アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリング、コンサルティングを行っています。
アドラー心理学による勇気づけ一筋40年 「勇気の伝道師」   ヒューマン・ギルド岩井俊憲の公式ブログ



おはようございます。ヒューマン・ギルドの岩井俊憲です。

昨日に続いて神様・仏様とのつきあい方を話題にします。

私は、20年前から「神様とのつき合い方の3原則」を次のようにまとめています。

第1原則 神様は、人の願ったとおりのことを実現してくれるとは限らない。

第2原則 神様は、その人のために神様にとって必要なことを実現してくれる。

第3原則 神様とのコミュニケーションの習慣を持ち、しかも実現したかのように願ったとき、神様は、願いを聴き届けてくださる。

まずは、第1原則から。

今年の正月は、90,000,000人(9千万人)を超える人が初詣に出かけたと報じられています。一方、日本では八百万(8,000,000)の神々が存在すると信じられています。
ただし、人気のある神様・仏様は限られています。おそらく多く見積もっても100体くらいでしょう。

単純計算すると、正月3か日に人気の100体の神仏に90,000,000人が殺到することになるのです。単純計算しても、いくら全知全能の神仏でも1体あたり900,000(90万)人の願いをいっぺんに聴き届けるはずもありません。

その証拠に「初詣で願ったことが実現していますか?」といろいろな人に尋ねても、かなり実現性が低いのです。

このことは、正月3か日でなくとも、日頃信仰心の薄い人が「駆け込み祈願」「付け焼刃の願い」をしても、神仏は馴染みの人の願いを優先することになりそうなのは、人情ならぬ神情だと思いませんか?

人気のある神仏は、日頃からお忙しいのです。平素からお馴染みになっておかないことには、話しかけても気づいてくれませんし、気づいても後回しされそうなのは、分かりますよね。

今日は、第1原則だけ。第2原則以降は、明日のお楽しみに。

 



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