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アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリング、コンサルティングを行っています。
アドラー心理学による勇気づけ一筋40年 「勇気の伝道師」   ヒューマン・ギルド岩井俊憲の公式ブログ



おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(2月27日)は、都下で某超大企業の研究指導者14名のための勇気づけ研修を行っていました。

この企業の研究者を指導する立場の指導員 ― 全員が博士号か修士号を保有 ー のための研修を担当するようになってもうすぐ10年になります。

その間に様変わりを感じています。

それは、女性指導員がある割合を占めるようになっていること、外国姓の方が増えたことです。

前半は「コミュニケーション・スキル」、後半は「マインド・スキル」としての勇気づけをお伝えしました。

印象に残ったのは、「ダメ出し」と同じくらいかそれ以上に「ヨイ出し」ができる資質をお持ちだということで、もしかしたら、彼らの指導員が私の研修を受けていたからかもしれません。

超大企業の研究指導者ではありますが、この分野で勇気づけが根付きつつあるのがうれしいです。

広大な施設を出る17:50ごろには、月が輝いていました。

かなり日が長くなったようですね。

◆ヒューマン・ギルドは、かなりの法人向け研修の実績があります。
法人向け研修の実績や内容を知りたい方は こちら

<お目休めコーナー>2月の花(28)
 

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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(2月26日)の午後は充電の時間でした。

13:00~15:00に慶應義塾大学三田キャンパスの北館ホールで行われた

100歳時代のライフプラン―お金・仕事・生きがい

のシンポジウムで学んできました。


(一番前の座席から)

有識者による同プロジェクト会議ライフプラン委員会委員を務める清家篤・慶應義塾大学商学部教授(前塾長)が基調講演。

100歳時代の「自助+共助+公助」の3つのうちの「自助」のために職業人生を伸ばし、人的資産・健康への投資と金融資産の大切さを学びました。

続いて、白根壽晴・日本FP協会理事長、三上洋一郎・GNEX代表の委員2人と、水野晋一・野村証券執行役員が加わったパネルディスカッション。

老後破産を回避し、生きがいを持って暮らすというメッセージを突きつけられて、「生涯現役」をモットーにしている私は、働くことばかりを考えていて、資産形成の意識が薄かったことを反省させられました。

なお、シンポジウムの内容は「高齢者が働ける長寿社会を」シンポ開催 として産経ニュース 2018.2.26 20:23にちょこっと紹介されていますが、登壇者の一人の三上洋一郎さん(GNEX代表取締役CEO&Founder、慶應大学2年生、20歳)の発言をとても頼もしく受け止められました。

十代で多彩な肩書き 非「単線型」の人生すでに実践 をご覧ください。

こういう青年がいるかぎり日本の未来は明るい、と確信しました。
 

ところで、慶應義塾大学三田キャンパスは、私の上の息子が2年間学んだ場所(前半の2年間は日吉キャンパス)。

キャンパス内を南北に横断した感じになりましたが、何だか感慨深い思いがしました。


(北館ホール)

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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(2月25日)は、 アドラー心理学ベーシック・コース の最終日を行い、男女それぞれ11名、計22名の修了者を出しました。

(1)教育に生かすアドラー心理学と(2)勇気づけの理論と実践、が2つの柱でした。

(2)勇気づけの理論と実践のところでは、ペアでロールプレイをふんだんに行いました。

ロールプレイは、討議とは違って身体感覚で勇気づけが味わえます。

最後は、2人一組で勇気づけの演習を加えた修了証の授与で終わりました。

最後に受講者一人ひとりに感想発表をお願いしたところ次のような内容が多かったようです

・本を読んでわかったつもりになっていたけれど、講座を受けて腑に落ちた。

・4日間学んでいるうちに周囲との関係が次第に変わりつつある。

・一緒に受講できた仲間がとてもよくて、それで学びが深まった。

・講座を勧めてくれた人に感謝したい。

・自分が講座を受けている間に家を守ってくれている家族をありがたく思う。

「愛と勇気づけの親子関係セミナー(SMILE)」も受講して養成講座に進みたい。

アドラー心理学ベーシック・コース は東京開催の土日コースだけでなく、次のようなバリエーションがあります

東京開催平日コース 4/13.27.5/11.25(金曜4日間)、全日10:00~17:00

大阪開催土日コース 4/7.8.21.22(土日4日間)、土曜13:30~19:00 日曜9:30~17:00

札幌開催土日コース 6/2.3.16.17(土日)土曜13:30~19:00 日曜9:30~17:00

新潟開催土日コース 10/6・7(土日)・20・21(土日)土曜日 13:30-19:00  日曜日 9:30-17:00

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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(2月24日)の午後は 23人の受講者を迎えて アドラー心理学ベーシック・コース の3日目を行っていました。

遠くは山口県からご参加の方がいらっしゃいました。

特筆すべきは男性が10人も参加、比率は4割(ふだんは3割程度)。

質問・ご意見が多く、それだけに独特のダイナミクスを発揮する講座となりました。

(1)よい人間関係と(2)共同体感覚が柱で、演習として行った図形を使った「協力ゲーム」では共感力が問われ、いつもより深い学びになったようです。

私はヒューマン・ギルドで学ぶ人たちとの交流を通じて「仲間から学ぶこと」の意義を強調しました。

講座では、受講者間のさまざまなやり取りから「学縁」(学びの共同体)が作られていく過程を味わえます。

講座が終わってからは、18名で「香港酒家」に場所を移して懇親。
2人一組での「他己紹介」を行いました。

姉弟で組んだペアもいました。

この姉弟に挟まれた女性は、すでにヒューマン・ギルドで学ばれ、ELM勇気づけトレーナーの資格もお持ちです。
また、そのパートナーは、現在 アドラー・カウンセラー養成講座 を受講中です。

血縁関係にも学縁が及んでいることになります。

魅力的な方々が講座に参加してくださるので、学縁のメリットの一番受け取っているのは私自身かもしれません。

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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(2月23日)の10:00~17:00は 平日開催アドラー心理学ベーシック・コース の最終日を行い、14名の修了者を出しました。



宮城県や愛知県からご参加の方もいらっしゃいました。

私は2日目と、今回の4日目を担当しました。

柱は(1)教育に生かすアドラー心理学と(2)勇気づけの理論と実践、でした。

(2)勇気づけの理論と実践のところでは、ロールプレイをふんだんに行いました。

受講者はノリノリでした。

隔週の2か月間でじっくり学ぶため、アドラー心理学の日常生活への活用ぶりが観察でき、自己受容を確認する質問については、全員がイエスと答えていました。

本をお買い求めの方も多く、一番売れたのはなんと『失意の時こそ勇気を』(コスモス・ライブラリー、1,500円+税)でした。

失意の時こそ勇気を
―心の雨の日の過ごし方
岩井 俊憲
コスモス・ライブラリー

この本は「無理しない。あせらない。そして、勇気を失わない。人生は順風(陽の時)ばかりではありません。逆風(陰の時)もまた人生。陰の時にも意味があります。大切なのは、その『陰のメッセージ』を読み取ることなのです」とAmazonの紹介にあるように、人生が逆風(陰の時)だと感じたときこそ勇気を与える本です。

何人もの方にサインをしました。

最後は、2人一組で勇気づけの演習を加えた修了証の授与で終わりました。

ヒューマン・ギルドでは、土日に講座を受けるのが難しい方のために平日開催のコースも用意し、この秋には 平日開催アドラー・カウンセラー養成講座 (9/7.21. 10/5.19. 11/2.16.30. 12/14(金・8日間)、全日10:00~17:00)を開くことにしており、受講生の中にはそちらのコースに参加の意欲を示している人もいるようです。

なお、今日・明日は 土日開催のアドラー心理学ベーシック・コース を担当します。

今日も楽しみです。

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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(2月22日)は、満ち足りた1日でした。

次の3つのことがあったからです。

1.早稲田大学エクステンションセンター八丁堀校で第4回目の講座で思わぬ発見

2.『HOUSING』 (4月号)が届く

3.梶野 真さん、水野美津子さんと4月の米国人講師招へいに関する打ち合わせ

1.早稲田大学エクステンションセンター八丁堀校で第4回目の講座で思わぬ発見

昨日(2月22日)の10:30~12:00は、早稲田大学エクステンションセンター八丁堀校で「より豊かなライフスタイルで生きる:アドラー心理学の実践 」の第4回目の講座を担当していました。

4回目のテーマは、ライフスタイルの発達。

誕生順位別に分かれて(1)それぞれの性格特性と(2)メリット/デメリットの演習を行ったところ、一部のグループで「もし生まれ変わるとしたら、きょうだいの何番目がいいか?」という話をしていたグループがいて、第一子、中間子、末子のそれぞれに着いて聞いたところ、末子に生まれ変わりたい人が圧倒的に多く(全体の約8割)、第一子希望は皆無であることがわかりました。

「しんどい第一子、気楽な末子」が浮き彫りになって面白かったです。

講座後は、13人でランチをご一緒し、じっくり歓談できました。

早稲田大学エクステンションセンターで他の講座を受講している人、本をたくさん読み込んでいる人、異質な経験をしている人がいて、私もとても勉強になっています。

2.『HOUSING』 (4月号)が届く

かねてインタビューを受けていた『HOUSING』2018年2月21日発売号 (4月表示号)が届きました。



リクルートホールディングス発行の注文住宅建築を考える人向けの情報誌で、初めて家を建てる30代~40代の子育てファミリーが主な読者ターゲットになります。

「働く・暮らす・子育てする共働きの間取り 最適パターン(全4P)」の1ページ弱に私のコメントが掲載されました。

『男と女のアドラー心理学』(青春出版社、1,400円+税)がキッカケとなったもので、夫婦のコミュニケーションのあり方と夫、婦それぞれの一人の空間の大切さが載っていました。

男と女のアドラー心理学
岩井 俊憲
青春出版社

3.梶野 真さん、水野美津子さんと4月の米国人講師招へいに関する打ち合わせ

17:30にオフィスに梶野 真さん(一般社団法人日本アドラー心理学協会 代表理事)と 水野美津子さん がお越しになり、途中から香港酒家に場所を移し、4月の米国人講師招へいに関する打ち合わせをしました。

水野さんは、20数年前にヒューマン・ギルドでアドラー心理学を学ばれた方で、今はAdler Graduate School Adlerian Studies Programに在学中です。

梶野さんの仲立ちに20数年ぶりに再会、旧交を温めることができました。

水野さんには、ヒューマン・ギルド、日本アドラー心理学協会、日本臨床・教育アドラー心理学研究会の共催で4月に東京と福岡で2人の米国人アドラー心理学者をお招きして東京・福岡でワークショップを開催するにあたって、翻訳、講師の観光案内をお引き受けいただきます。

講師は、アーサー・J・クラーク博士(セントローレンス大学教授)/マリーナ・ブルヴシュタイン博士(アドラーユニバーシティ(大学院)教授)
ワークショップの詳細は、以下のとおりです(時間はそれぞれ10:00~17:00)。

 4月14日、15日(土日)東京(駒沢大学深沢キャンパス 講義室2-1)  受講料:38,000円(税込み、テキスト付)
 4月18日(水)東京(ヒューマン・ギルド研修室) アドラー心理学とメタファー 受講料:25,000円(税込み、テキスト付)
 ※この講座は残席あとわずかです。
 4月21日、22日(土日)福岡(リファレンス大博多貸会議室)  受講料:38,000円(税込み、テキスト付)

梶野 真さん(日本アドラー心理学協会代表理事)が講師との橋渡し役を担ってくださり、当日のファシリテーターをお務めいただきます。

アドラー心理学の可能性がさらに広まり、満ち足りた1日でした。

<お目休めコーナー>2月の花(23) 

 

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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(2月21日)は、継続的にお手伝いしている千葉県の某企業で幹部クラスを対象に

変革型勇気づけリーダーシップ研修

の初日を行ってきました。

この会社の社長は「アドラー・カンパニーを目指す!」と宣言されています。

それだけに私の意欲も高まります。

家に帰ると、Kさんからいただいた宇都宮餃子をカミさんが食卓に出してくれました。

やはり、うまい!


さて、本題です。

中央区立泰明小学校にこの春から「アルマーニの標準服」が導入されることについて新聞、雑誌、インターネットで話題になっています。

・制服代が高額であること(8万円ほどになる)
・校長が「制服の変更」を独断で決めたこと
・危機管理上の問題(いじめの懸念など)

などの問題があり、2月21日の讀賣新聞には、児童が登下校中に嫌がらせを受けた問題を巡り、中央区の教育委員会では、今後もこの事態が続けば、民間警備会社の警戒も検討中であることが報道されていました。

尾木ママも「矛盾も限界」高級制服導入の小学校に疑問 を呈し、「学校の常識は世間の非常識 教育委員会も強力な指導すべきではないでしょうか?! 困った校長ですね」とあきれたことがニュースに載っていました(2018年2月20日 20時33分 日刊スポーツ) 。

一方で、同校が歴史が長く知名度が高い小学校であることと、「入学条件(児童とその保護者が就学を希望する特認校の教育方針に賛同すること等)を受け入れた銀座在住者と、学区外の在中央区の希望者が抽選で就学できる特認校」である点から、「銀座住まいのセレブなら買えるでしょ」「教育方針に賛同している人が通ってるんだから問題ない」などの意見も出ています。

そう捉えると、校長が独断で決めたにせよ、アルマーニ制服のステータスを求めて子どもを入学させる中央区の家庭もあるし、逆に経済的負担の制服を嫌って今まで上の子を入学させていた家庭が同小学校を避けることもあり得ます。

私は、教育委員会の管理下にある校長が周囲に相談せず独断で決めたことを、ある種の勇気のある行動だとも思いますが、一方で、私学でない公立の数年で異動の確実な校長が教職員、PTA、教育員会に諮らず決めたことがどう影響を与えるか懸念する立場です。

また、教育の質でなくステータスで児童を集めようとする魂胆や制定手続きが民主的でないことが最大問題になりますが、皆さんはどうお考えでしょうか?

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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

早いものであと8日ほどで3月になります。

3月には、ヒューマン・ギルドでユニークなイベントが目白押しです。

その中の筆頭のアドラー心理学+森田療法による「あがり症」改善法の本、『あがり症は治さなくていい』(佐藤健陽著、旬報社、1,500円+税)の出版記念講演会&懇親パーティーのことをお伝えします。

あがり症は治さなくていい —
大切なことはアドラーと
森田正馬に教えてもらった
佐藤健陽
旬報社

この本のことは、原稿の段階で一部読ませていただいておりましたが、「あがり症」の方に光明を与えてくれる本です。

この本の著者の 佐藤健陽さん ご自身が「あがり症」で、森田療法を最初に、続いてアドラー心理学で現在の境地を開いた方です。

そのことについては、佐藤さんを2016年5月22日の11:00~13:00にヒューマン・ギルドのアドラー心理学ゼミナールで講師にお招きし「大切なことは森田正馬とアドラーに教えてもらった!」 のタイトルで語っていただきました。



2016年5月23日のブログ をご参照ください。

ご講演から2年経たずに出版デビューです。

佐藤さんは『あがり症は治さなくていい』(旬報社、1500円+税)についてご自身で次のようにヒューマン・ギルドの2月度のニュースレターに書いていらっしゃいます。
 
佐藤たけはるカウンセリングオフィスの佐藤健陽と申します。
この度、 2 月 26 日にアドラー心理学と森田療法を元に『あがり症は治さなくていい』(旬報社)というタイトルで出版が決まりました。
私はあがり症の方向けにカウンセリングやセミナーを行っていますが、私自身があがり症の克服者です。
あがり症の方はある特有のライフスタイルを持っています。

それは「ためらいの態度」です。
困難を前にあれやこれやと 100 の理由をつけてやらない方を選択します。
生き辛いけど問題に直面しない今の居心地良さを取るのです。
つまり、あがり症という病を使って人生の課題から回避するという生き方のパターンなのです。
 
今回出す本では、相談者とカウンセラーという対話形式でこういったあがり症のライフスタイルの克服の物語を書いています。
どこかに似たようなのがあった気もしますが・・・それはさておき、私のあがり症体験記や、超ブラック麻雀店時代のことも書いています。

そして、あがり症が治った私なのですが、実はいまだにあがります。
ためらいの態度も湧き上がります。
なのに、なぜか去年独立してカウンセリングとセミナーを始めました。
対人恐怖症だった私がなぜか対人援助の仕事を選び、あがり症だった私が最も恐れる人前の仕事を選ぶ。
人生とは不思議なものです。
しかし、ライフスタイルから見ると実は必然なのかもしれません。
ヴィクトール・フランクルは言っています。
「自分を待っている仕事や愛する人間に対する責任を自覚した人間は生きることから降りられない。まさに自分がなぜ存在するか知っているので、ほとんどあらゆる『どのように』にも耐えられるのだ」と。

私はライフスタイル診断を自分にしてはいませんが、一番苦しかった時に私の生きる意味~究極目標を知って降りられなくなったのです。
この本ではそこにも少し触れています。
そして、タイトルはあがり症ですが、実はそこには様々な言葉があてはまるでしょう。
ためらいの態度をしてしまう人、神経症のライフスタイルを知りたい人、そんな方々に読んでもらいたい本です。
3 月 3 日(土)にヒューマン・ギルドで出版記念講演を開催し午後には懇親会があります。
講演内容はあがり症と私のライフスタイルを赤裸々に話します。
ご都合の合う方は是非お越し下さい。

「あがり症は治さなくていい」 佐藤たけはる出版記念講演会&懇親パーティー
 
 講演会日時:3 月3日(土)10:00 ~ 12:30
 会場:ヒューマン・ギルド研修室
 会費: 3,500 円(本をお持ちの方は、2,000 円)
 
 出版記念パーティー:13:00 ~ 15:00
 会場:AVANTI(アバンティ) (牛込神楽坂駅徒歩3分)
  https://hitosara.com/0006100818/
 会費: 5,000 円
 
※講演会&パーティーにご参加の方 :
 参加費:8,000 円(本持参の方は 6,500 円) お得です。
※パーティーのみの参加も OK です!
 
 発起人名(順不同・敬称略)
 岩井俊憲・田中いづみ・まごころ貴子・阿部洋子・笹村房子・三宅美絵子・島根雅彦・すずきしょうへい・友澤伸拓・山田鷹
 
 申込みは以下よりご希望(講演・パーティ)を記載の上お申込みください。
 takeage0303@gmail.com

◎私も発起人の一人です。
今からでも申し込みは間に合います。

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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(2月19日)は、継続的にお手伝いしている千葉県の某企業の6人のマネジメント・カウンセリングを行ってきました。

それぞれに人には研修で2回お目にかかっているのですが、個別にお話しすると、会社と仕事を大切にしている気持ちが伝わってきました。


家に帰ると、(株)ディスカヴァー・トゥエンティワンの編集ご担当の方から『悩みが消える「勇気」の心理学 アドラー心理学超入門』  (永藤かおる著、岩井俊憲監修、1,300円+税)の大部数重版のご連絡が入りました。

悩みが消える「勇気」の心理学
アドラー超入門
永藤かおる著、岩井俊憲監修
ディスカヴァー・トゥエンティワン

コンビニでも売られることになり他社の初版を上回る部数での重版になります。

第2版にして四捨五入すると累計3万部に達します。


さて、これからが本題です。

戸田久実さん(ブログフェイスブックアドットコミュニケーション株式会社 代表取締役、一般社団法人 日本アンガ―マネジメント協会 理事)からいただいた『働く女の品格ー30歳から伸びる50のルール』(毎日新聞出版、1,400円+税)を読み終えました。

働く女の品格 3
0歳から伸びる50のルール
戸田 久実
毎日新聞出版

結論から言えば、『働く女・・・』のタイトルですが、働く人だけでもなく、また女だけでもなく読んでほしい、強くお勧めの本です。

世の中には「品格」について書いている人や語っている人でかなりご本人の品格に「?」マークがつく人がいます。
しかし、この本の著者の戸田久実さんは、「『美人』をつくる小さな習慣」と帯に書いあることに対してぴったりの習慣をお備えの方です。
まさに言行一致の言葉にふさわしい著者です。

私が各章で印象に残ったのは、次の部分です。

第1章 働く女の11の基本ルール
・ 年齢に焦らない・言い訳にしない
  ・そろそろ「やめる勇気」を持つ

第2章 感情とこころを整える10のルール
 ・「妬む」「うらやむ」自分を受け入れる
 ・ささくれだった気持ちは4マスで整理する

第3章 人間関係にわずらわされない10のルール
  ・「あなたが変えられない人」にとらわれない
 ・男の嫉妬を甘くみない

第4章 ふるまいに品を添える8つのルール
  ・毎日の「やる・やらない」決まりをつくる
  ・「無難」を捨ててきれいを手に入れる

各章の終わりにある「コラム」もとても参考になりました。

・「女らしさ」を「売り」にしない(第1章)
・協力することと、いいように使われるのは違う(第3章)

赤のマーカーでびっしり染まってしまうような、とても学びになる本でした。

私の『マンガでやさしくわかるアドラー心理学』シリーズ(日本能率協会マネジメントセンター)を担当された敏腕編集者、久保田 章子さんが毎日新聞出版転職後の編集、サイラスコンサルティングの 星野友絵さん が執筆協力されたとても平易に読める本です。

◆戸田さんとは、3月11日(日) 13時45分~16時30分に大阪丸ビル別館キャでリアコンサルティング技能士会関西支部主催の2017年度 特別研修会「キャリアコンサルタントに必要な人と組織への働きかけ ~アドラー流マネジメント&アンガーマネジメント」を行いますが、告知数日のうちに満席になってしまいました。

また、戸田さんは、わざわざ私を次のセミナーの講師としてご推挙くださいました。
心から感謝申し上げます。

銀座のザ・シチズンズ・カレッジでの岩井講演
タイトル:意識改革に役立つアドラー心理学の勇気づけ ― 働き方改革に繋がるマインドとスキル
日時:5月16日(水)18:45~20:30(会場18:15)
場所:銀座フェニックスプラザ
チケット:3,000円
申し込み:http://www.tcc-tokyo.jp/chair/profile/5337dd8e77

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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(3月18日)の10:00~17:30は、2018冬季開催 アドラー・カウンセラー養成講座 の4日目を行っていました。

午前中には、ライフスタイル分析の最重要ツールである早期回想解釈を徹底的に行っていました。

 

ちなみに、早期回想の条件は次のとおりです(『アドラー心理学教科書』ヒューマン・ギルド出版部)。

(1)ある日あるところでの特定の出来事(1回だけ起きたこと)
(2)はじめと終わりのあるストーリーであること
(3)ありありと視覚的に思い出せること
(4)感情を伴っていること
(5)できれば10歳くらいまでの思い出

「ライフスタイルの分析として早期回想の解釈をする際に、その人のライフスタイルが出る」ことを警告しながら、何例かの分析をしていくうちに、見る見る力がついていくのがわかって爽快な気分になりました。

午後は、徹底的にカウンセリング演習。

これで講座の半分を終えたことになりますが、向学心旺盛な人たちの後半が楽しみです。

◆早期回想をテーマに「アドラー心理学の基礎と実践 ― 早期回想の理解と治療的アプローチ」としてヒューマン・ギルド、日本アドラー心理学協会、日本臨床・教育アドラー心理学研究会の共催で4月に東京と福岡で2人の米国人アドラー心理学者をお招きして東京・福岡でワークショップを開催します。

講師は、アーサー・J・クラーク博士(セントローレンス大学教授)/マリーナ・ブルヴシュタイン博士(アドラーユニバーシティ(大学院)教授)で、東京は埴原 由美さん、福岡は渋田 陽子さんが通訳を担当してくださいます。
 ワークショップの詳細は、以下のとおりです(時間はそれぞれ10:00~17:00)。

 4月14日、15日(土日)東京(駒沢大学深沢キャンパス 講義室2-1)  受講料:38,000円(税込み、テキスト付)
 4月21日、22日(土日)福岡(リファレンス大博多貸会議室)  受講料:38,000円(税込み、テキスト付)
 
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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(2月17日)の13:30~19:00は2018冬季開催 アドラー・カウンセラー養成講座 の3日目を行っていました。

再受講・補講の方を含めると27人の受講生となり、研修室は大にぎわい。

アドラー・カウンセラー養成講座 は、ライフスタイル分析とカウンセリング演習が2つの柱となっていて、昨日はアドラー心理学の重要技法の「早期回想」のわかりやすい解釈法をお伝えし、3人一組でのカウンセリングのミニ演習、最後はデモンストレーション(公開カウンセリング)を行いました。

「早期回想」のわかりやすい解釈法については私が作成した「早期回想解釈がたちまち上手になる7つのコツ」をもとに3例ほど演習しました。

公開カウンセリングについては、守秘義務が守られている場で、学び合いのプロセスとして本来行われるもので、ショウ的に安易に行うべきでないことを徹底し、私自身がデモンストレーションを行いました。

私が感心したのは、受講生の感受性の高さです。

本質的な内容をしっかり理解し、的を射た質問をしてくれ、講師としても充実感があります。

今日がまた楽しみです。

講座が終わってからは、何人かが「竹ちゃん」の流れて入ったようです。

私は、法人事業部長の宮本秀明さん、那覇営業所長の鳥内かおりさん(当講座受講中)と社内ミーティングを行いました。

<お目休めコーナー>2月の花(18)

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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(2月16日)は、伊藤かよこさん から新著『かんたん☆ねんねトレーニングBOOK』(日本実業出版社、1,300円+税)が届きました。
ご丁寧にお手紙を添えて。

イラストも豊富で、とても読みやすそうです。

伊藤さん、ありがとうございました。

0歳でも、1歳からでも大丈夫!
赤ちゃんが夜早く、長く眠る
かんたん ねんねトレーニングBOOK
伊藤 かよこ
日本実業出版社

ヒューマン・ギルドの3月のニュースレターでは、ご本人がご紹介くださいます。

ピョンチャン・オリンピックが佳境に入ってきました。

テレビのインタビューに答える選手たちが10年前とは大きく違って「体育会系」のイメージが薄くなっています。

今日は、冬季オリンピックが8回目になる、スキー界のレジェンド葛西紀明さんのラージヒルの本戦の日です。

葛西さんには、私の『人間関係が楽になる アドラーの教え』と『感情を整えるアドラーの教え』(共に大和書房)を読んでいただいています。

人間関係が楽になるアドラーの教え
岩井 俊憲
大和書房

 

感情を整えるアドラーの教え
岩井 俊憲
大和書房

私も色紙をいただいております。

プロ野球では、中日ドラゴンズの選手たちが競って私の本を読んでくださっているとのお知らせがCBCテレビ(中部日本放送)の某アナウンサーから入っています。

そして、4月にはパリーグの某球団の2軍選手たちにアドラー心理学の基づく感情のコントロール法の講演を行うことになっています。

私は、スポーツ選手の中にはびこる「根性論」を薄めたいと念願しています。

必要なのは、勇気くじきに代わる勇気づけです。

◆「自分が感情とどう付き合っているか、主に使っている感情は何か、その目的は何か、より建設的な対応方法や陽性感情を味方につけるにはどうすればいいのか」をテーマにした「感情のコントロール法」のセミナーを次のとおり行います。

場所:3月25日(土) 9:30~17: 30 
会場:ヒューマン・ギルド研修室

<お目休めコーナー>2月の花(17)

 

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おはようございます。アドラー心理に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(2月15日)は、高感度の受講者29名を対象とした3日間の研修を終えて家に帰ってきました。

スマホの「テザリング」を使う必要のないインターネットが自由に使える環境にいるので、気楽です。

これから溜っていたメールの返信をし、ブログにもしっかりと取り組みます。


ところで、研修の初日の晩に配偶者のいる方に「自分の改善すべき点を教えてください」と電話で聞く任意課題を出しました。

【職場+家庭+個人生活は一体不可分】との私の信念に基づく課題です。

受講者の中でさまざまな反応があったことが面白かったです。

・そもそも電話をしない人

・電話をしたけれど聞けなかった人

・電話をして軽くあしらわれた人

・電話で率直に言ってもらえた人

下の段階に行けば行くほどカップルとしての親密さが測れます。

ただ、率直に言ってもらえた人でも、勇気をくじかれた人、勇気づけられた人の2つに分けられました。

パートナーがいる方は是非、「自分の改善すべき点を教えてください」と尋ねてみることをお勧めします。

いったんは勇気くじきとして受け止めることもありますが、長期的には確実に関係が好転しますよ。

<お目休めコーナー>2月の花(16)

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おはようございます。アドラー心理に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(2月14日)は、高感度の受講者29名を対象とした研修の2日目を行っていました。

この研修は、管理職の昇格者の研修ですが、「勇気」を中心に「人間力」「戦略力」「変革力」「影響力」の5つのキーワードを散りばめた、中小企業診断士でもあり、アドラー心理学を背景にした私ならではの研修です。

『人を育てるアドラー心理学』(青春出版社、1,380円)を指定テキストとしてしています。

人を育てるアドラー心理学
最強のチームはどう作られるのか
岩井 俊憲
青春出版社

全員がこのテキストを読み込み、かなりの負担の事前課題を提出してからの参加です。

この研修では、シミュレーション演習を行い、そのことに受講者は見事に応えてくれるので、私自身のモチベーションも高まります。

この研修の中でのアピールの1つに【職場+家庭+個人生活は一体不可分】というのがあります。

職場だけでしか活用できない知恵は変革とは言えない、と私が考え、家庭でも個人生活にも生かせてこそ本物だと主張しています。

昨晩は懇親会を終え、今日はその研修の最終日。

楽しみです。

<お目休めコーナー>2月の花(15)

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おはようございます。アドラー心理に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(2月13日)から3日間、茨城県のある通信環境の好ましくない会場で管理職研修を行います。

初日を終えたところですが、1月末の3日間同様、この企業の受講者の高感度ぶりが目に着いています。
気持ちがよいほどです。

さて、『フィードバック入門 ― 耳の痛いことを伝えて部下と職場を立て直す技術』(中原 淳、PHPビジネス新書、870円+税)のお勧めです。

フィードバック入門
耳の痛いことを伝えて部下と職場を
立て直す技術 (PHPビジネス新書)
中原 淳
PHP研究所

畏友の木村 孝さん株式会社 ヒューマックス 代表取締役)からいただいた本です。
木村さん、いい本をありがとう。

著者の中原 淳氏は、東京大学 大学総合教育研究センター 准教授であるだけに学術的な裏付けをしっかりさせ、実にわかりやすく内容をまとめてくれています。

著者によれば、フィードバックとは「成果のあがらない部下に、耳の痛いことを伝えて仕事を立て直す」部下指導の技術のことです。

この本は「フィードバック」の基本理論から実践的ノウハウまでを余すことなく収録した入門書にして決定版の1冊
です。

また、その核心は、次の2つの働きかけ

1.【情報通知]たとえ耳の痛いことであっても、部下のパフォーマンス等に対して情報や結果をちゃんと通知すること(現状を把握し、向き合うことの支援)
2.【立て直し】部下が自己のパフォーマンス等を認識し、自らの業務や行動を振り返り、今後の行動計画をたてる支援を行うこと(振り返りと、アクションプランづくりの支援)

を通して、問題を抱えた部下や、能力・成果のあがらない部下の成長を促進することを目指すこと

であるように、耳の痛いことを伝えて仕事を立て直すことであり、

フィードバックの技術は

【事前】・・・・・情報収集
 ↓
【フィードバック】
(1)信頼の確保
(2)事実通知:鏡のように情報を通知する
(3)問題行動の腹落とし:対話を通して現状と目標のギャップを意識化させる
(4)振り返り支援:振り返りによる真相探究、未来の行動計画づくり
(5)期待通知:自己効力感を高めて、コミットさせる
 ↓
【事後】フォローアップ

で構成されます。


感想よりは内容紹介のようになってしまっていますが、図解も豊富で、各章の終わりに「まとめ」が入り、本の全体構成が下記のようで、とても明快な本に仕立て上げられています。

【本書の内容】
第1章 なぜ、あなたの部下は育ってくれないのか?
第2章 部下育成を支える基礎理論 フィードバックの技術 基本編
第3章 フィードバックの技術 実践編
第4章 タイプ&シチュエーション別フィードバックQ&A
第5章 マネジャー自身も成長する! 自己フィードバック・トレーニング
+特別コラム 現役マネジャーが語る匿名「フィードバック」経験談

私は、すべての内容に賛同するわけではありませんが、企業の研修だけでなく、カウンセラー養成の際のフィードバックなどにかなり生かせる内容の本だと思いました。

研修に関わる人、人を育てている方には必読書です。

<お目休めコーナー>2月の花(14)



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