アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリング、コンサルティングを行っています。
アドラー心理学による勇気づけ一筋40年 「勇気の伝道師」   ヒューマン・ギルド岩井俊憲の公式ブログ



アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

大きく2つのことについてお伝えします。

1.『マンガでやさしくわかるアドラー心理学2 実践編』の9刷重版決定(5万部突破)
2.最近とみに強まるヒューマン・ギルドの発信力

1.『マンガでやさしくわかるアドラー心理学2 実践編』の9刷重版決定(5万部突破)

昨日は日本能率協会マネジメントセンターから重版連絡が入りました。

《『マンガでやさしくわかるアドラー心理学2 実践編』の9刷重版が決定いたしました。
1,000部重版、累計50,500部となります。》

2014年の12月の発刊以来、9年半の歳月を要していますが、何とか5万部を超えました。

いただいたメールの最後には、こんな添え書きが。

※『超訳 アドラーの言葉』も破竹の勢いですね。
どこに行ってもお見掛けします。

『超訳 アドラーの言葉』は、私の他の本にも影響している点で、全社的に総力を結集してくださっているディスカヴァー・トゥエンティワンさんに感謝申し上げます。

2.最近とみに強まるヒューマン・ギルドの発信力

このところ(1)YouTube「アドラー心理学専門チャンネル/ヒューマン・ギルド」や(2)ヒューマン・ギルドのWebsite、(3)岩井俊憲ブログに限定しても、最近とみにヒューマン・ギルドの発信力が強まっていることが数字にも表れています。

(1)YouTube「アドラー心理学専門チャンネル/ヒューマン・ギルド」

今朝の チャンネル登録者数が4,800人と、5,000人に近づきつつあります。



最近では、「【アドラー心理学】話しが通じない人とのつきあい方」が「【アドラー心理学】『嫌な人』を頭から消す方法」の1,500の視聴者数をはるかに超えて2,000に近い1,996の視聴回数。


    👇
ご視聴は https://youtu.be/ex5_5dHglysから

「アドラー心理学は本当に『ほめない、叱らない』心理学なの?」の2,683に迫る勢いです。


    👇
https://youtu.be/RN0IXZLxKaM

(2)ヒューマン・ギルドのWebsite

こちらには、2月から5月までに東洋経済、婦人公論、ゲーテ、PHPのオンラインで紹介された『超訳 アドラーの言葉』のことを漏れなくNews欄で紹介しています。
是非、ご覧ください。

(3)岩井俊憲ブログ

私個人が一番力を入れているのが、このブログです。
2008年1月からせっせと続けて16年半。
ブログ開設から5,973日と、もうすぐ6,000日。

このところヒットしていて、今朝は、こんな感じです。

ここ2日ほどは、NHK連続テレビ小説「虎に翼」でアドラーの『問題児の心理』がアップで映し出されてたことが話題になって、その影響もありますが、それだけではありません。
岩井は「書きたいことを書いている」感じですが、週間の訪問者数やPV(ページビュー)は、次のとおりで、それ以前にも、毎日700~800人くらいの方にご覧いただいていることになるのです。
地道に発信し続ければ、このような成果が出ることが確認でき、読者の方々に感謝しかありません。

ここで、私が留意し続けている秘訣を公開します。

(1)歴史(時間軸)と地理(空間軸)
(2)専門家のサポート

(1)歴史(時間軸)と地理(空間軸)
ブログを5,973日も続けている私には、歴史的な蓄積があります。
アドラー心理学がらみでも、かなりの情報量がブログの中にあります。
Search(検索)を使えば、倉庫からいくらでも取り出しが可能です。
これをもとに書けた本もあります。
これが「歴史(時間軸)」の持つ強みです。

次に、「地理(空間軸)」では、SNSのそれぞれとの関連です。

1つ何かを公開しようとして、ブログ、Facebook、インスタグラム、X、ホームページのどれか、あるいは一部だけに留めることがありますが、それぞれには強み/弱みがあります。
あるいは、連携させないことがあります。

私はいつも「この情報は何と連携させられるか?」をこのところとみに意識するようになり、その考えで発信すると、相乗効果が生まれます。

(2)専門家のサポート
独りよがりは危険であることをここ半年、強く学びました。
人は誰でも強み/弱みがあります。
そこで私は、SNS関係で野口久美子さんに個人指導を受けました。

上に書いたことの大半は、野口さんの教えです。

今週の火曜日には、目次心さんを交えて、Well-laboの野口久美子さん(写真上段中央)、前川公美子さん(写真下段左)、天野英子さんと1時間ほどのオンライン・ミーティングを行いました。

Well-laboには現在進行中のオンライン開催アドラー心理学ベーシック・コースの共催とオンラインサポート、さらにはオンライン開催アドラー・カウンセラー養成講座のサポートをお願いしています。

当日の運営からLINEグループの立ち上げ、活性化など、かゆいところに手が届くような対応してくれています。

3人とはこれからの提携関係についてじっくりとお話しができました

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<お目休めコーナー>5月の花(29)



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アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日のブログ「5月28日というアドラーにとっての特別な日に:朝ドラ「虎に翼」+某大国から翻訳・出版のオファー」には、今までにないくらいの方々が訪問され、NHK「虎に翼」で『問題児の心理』が映し出された影響力の大きさをまざまざと感じました。

1つ訂正があります。
『問題児の心理』の訳者について「日本人の高橋堆治氏がアメリカでアドラーの指導を受け」と書いていたのは、私の勘違いでした。
正しくは、「アドラーと文通し、指導を受けていた」です。

ところで、ヒューマン・ギルドに『問題児の心理』のコピーがあるのを発見しました。

ある方からいただいていたものでした。
「本書の初版は、1941年刀江書院から刊行されたが、本書はそれを改訂したものである」とのまえがきが添えられた1959年の本でした。

この本をドイツ語からの翻訳だと思っていた訳者が1934年10月、アドラーがニューヨークのロングアイランド医科大学の教授として、プラメリーパーク街のプラメリーホテルに住んでいるときに直接手紙で尋ねて確認したいきさつがあとがきに書いてあります。

1941年にこの本を翻訳出版した時期は、日米間に版権に対する取り決めがなかったので、自由に翻訳出版できたそうです。
ところが、1954年の段階では、グリーンバーグ出版社に翻訳権を譲るように交渉し、新たに訳し直したことも書かれています。

さらにこんなことも。
訳者は1932年の夏、ニューヨークで本書の原本を見つけ、「精神分析から見た子どもの教育の本か、まぁ買って置いとけ、と思って買い、日本に帰ってから暇に任せて、さほどの期待もなしに読み始めて行くと、それが大変な内容であることにびっくりした」と書いてあります。

読み終わった訳者は、こんなことも書いていました。
「自分の心の中で子どもを見る目に、人間性を掴む力に大転換が起こったことを感じないではいられなかった。訳者にとって、その児童観と人間観とに革命をもたらしてくれたほどのものであった。この感銘が、本書を訳す動機となったのである」

このようなことから、訳者は、アドラーの『子どもの教育』(”The Education of Children”)の本を『問題児の心理』として2回、刀江書院から出版し、さらに後年『子どもの劣等感』として誠信書房から出したことになります。
それだけではなく、『問題児の診断と治療』 (1973年、川島書店)を翻訳・出版していることからも訳者の高橋堆治氏のパッションとミッションを感じざるを得ません。

まさにアドラー愛に満ちた、孤軍奮闘に近かった高橋堆治氏の訳した『問題児の心理』が、アドラーの命日の5月28日にNHK連続テレビ小説「虎に翼」で取り上げられたことに強い運命的な因縁を感じます。

アドラー愛をもとに、パッションとミッションを受け継ぎ、今の時代に合った組織展開を図る、私たちアドレリアンを勇気づけてくれた物語でした。

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アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

1.NHK連続テレビ小説「虎に翼」でアドラーの『問題児の心理』がアップで映し出されてたことが話題になっています。


(提供:大田原恵美さん)

5月28日アドラーの没年の月日(命日)であったこともあって、今後のドラマの展開予想と重なり大きな話題となっています。
なんだかアドラーがもう一回私を思い起こせよとNHKに働きかけたような気持ちがしてなりません。
この本にまつわる話を日本一詳しく解説します。

■「虎に翼」敢えてアップで映したアドラー本 今後の寅子の伏線か?ネットも注目【ネタバレ】
https://news.yahoo.co.jp/articles/
146bb5e5c68ed061dee14072e007c42c950df62f

このことについて私は徹底的に調べてみました。
若干の推測を交えてお伝えできることは、次の通りです。

映し出された本はアドラーの『問題児の心理』で、昭和16年(1941年)に刀江書院から出版されていた本であることがわかりました。

このことについて2つの柱でお伝えます。

(1)訳者の高橋堆治氏について
(2)この本の原題について

(1)訳者の高橋堆治氏について

訳者の高橋堆治氏について『子どもの劣等感―問題児の分析と教育』 (1962年、誠信書房、原著"The Education of Children")の著者プロフィールには、こんなことが書いてありました。

早稲田大学文学部社会哲学科卒。
アメリカのオレゴン大学大学院で社会問題を研究。
その後小学校教員、『教育時論』記者、東京府立第一高女高等科講師(心理学および哲学担当)。
アメリカのオレゴン州ポートランド市日本語学校校長。
その他川崎重工、米陸軍職員などに勤務。

私は、彼の訳書『問題児の診断と治療』(1973年、川島書店、原著"The Pattern of Life",日本語訳は『アドラーのケース・セミナー』岩井俊憲全訳、一光社、『子どものライフスタイル』岸見一郎部分訳、アルテ)の一部にこういう言葉を見つけて深い感銘を受けました。

《訳者は昭和8年(1933年)12月アドラー教授の示唆に従い、小学校・高等女学校の男女生徒1,123人について一集団内における左ききの児童の百分率を求めてみた。その結果、任意の集団中、アドラー教授の方法によって、先天性の左きき児童と判定すべき者は実に35.7%から36.9%に上ることがわかった。・・・・その詳細を『東京教育』昭和9年2月号に発表した》

1933年当時は、アドラーがアメリカで活躍していた時期で、日本人の高橋堆治氏がアメリカでアドラーの指導を受け、さらにはアドラーの本を昭和16年(1941年)に訳していたことに感銘を受けました。

高橋氏は、年代順にその後、『問題児の心理』(1959年) 、『子どもの劣等感―問題児の分析と教育(1962年)、『問題児の診断と治療』 (1973年)の翻訳・出版に従事していたことになります。

市井の心理学者が学会にも所属せず、一人でコツコツと研究を重ねていたり、翻訳をしていたことを知ることで、アドラーから直接指導を受けた高橋氏の使命感を受け取ることができました。
戦前・戦中・戦後にかけて、これだけアドラーに心酔していた人がいたのですね。

(2)この本の原題について

次に、この本の原題は”The Education of Children”として出版され、日本では『子どもの教育』(岸見一郎訳、アルテ)として知られている本だと推測されます。

『問題児診断と治療』の「はじめに」に高橋さんが書いていることを読むとこんなこと書いてあります。

《アドラーの著書の中の双子とも言うべきものの1つである『子どもの教育』を和訳して、これを紹介してから訳者は続けて他の1つである本書を世に紹介したいという願いを持った》
から始まって、
《しかし翻訳獲得のための手続きで原書を見つけようとしていたけれども、見つけられなかった。・・・・ところが平凡社の『世界大百科事典』でアドラーの項を執筆しておられた東大文学部心理学教室の八木教授のご援助によって、東大の教育学部の図書室にあることがわかってそれをお借りし訳すことができた》

高橋氏は『子どもの教育』を『問題児の心理』のタイトルで戦前に和訳し、その後『子どもの劣等感―問題児の分析と教育』(1962年)として訳し直していたことがわかります。
さらには、時間をかけて『問題児の診断と治療』などの翻訳に従事したことに高橋氏の執念を感じます。

5月28日というアドラーにとっての特別な日にNHKの朝ドラ「虎に翼」でアドラーの本が映し出されたこと、アドラーに直接指示していた日本人がいたことについて、アドラー心理学を学び、伝え続けている私にとって何だか運命的なものを感じた昨日でした。

2.昨日は不思議なこともう一つありました。
アジアでもアメリカでもなく、某大国から私の本の翻訳出版依頼がありました。
詳しくは後日お伝えすることできると思いますが、対象となった本とその国のことで私のアドラー心理学の本がこれから世界中に広まることを期待しております。

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アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日は家から徒歩5分の上高田ちば整形外科・小児科(http://chiba-cl.net/)に行ってリハビリを受けました。
ご担当の駒木尊裕さん(リハビリテーション科 科長)から重要なメッセージをいただきましたので、まとめておきます。

私は、手の甲に近い部位に、特に手のひらが上になるようにひねると痛みが生じることを訴えました。
普通ならばその部位について対応するでしょうが、駒木さんはそこに至る神経に注目したり、さらには、左肘を後ろに下げる運動をするのに肩甲骨があまり動いてないことを指摘して対処してくれました。
同行している妻も、触れてみて納得しました。
駒木さんに妻から厳しい指導を受けていると語るとふっと言い換えされました。
「愛あるサポートを受けてらっしゃるんですね」

細かいことはさておき、駒木さんから学んだ重要な3点についてまとめておきます

1.問題箇所を扱うのではない。
2.うまく機能している部位を増やす。
3.関連している部位の協力を得る。

駒木さんのリハビリを受けるたびに重要な学びが得られます。
特に昨日は駒木さんの対応がアドラ心理学とぴったり合っていることがうれしかったです。

■上のことは、アドラー心理学の立場から次のスライドで説明が可能です。

それと同時に私のライフスタイルの誤りを気づくチャンスが得られました。
私は優越志向の人間で、何か問題が起きると頑張って何とか根性で乗り越えてしまおうとしていました。
痛む部分について、私は痛みを克服するために自分自身に「もっと強い刺激を与えよ」と言うにしていました。

駒木さんのリハビリはそうではないのです。
気持ちよい部分、うまくいってる部分で止めておく。
この訓練をするとだんだんとうまくいってる部分が増えて、いつの間にか痛みが消失することを重視する考えです。
根性論からの脱却です。
もっともっと頑張ってではなく、その部位そのものを使うのではなく、うまく機能させるように関連している部位の協力を得ることは、とても大事な発想だととても納得。
昨晩から妻のサポートを受けつつ実践しています。

以前私はYouTubeで命拾いの体験を語りました。
そのことを思い出させてくれた昨日の体験でした。

自分のライフスタイルとも真摯に向き合って、無理して努力して、頑張って突破するやり方ではなく、できてる部分に注目しながら、現状維持に陥りがちな脳をさりげなく騙しながら、楽しくうまく機能していること、必要なら他者やツールによって、協力を得ながら、従来の考え方を捨てていこうと決心した、昨日の有難い体験と学びでした。

■YouTube「アドラー心理学専門チャンネル/ヒューマン・ギルド」「【アドラー心理学】命拾い体験から学んだこと」について語っています。
    ↓   ↓ 
https://www.youtube.com/watch?v=8-eRKlqifeg から

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アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

1.アドラーは「人生の意味は貢献である」と、『人生の意味の心理学 上』を筆頭にさまざまな箇所に書いています。



この『貢献』について、致知出版社のメルマガで佐藤 等さん(ドラッカー学会共同代表理事)のご著書からのP.F.ドラッカーの言葉が載っているのを見つけました。

「自らの果たすべき貢献を考えることは、知識の段階から行動の段階への起点となる。問題は、何に貢献したいと思うかではない。何に貢献せよと言われたかでもない。何に貢献すべきかである」(『明日を支配するもの』)

「貢献に焦点を合わせることによって、自らの狭い専門やスキルや部門ではなく、組織全体の成果に注意を向けるようになる。成果が存在する唯一の場所である外の世界に注意を向ける」(『経営者の条件』)

アドラーが個人、あるいはより広い共同体のために『貢献』を説いたのに対して、ドラッカーの『貢献』は、経営組織を想定してのものです。

佐藤 等さんとのご縁については、2019年7月6日付けブログ  月刊『致知』アドラー×ドラッカー 人間学対談 にも書いています。
https://blog.goo.ne.jp/iwai-humanguild/d/20190706


(左から藤尾社長、佐藤 等さん、私、藤尾允泰さん

対談の結果については、月刊誌『致知』 2019年9月号にも掲載されました。

思い返せば私は、大学生時代のゼミ論(私の所属していたゼミでは、4年生の卒論の代わりに3年生、4年生の時にゼミ論が課されていた)で『ドラッカーの経営学』を書いていました。
そのためドラッカーの本のかなりを読み込んでいます。

話を戻すと、アドラー心理学と経営学、アドラーとドラッカーを照らし合わせると、「知のイノベーション」のような現象が起きてくるので、学びの楽しみが倍増します。

■「知のイノベーション」に関連する記事を2024年5月14日付けブログに「多元的(ハイブリッド)の学びの基盤」として書いているので、ご参照ください。
https://blog.goo.ne.jp/iwai-humanguild/d/20240514


2.本日の21:00から配信のYouTube「アドラー心理学専門チャンネル/ヒューマン・ギルド」「【アドラー心理学】話しが通じない人とのつきあい方」のタイトルで永藤かおるさんがご提供。
話しが通じない理由から「話しが通じない」と思ったときの対応法まで13分半ほどで語っています。

ご視聴は https://youtube.com/@user-pq7cw7zh9h から入ってご覧ください。

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アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

1.ここ数日立ちくらみすることがあるので、昨日は近くの内科医院に行きました。
低血圧に加えて、心電図では一部不整脈が見られました。
このところちょっとした症状でも用心に用心を重ねて医師の診察を受けるようにしています。
高血圧の薬のを減らすことで対応することにしました。
数日研修が続いてストレスがかかっていたことも原因してるのかもしれません。
そんなこともあって、昨晩は早めに床に就きました。
4時間ほどして目が覚めて、その後なかなか眠れません。
いつもなら書斎に行って本を読んだりしてることが多いのですが、この日は妻に促されて、眠れなくても布団の中にいることにしました。

忘れていたことを思い出しました。
私の病に倒れる前は、寝るときに妻の左手を握っていることが多かったのですが、ここのところほとんどありませんでした。
昨晩、復活しました。

ふとその時、私が40歳代から50歳代にかけてこだわっていた氣の力発揮しようと、左手からエネルギーをもらって右手から送るやり方をしました。

腹式呼吸をしながら15分ぐらいやったでしょうか、その時こんな思いがしました。
今まで私は指の半分を失った左手について依存的に人の助けを求めたり、自分で保護したりしていました。
ところが、この貴重な体験をした左手は、今後スピリチュアルな存在として機能するのではないかとの思いに至ったのです。
病んだがゆえに新たな役割が期待されるのです。

私はぐっすりと寝入ることができ、久しぶりに8時間以上眠ることができました。
私自身の癒しになり、疲労回復にもつながりました。

このようにして私は、これから自分の左手について依存から抜け出て、それなりに使い、そして特にスピリチュアルの領域で大いに活躍してもらおうと思った次第です。

2.昨日の午後はオンライン開催アドラー心理学ベーシックコースを行いました。



ご参加の11人(2人欠席)の方々一人ひとりの自己紹介をお願いしました。
お聞きしていると、ユニークな人たちが集った印象です。
講座の内容は、”Movement(運動=目標追求性)”をキーワードそした次の内容でした。

(1)アドラー心理学の基本的な考え方
(2)ライフスタイルの意味とその構成要素

全体の中でのやりとり、ブレイクアウトセッションが活発に展開され、講座が終わった後には質疑応答を行いました。
実際は、ご相談がいくつかありました。
LINEグループもできて講座外でも活発なやりとりが期待されます。
さらに私は、学びは講座だけじゃなくて、ヒューマン・ギルドのYouTube、あるいは私が出演した番組などを視聴することによって多元的に今後の学びが促進されると伝えました。

■渋谷クロスFM「プロフェッショナルリーダー~経営者人生の1ページ~」のアーカイブ視聴は、こちらから(本日50分を割いてください。早送りで視聴も可能です)
 ↓   ↓
https://youtu.be/SHhyMvo6t9Y?list=
PL4emyEW01XRXzR3Ium8vw2sUmJhNvXQmO

■アドラー心理学ベーシック・コースの今後の予定は、次のとおりです。 

アドラー心理学の基礎の理論を学び、生活に仕事に役立てられる講座です。

◆水曜4日間コース(会場参加型)
 日程:2024年7月24日.31日.8月7日.21日(水曜4日間)
 時間:全日10:00~17:00 
 詳細確認及びお申し込み:https://www.hgld.co.jp/plecture/view/925

◆アドラー心理学ベーシック・コース 土日4日間コース(会場参加型)
 日程:2024年9月コース 9月14.15.28.29日(土日)
 時間:土曜13:30-19:00、日曜10:00-17:30
 詳細確認及びお申し込み:https://www.hgld.co.jp/plecture/view/244

◆アドラー心理学ベーシック・コース 土曜コース(6日間・オンライン開催)
 日程:2024年10月5日.19日.11月2日.16日.30日.12月14日
 時間:全日13:15-17:15
 詳細確認及びお申し込み:https://www.hgld.co.jp/plecture/view/1159

 受講料:会員71,500円、一般77,000円(税込)、再受講30,800円(税込、会員限定、4名まで)

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<お目休めコーナー>5月の花(24)



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アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

1.私のリハビリについては、医師、理学療法士はもとより、妻も積極的に関与してくれています。
それに伴い、私自身も依存から自立への道に歩みつつあります。

特に家庭では、妻は甲斐甲斐しく各方面でサポートしてくれていましたが、この頃多くなった妻の言葉は「自分で」です。

今までは「お母さんの手」という表現で私の右手を丁寧に洗ってくれていました。
しかし、左手の薬指、小指にバンドエイドつけない状態になって結構洗えることができつつあるので、「自分で」と言われて、今朝は自分で手を洗いました。
その他にも左手が健全だったらするであろうことを、形だけでも、イメージを使っても実践するように促してくれます。
もしかしたら助けてもらったほうが手早いかもしれませんが、その辺のところをじっと耐えて自分でやれるような努力を夫婦でしています。

一昨日から気功法の中の特に香功(しゃんごん)をやるようにしました。

こちらは身体的から精神的への自立に向けての試みです。

2.話は変わって、昨日は午前中カウンセリング道場の混合コースを開きました。
参加者は8人(一人が集合写真前に退出)。


(写真提供:たけおめいさん)

あるクライアントに対して3人の方がカウンセラー役を務めました。
私がこの場面で思い出したのはペルグリーノ博士の言葉。
平易な英語で表すと、”Plow it deeper,higher and wider." (より深く、より高く、より広く耕せ)という学問に対する基本的な心構えのことです。
このことは、カウンセリングにも応用できます。

カウンセリングをする際は、まずは広く情報収集をし、そしてある1点に対して深く掘り下げ、最終段階では、自分の置かれた状況を俯瞰するように、より高い段階から、あるいは、第三者的な立場から見てみると、思いがけない部分が見えてきます。

さらには、クライアントの使った擬態語(オノマトペ)の中に重要なヒントが隠されていることもお伝えいたしました。

カウンセリング担当した人には、もうこれこそアドラー派のカウンセルンぐモデルと見られる人たちもいました。
熟達したカウンセラーがだんだん育っています。
今後のカウンセラーの養成としては、シニア・アドラー・カウンセラーを誕生させるつもりです。
5年ぶりに8月31日、9月1日の2日間でシニア・アドラー・カウンセラー養成コースを開催いたします。
概要は次の通りです次世代を担う心意気のある方はご参加のほどよろしくお願いいたします。

■シニア・アドラー・カウンセラー養成講座
https://www.hgld.co.jp/plecture/view/1180

日 時:2024年8月31日.9月1日.(土・日2日間)土曜13:00~18:30 日曜10:00~17:00 

*講 師、参加の条件、受験希望者の条件などについて詳しくは、ヒューマン・ギルドのWebsiteから

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<お目休めコーナー>5月の花(23)



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アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日も在宅勤務の1日でしたが、とても満ち足りた、感謝の気持ちが溢れる1日でした。
昨日のことで3つのことをお伝えします。

1.午前中のリハビリから学んだ戦略展開
2.午後のオンライン開催アドラー・カウンセラー養成講座2日目のこと
3.PHPオンライン『超訳 アドラーの言葉』第3弾について

1.午前中のリハビリから学んだ戦略展開

昨日もご近所の整形外科医院に行きました。
院長は、私のこれからのことを案じてくれていて、義手の会社の社長と引き合わせてくれました。
リハビリが進み、指の機能がもう少し安定した7月末ごろに再会することになりました。
私の今後のイメージがクリアになりました。
その後は、理学療法士のKさんからリハビリを受けました。
Kさんの有難いことは、手技だけでなく、理論的にいろいろ教えてくれることで、私たち夫婦は、家でできるリハビリの実践だけでなく、目的/目標から展開できる戦略展開が明らかになりました。

2.午後のオンライン開催アドラー・カウンセラー養成講座2日目のこと

午後は、野口久美子さんのサポートのもとで、オンライン開催アドラー・カウンセラー養成講座2日目を行いました。



2日目のメニューは、次のとおりでした。

(1)1日目の振り返りと宿題発表
(2)講義とミニ演習
 1)初回面接のポイント
 2)カウンセリングの主訴と目標 など
 3)聴き上手について
(3)デモンストレーション:ライフスタイル調査表の収集
(4)2日目の振り返りと質疑応答

「学びの共同体」が早くも形成されつつあるで、再々々受講の五十嵐淳至さんのライフヒストリーをお聞きする会が6月4日(火)の晩に開かれるようです。

講座には、私の散漫な説明を明確にしようとご質問される方が数人いらっしゃり、私だけでなくみんなのためになってくれています。

講座中に一番時間をかけたのは、ライフスタイル調査表の収集のデモンストレーションでした。
パソコンでの清書係を引き受けてくださった方がいて、私も安心でした。
こんなふうにみんなで作り上げる講座になっています。

私は、講座外でも学びを深められるよう、外部でのコーチング講座、フランクルについての放送とテキストのこともお勧めしました。

このように、受講者の皆さんに多面的に学べる構造にしています。

3.PHPオンライン『超訳 アドラーの言葉』第3弾について

PHPオンライン(2024年05月23日)で『超訳 アドラーの言葉』の第3弾が昨日公開されました。



「『人間は劣った存在』アドラー心理学の本質がわかる5つの言葉」

      👇
https://shuchi.php.co.jp/article/11000

次の5つの言葉です。

・人間はとりわけ弱い動物の一つ
・人間の精神・思考の発達は鋭い角や牙の代わり
・「動く」からこそ心をもつ
・人間は「完成・完全」を目指して努力する
・人間は赤ちゃんの頃から絶えず成長しようと努力する

是非ご覧ください。

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<お目休めコーナー>5月の花(22)



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アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

5月7日(火)の12:00~12:50にに出演してきた渋谷クロスFM「プロフェッショナルリーダー~経営者人生の1ページ~」のアーカイブ視聴が昨日から可能になりました。
   ↓   ↓
https://youtu.be/SHhyMvo6t9Y?list=
PL4emyEW01XRXzR3Ium8vw2sUmJhNvXQmO



星野友絵 さん(サイラスコンサルティング、星野書房代表)とスタッフの遠藤庸子さんから私と妻(美弥子)がインタビューを受けて答えたものです。

話題は、次の6点でした。

(1)命拾い体験から学んだこと
(2)『超訳 アドラーの言葉』をベストセラーにできた秘訣
(3)大ベストセラー『マンガでやさしくわかる アドラー心理学』の英語版のこと
(4)『【新版】マンガでよくわかる アドラー流子育て』をもとにした子育て論議
(5)今後の岩井の展望
(6)岩井にとっての「プロフェッショナルリーダー」とは?

ここで(1)から(4)については、多くの方々がご存じなので、(5)の「今後の岩井の展望」について少々、(6)の「岩井にとっての『プロフェッショナルリーダー』とは?」についてあっさりとお伝えします。

「『今後の岩井の展望』は、ひと言で言えば『人をサポートする人をサポートしたい!』」です。
ヒューマン・ギルドで育った、あるいはカウンセラーや講師(トレーナー、リーダー)として育とうとしている人が、関わりのある人たちに効果的/建設的なサポートができるよう理論と実践面で育成するサポートをします。

「岩井にとっての『プロフェッショナルリーダー』とは?」の回答は、あっさり「エッセンシャルリーダー」と答えました。

■「エッセンシャルリーダー」のことについては、2024年5月5日付けブログ 【エッセンシャル】という軸を持った生き方:仏教の『自愛経』のこともご紹介 をご覧ください。
   ↓   ↓
https://blog.goo.ne.jp/iwai-humanguild/d/20240505

■渋谷クロスFM「プロフェッショナルリーダー~経営者人生の1ページ~」への私の出演は3度目で、過去の2回については、次のとおりご視聴いただけます。

◆1度目:2022年4月5日出演
   ↓   ↓
https://www.youtube.com/watch?v=
BYyusLCiv3o&list=PL4emyEW01XRXzR3
Ium8vw2sUmJhNvXQmO&index=9&t=2433s

◆2度目:2022年12月6日出演(ミニ・カウンセリングもご覧いただけます)
   ↓   ↓
https://www.youtube.com/watch?v=
plS1fbB01tM&list=PL4emyEW01XRXzR3
Ium8vw2sUmJhNvXQmO&index=1

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アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

私はこのところかなり仏教に傾倒しています。
入院中は『維摩経をよむ』(菅沼晃、NHKライブラリー)、続いて『般若心経講義』(高神覚昇)を読み、最近では『NHKこころ読む 仏典』(中村 元)のテキストとカセットテープで勉強しています。
仏教がものすごく面白いのです。

仏教の視点で見ると、アドラー心理学がよくわかるので、楽しみが倍増します。
「なるほど。アドラー心理学のこの点は、仏教のここと共通してるんだ」ということがわかり、学びが深く広くなります。

前にも書いていますが、Aの学びとBの学び、それぞれ異質なものだとしても、それらの学びが共鳴し合って、何か新しいもの創造することが感じられます

昨日はYouTubeアドラー心理学専門チャンネルの収録の際、仏教の「四苦八苦」の話をしました。
そのうち使ったスライドをいくつかご紹介します。

YouTubeアドラー心理学専門チャンネル の6月用に収録した4本の動画の配信予定は次の通りです。

配信日  タイトル

6月3日  四苦八苦しながらも生きる知恵  岩井
6月13日  職場のアドラー心理学 「働きがいのある職場にするために」 永藤
6月20日 エッセンシャル・パフォーマーとしての自分軸 岩井
6月27日  アドラー心理学で考える やる気(モチベーション)の高め方 永藤





予告としてお伝えいたしました。

さらに私は7月のアドラー心理学ゼミナールを自ら担当することにしました。
「質疑応答&フリートーク」のタイトルです。
受講者の方と色々と対話をしたいなと考えております。

ところで、皆様は「四苦八苦」の本当の意味をご存じでしょうか?
何よりも仏教の「苦」の意味をほとんどの人が誤解しています。

辞書では「苦」の2つの意味をこんなふうに書いています。

(1)精神的・肉体的な苦しみ
日常生活では「貧・病・争・能(力)」
(2)(仏教では)自分の思いどおりにならないこと。

この後の楽しみはYouTubeアドラー心理学専門チャンネルの関連動画をもとにご覧ください。


ご視聴は https://youtube.com/@user-pq7cw7zh9h からどうぞ。

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アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日はヒューマン・ギルドでエニアグラムの講座を開きました。
講師は、木村 孝さん(株式会社ヒューマックス代表取締役、一般社団法人ビジネスエニアグラム協会ファウンダー)と高橋慶治さん(立命館大学大学院教授)。



ハイブリッド型の開催で会場とオンラインで40名の受講者がいました。
盛況でした。



講座が終わって香港酒家で懇親会を行いました。
参加者は15名。


(写真提供:石倉 充さん)

懇親会の場で私はもどかしい思いをしました。
一緒盛りで料理が運ばれてきますが、自分の身だけではなかなか取り分けられないのです。
周囲の人は、あまり気遣いをしてくれる人ではありませんでした。
仕方なく私は店長に私の状況を伝え別に小皿に盛ってもらうことにしました。
不便です。ぎこちないです。

そこで話は、昨日の午前中に戻ります。
昨日は妻とともに近くの整形外科にリハビリに行きました。
担当の理学療法士のKさんとは4度目になります。
私の左手首がある動きをすると痛みを生じることについて訴え、そのことについてやりとりをしました。
痛い部署ではなく痛い原因になる神経に触れて、話をしながら進めました。
神経の部位に手を当ててもらって、いろいろやりとりすると、手首とはかなり離れた箇所なのに、手首の動きが良くなってくるのを感じられました。

昨日のリハビリで特に印象に残ったのはリハビリのビジョンと目標のことです。
私は指の半分を失いましたが、この半分の機能で100%とは言いませんが、70ないし80%の機能を持ちたいと願っております。
幸い残された指でリハビリをすればものをつかむこともできるようになります。
今の状態では風呂に入っても、自分の体のすべてを洗うことができません。
しかし、タオルを使えばやがてすべて自分で自分の身の回りのことができるようなイメージを抱いています。

私はKさんに伝えました。
「7月になったら一人で宿泊を伴う出張を担当したい、それができるようになりたい」

Kさんは、「やりましょうよ。できますよ」と言ってくれました。

「目標があればそのレベルに到達できる。大事なことはリハビリをしていて、私たちがこのくらいできるだろうと思っても、患者さんがとても無理だとして目標を低くしてしまう。そうすると、そのレベルにとどまってしまう」

さらに、「目標設定し、いつ頃どんな状態になりたいというイメージを描くならば、それは可能になる」と勇気づけてくれました。
とてもアドラー心理学に近い考え方です。

さらに妻の発言で左手を守るこだわっていると左手の機能は回復しないので、もっともっと左手にできることをさせようと、左手を守り、そして右手だけでやってしまうのではなく、左手にもどんどん役割を与え、まるで以前のように動かせるのだとビジョンを設定し、目標を定め、時々刻々トレーニングしていくことの重要性を確認しました。

私は以前22年間ほど気功法をやっていました。
その中で手を中心に動かす香功(シャンゴン)があります。
これをこれから自分のリハビリメニューの中に入れていこうと決心しました。

リハビリは会社経営、人生の営みの同様の要素があります。
ビジョン設定する。そして、まるでこんな状態になっているとイメージを定め、そのことを喜び、目標を具体的な計画に落とし込み、そして日々実践するのです。

左手を依存的にするな!
左手でできることをどんどん探し、左手に貢献してもらおう。

このことがリハビリから学んだビジョンと目標です。

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アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

欲張って3つのことを書きます。

1.『人は自分が意識しているほど自分に関心がない』
2.フランクルから生きる意味を学ぼう
3.ドタ参加歓迎:『エニアグラムで気づく自己の根源的価値観』

1.『人は自分が意識しているほど自分に関心がない』

昨日は、ヒューマン・ギルドで行われたアドラー心理学ゼミナールでファシリテーターを、カウンセリング演習で講師を務めました。
アドラー心理学ゼミナールでは、講師の太田均さんから「随所に主」となって生きて来られた姿を学びました。



カウンセリング演習では、地道にアドラー心理学のカウンセリングを学び続けていらっしゃる高見澤秀男さんが実技試験にチャレンジ、見事合格されました。


(写真提供:大場真美さん)


(写真提供:渡利典子さん)

2つの講座を担当して人前に出ながら、次の教訓を得ました。

『人は自分が意識しているほど自分に関心がない』

ご承知の方が多いとは思いますが、私は4月23日の手術で左手の指の体積の半分を失いました。
不便です。醜いです。
医師は、白手袋の着用を勧めてくれました。
3セットほど購入しました。
けれど、一度も着用していません。
今後もそうでしょう。
昨日は、5本の指先にバンドエイドをした状態で人前に出ました。

私には、確固たる信念があります。

『人は自分が意識しているほど自分に関心がない』

醜いとしても、そのことを恥じる必要はない。
醜いとして恥じるのも私、自分の状態に他者が強い関心を抱いていると自意識過剰になりがちなのも私だからです。
私は私、人は人。

2.フランクルから生きる意味を学ぼう

5月19日(日)にNHK Eテレで「シリーズ ヴィクトール・フランクル それでも人生には意味がある(2) 苦悩を生き抜く」が放送されました。
5月25日(土)午後1:00~2:00に再放送されるので、ご視聴を強くお勧めします。

テキストのことは、2024年5月9日のブログ「強くお勧めの本の紹介:『ヴィクトール・フランクル それでも人生には意味がある』」に書いていますので、ご参照ください。
   👇
https://blog.goo.ne.jp/iwai-humanguild/d/20240509

NHK こころの時代 ~宗教・人生~ ヴィクトール・フランクル それでも人生には意味がある 2024年 度 ...
 
日本放送協会,NHK出版
NHK出版

1回目も気になる方は、文章で補うことも可能です。

NHK第1回目公開:2024年5月15日(水) 更新:2024年5月17日(金)

・絶望の淵で生きる意味を見いだすには 『夜と霧』の著者の人生と思想から探る⓵前編
https://www.nhk.jp/p/ts/X83KJR6973/
blog/bl/pdGkek1AXd/bp/pWOe8jRApg/

・絶望の淵で生きる意味を見いだすには 『夜と霧』の著者の人生と思想から探る⓵後編

https://www.nhk.jp/p/ts/X83KJR6973/
blog/bl/pdGkek1AXd/bp/pQyz1MVoND/

※より詳しくは、本日19:00発行のヒューマン・ギルドのメルマガの巻頭言をお楽しみのほど

3.ドタ参加歓迎:『エニアグラムで気づく自己の根源的価値観』

「生きる意味」を探るためにも、本日18:30―20:00開催の『エニアグラムで気づく自己の根源的価値観』の講座受講をお勧めします。
会場リアル参加とオンライン参加が可能で、本日の午前中一杯まで受付が可能です。
なお、会場参加の方は、2人の講師と20:15からの懇親会参加も可能です(@3,500円)。
 
 日時: 2024年5月20日(月)18:30―20:00
 講師: :木村 孝さん(株式会社ヒューマックス代表取締役、一般社団法人ビジネスエニアグラム協会ファウンダー)+高橋慶二さん(立命館大学大学院客員教授)
 受講料:1,000円(税込み、資料付き)
 会場リアル参加申し込み https://www.hgld.co.jp/plecture/view/1137
 オンライン参加申し込み https://www.hgld.co.jp/plecture/view/1138

木村 孝さんは、1986年以来の私の尊敬する友人でもあります。

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アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

1.本日11:00~13:00開催のアドラー心理学ゼミナールと明日(20日)18:30~20:00開催の『エニアグラムで気づく自己の根源的価値観』の2つの研修で私はサポート役とファシリテーターを担います。
ヒューマン・ギルドの標榜する「多元的(ハイブリッド)な学びの機会」のご提供です。

なお、『エニアグラムで気づく自己の根源的価値観』の講座は、ハイブリッド開催(オンライン&リアル)で、マネジメント・カウンセリング研究会主催の年度内特別講演にヒューマン・ギルドが協賛したものです。
実際の1/5から1/10の受講料の@1,000円で参加できる講座です。
会場リアル参加とオンライン参加が可能で、明日の午前中一杯まで受付が可能です。

 会場リアル参加申し込み https://www.hgld.co.jp/plecture/view/1137
 オンライン参加申し込み https://www.hgld.co.jp/plecture/view/1138

なお、会場参加の方は、2人の講師と20:15からの懇親会参加も可能です(@3,500円)。
 
■『エニアグラムで気づく自己の根源的価値観』

人間学「エニアグラム」で無意識の動機からくる自己の根源的価値観に気づくことから始めます。
根源的価値観とは、自分の人間的強みとも言えます。
また、強みが負の面で出ると「囚われ」ともなります。
こうした自分のメカニズムを客観的に俯瞰して観られるようになると、何故自分がそのように感じ、考え、行動するのがわかるようになると同時に、他者の根源的価値観を理解することによって、多様な他者が何故そのように考え、行動するのか理解できるようになってきます。
これまで自動反応していた自分から、他者のニーズをも考慮に入れて、互いのWin-Winを実現していく生き方ができるようになります。
この講座を通じてエニアグラムで自分と他者の多様な価値観を理解することで、理想のコミュニティ創りを実現しましょう。
 
 日時: 2024年5月20日(月)18:30―20:00
 講師: :木村 孝さん(株式会社ヒューマックス代表取締役、一般社団法人ビジネスエニアグラム協会ファウンダー)+高橋慶二さん(立命館大学大学院客員教授)
 受講料:1,000円(税込み、資料付き)
 会場リアル参加申し込み https://www.hgld.co.jp/plecture/view/1137
 オンライン参加申し込み https://www.hgld.co.jp/plecture/view/1138

木村 孝さんは、1986年以来の私の友人でもあります。

2.Yahoo!ニュース 5/17(金) 11:53配信でもPHPオンラインで5月15日に配信された記事が見られます。
「アドラーの『人間関係の悩みに効く言葉』5選...孤立した人生の要因とは?」
https://news.yahoo.co.jp/articles/
539b257ab3f3a6f5c05babdadf470730b3d52dda

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アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

3つのテーマについて書きます。

1.【原点回帰】について
2.PHPオンライン『超訳 アドラーの言葉』第2弾
3.3.私の67冊目と68冊目の本が海外進出

1.【原点回帰】について
5月15日のブログで「【原点回帰】+【現実直視】+【未来展望】」のタイトルで【現実直視】と【未来展望】のことを書いていました。
その際、【原点回帰】については、後日書くとしていました。
今日は、【原点回帰】のことについて書きます。

私の【原点】のことは、すでに5月14日のブログ「多元的(ハイブリッド)の学びの基盤」で少し触れています。
アドラー心理学の他に経営学と仏教が私の学びの原点で、この3つが融合しながら私を支えてくれています。

《私にとってアドラー心理学、経営学、仏教は、多元的な私のペースです。
3つの、多元的(ハイブリッド)の学びの基盤について申し上げましたが、2つあるだけでも効果がまるで違います。
私は音叉による共鳴現象のたとえを使います。
Aの学びと、異質なBの学びを照らし合わせたとき、この2つが共鳴現象を起こして、何か新しいものを創造する力になります。
多元的な学びは知識を知恵とし、そして共鳴する新たなものを生み出す効果があるのです。》

私はこの度の「命拾いの体験」から仏教にどっぷりつかっていて、仏教経典について『NHKこころをよむ仏典』で日々カセットテープとテキストで学習を重ねています。



2020年のコロナ禍からしばらく、私はじっくりと腰を落ち着けて学ぶことを怠っていたことを反省しています。
「スピードが命」とばかり、動画は倍速、本は速読気味でこなしていました。

今は、スピードよりも「エッセンシャル(本質的)を重視して、本は遅読で臨んでいます。
仏教もそうですが、アドラー心理学の学びも同様です。

アドラーの『人間知の心理学』についてこんな学び方をしています。
『人間をかんがえるーアドラーの個人心理学入門』(山下肇・山下萬里訳、河出書房新社、2,695円)の1つの章を読んだら、その次に『人間知の心理学』(岸見一郎訳、アルテ、1,980円)の同じ章に目を通すのです。

 

決して要領のよい読み方ではありませんが、2倍学びが深くなります。
見逃していた点もカバーでき、とても新鮮な学びになります。

2.PHPオンライン『超訳 アドラーの言葉』第2弾
PHPオンライン(2024年05月17日)で『超訳 アドラーの言葉』の第2弾が昨日公開されました。
「『怒っている人は、優位性を示したい』アドラーが分析した感情の目的」
      👇
https://shuchi.php.co.jp/article/10999

次の5つの言葉です。

・強い感情にも意味がある
・悲しみにも目的がある
・怒るのは「他人を支配したい」から
・不機嫌とは母親への反抗
・感情には「目的」がある

第3弾は、5月23日に公開予定です。

3.私の67冊目と68冊目の本が海外進出
私の67冊目の本『超訳 アドラーの言葉』が韓国で、68冊目の本『【新版】マンガでよくわかるアドラー流子育て』が台湾で、それぞれ翻訳・出版されることが決まりました。

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アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

今日は、1つだけの話題のご提供です。

本日7:00にVoicyで「【 特別インタビュー 】岩井俊憲『超訳 アドラーの言葉』」大平信孝さん「目標実現ジム『やる気に頼らず「すぐやる人」に!』」で配信されています。

全部で34分50秒です。
是非、お聴きください。
   👇
https://r.voicy.jp/EGV3NXeM9yb

タイトルと時間は、次のとおりです。

1.アドラー心理学で「誤解」されている論点とは?(08:59)

2.学びの3つの段階と未来を創造するコトバ(06:43)

3.「ソーシャルインタレスト」「失敗とは新しい課題」「共同体感覚」(08:31)

4.「勇気と訓練で成長する」(06:48)

5.岐路に立たされた時にこそ思い出してほしい「キーワード」(03:51)

大平さんが『超訳 アドラーの言葉』から厳選された言葉に私が答え、そのことを巡って対話しています。

大平さん、ありがとうございました。

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