アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリング、コンサルティングを行っています。
アドラー心理学による勇気づけ一筋40年 「勇気の伝道師」   ヒューマン・ギルド岩井俊憲の公式ブログ



ヒューマン・ギルドの岩井俊憲です。

11月最後の日の今日は、10:00-16:30に新宿の全農ビルで「カウンセリング・マインド セミナー」を行ってきました。


(お昼休み中に撮影)

この研修は、テレビ会議方式による管理職研修で、会場には19人の受講者、テレビの向こうには全国30数カ所に117人の受講者がいました。

私が担当してすでに7年ほどになりますから、テレビへの映り方など私は慣れたものです。

内容は、次の3つが柱になります。

1.ストレスの基礎知識とメンタルヘルス
2.カウンセリング・マインド―聴き上手を中心に
3.やる気を引き出す勇気づけの理論と技法

昨年7月3日に行った際は、とんだハプニングがあり、そのことをブログに

「わたしゃープロだ!」 

として書きましたが、今年は何のトラブルもなく研修を終えました。

今日は、何だかこの年になっても年々上達している自分を感じました。


<お目休めコーナー> 国府宮神社の菊④

 

 

 



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おはようございます。ヒューマン・ギルドの岩井俊憲です。

研修の日々が続いています。数えたら、10月も11月も月間20日以上研修に従事しています。

一昨日(11月26日)は、都内でCSLベーリングという外資系企業の学術担当(MRの指導にあたる人たち)の12名を対象とした研修を行っていました。

10月20日(水)に続いて2度目です。

内容は、聴き上手の演習と勇気づけのリーダーシップでした。

この会社の所在地は、勝どき橋の脇にあります。

研修の始まる前に隅田川べりに行って、写真を撮ってきました。


(浅草方面)

昨日(11月27日)は、今日と経由で滋賀県甲賀市に。
「愛と勇気づけの親子関係セミナー(SMILE)」3日間コースの2日目です。

2日目は、第3章から第5章までしっかりやりました。

参加者9名中7人が教師。アドラー心理学ベーシック・コースを受けている人が4人。
それでもSMILEは、新鮮に映ったようです。

私は、3人1組にして進めていきました。

夜は、懇親会のため居酒屋に。

暗がりの中にポツンとたたずむお店。
星が都会と違ってとてもきれいでした。


<お目休めコーナー> 国府宮神社の菊③

 



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◎11月26日夜追記あり

おはようございます。ヒューマン・ギルドの岩井俊憲です。

昨日(11月25日)は、13:40-16:40の3時間、新潟市の新潟ユニオンプラザ 多目的ホールで

セルフケアと勇気づけ

の研修会を行ってきました。

主催は、新潟県教育庁
対象者は、県および市町村教育委員会の管理職、県立学校および市町村立学校の管理職(校長・副校長・教頭・事務長)計220人


私はまず、「眠らせない講義の秘訣」に基づいて、現在座ってる席で全員に立っていただき、別の席に移動しながら、面識のない人とペアを組んでもらおうとしました。

すると、ペアを探すことなく座ってしまった人がいました。

私はしつこく、「必ず2人1組のペアを組んでください」と依頼したのですが、無視して、「1人でいたい」「拒否します」とぶつぶつと聞こえよがしにその人は言うのです。
私は、聞こえないふりをしていました。

「まだ相棒のいない方」と尋ねると、たまたま1人いたので、「あちらの方と組んでください」とお願いして、ぶつぶつ言っていた方と組んでもらいました。

こうなると、私のペースです。お互いのインタビュー式自己紹介から始まり、講演の途中途中で2人で話し合ってもらうことにしました。

50-60分に一度ずつ休憩を入れて、ペアでの討議、演習もたっぷり。

私は、いつものように誰をも眠らせることなく研修を終えました。


ところで、「参加者にアドラー心理学をご存知の方?」と尋ねると、80%の方々が知っているとして手を挙げたことに驚きました。

私は新潟(新潟市と長岡市)で6回ほどアドラー心理学ベーシック・コースを行っていたり、昨年、教育カウンセラー協会で招かれていることからも、教員から「アドラー心理学」という話を聞いているのでしょう。

続いて、「私の『勇気づけの心理学』を読んだことがある人?」と尋ねると皆無。
私は、これには落胆しました。ただし、考え方によっては、読んでいただけるチャンス。しっかりと『勇気づけの心理学』(金子書房)と『勇気づけのリーダーシップ心理学』(学事出版)の宣伝をしてきました。

勇気づけの心理学
岩井 俊憲
金子書房

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勇気づけのリーダーシップ心理学
岩井 俊憲
学事出版

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◎「眠らせない講義の秘訣」については、下記をご参照ください。
①11/10 http://blog.goo.ne.jp/iwai-humanguild/d/20101110
②11/11 http://blog.goo.ne.jp/iwai-humanguild/d/20101111
③11/12 http://blog.goo.ne.jp/iwai-humanguild/d/20101112

◎11月26日夜追記

主催者の新潟県教育庁のSさんから受講者のアンケート結果のメールが入りました。その一部を紹介します。

実施後のアンケートを見たところ

「職員を思い浮かべたり、自分のこととして考えたり、集中して講義を受けることができました。とても有意義でした」
「元気をもらいました。先生の著書を読みます」
「今晩から実践したいと思います」
「講義タイプ研修が多い中、実技もあり、今までで一番自分のためになったと思います。今の職場で生かしたいと思います」
「自分を見つめ直す時間になりました。岩井先生に感謝!感謝!です」

などなど書ききれないほどたくさんの喜びのコメントが記載されていました。
私も岩井先生のお話から元気をもらい、アンケートでも元気をもらいました。

Sさん、ありがとうございました。


<お目休めコーナー> 国府宮神社の菊②



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おはようございます。ヒューマン・ギルドの岩井俊憲です。

品質管理をしっかりやっている会社は、品質月間の11月をとても大事にし、大きなイベントをこの月に行います。

名古屋に本社を置く日本ガイシでは、私を講師として招き、昨日(11月24日)第51回品質月間にちなんで「品質講演会」を行ってくれました。

講演テーマは、

勇気づけ思考による自らと組織の活性化
~自律的に改善が進むチーム作りのために~

講演は、15:00-16:30、その後15分ほど質疑応答がありました。

応対、パソコンの設置、講師の紹介、デモンストレーションの相手方など実にそつなく展開され、講師としても感銘を受けました。

講師室に1人でいて、講演の準備をしながら、私は恵まれた経験をしているな、としみじみ感じました。

サラリーマン生活をメーカーの営業の仕事から始め、その後販売会社に出向、セールス・マネジャーも体験、さらには本社の総合企画室の課長に抜擢され、その後35歳で退職するまで6年半社長側近の総合企画室課長を担当し、その間2年間人事課長を兼務、サラリーマンを辞める直前1年間はTQC(全社的品質管理)担当課長も兼務していました。

私は、中小企業診断士の資格(しかも、鉱工業部門で取得)を持っていますので、企業経験に加えて企業の実態がわかります。

13年間、企業で働いていたことがこんなに自分を助けてくれているのだ、と講演前にあらためて感じました。

ところで、講演。もちろん大成功。時間もたっぷりあり、いつもの2人1組で時々話してもらうことが適当な間になったようです。

質問も4人の方から出ました。

ところで、名古屋に向かう新幹線の中から雪に覆われた富士山がはっきりと見えました。
何だか私にエールを贈ってくれているように思えました。
3日前の日曜日には、こんなに雪をかぶっていませんでした。

今日(11月25日)は、新潟に出張し、校長・教頭を中心とした220人を対象に「メンタルヘルス」がらみの勇気づけ研修を3時間行ってきます。

いろいろな業界から講師として招かれる私であります。
ありがたや、ありがたや。


<お目休めコーナー> 国府宮神社の菊①



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ヒューマン・ギルドの岩井俊憲です。

今日(11月23日)は、たくさんの方々がヒューマン・ギルドにお越しくださいました。

1つは、11:00-13:00開催の、アドラー心理学ゼミナールのため。
こちらには、18名が参加。

もう1つは、14:00-17:00開催のカウンセリング演習のため。
こちらには、22名が参加。

森崎仁志さん(27歳)が講師を務めるアドラー心理学ゼミナールは、

心の『変化』
~「挫折×不安=諦めの人生」から
「失敗×勇気=チャレンジの人生」へ~

のタイトルで、ケーキ屋に就職するも、9日で退職。はじめて出来た彼女とも別れた話から始まり、1年間ひきこもり・自傷・拒食を繰り返すご体験を赤裸々に自己開示。

38キロにまで体重の落ちたひきこもり・自傷・拒食を繰り返していた時期は、「自分がヘンになれば、この状況を維持できる」という安心感があり、感謝ゼロの日々。お母さんがアドラー心理学を学び、自分に使うこと自体が自分を傷つけるという感覚があったそうです。

ところが、お母さんに言えなかったことを言えたことから転機が訪れ、自分で病院に行き、「苦しい自分を見ている周りのほうが苦しい」と気づき始めました。

以降、一度辞めかけたアドラー心理学を再度学び始め、知り合いからの勧めで「看護師」になる事を決意するようになり、やがてアドラー・カウンセラー養成講座も受講、今日のゼミナールに至りました。

森崎さんは、出来事「使用前の捉え方(考え方)」と「使用後の捉え方(考え方)」に区分してまとめていました。

「ひきこもり」については、次の2つの対照的な捉え方で説明してくれました。

使用前の捉え方(考え方):こんなことしている自分は大嫌いだし人間として恥ずかしい。 こんな自分には価値は無く誰にも必要とされるわけがない。

使用後の捉え方(考え方):たくさん周りに甘え(依存)てしまったがゆっくりと自分自身を見つめ直すために必要な時間。人の不安や恐怖などを理解するための経験

さらには、多くのことに関して当たり前のことへの感謝ができる人間になりました。

森崎さんが今、実感している言葉は、V.E.フランクルの次の言葉だそうです。

「人間が人生の意味をは何かと問う前に人生の方が人間に問いを発してきている。だから本当は生きる意味を問い求める必要なんかないのである。人間は人生から問われている存在である。したがって人間は生きる意味を求めて問いを発するのではなく、人生からの問いに答えなくてはならない」 


森崎さんのお話が1時間で終わると、参加者全員からエール。

中には、厳しい叱咤の言葉もありましたが、多くは勇気づけの言葉。

参加されていたお母さんの森崎千秋さんが発言を求められ、親の過剰な期待、親子の心理的な揺れを経て、出会い直した親子の友情について語ってくださいました。

私は、森崎親子に次のようなお花を贈呈したい気持ちになりました。

森崎さん、ありがとう!
 



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ヒューマン・ギルドの岩井俊憲です。

昨日(11月20日)は午後、庭野静子さんの担当される「愛と勇気づけの親子関係セミナー(SMILE)」の2日目の開講に当たり簡単なご挨拶、その後、九段会館に講演を聴きに行きました。

九段下のお堀は完全に晩秋の気配でした。

夜は、SMILEにご参加の仲間たちと庭野さんを中心とした懇親会に参加(というよりお世話役)。


今日(11月21日)は、朝7:30発の新幹線に乗って愛知に。

稲沢市国府宮の小正市民センター講習会室で「夢のワーク」の1日研修会を行ってきました。

参加者は12名。3つのグループに分かれて夢のワークを行いました。

ある人の見た夢を「問いかけのリスト」に基づいて質問すると、本人が気づかなかった夢からのメッセージが読み取れます。

さらには、グループの人たちが夢の登場人物、印象的な対象物になって心理劇を行い、その後にコメントすると、夢の意外な側面が浮き上がってきます。


ところで、会場は、国府宮神社のすぐ側。
写真に収めてきました。

次回から何種類かの菊を「お目休めコーナー」でお見せします。

ところで、今週は、愛知に2回、新潟、滋賀と出張が続きます。
いろいろなところからお声がけいただき、休む間もありません。でも、ありがたいことです。



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ヒューマン・ギルドの岩井俊憲です。

今日(11月20日)は、土曜日。電話もかからない静かなオフィスで午前中、日頃なかなか取り組めない仕事をこなしました。

午後からは、庭野静子さんをリーダーとする「愛と勇気づけの親子関係セミナー(SMILE)」3日間コースの2日目が始まります。


さて、今日は、金銭による報酬がやる気を高める作用があるかどうかについて、心理学と脳科学の立場から否定論を紹介します。

心理学の立場では、私がかつてヒューマン・ギルドのニュースレターにも書き、『勇気づけのリーダーシップ心理学』(学事出版、1,600円+税)でも引用したエドワード・L・デシの次の所説が否定論の根拠になっています。

勇気づけのリーダーシップ心理学
岩井 俊憲
学事出版

このアイテムの詳細を見る

こちらは、「過去の『巻頭言』から 「勇気づけの効果を動機づけ理論から探る」をご参照ください。
http://www.hgld.co.jp/event1/kakonokanntougennkara.html

デシは、「もともと報酬なしで自発的に取り組んでいる活動に対して外的な報酬が提供されたとき、その活動に対する内発的動機づけはどうなるだろうか?」の問いをもとに大学生を対象にしてソマ・パズルを使った実験をします。

最初は、報酬なしで喜んでパズルに取り組んでいた学生たちに報酬を与えると、それまでパズルを解くこと自体を楽しんでいた学生は、金銭という報酬が与えられると、パズルを解くことが報酬を得るための手段に過ぎないと考えが変わって、その活動に対する興味を失うばかりか、報酬が打ち切られると、もはやその活動をしたいとは思わなくなったという結果を紹介し、「金銭という報酬が内発的動機づけを低下させること」を確認するのです。

このことに関しては、『人を伸ばす力―内発と自律のすすめ』(エドワード・L・デシ+リチャード・フラスト著、桜井茂男監訳、新曜社、2,400円+税)をもとにしています。

人を伸ばす力―内発と自律のすすめ
桜井 茂男
新曜社

最近は、脳科学でも同じことが言われるようになりました。

金銭報酬は「やる気」をくじく 脳科学実験で裏付け
http://sankei.jp.msn.com/science/science/101116/scn1011160500000-n1.htm?utm_source=twitterfeed&utm_medium=twitter

玉川大学脳科学研究所の松元健二准教授やドイツ・ミュンヘン大の村山航研究員らによる脳科学実験で裏付けられたのです。

産経新聞の11月16日の記事では次のようです。

大学生の男女28人を成績に応じた金銭報酬を提示したグループと、報酬を提示せずに実験後に定額の報酬を払うグループに分け、ストップウオッチをできるだけ5秒近くで止める課題をやってもらった。実験中の脳活動の変化を機能的磁気共鳴画像診断装置(fMRI)で測定すると、最初の実験では両グループとも課題に対する意欲や達成感に関係する前頭葉や大脳基底核が働いていた。

しかし、報酬を支払わないことを告げた2度目は、報酬を約束されていたグループでは脳活動の高まりが消えて「やる気」が低下したのに対し、最初に報酬が提示されなかったグループは、1回目と同様の脳活動を示した。機械的にストップウオッチを止めるだけの「やる気の起きない課題」では、このような脳活動の変化は見られなかった。


金銭による報酬がやる気を高める作用があるかどうかについて、心理学と脳科学の立場から否定論に達しているわけです。

ただ私は、金銭それ自体が目的でなく、金銭の報酬を内発的動機づけの尺度として考えてみると、内発的動機づけの「有能さの欲求」の一部になりうると捉えています。

皆さんは、どうお考えですか?


<お目休めコーナー> 続・貴船神社奥宮で



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ヒューマン・ギルドの岩井俊憲です。

昨日(11月18日)は、さいたま市の埼玉トヨペットで30人の主任級の社員を対象に「中堅社員研修」を行ってきました。

5時20分に研修が終わるや、さいたま新都心駅に急ぎ、秋葉原に向かいました。

6時半から始まる、私がサラリーマンを務めた会社のOB会に参加のためです。

会場に向かうエレベーターに乗ろうとすると、私の部下だったHさんと乗り合わせました。
「岩井さん、痩せましたね」と言われました。

開会5分前に会場に入ると、まさにおじさんたちの集まり(女性も2人参加)。それもそのはず、平均年齢は60歳を超えています。参加者は、30人以上いたようです。

20人以上の人たちは、27年半ぶりの再会です。

私は、会う人毎に「痩せましたね」と言われました。

私の営業時代の上司2人に挨拶後、数年間お隣に住んでいたIKさんの横に座り、しばし懇談。

「岩井さん、ブログ、読んでいますよ」と、Mさん。

5月15日付けブログ「元上司からの勇気づけの手紙」の元上司のIKさんとも、お手紙のお礼を述べつつ懐かしい昔話をしました。

『アドラー心理学によるカウンセリング・マインドの育て方』(コスモス・ライブラリー、1,600円+税)のP.29~31の「第二志望の人生」に絡む元上司IWさん(弁護士)とも歓談。

アドラー心理学によるカウンセリング・マインドの育て方―人はだれに心をひらくのか
岩井 俊憲
コスモスライブラリー

このアイテムの詳細を見る


OB会に出ての感想。

「サラリーマンを続けていなくて本当に良かった!」

アドラー心理学にも出合えなかったし、生涯現役も続けられないですし。

私は、懐かしさにふけることなく未来を見つめたい。


<お目休めコーナー> さいたま新都心にて



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ヒューマン・ギルドの岩井俊憲です。

今日(11月17日)の午後は、厚木市文化会館小ホールで「記念講演」の講師を務めてきました。

イベント名は、厚木地区幼稚園大会で、対象は、幼稚園長・教諭、父母の会の保護者300人強でした。

講演は、15:40-16:40の1時間の予定でしたが、第1部の大会式典が押せ押せになって、私は、講師控え室で長い間待機。ついでに同行したカミさんに記念に写真を撮ってもらっていました。

司会の方から講師紹介を受けて講演が始まったのは16:00。20分遅れでした。

それでも私は、1時間の予定を40分でこなすよう

自信のある子に育てるためのほめ方・しかり方

のタイトルで一生懸命講演を行いました。

会場は満席。みんな熱心に聞き入ってくれました。

16:40ぴたりに講演を終え、カミさんが担当する本の販売のお手伝いをし、求められて数人にサインをし、17:10に会場を後にしました。


厚木駅でカミさんと分かれて向かったのは、ある方のお通夜でした。
私より1歳年下の61歳。早すぎる死でした。


<お目休めコーナー> 貴船神社奥宮で



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おはようございます。ヒューマン・ギルドの岩井俊憲です。

一昨日(11月14日)の晩に滋賀県内の甲賀から大津に移動し、大津駅から琵琶湖ホテルまで夜道を歩きました。

イルミネーションがきれいでした。

琵琶湖ホテルでは、ゆっくり温泉にも浸かり、鞍馬山を歩いた疲れを癒しました。
部屋はツインのシングル・ユース。こちらも快適。

昨日(11月15日)の10:30-12:00は、大津駅近くの滋賀県庁東館大ホールで財団法人 地方公務員安全衛生推進協会の講師として招かれ、「セルフケア―自分自身への勇気づけ」の講演。

130人の公務員を眠らせずに講演―というより私の認識は研修―を行いました。

もちろん、ペアを組んでもらって、討議・演習を行うパターンはいつもどおりでした。


11月25日(木)は、新潟で校長・教頭たち220人を対象にこの研修を3時間かけて行ってきます。


<お目休めコーナー> 貴船神社近くの食堂の菊



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おはようございます。ヒューマン・ギルドの岩井俊憲です。

昨日(11月14日)は、滋賀県甲賀市で「愛と勇気づけの親子関係セミナー(SMILE)」の第1日目を行いました。

会場の入口にも

 部屋中にも

 共催組織のRHODURUS(「クラス会議の」勉強会のグループ)の店長の森重裕二さんご自筆のポスターが

私を歓迎してくれました。

いよいよSMILEの3日間コースの第1日目のスタートです。

参加者は10名(初回欠席1名を含む)。

私は、第1章と第2章に計6時間もかけて丁寧に丁寧に行いました。

何せこのグループには、森重さんを筆頭にアドラー心理学ベーシック・コース、ペルグリーノ博士のワークショップ2つを受講してきたツワモノが4人もいます。
さらには、日本公文教育研究会の執行役員の方も。

初日は、どうやらご満足いただいたようです。

RHODURUSのホームページで11月14日付け「SMILE。」をご参照ください。
 http://rhodurus.dancing-monkey.net/  

なお、今までの甲賀でのヒューマン・ギルド関係の講座は下記を

 2009年01月18日 忍者の町でアドラー心理学ベーシック・コース
  http://blog.goo.ne.jp/iwai-humanguild/d/20090118

 2009年02月01日 滋賀開催アドラー心理学ベーシック・コース後半
  http://blog.goo.ne.jp/iwai-humanguild/d/20090201

 2009年11月24日 ペルグリーノ博士一行がやって来た(2)―滋賀で
  http://blog.goo.ne.jp/iwai-humanguild/d/20091124

 2010年08月04日 ペルグリーノ博士の14回目の来日(4)
 http://blog.goo.ne.jp/iwai-humanguild/d/20100804



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ヒューマン・ギルドの岩井俊憲です。

今日(11月13日)は、朝早い新幹線で京都に向かう途中、月刊『致知』で「貴船神社」が目に止まり、「そうだ、ここにしよう」と貴船神社に紅葉の観賞に行くことにしました。

出町柳から叡山電鉄に乗ってほぼ30分、紅葉のトンネルを抜けて「貴船口」で下車。
ギュウギュウ詰めのバスで揺られて7-8分、貴船神社の近くに降りました。

貴船神社は、もともと京都に流れる水を供給する水源の神様を祀っています。 
縁結びの神様としても有名です。そのせいかカップル(熟年夫婦も含めて)で一杯。

もちろん紅葉も見ごろでした。

こんな写真も撮ってきました。なかなか味わいがあっていいでしょ。

もう1つ貴船神社は、絵馬の発祥の地としても有名。
こんないわれがあります。

古来より雨乞の社として名高い当社には、畏くも歴代天皇様より日照りには黒馬、長雨には白馬又は赤馬をその都度献げて御祈願される例になっていました。
しかし、度重なる御祈願のため、時には生き馬に換えて馬形の板に色をつけた「板立馬」を奉納したと平安時代の文献である「類聚符宣抄」は伝えています。この「板立馬」こそは今日の絵馬の原形と言われています。

ついでに歩いて奥宮に向かいました。

途中に「天に磐船」。船のかたちをした大きな岩です。

 貴船神社には、和泉式部(いずみしきぶ)  もお詣りし、願いが叶い、不和となった夫と復縁した話はよく知られています。

下の写真は、相生の杉。御神木で、樹齢千年になるのだそうです。

下の写真は、連理の杉。これも御神木。
左が杉、右が楓(かえで)で一体になっています。まさに夫婦和合のシンボル。

奥の院には、うちのカミさんが喜びそうな着物がかけられていました。

奥宮は、なんていうことのない建物でした。

帰り際に昼食。おでんと雑煮をいただきました。
雑煮だけ後から出てきたので、写真に撮りました。

白味噌仕立てで、小さな煮たもちが3つ入っていました。

そこのおばさんに鞍馬寺に行くことを尋ねたら、「けっこう歩いたという気がします」と言われ、チャレンジ。

鞍馬は牛若丸(源義経)が修行をした地として著名です。

宗派はもと天台宗に属していましたが、1949年以降独立して鞍馬弘教総本山となっています。

100メーターほどの急な坂道を歩いたところで、「やっぱりやめておけばよかった」と思ったものの、引き返すのも情けなく、アップアップしながら登りました。

40分ほど歩いてこちら鞍馬寺の奥の院。観音経と般若心経を唱えている夫婦らしき人がいました。

奥の院が頂上かと思ったらまだ坂道。木の根が浮き出た「木の根道」の上も歩く歩く。

私の体験では、ここ30年間最高の傾斜の山道です。

汗を拭き拭き、紅葉も観賞。

霊宝殿の3階の仏像奉安室では、国宝の毘沙門天とご対面。誰もいなかったので、軽い瞑想状態で向かい合い。

室外の紅葉がこんなにきれいでした。

やっとたどり着いた本殿金堂。

遠くに比叡山が見えます(うっすらとした山)。

帰り道の由岐神社では、珍しいアングルで御神木を撮影。

イヤー、歩いた、歩いた。

鞍馬駅から叡山電鉄で出町柳に戻り、近くの下鴨神社に。

祝詞を上げている神主さんがいて、絶妙のタイミングでシャッター。

いつもならタクシーを使ってしまうことが多いのですが、電車とバスで移動し、歩きまくった京都の1日の旅でした。

疲れたけれど、充実していました。

 



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ヒューマン・ギルドの岩井俊憲です。

昨日(11月11日)、今日(11月12日)と2日間、茨城県日立市で茨城日立情報サービス㈱の上級技師・主任22名を対象とした研修を行ってきました。
この会社、18年前から継続して研修のお手伝いをしています。ありがたいことです。

お疲れ気味で眠そうな人はいましたが、今回もまた、眠らせない研修を行ってきました。
一番最後のグループ・ワークでは、写真のとおり5グループの全員が立ったまま作業に取り組んでいました。

この場面で、講師としての私は、暇でした。時々見回ったり、質問に来る人に答えるだけでした。

さて、前々回のブログ「眠らせない講義の秘訣①」で、講演・研修の際に受講者を眠らせない秘訣は簡単で、

変化(あるいは動き)

を加えればいいこと、そして、どんな変化(動き)かというと、

そのポイントは、次の3つ

1.受講者を動かすこと

2.講師が動くこと

3.機材を多彩にすること

だと申し上げました。

3つのポイントの具体策は、それぞれさらに3つです。

1.受講者を動かすこと
(1)席の移動
(2)ペアで話し合い
(3)挙手

2.講師が動くこと
(1)机に座ったり、同じ場所(たとえば演台)で話し続けるのはタブー
(2)スクリーンの反対側にも立つこと
(3)受講者に近づくこと

3.機材を多彩にすること
(1)パソコン、プロジェクターに加えて板書も使用
(2)アニメーション効果
(3)ブラック・アウト(“B”ボタン)

全体をかいつまんで記します。

私は、講演の場でも、いったん全員席を移動してもらい、今まで知らない人とペアを組み、簡単な自己紹介をしてもらいます。

自己紹介が終わってから、「いい人とペアを組めたと思う人?」と尋ねると、間違いなくほぼ全員が手を挙げます。
「手を挙げざるをえませんよね」とコメントすると、笑いが出ます。

これで、1の「受講者を動かすこと」は、こちらの思い通りです。
もちろん、時々質問を投げかけ、受講者に手を挙げてもらったり、ペアで話し合ったりしてもらいます。

そして、最後には、ペアになった人に感謝の言葉を述べて終わることにしています。


次に、「講師が動くこと」は、徹底して行います。

理由の第1は、私が子どものころから多動だからです(間違いなく「注意欠陥/多動性障害」だったようです)。

理由の第2は、もちろん場に変化をもたらすためです。

演台を離れて、受講者に近づいたり、スクリーンの反対側に立つこともします(この時は、リモート・マウスが活躍します)。
受講者が10人以内である場合を除き、座ったまま講義をしません。


第3に、「機材を多彩にすること」も心がけます。

私は、ほぼ100%近く講演の際は、パソコンのパワーポイントを使います。そして、部分部分を映し出すアニメーション効果をふんだんに使います。
全部映し出してしまうと、受講者は、メモに集中して、講師の話を聴かなくなる懸念があるからです。

このたとえとして私は、「ストリッパーは裸では出てこない。1枚1枚衣装を脱いでいくところに期待感が高まる」と、下品なことを言う場合があります。

場所を移動して、しばらく話をするときは、パソコンの“B”ボタンを押して、スクリーンが暗くなる、いわゆる「ブラック・アウト」をします。スクリーンに映し出したまま話をしようとしても、一生懸命スクリーンを見ながらメモをしている人がいるからです。

プロジェクターからスクリーンに映し出す他に私が用意していただく機材は、ホワイトボードです。

ホワイトボードを使うと、講師の場所の移動にもつながり、書いたり消したりでき、多彩さが演出できます。


以上の秘訣を用いて、私は受講者を眠らせません。

ご関心のある方は、私の講座をお受けください。
ヒューマン・ギルドの「講座案内」をご参照ください。
http://hgld.co.jp/hpgen/HPB/entries/9.html


<お目休めコーナー> 西山研修所にて④



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ヒューマン・ギルドの岩井俊憲です。

前回のブログで

あまりいっぺんに書くと、ありがたみがなくなるので、続きは後日。

ん、また、このパターン!!!

と書いたところで終わりました。

実は、私、研修でもよくこのパターンを使います。

私の研修に出られた方は、アドラー心理学ベーシック・コースでの「取材式自己紹介」やグループ討議でも「もう少し時間があれば」という気持ちになったことがおありだと思います。

実は私、意図的にやっているのです。

その心理学的な裏づけは

ゼイガルニク効果

です。

ゼイガルニク効果(英語読みで「ザイガーニック効果」とも言う)というのは、ロシアの心理学者B. ゼイガルニク(Bluma Zeigarnik 1900年 - 1988年) が明らかにした心理学的効果のことで、

ものごとが完結してしまうよりも、途中のいいところで分断されたほうがより持続的な効果を発揮するという心理学的な理論

のことです。

この手法は、連続ドラマ・連載小説にもよく使われ、「冬のソナタ」などは、その代表例でした。

皆さんもご経験のとおり、恋も成就した恋よりも、途中惜しいところで終わった恋のほうが後を引きませんか?

私のアドラー心理学ベーシック・コースの例に戻ると、休憩時間やお昼休みも受講生同士がお話しして、1日目の終わりにはまるで昔からの知り合いのようになるし、4日間のコースが終わると、古くからの友人のような感覚になれます。

まだ、アドラー心理学ベーシック・コースを受講していない方、受けてみませんか?
ゼイガルニク効果を実感できますよ。

◎今後のアドラー心理学ベーシック・コースの日程は、以下のとおりです。

アドラー心理学・ベーシックコース 4日間(土日)
http://hgld.co.jp/hpgen/HPB/entries/4.html
2011年1月コース  1/8.9..22.23(土日・全4日間)
土曜日13:30~19:00 日曜日10:00~17:30


<お目休めコーナー> 西山研修所にて③



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ヒューマン・ギルドの岩井俊憲です。

昨日、今日と2回、多摩市役所の係長クラスを対象とした2時間の講座を行いました。

私は、事前に「私の講義では、皆さんを眠らせません」とお約束をして始まり、昨日は40数人、今日は30数人の誰をも眠らせませんでした。

秘訣は簡単。
このことについては、後で述べます。

私が眠らせない講義をすることについて

アドラー心理学カウンセラー☆鋭意修行中☆ナガトーカオル さんが

思いどおりにいかない日でも笑うセイカツ ~ワタクシ、ハタラクヒトの味方です~

の11月9日のブログ「あまのじゃくですが、なにか?」

で次のように書いておられます(斜字部分)。

ある短期集中のカウンセラー向けセミナーに通っています。

(中略)

そして、大学の、大教室の、一般教養を髣髴とさせる形式の講義。

かなり耐えましたが、げ、撃沈。

改めて、我が師匠、岩井俊憲先生 (ヒューマン・ギルド代表)の、

「私は自分のセミナーで受講生を寝かせたことが一度もないんです」

という講義の素晴らしさを痛感いたしました。


さて、これからが受講者を眠らせない私なりの秘訣です。

内容はもちろんですが、眠らせないためには、それなりの工夫が必要です。

秘訣は簡単、

変化(あるいは動き)

を加えればいいのです。

ではどんな変化(動き)?
ポイントは、次の3つです。

1.受講者を動かすこと

2.講師が動くこと

3.機材を多彩にすること

あまりいっぺんに書くと、ありがたみがなくなるので、続きは後日。

ん、また、このパターン!!!


<お目休めコーナー> 西山研修所にて②



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