部分が消え去ります。

その息子が間もなく高校を卒業します。今週末には卒業式。

息子のために背広を買いました。

一昨晩、ネクタイの締め方を教えてあげました。
背広を着、Yシャツを着ると、学生服姿とは何かしら違います。

彼の背中に回って、ネクタイを締めました。厚い胸板。私そっくり。
「なんだかトーちゃんに体格、似てるな。それに、まるで新入社員じゃないか」
「そうね。ノリ君もそっくりね」と妻。

ノリ君は、私と前妻との間の男の子です。31歳になります。
彼とは、彼が小学校に入ろうとするときに別れ、一緒には暮らしていません。
しかし、彼の大学3年から4年にかけての1年半、我が家に同居していました。

弟は、兄が大好きです。学校で「尊敬する人」を書く欄に「兄」と書きました。
兄も弟と男2人でお酒を飲む日を楽しみにしています。

そんなことをあれこれ思い出しながら、父と、男の子2人が同じ胸板の厚い体格になったのがうれしく、2階の書斎に行って、1人そっと涙をぬぐった私でした。

◎ヒューマン・ギルドのホームページ

3月4日にヒューマン・ギルドのトピックスに「消しゴミで消したい青春の物語」(完結編)をアップしました。mixiの日記でご覧になった人がいるかもしれませんが、参考までにお知らせします。リンクからも入れます。

http://www.hgld.co.jp/event1/


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