ヒューマン・ギルドの岩井俊憲です。
久しぶりの「読む顔写真」、その第9回目は、株式会社金子書房 金子心理研究所 副所長の渡邊一久さん(下の写真、私が担当した金子書房の研修時のもの)です。

私が渡邊さんと初めてお会いしたのは、確かヒューマン・ギルドを立ち上げてすぐの1985年、経団連会館で行われた、アメリカの社会教育家 ボブ・コンクリンの講演会(グループダイナミックス研究所主催)でした。
心理学の修士号をお持ちの渡邊さんは、当時ある教育機関にお勤めでしたが、ヒューマン・ギルドでカウンセラー養成講座もご受講くださいました。
その後、渡邊さんは、金子書房の金子心理研究所の副所長に着任。金子書房の心理検査部門の実質的な責任者です。
渡邊さんの持ち味は、人と人、人と機会を結ぶつけるコーディネーター精神。
まずは、金子書房での拙著『勇気づけの心理学』の執筆機会をいただきました。
人事テストの組織(人事テスト事業者懇談会)での講演機会もいただきました。
そして、最近では、金子書房の小林専務ともお引き合わせくださり、これが金子書房での研修に発展しました。
この研修に関しては、6月12日のブログ「教育系出版社とのかかわり」 で写真入りで少し触れていますので、ご参照ください。
そんな渡邊さんを、今度は私がヒューマン・ギルドに引っ張り出すことに成功しました。
メンタルヘルスに活かす視点とツール、POMSとは?
のタイトルで次のとおり渡邊さんにお話しいただくことになりました。
日 時:7月3日(金)18:45―20:30
場 所:ヒューマン・ギルド研修室
受講料:2,100円(税込み、当日集金)
POMS(ポムス) Profile of Mood Statesというのは、気分や感情の状態を「緊張」「抑うつ」「怒り」「活気」「疲労」「混乱」の6つの尺度から測定する検査で、メンタルヘルスの予防にも役立ちます。
渡邊さんのお人柄、説得力に接する絶好の機会です。奮ってご参加を!
講演終了後は、懇親の場にもおつき合いくださいます。
参考までに渡邊さんが講座用に書いてくださった文章をコピーしておきます。
心と命を壊さず働くためには!? ワーク・ライフ・バランスとメンタルヘルス
社員一人ひとりの人格個性を尊重し、個人が仕事を通じて、充実感・満足感を味わうことができ、自己実現が図れるような明るい活力ある職場づくりを推進する。ストレスで病気にならないためには、サインを見逃さないことが大切です。
職場のストレスとして、仕事の量や質だけでなく、人間関係の問題を感じている人が多くなっています。それが職場のギスギス感につながっていることから、人間関係の改善が職場におけるメンタルヘルス対策として重要となっています。
体の病気も困りますが、心の病気は明確な症状が出にくく、自覚症状が顕著に出てきたときはかなり進行しているケースが多くなります。周囲の理解や協力が得にくかったり、仕事に影響がでたり、治療に時間を要したり、完治したつもりがふとしたことで再発したりと、いろいろ問題があるので、予防が重要です。
POMSを通じ、メンタルヘルスに対する関心や理解を深める学習の場を持ちたいと思います。
<お目休めコーナー> ふと見つけ、撮影した花
