アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリング、コンサルティングを行っています。
アドラー心理学による勇気づけ一筋40年 「勇気の伝道師」   ヒューマン・ギルド岩井俊憲の公式ブログ



おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(10月30日)は、ヒューマン・ギルドは情報の受信・発信の基地だということをしみじみ感じた1日でした。

1.発信面

目次 心さん(ヒューマン・ギルド 法人事業部営業統括マネジャー)からもたらされた企業の研修案件の企画を完成させ、先方のとオンライン・ミーティングの予約を取りました。

10:30からは、ある企業の管理者の方とオンラインで目次さんを含む3人でWebexで30分ほどやり取りしました。

本来なら時間をかけて訪問して説明しなければならないところをこんなふうにして時間と経費を節約して打ち合わせができるのはオンラインの恩恵です。

午後の研修室では、永藤かおるさん が某銀行主催の公開セミナー(オンライン)の講師を務めていました。

このところ企業の研修の半分ほどはオンライン開催です。

研修室がオンラインのスタジオ利用が多くなっています。

カミさんも会社に駆り出して郵送会員と企業の方々へのニュースレターを送付しました。

また、メール会員にもメールでニュースレターを配信し、郵送とメールで1,800人にのニュースレターを送ったのです。

巻頭言では『愛と勇気づけの親子関係セミナー(SMILE)』について2つのことをお知らせしました。

(1)ニューバージョン誕生の件

(2)講師交代の件

まずは、『愛と勇気づけの親子関係セミナー(SMILE)』のテキストとリーダーマニュアルが一新します。
章立てなどの構成は変わらず、表記などが令和の時代にふさわしい内容になります。

ページ数も増え、1987年2月以来のテキスト代金も値上げやむなくなりました。

すでに告知していて講座料を上げるのが困難な方は、従来のテキストも併売していますので、そちらをご注文ください。

講師交代については、1985年からのヒューマン・ギルドの会員で、1990年代の初めからヒューマン・ギルドで行うSMILEの講師を30年近くお務めいただいてた庭野静子さんが、体調不良のため講師の座を退かれたのに伴い、成瀬夕子さん(勇気のなる木 代表、アドラー・カウンセラー、SMILEリーダー、ELM勇気づけトレーナー)を後任講師に抜擢しました。

成瀬夕子さん は、2019年12月6日の カウンセリング演習(平日コース)で見事実技試験に合格されました。

夕子さんは、カウンセリングの腕を上げる訓練をされてきただけでなく、地域との関わりを長らくやってこられた方でもあります。

そのことは、2018年9月18日に「ないものねだりから あるもの生かしへの転身~町おこしプロジェクト~」と題して登壇されたアドラー心理学ゼミナール でのご講演で明らかです。
下記をご参照ください。

◆2018年9月18日付けブログ 成瀬夕子講師によるアドラー心理学ゼミナール:ないものねだりから あるもの生かしへの転身


(講座開始前の記念写真)

私は、成瀬夕子さんの活躍・成長ぶりをずっと観察し続け、先輩講師の 三宅美絵子さんとも相談しながら講師に抜擢しました。

2.受信面

上谷実礼さん(ヒューマンハピネス株式会社 代表取締役、産業医、医学博士)が最新著『ミレイ先生のアドラー流勇気づけ テレワーク・在宅勤務トラブルサポート: 産業保健スタッフ・ビジネスパーソンの悩みを解決!』(上谷実礼著、メディカ出版、2,400円+税)をお送りくださいました。

メディカ出版からのシリーズ4冊目になります。

このところヒューマン・ギルドの会員や関係者の方の出版が多くなり、やや積読状態になっていますが、私は時差があっても必ず読むことにしています。

受信面でまだまだ書くことがありますが、この辺で。

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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(10月29日)はテレワークの日でした。

11月にオンラインで行う研修の準備が万端になりました。

1.マリーナ・ブルフシュタイン博士ワークショップ(2講座)&アドラー生誕150周年記念イベント

2.アドラー派による「夢のワーク」講座


1.マリーナ・ブルフシュタイン博士ワークショップ(2講座)&アドラー生誕150周年記念イベント

マリーナ・ブルフシュタイン博士(アドラーユニバーシティ(大学院)教授、国際個人心理学会副会長)を講師として開催するビッグ・イベントの詳細な打ち合わせを 水野美津子さん(アドラーと仲間たちの会 主宰)、梶野 真さん (日本アドラー心理学協会 代表理事)、永藤かおるさんと4人で、特に11/1 (日)アドラー心理学の理論と臨床における発展:アドラーからドライカースへ ~アドラー心理学の系譜~を中心に行いました。

水野さんが用意してくれたタイムテーブルをもとに3時間以上かけて微に入り細に渡り行いました。

本場のアドラー心理学の大学院レベルの講義が自宅で受講可能なのです。

次の概要で開催します。

 マリーナ・ブルフシュタイン博士ワークショップ(2講座)&アドラー生誕150周年記念イベント

・共催:ヒューマン・ギルド/日本アドラー心理学協会/アドラーと仲間たちの会

・講座の詳細

2020年【初オンライン】11月開催! マリーナ・ブルフシュタイン博士ワークショップ(2講座)&アドラー生誕150周年記念イベント
講師:マリーナ・ブルフシュタイン博士(アドラーユニバーシティ(大学院)教授)

(1)11/1 (日)アドラー心理学の理論と臨床における発展:アドラーからドライカースへ ~アドラー心理学の系譜~

こちらの申し込み期限は本日(10月30日)12:00までです。

以下もなるべくお早めに。

(2)11/7・8(土日) 所属と共同体感覚 理論から実践まで:~居場所があるということ~

(3)11/3(火、祝) アドラー生誕150周年をマリーナと祝う、オニオン・ロール・ティーパーティー

このプロジェクトは、マリーナ・ブルフシュタイン博士(写真右)の愛弟子の水野さん(ワークショップの通訳担当、写真左、この写真ご提供)と梶野さん(ファシリテーターご担当)の2人の存在ありてこそです。

感謝の気持ち一杯です。


2.アドラー派による「夢のワーク」講座

20:00から1時間ほど 番澤清美さん (写真右上)と 佐髙葵月代さん(写真下)と11月29日(日)開催のアドラー派による「夢のワーク」の進行の仕方について詳細な打ち合わせをしました。

番澤さんは、ヒューマン・ギルドでアドラー派による「夢のワーク」を学んだ人たちの自主勉強グループのリーダーでZoomに詳しい方なので、当日のZoomの運用を担当される佐高さんと私に細かいことをご指導くださいました。

また、当日もご参加いただけることになりました。

他派でドリームワークを勉強してきた、夢解釈に詳しい人が2人も参加します。

どんな展開になるのか楽しみです。

アドラー派による「夢のワーク」 の詳細は次のとおりです。

※ヒューマン・ギルドとアドラー心理学研究会(札幌、代表:佐髙葵月代氏)との共催企画

日  時:11月29日(日) 13:15~17:15  
受講料:11,000円(税込み、資料付き)、再受講5,500円(再受講は会員限定、税込み)

この講座に出ると、夢との楽しい付き合いができ、重要なメッセージを夢から受け取ることができます。

アドラー派の夢解釈にご関心をお持ちの方は、「アドラー心理学による夢解釈講座」のカテゴリーをご覧ください。

なお、8月に「叶える夢」と「受け取る夢」を結びつけて記事を書いています。
ご参照ください。

2020年08月22日付けブログ この時期だからこその夢:最近見て忘れられない夢

2020年08月23日付けブログ 2つのタイプの夢とどうつき合うか:叶える夢と受け取る夢(1)

2020年08月24日付けブログ 2つのタイプの夢とどうつき合うか:叶える夢と受け取る夢(2)

2020年08月25日付けブログ 2つのタイプの夢とどうつき合うか:叶える夢と受け取る夢(3)

2020年08月26日付けブログ  2つのタイプの夢とどうつき合うか:叶える夢と受け取る夢(4)

2020年08月27日付けブログ  2つのタイプの夢とどうつき合うか:叶える夢と受け取る夢(5)

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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

私の最近の関心事の1つは「自殺予防」です。

そのことで2つのことを書きます。

1.YouTube アドラー心理学専門チャンネル/ヒューマン・ギルドでの「ちょっと待って、その行為(自殺)」の反響

2.政府の自殺対策白書について


1.YouTube アドラー心理学専門チャンネル/ヒューマン・ギルドでの「ちょっと待って、その行為(自殺)」の反響

10月26日(月)21:00から YouTube アドラー心理学専門チャンネル/ヒューマン・ギルドで「ちょっと待って、その行為(自殺)」を配信しました。
その反響はかなり多く、2日半で363人の方にご視聴いただき、お陰様で6:30現在、10月23日に888人だったチャンネル登録者数もは928人に達しています。

20人以上ものシェアしてくださった方、「チャンネル登録」をされた方、視聴された人たちに感謝申し上げます。
ありがとうございました。

2.政府の自殺対策白書について

政府が令和2年版自殺対策白書を閣議決定したことが一昨日の新聞各紙に開催されていました。

そのうちの1つの産経新聞ニュース(10/28(水) 1:19配信)は、次のようでした。

若年層、死因1位が「自殺」 先進国で日本のみ…深刻な事態

まずは、中高年の自殺の原因・動機についての図を。

健康問題が1位、経済・生活問題が2位のようです。

私が注目したのは、若年層の自殺の次の4点です。
特に下線部分にご注目ください。

(1)昨年の自殺者数は前年より671人少ない2万169人で、全世代的に減少する中、10代が唯一、前年より増加した

(2)15~39歳の各年代の死因は自殺が最も多く、先進国では日本だけにみられる事態として、厚生労働省は「国際的にも深刻な状況」と危機感を抱く。

(3)コロナ禍の今夏には中高生の自殺が増えており、心理的な孤立化を防ぐ取り組みが求められる

(4)15~34歳で比較した世界保健機関(WHO)の資料によると、先進国で死因1位が自殺なのは日本だけで、韓国と並んで若年層の自殺が深刻化している。


私はアドラーが「目的は復讐と告発」(『個人心理学講義』)と言っている自殺の根源には「勇気欠乏症」があることを警告すると共に、若者の自己受容を促進する「勇気づけ」をもっともっと広めなければならないと責務を感じています。

最後に、 YouTube アドラー心理学専門チャンネル/ヒューマン・ギルドで「ちょっと待って、その行為(自殺)」で使ったスライドをコピーしておきます。

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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(10月27日)は、自宅から一人で某大企業を訪れ常務執行役員の方と人事の部長と課長とアドラー心理学に基づく組織変革のことで話し合いをしてきました。
先方の問題点も聴き取れ、ヒューマン・ギルド側のご提案もしっかりできました。

一人ランチをしてから東中野のいつもの理髪店に。

私は、理髪店で自分の顔を見たり理容師と話をすることを好まないので、だいたい目をつむっています。

すると、子どものころに母親から小学生の頃に玄関先でバリカンやハサミで髪を刈ってもらっていたことが思い出されました。

中学生になって野球部に入って丸坊主になってからは近所の理髪店に通うようになりましたが、その前の小学生の時は「お母ちゃん」と呼んでいた母が床屋さんでした。

思い返せば、お母ちゃんの床屋さんの時間は5人の子どもの育てていた母と末子の私との貴重なコミュニケーション・タイムだったかもしれません。

小学校4年生の時は体罰教師が担任で、多動の上に問題児だった私は一番の殴られ役、頭には円形脱毛症ができていました。
世の中にこんな憎悪すべき人間がいることを担任から知りました。

ほとんど9歳だった私は、体育のドッチボールの時間で担任が仲間に入ると、彼をめがけてボールをぶつけようとしました。
担任は、大人げもなく全スピードで私にぶつけ返しました。
そんなバトルが2人の間で繰り返されていました。
すでに復讐心を覚えていた時期でした。

私は、教師にひどい体罰を受けていたことを母にほとんど訴えることはなかったけれど、母は、ミミズばれになっていた私の頬を見たり、床屋さんをしながらもすべてお見通しだったことでしょう。

私はたった一度、母に「あんな学校に行きたくない」と泣いて訴え、それまでの成績表を母の目の前でびりびり破いていたことがありました。

私はずっと母が無力であったと思い込んでいました。

ところがふと、当時PTA副会長だった母は、校長に訴えたと物語が変わりました。

母は、正義感の強い人でした。

私には言わなかったけれど、当時のO校長に訴えたのです。

体罰教師は、5年生になって隣のクラスの担任になり、私の担任は宮沢先生に代わりました。

なお、私の小学生後半の話は、2016年8月14日のブログに お盆で回想したこと:宮沢先生が寄せてくれた信頼 をご参照ください。

 

「素直な髪だね」

床屋さんをしながら母はいつも語っていました。

私のねじ曲がりそうになっていた心を髪を象徴として私に語っていたのです。

私の目と髪は、母の遺伝子を受けて老眼とは無縁ですし、頭頂こそ薄くなっていても、染める必要のない髪でいられます。

そう捉えると、母は大切なことを息子の心と体に刻み込み、無条件の愛で私をずっとずっと見つめてくれていたに違いありません。

あ母ちゃんありがとう。

晩年の父母のツーショットにそっと手を合わせます。

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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(10月26日)は、10月25日開催の(1) 祝!アドラーあいち10周年フェス「今、この時代にアドラー心理学をどう役立てるか」と (2)YouTube アドラー心理学専門チャンネル/ヒューマン・ギルドとでにぎわっていた1日でした。

(1) 祝!アドラーあいち10周年フェス「今、この時代にアドラー心理学をどう役立てるか」 では、私のフェイスブック に何人ものご参加の方がタグ付けされていました。

私の基調講演はともかく、全体としてとても充実度の高いイベントだったからでしょう。

私がいただいたお花は、今の窓辺で存在感を示しています。

いくつかの感動シーンと共にいつまでも私のイメージの中に残ります。

(2)YouTube アドラー心理学専門チャンネル/ヒューマン・ギルドは21:00から配信、17人がシェアしてくださったお陰もあって、今朝の6:30現在124回の視聴記録となっています。

10月23日に888人だったチャンネル登録者は911人に達しています。

「チャンネル登録」をされた方、視聴された人たちに感謝申し上げます。

タイトルは「ちょっと待って、その行為(自殺)」というタイトルであっただけに関心をお持ちの方が多いようです。

このテーマは、うちのカミさんが「アドラー心理学の理論的なことだけでなくタイムリーな話題も採り入れたら」という提案を聞き入れて対応したものです。

ただ、YouTube アドラー心理学専門チャンネル/ヒューマン・ギルド については、反省点も多くあるようです。

この分野の専門家のタクロウに意見を求めたら、こんなフィードバックが返ってきました。

内容は一旦置いといて、画面の構成は改善の余地あり。
動画視聴に関する調査結果によると76.5%がスマホで動画を視聴してるらしい。



その時にこれで文字が見えるかどうか。
このサイズでも見えるようにしないと。
デバイスとの相性も意識して1スライド1メッセージにした方が良い。

なーるほど。

新しいことに取り組めば取り組むほど、学ぶ機会がたくさんあるのですね。

ありがたいことです。

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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(10月25 日)は 祝!アドラーあいち10周年フェス「今、この時代にアドラー心理学をどう役立てるか」のイベントを楽しんだ1日でした。

厳密に書くと「楽しみ学んだ1日」でした。

三輪克子さん(勇気づけスペース LUN(ルン)代表)が愛知県に私をお招き下さってからおおよそ10年になることを記念して行ったイベントです。

午前中に私は「今、この時代にアドラー心理学をどう役立てるか」と題する基調講演、午後はアドラーあいちを支える人たちによるパネル・ディスカッションを行い、その後、職種別・地域別でグループ討議を行いました。

司会進行:長谷川 厚一郎さん

パネラー:岩井俊憲、三輪克子さん(勇気づけスペースLUN主宰)、杉村秀充さん(応用教育研究所研修参与主事)、一尾 茂疋さん(民間立つくるスクール運営責任者)、澤田有心子さん(自己肯定感育み専門 Being up 協会 代表)
  

実は、書きたいことは山ほどあるのですが、整理がつかないままパソコンの前に1時間ほどたたずんでいます。

今朝は、写真(布施智美さん柴田麻里子さん ご提供)とある記事のタグ付けだけしてお茶を濁し、後日に詳しいことを書きますね。

ご参加の皆様、スタッフの方々本当にありがとうございました。

三輪さんと思い出深いイベントの1つは、これでした。

◆2009年8月3日付けブログ いざ、学校再生のために!

学校再生に向けての(1)戦略と戦術、(2)リーダーシップ、(3)勇気づけを3本の柱として、「企業再建」と近い位置づけで大胆な提言をした研修でした。

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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

名古屋に来ています。

「温故知新(おんこちしん)」という四字熟語があります。

温故知新とは「過去にあったことをよく調べ、学び、そうして得られた知見を活かして新たな知識を得るということである。訓読では『ふるきをたずねてあたらしきをしる』と読まれる」と『実用日本語表現辞典』に書かれています。

昨日(10月24日)は、朝から晩までその逆の知新・温故の1日でした。

知新は9:00から オンライン・パネルディスカッション「コロナに左右されない! 一生モノの自分ブランドの築き方」の打ち合わせから始まりました。

星野友絵さん株式会社サイラスコンサルティング  代表取締役/コンサルタント/編集者/ライター、写真左上)戸田久実さん(ブログフェイスブックアドットコミュニケーション株式会社 代表取締役、一般社団法人 日本アンガ―マネジメント協会 理事、写真左下)との10:00からスタートのパネルディスカッションに備えてです。

この講座、20人限定のため告知3日程で満員御礼になりました。

準備は8月末から私の提案で着々と進んでいたのでした。

星野さんの司会・進行で始まり、こんな内容を盛り込んでいました。

・2021年以降、わたしたちを取り巻く環境はどうなる!?
・コロナ禍でもうまくいく人、いかない人の違いとは?
・コロナ禍でもお客さまが減らない人は何をしているのか?
・出版のチャンスをつかんだ実体験を公開!
・出版し続けられる人はどこが違う?
・ヒットする本をつくるにはどうしたらいいの?
・ビジネスチャンスのつかみ方~ブームで終わらせず、人気が持続する秘訣~
・突然の大変化にも左右されない、盤石な自分ブランドを叶えるには?

2時間があっという間で、私も一生懸命メモを取りながら参加していました。

細かい打ち合わせは事前に相談せず、3人が襷を渡し合う「共感、信頼、協力」に基づくパネルディスカッションになりました。

20人限定の参加者はとても熱心で、12:00で終わりにせず30分ほど延長して質疑応答を行いました。

とても満足度の高い「知新」のイベントでした。

その後、16:00の新幹線で名古屋に来て、従弟の岩井繁幸さんと待ち合わせ、鳥料理店で旧交を温めました。

私より6歳年下の繁ちゃんは、共通の先祖を持つ従兄弟同士。
波乱万丈の人生を送り、その活躍舞台は中国、韓国、ロシアにも及びます。

私が大学卒業後は、東京・鹿沼と離れ離れになりましたが、繁ちゃんは私たちのルーツ探しをしておられ、私はメモを取りながら話を聴きました。

詳しいことは書きませんが、「温故」の夕べとなりました。

父親が詳しくメモをしていた手帳があるので、もっと詳しく調べてみようと思いました。

繁ちゃんは、私にご馳走してくれました。

ありがとう、繁ちゃん。

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昨日(10月23日)の新聞各紙に「いじめ」の記事が載っていました。

特に小学校で認知されるいじめの件数がここ数年うなぎ上りです。

産経新聞ニュース 2020.10.22 17:12ライフ教育 での
学校でのいじめ認知、過去最多61万件 目立つ小学校の増加
として冒頭に次のように書いてありました。

全国の小中高校などで令和元年度に認知されたいじめが前年度から6万8563件増加し、61万2496件と過去最多を更新したことが22日、文部科学省が実施した問題行動・不登校調査で分かった。
初めて60万件を超え、とりわけ小学校での増加が目立った。
心身に大きな被害を受けるなどの「重大事態」も前年度から121件増の723件と過去最多を記録した。

特に、

小学校では児童1千人あたり75・8件(同66件)のいじめがあり、5年前の平成26年度の4倍の水準に達した。

ただ、いじめを認知することが多くなった理由は、次のようです。

いじめを認知した学校の割合は26年度の57%から83%まで増えており、文科省は「からかいなど初期段階を含めて積極的に認知するようになっている」と認知件数の増加を前向きに評価する。

いじめに関連した不登校や暴力行為も増えているようです。

子どもたちの自殺も懸念材料です。

データは、昨年までのものなので、今年がどうなるか心配です。

また今年度の状況をまとめる次回調査について、文科省の担当者は「夏休みに加え、新型コロナウイルスで一斉休校が生じた。
自殺は長期休校明けに増える傾向があるので、動向を懸念している」と説明した。


私は、学校のいじめだけに関わらず社会で起きている誹謗中傷、DV、各種ハラスメント行為などの根底にあるのは「リスペクトの欠如」だと認識し、研修でパワハラに関連して話をする際は、必ず「リスペクト」を強調します。

「リスペクト」は本来「尊敬」と書くべきなのですが、この頃とみに「尊び敬う」語感の尊敬を使うのを控えています。

「リスペクト」の英語の語源を辿ると、”respect”は”re+spect”で、「再び、元に戻って、距離を置き」+「見る」の意味合いがあります。

何か非建設的/破壊的な行動をしてしまいそうなその瞬間に「リスペクト、リスペクト・・・・」と自分自身に呪文をかけるように訴えかけると、その人との関係やその場の状況を省みて自分自身を鎮静化させることができるかもしれません。

この話題は、ここまでにして次の話題に移り、もう一度関連付けます。

昨晩19:40に アドラー心理学専門チャンネル/ヒューマン・ギルドを覗いたら、チャンネル登録者数が 888 のゾロ目。



ヒューマン・ギルドのYouTubeコンサルを引き受けてくださっている安西 光さんもフェイスブックに偶然同じことを書いていらっしゃいました。

ラッキーセブンならぬラッキーエイトでした。

10月26日(月)の アドラー心理学専門チャンネル/ヒューマン・ギルドでは私が「ちょっとお待ちなさいその行為(自殺)」としていじめにも関連する「自殺」の抑止策についてアドラー心理学の立場から言及します。

チャンネル登録とご視聴のほどよろしくお願いします。

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昨日(10月22日)の14:00~17:00は、某地方銀行の次世代経営塾で

経営者のためのアドラー心理学

のタイトルのオンライン研修を行いました。

2日間コースの1日目の昨日の「経営者の人間力」をテーマにする研修の柱は、次のとおりでした。

●オリエンテーションとリレーションづくり
●心が折れそうになった時の知恵
●人間力の要素
・共感をもたらすもの/「志」を持とう!
●いかにして人間力を育てるか?
・よき師(メンター)の5つの条件
・帝王学の3つの柱/勇気(Courage)について

後半は4週間後の11月19日(木)に

株式会社 人援隊 の 藤島遼太さん (写真中央)のアシストを得たためにブレイクアウトセッションなどを含めてとても順調に展開できました。

同じく株式会社 人援隊 の及川さんがオブザーバー参加され、まるで会場の受講者のように熱心にメモを取るので、私のモチベーションは高まりました。

研修が始まって1回目のブレイクアウトセッションでは、様子窺いのぎこちなさが見られましたが、2回目、3回目と進むに従って討議が活発になっていきました。

オンラインでも、というよりオンラインだからこそできた 経営者のためのアドラー心理学 となりました。

私は、中小企業経営者の息子ですし、中小企業診断士としても企業との接点が多いので、今後は経営者向けのアドラー心理学の研修の機会を増やしていきたいと念願しています。

第76期 アドラー・カウンセラー養成講座 をこの10月11日(日)まで受講されていた静岡の エスピトーム株式会社 代表取締役社長の 塩澤孝太郎さんもいち早くこの講座に申し込み、質問をされていました。

塩澤さんは、先日の アドラー・カウンセラー養成講座 とこの講座の受講体験をもとにヒューマン・ギルドの11月度のニュースレターにご感想をお寄せ下さることになっています。

塩澤さんには「アドラー・カンパニー」の経営者となることを期待しています。

11月17日(木)の2回目の 経営者のためのアドラー心理学 も今から楽しみです。

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昨日(10月21日)はテレワークの1日でした。

朝 8時からのTBS「グッとラック!」で「ロジハラ(ロジカル・ハラスメント)」のことを放映していたので、思わず観入ってしまいました。

「ロジハラ(ロジカル・ハラスメント)」というのは、次のことを言うのだそうです。

・正論を振りかざし、相手を“追い”詰め、不快な気持ちにさせる行為
・相手の気持ちを考えず、正論で自分が優位に立とうとする行為

職場編で上司と部下、家庭編で夫と妻のケースを扱っていて、職場編では、部下をうつ状態にさせ、休職に追い込んでしまうようなケース、家庭編では、反論すれば倍以上に返し、妻を「ダメな女」だと思わせてしまうケースが取り上げられていました。

両ケースに共通するのは、「正論」を振りかざし、相手の行動のネガティブなところに”WhY(なぜ)”を繰り返して「自分こそが正しい」を証明しようとする「マウンティング」の傾向も指摘されていました。

なお、”WhY(なぜ)”を繰り返すやり方の問題点については、私は『人を育てるアドラー心理学』(青春出版社、1,380円+税)などのいくつかの本に書いていますので、ご参照ください。

「ロジハラ(ロジカル・ハラスメント)」が「パワハラ(パワーハラスメント)」のようになるかどうかについては、コメンテーターの弁護士は「ロジハラを違法行為とするのは難しい(ただし、パワハラになっている場合は、損害賠償請求が可能)」と語っていました。

その根拠は

・論理的な会話は、業務上必要なこと
・ロジハラがハラスメント行為となると業務のやり取りができなくなり、仕事の質が担保できなくなる。

というのも参考になりました。

ビデオ出演の乙武氏はロジハラについて「ロジックを持って話すことさえハラスメントに?」と語っていました(Yahooニュース、10/21(水) 10:12配信)。

作家の乙武洋匡氏が21日、TBS系「グッとラック!」で、ロジカルハラスメント(ロジハラ)について「ロジックをもって話をすることさえハラスメントと言われることに驚いた」と正直な気持ちを語った。

ところで、「ハラスメント」が使われる言葉は、セクハラ、パワハラ、ドクハラ、アカハラ、マタハラ、カスハラ、アルハラ、カラハラ、オワハラ、スクハラ・・・・・など全部で35種類にも及ぶのだそうです。

10種類だけ取り上げました。

あなたは、その10の省略形をいくつフルに言えますか?

「ロジハラ」をハラスメントの1つに加えたいですか?


私は建設的に使っている限りは「ノー」です。

ただし、相手との関係において非建設的/破壊的に作用するとしたら「イエス」の立場です。

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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(10月20日)は、ある先端的企業の若い人たちとZoomで研修のやり取りをして、彼らの鋭いところがとても刺激になりました。

台湾IT担当大臣のオードリー・タン氏(39歳)が「大切なことは若者から学び続けること」とテレビのインタビューで答えていたことが思い出されました。

夕方は、家賃支援給付金事務局から修正依頼事項を指摘するメールが来ました。

前回もある1か所の修正依頼があったので、修正して送ったのに、今度は別のところの指摘です。

「いい加減にしろ」という気持ちを抑えて対応しました。
結局、修正は3度に及びました。

我が国のITのレベルはこの程度です。


さて、10月末から11月にかけて今年ならではのイベント/講座のお知らせです。

1.10月25 日(日)開催 祝!アドラーあいち10周年フェス「今、この時代にアドラー心理学をどう役立てるか」

10年に一度の一大イベントなので、中部地区のみならず、近畿地区、あるいは全国から是非ご参加のほどお願いしたいからです。

私も滅多にしない話を基調講演に盛り込みます。



東海地区の重鎮アドレリアン、三輪克子さん(勇気づけスペース LUN(ルン)代表)が愛知県に私をお招き下さってから10年になることを記念して行うイベントです。

午前中には私の「今、この時代にアドラー心理学をどう役立てるか」と題する基調講演、午後はアドラーあいちを支える人たちによるパネル・ディスカッションを行います。

今日、講演資料を完成させます。

 司会進行:長谷川 厚一郎さん
 パネラー:岩井俊憲、三輪克子さん(勇気づけスペースLUN主宰)、杉村秀充さん(応用教育研究所研修参与主事)、一尾 茂疋さん(民間立つくるスクール運営責任者)、鈴木匠子さん(アドラーカウンセラー)、澤田有心子さん(自己肯定感育み専門 Being up 協会 代表)
  
【開催要領】は次のとおりです。
 主催:アドラーあいち 
 日時:10月25日(日)10:00-16:00
 場所:ウインクあいち1002会議室(名古屋駅すぐ)名古屋市中村区名駅4丁目4-38
 費用:5,000円(税込)
 申込み先:https://kokucheese.com/event/index/595607/
 フェイスブックのイベントページ:https://www.facebook.com/events/3251800551563167/

このために出かける価値はおおありですよ。


2.11月1日からスタートのマリーナ・ブルフシュタイン博士ワークショップ(2講座)&アドラー生誕150周年記念イベント

マリーナ・ブルフシュタイン博士(アドラーユニバーシティ(大学院)教授)を講師として初オンライン開催のワークショップ(2講座)&アドラー生誕150周年記念イベントです。

マリーナ・ブルフシュタイン博士の愛弟子の2人、水野美津子さん(アドラーと仲間たちの会)が通訳、梶野真さんが(日本アドラー心理学協会 代表理事)がファシリテーターをお務めです。

翻訳等の準備が着々と進んでいます。

共催:ヒューマン・ギルド/日本アドラー心理学協会/アドラーと仲間たちの会

(1)11/1 (日)アドラー心理学の理論と臨床における発展:アドラーからドライカースへ ~アドラー心理学の系譜~

(2)11/7・8(土日) 所属と共同体感覚 理論から実践まで:~居場所があるということ~

(3)11/3(火、祝) アドラー生誕150周年をマリーナと祝う、オニオン・ロール・ティーパーティー


(昨年の水野さんとの写真)

カウンセリングを学ぶ人には必須の講座です。

3.アドラー派による「夢のワーク」(オンライン開催)
※ヒューマン・ギルドとアドラー心理学研究会(札幌、代表:佐髙葵月代氏)との共催企画

日  時:11月29日(日) 13:15~17:15  
受講料:11,000円(税込み、資料付き)、再受講5,500円(再受講は会員限定、税込み)

この講座に出ると、夢との楽しい付き合いができ、重要なメッセージを夢から受け取ることができます。

夢解釈にご関心をお持ちの方は、「アドラー心理学による夢解釈講座」のカテゴリーをご覧ください。

なお、8月に「叶える夢」と「受け取る夢」を結びつけて記事を書いています。
ご参照ください。

2020年08月22日付けブログ この時期だからこその夢:最近見て忘れられない夢

2020年08月23日付けブログ 2つのタイプの夢とどうつき合うか:叶える夢と受け取る夢(1)

2020年08月24日付けブログ 2つのタイプの夢とどうつき合うか:叶える夢と受け取る夢(2)

2020年08月25日付けブログ 2つのタイプの夢とどうつき合うか:叶える夢と受け取る夢(3)

2020年08月26日付けブログ  2つのタイプの夢とどうつき合うか:叶える夢と受け取る夢(4)

2020年08月27日付けブログ  2つのタイプの夢とどうつき合うか:叶える夢と受け取る夢(5)

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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(10月19日)は老いた親とのつきあい方、看取り、グリ―フケアの本という、私たちの生涯の中・後半に避けられない課題の本とご縁のある1日でした。

1.熊野英一さん(株式会社子育て支援 代表取締役社長)が書かれた最新著『アドラー式 老いた親とのつきあい方』(海流社、1,400円+税)を読み終えました。

第3章まではアドラー心理学のことなので、省きます。

第4章は「老いた親とのつきあい方」で、親の「老化度」を1の過干渉期、2の親の呪縛対峙期、3の思秋期、4の終活期、5の看取り準備期に分けて、つきあい方を示してくれています。

第5章の「アドラー式 親との向き合い方5ステップ」で、冒頭に「悩み解決ワークシート」が用意され、さらには、向き合い方を次の5つのステップで表しています。

ステップ1 親の老化度を把握し、悩みを見える化する
ステップ2 課題の分離
ステップ3 親との関係の改善目標(ゴール)を設定する
ステップ4 課題解決のためのアドラーの教えに学ぶ
ステップ5 アクション・プランを実行に移す

このステップを第4章の「老化度」と結びつけて一覧表を示してくれています。

第6章から第10章までは、相談者が登場し、その相談に答えるかたちで実践編として親の老化度に合わせた実践的な知恵を授けてくれます。

そして、熊野さんの自分史が「よくぞここまで書いちゃいましたね」と言えるほど書かれ、最後の部分が近づくほど熊野さんの筆は冴えわたります。

コラム、「私たちのルーツを振り返る」も配置され、読者を離すことなく老いた親とのつきあい方を説いてくれます。

実に卓説した構成と内容の本です。

熊野さんの本は、新しい本が出るたびに進化が著しいです。

熊野さん、いい本を書いてくれましたね。

次の夫婦関係の本が楽しみです。


2.朝日新聞社 文化くらし報道部・be編集部記者の佐藤 陽さんがご来社、『看取りのプロに学ぶ 幸せな逝き方』(畑川剛毅記者との共著、朝日新聞出版、1,500円+税)を贈呈してくださいました。

この本は、20年間、終末期医療や尊厳死、安楽死、リビングウィル(生前に発効する遺言書)などの取材を断続的に続けてきた佐藤さんが、同僚記者の畑川氏と朝日新聞 土曜版「be」で連載中の「それぞれに最終楽章」を書籍化したもので、医師、看護師、介護職員、音楽療法士、看取り士、病院の牧師を取材した80を超えるケース集の本です。

「終末期の選択には、その人がそれまで培ってきた人生観や価値観が反映される」ので、「看取りとは、『点』ではな『線』なのではないか」、と佐藤さんは「まえがき」に書いていらっしゃいます。

佐藤さんとは30分ほどお話ししましたが、対話が成立するのがとても楽しみで、お互い語ることがスパイラル状に発展していきます。

佐藤さん、ご本と楽しい時間を共有していただきありがとうございました。


3.11:00には、一般社団法人 日本グリーフ専門士協会 代表理事の 井手敏郎さんがご来社、新著『大切な人を亡くしたあなたに知ってほしい5つのこと』(自由国民社1,300円+税)をいただきました。

Amazonの「死生観」のジャンルでは1位になったそうです。

一般社団法人 日本グリーフ専門士協会 では『大切な人を亡くしたあなたに知っておいてほしい5つのこと』出版記念オンライン講演会を行うようです。

日時:11月1日(日)朝10時00分ー12時00分
参加条件:『大切な人を亡くしたあなたに知っておいてほしい5つのこと』購入または予約し、当日オンラインで書籍、または予約書のご提示をお願い致します。

ご関心のある方は、この本をお買い求めの上、オンライン講演会にご参加ください。

また、井手さんには、ヒューマン・ギルドのYouTube「アドラー心理学専門チャンネル」にもご出演いただくことになっていますし、また、来年の1月に アドラー心理学ゼミナール のご登壇いただくことになっています。

もしかしたら、会場とオンラインの両方で開催するかもしれません。

内容:『大切な人を亡くした人に知ってもらいたい5つのこと』
講師:井手 敏郞氏 (一般社団法人日本グリーフ専門士協会代表理事)
日時:1月11日(月・祝)11:00~13:00
※講師からの内容説明※
大切な人を亡くしたとき、私たちの心と身体には一体何が起きるのでしょう。
お子さんを亡くしたある女性は、自分がその後、どこをどう歩いたのかも覚えていないと言われました。
カウンセリングはもちろん、普段の会話や一通のメールを送る場合でも、ご遺族の状態を理解していないばかりに、知らず知らずに傷つけることがあります。
死別経験をされた方の心や身体の状態を知り、支援者として求められる基本的な態度をお伝えできたらと思います。


井手さんとは、ランチもご一緒して死別だけでなく「喪失」のもたらすことについていろいろご教示いただきました。

井手さん、本のご恵贈と貴重なお話しをありがとうございました。

4.ついでに、この話題も。

昨晩21:00からYouTube「アドラー心理学専門チャンネル」では「アドラー心理学から探る体と心の健康からWell-beingへ」として私、岩井俊憲がお伝えしました。

あなたの健康観、幸福感を考え直すヒントになります。

是非、ご覧ください。

「Well-being」については11月15日(日)開催の「心と体の免疫力をアップする!  アフターコロナにむけて、自分らしく生き、そして働く「Well-being」な考え方」をご案内致します。


概要は次のとおりです。

主催:かんき出版
後援:みらいクリニック/ヒューマン・ギルド
講師:今井一彰(みらいクリニック 院長)+岩井俊憲(ヒューマン・ギルド 代表)
ナビゲーター:山縣道夫(かんき出版教育事業部 部長)
日時:11月15日(日)10:00―12:00
受講料:無料
申し込み: かんき出版の社員研修
https://kanki-pub.co.jp/edu/seminar/?p=1325

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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

晴れの昨日(10月18日)は 株式会社 サンベール 主催の「サンベール コンベンション 2020 ー掴め、喜びと感動の世界を!」に特別講演の講師にお招きを受け、目次 心さん とロイヤルパークホテルに出向きました。

その前には、水天宮が徒歩3分のところにあるので、感謝を込めたお詣りをしました。

私はイベントで「ピンチのときこそ勇気づけ」のタイトルで講演を行いました。

会場参加者 310名、オンライン参加者 100名に「勇気づけ」をお届けできました。

講演の2つの柱は、次のとおりでした。

1.コロナ禍というピンチのときの勇気づけ     
2.日常生活での勇気づけ

いざという時に楽観主義に切り替える「ダイジョウ・ブ」も皆さんに実演付きでお伝えしました。

笑いも取れたし、会場を湧きに沸かせました。

「困ったときの10メソッド」として下記の3つを話しました。

(1)困ったときは、「できない」「無理」とあらかじめ決めることなく打開策として10のアイデアを書き出す。
(2)その際、自分だけでアイデアを出すと制限があるので、親しい人から知恵を借りる。
「3人寄れば文殊の知恵」
(3)その中から3つを選び、次々と着手する。
「見切り発車の勧め」

感激したことは、持参した95冊の本が完売したことです。

「お買い求めに方には講師がその人に合った言葉を書いてサインしますよ」とアナウンスしたこともあって、サインにために長蛇の列。

サインした人の数は60名近くに及びました。

また、中には山梨で私の講演に出た人や功刀京子さんから講座を受け、私ともフェイスブックの友達になっている 深澤由紀美さん (写真左)もいらっしゃり、私はイベントに13:30から19:30までびっちり参加させていただきました。

第2部のパーティーでは、テーブルでの会食後、バンドが1970年代の曲を演奏し、楽しく懐かしい思いにふけりました。

何だか私自身もおもてなしを受けた気分で、とりわけ講演後にいただいて家に帰ったところ、カミさんに大いに喜ばれました。

晴れの日の感動の午後になりました。

株式会社 サンベールの濱松治社長、奥様、GMの濱松圭さん、スタッフの方々、本をお買い求めの方々に心からの感謝を捧げます。

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<お目休めコーナー>10月の花(18)



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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(10月17日)、東京は1日雨。

私は雨の日がそれなりに好きです。

こんな日は、1999年4月末から5月上旬にかけてモントリオールでペルグリーノ博士から学んだときの言葉を思い出します。

”Plow it higher, deeper and wider.”
(高く、深く、広く耕せ)

学びの志について語ったものです。

雨の日は「深く耕す『陰』の時」。

高校生の頃に読んだ『三太郎の日記』(阿部次郎)の「沈潜(ちんせん)のこころ」という言葉も思い出しました。

「沈潜」というのは「心を落ち着けて深く思索すること。また、深く没入すること」(『精選版 日本国語辞典』です。

深く思索することはしませんでしたが、忙しくてふだんできないことに取り組んだ1日でした。

まずは、午前中にカミさんと協力して家のルーターを大容量のものに交換しました。
手順通りにやればごく簡単なのに驚きました。

これで、家で安心してオンラインに取り組めます。


第2に、熊野英一さん(株式会社子育て支援 代表取締役社長)が書かれた最新著『アドラー式 老いた親とのつきあい方』(海流社、1,400円+税)を第7章まで読み進みました。

第3章まではアドラー心理学のことなので、さらっと読み通しましたが、第4章からは「老いた親とのつきあい方」で、ぐんぐん引き付けられました。

この本の感想は、後日詳しく書きますね。


第3に、SMILEリーダーマニュアルの改訂作業に取り組みました。

あと一歩のところまで来ています。

11月からはお披露目が可能になります。

11月21.22.23.日(土、日、月・祝 3日間 )開催の SMILEリーダー養成講座 は新テキスト/マニュアルで開催します。

そのため再受講者の枠を4人に限定せず広げるつもりです。


今日は一転して晴れの日。

晴れの日は晴れの日なりに楽しみます。

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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(10月16日)は平日開催 アドラー心理学ベーシック・コース の4日目(最終回)を行っていました。

熱心に受講されていた11人が修了しました。

4日目の柱は(1)教育に生かすアドラー心理学と(2)勇気づけの理論でした。

勇気づけの理論のところでは、自殺の問題と勇気を関連づけて皆さんとやり取りし、9月26日(月)配信の ヒューマン・ギルド アドラー心理学専門チャンネル で緊急提言をお伝えしました。

3密回避の気遣いをしながら討議・演習はふんだんに行いました。

皆さんの関心が極めて高いので、テキストにないスライドでも投影した資料は差し上げました。

最後は、勇気づけのメッセージを添えて修了証の授与。

私が担当したのは、1日目と4日目でしたが、受講生の成長ぶりをこの目で確かめることができました。

講座が終わってからは、30分ほど懇談の場を設け、感想発表と質疑応答を行いました。

この先、ELM勇気づけトレーナー養成講座、SMILEリーダー養成講座などでお目にかかれる方が何人もいらっしゃるようで、とても楽しみです。

アドラー心理学ベーシック・コース は、今後以下のスケジュールで開催します。

東京・土日4日間コース

11月14.15.28.29日(土日)

東京・平日4日間コース

2021年2月5.19.3月5.19日(金曜4日間)

宮崎・土日4日間コース

11月21.22.12月5.6日(土日4日間)

愛媛・土日4日間コース

12月12・13・26・27日(土日4日間)

 

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<お目休めコーナー>10月の花(16)



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