アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリング、コンサルティングを行っています。
アドラー心理学による勇気づけ一筋40年 「勇気の伝道師」   ヒューマン・ギルド岩井俊憲の公式ブログ



アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

今日は、2つのことを話題にします。

1.『妻は常に正しい』を肝に銘じて
2.『マンガ アドラー』重版(第40刷)

1.『妻は常に正しい』を肝に銘じて

ルール1 Your boss is always right.
ルール2 If your boss is wrong, see rule number 1.

これは1980年代の後半、いくつかの企業の壁にプレートになっていのを見たスローガンでした。

文字通り訳せば、「ルール1 あなたのボスは常に正しい。ルール2 もしボスが間違ってい(ると思っ)たら、ルール1を見なさい」とでもなります。
リーダーの無謬性(間違いがないこと)を示し、そのリーダーシップに従うことを強調した、その当時らしいスローガンです。

私は最近、この言葉をもじって次のように受け止めています。

ルール1 Your wife is always right.
ルール2 If your wife is wrong, see rule number 1.

「ルール1あなたの妻は常に正しい。もし妻が間違ってい(ると思っ)たら、ルール1を見なさい」

このように思ったのは、最近の妻との二人三脚の生活であり、その決定打は次の出来事でした。

昨日、大学病院に行って尿と血液の検査を行った結果、2週間前とは大きく改善していました。
2週間前は数日後に控えた手術が条件付きとなるような値だったのです。

この2週間の間、妻は食事にかなり気を使い、私の生活や体調管理にも貢献してくれていました。
その結果です。
医師も驚くほどでした。

私は食事をするとき、長い間の習慣で、まるでエサを食べるような早食いでした。
味わうよりもかき込むような食べ方の癖がありました。

妻は逆に、とても食事のスピードが遅く、一品ひとしなをとても味わって食べる人です。
間におしゃべりもします。
おそらくピーク時の私に2倍位のスピード差がありました。
年齢と共に私は、だんだん彼女のペースに合わせるようになってるものの、まだ早食いの傾向は残っています。

今この瞬間瞬間を大切にする暮らし方がこれからの私の指針になるかもしれません。
「スピードこそ命」という考え方はもう通用しません。
丁寧にじっくり味わう形にシフトチェンジさせることがこれからの課題のようです。

4月1日のブログには、こんなことを書いていましたよね。

思い返せば、私はひたすら強さ、たくましさ、優越、完璧、進歩を求めて、今までの76年の人生の大半を生きてきました。
このタイミングで神仏から授かったことは、弱さ、不完全さをも直視して、自分だけではなく、他者とも手を携えながらの生き方のようです。

生活面において「私の妻は常に正しい」と肝に銘じて、生活面のリーダーシップを妻に委ねようと、改めて気づかされたエピソードでした。

2.『マンガ アドラー』重版(第40刷)

私の68冊の出版物のうち一番売れている『マンガでやさしくわかるアドラー心理学』(日本能率協会マネジメントセンター、1,650円)の重版連絡が出版社から朝一で入りました。

第40刷 1,000部(累計151,500部)の重版です。

『超訳 アドラーの言葉』が1月26日の発売以来3カ月の経たないうちに26,000部にも達していることの影響を受けているのは間違いないです。

『マンガでやさしくわかるアドラー心理学』は、日本以外にも、台湾、韓国、中国だけでなく、アメリカ、ブルガリアでも翻訳・出版されています。
やがて世界を席巻することが期待されます。

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アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

婦人公論.jpで「結婚生活が失敗する理由とは?『自己啓発の祖』アドラーが教える、パートナー選びで間違わないために見るべき3つのポイント」として『超訳 アドラーの言葉』が取り上げられています。

https://fujinkoron.jp/articles/-/11730?

フロイトやユングと並ぶ心理学界の巨匠で、“自己啓発の父”とも呼ばれるアドラー。アドラーを長年にわたり追い続け、「アドラー」、「アドラー心理学」に関する著書を多く著してきた岩井俊憲さんが、数多ある本の中から選んだ、アドラーの本質を理解するための言葉をご紹介します。
アドラー心理学では「共同体感覚」という、家庭や職場などの共同体にいる仲間に関心をもち、役立とうとする信頼や共感、貢献感を重要視しているとのこと。
そして今回ご紹介するは、愛・パートナーシップについて。アドラーが教える、結婚する際に大切なこととは――。

の前書きから始まり、4つの記事としても読むことができます。

https://fujinkoron.jp/articles/-/11730?page=1 結婚とは共に生きる決意
https://fujinkoron.jp/articles/-/11730?page=2 結婚できるのは「社会性を身につけた人」だけ
https://fujinkoron.jp/articles/-/11730?page=3 パートナー選びで間違わないために
https://fujinkoron.jp/articles/-/11730?page=4 結婚には「共感力」がいる

パートナー選びで間違わないために見るべき3つのポイントは、次の3つです。

1)友との友情を保っているか。

2)仕事に打ち込んでいるか。

3)自分よりもパートナーに関心を示しているか。

「このいずれかからも『共同体感覚がどの程度身についているか』がわかる」と書かれています。

※アドラー心理学のパートナーシップの本としては『アドラーが教えてくれた「ふたり」の心理学』(青春出版社青春文庫、770円)がお勧めです。

 

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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

夫婦間の危機となった【ひと言】についてお伝えする2回めです。
現実に起きたことを少々脚色して表現しています。

「エビデンスを出せ!」
妻が「このところ家計が苦しいの」と訴えたことに対して夫が投げかけた言葉である。
夫は続けて「一体全体、家計簿を付けないでいて『家計が苦しいの』はないだろう。あなたの話には説得力がない」

この畳みかけるようは夫の語り口に妻は凍りついて、反論する気力が完全に失せてしまった。

夫の企業は業績不振が続き、会社の中枢部にいて、管理職である夫の給与のうち管理職手当の半分がカットされる月が続いていた。
巨額の住宅ローンに小さな年子の子どもを2人抱えて、妻のやり繰りは大変だった。

夫婦のやり取りの中で、夫からの妻を労わる言葉はひとかけらも見られなかった。

この出来事から数年後、この夫婦は30歳代中半で離婚に至った。
「エビデンスを出せ!」が致命的な引き金になったようだ。

妻が「このところ家計が苦しいの」と言葉を投げかけたのは、窮状を訴えた上で相談をしたかったのかもしれない。
ところが、夫はそんな意図とはお構いなしに、自分への非難のように感じてしまい、家計簿を付けていないことを知りながら、先手を打って逆襲したかのようだ。

エリート意識を持ちながら、その意識を家庭にも持ち込んで、夫婦の会話であるべきものを、まるで業務連絡のようにしまう輩(やから)がこの人。
大きな勘違いと言うべきだろう。

ところで私は、鼻持ちならないこの輩をよく知っています。
こんな顔をした男です。
30歳代前半の時期の写真です。

※この男はやがて、深く反省し、アドラー心理学を学ぶことによって救われることになった男でもあります。

◆カップル関係をよりよくしたい人のためには、カップル・カウンセリングがお勧めですが、手っ取り早く学んでみたい、という方には拙著『アドラーが教えてくれた「ふたり」の心理学』(青春出版社青春文庫、税込み770円)がお勧めです。

 

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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

2回にわたって夫婦間の危機となった【ひと言】についてお伝えします。
現実に起きたことを少々脚色して表現しています。

「私も卒業させていただきます」
この言葉を妻から聞いた夫は理解不能だった。
「卒業って言ったって、オマエは何を卒業するんだ? カルチャーセンターか何かか?」

これに対する妻の発言に夫は凍りついた。
「妻の座からです」

やり取りはこんなふうだった。
夫は専門商社の部長職を58歳で役職定年し、65歳まで継続が可能だったにもかかわらず、60歳の3月末で定年退職する旨を妻に伝えた。
その応答が「私も卒業させていただきます」だった。

この言葉を契機に妻は積年の恨みを晴らすかのように、自分が忍従の日々を過ごしていたかをまくし立てた。
夫は、退職後に豪華客船に乗って世界を巡りたいとか、家でゆっくり語り合いたいとか言ったものの後の祭りだった。
「海外に行くならあなたでなく、友達と行きたい」と言われたのもショックだった。

これは実際に存在した話です。
その後の推移は、妻側からの強い勧めで夫が数回、カウンセリングにやって来て、そのうち1回カップルでカウンセリングを行うことで修復に向かったケースです。

熟年夫婦にとって夫の退職は大イベントですが、そのタイミングでの離婚のケースはかなり見られます。

夫の定年退職ならずとも、子どもの結婚、単身赴任の夫の同居などの機会に勃発しがちなのが熟年離婚です。

◆カップル関係をよりよくしたい人のためには、カップル・カウンセリングがお勧めですが、手っ取り早く学んでみたい、という方には拙著『アドラーが教えてくれた「ふたり」の心理学』(青春出版社青春文庫、税込み770円)がお勧めです。

 

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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒュ.ーマン・ギルド の岩井俊憲です。

うちのカミさんは、読んでいる本の内容や考えていることをよく私に聞かせてくれます。
推しのグループの話などはあいづちを打ちながら対応しますが、私にとって貴重な話はメモを取りながら聴きます。

先日は今読んでいるAIにも関連する本の話をし始めました。
確か2年ほど前に私が読んでいた本のはずなのに、カミさんからあるエッセンスを聴いていると、私は学び方、生き方にとても参考になりました。
おそらく近く
YouTubeアドラー心理学専門チャンネル で私なりに加工してお伝えすることになりそうです。

ところで、「帝王学」ではトップリーダーならば最重要資質として身につけなければならない人間学として3つの柱で表しています。

(1)原理原則を教えてもらう師を持つこと
(2)直言してくれる側近を持つこと
(3)よき幕賓(ばくひん)を持つこと

(注)「幕賓」というのは、客分、顧問、パーソナル・アドバイザー

うちのカミさんは時に側近のように、時に幕賓のように直言、情報提供をしてくれるので、「帝王学」の学習気分で、身近に参謀が存在することの有難さを改めて味わいつつ過ごしたランチタイムでした。
こう書くと、ちょっと偉そうかな?(笑)

ところで、5月10日(水)に中部生産性本部主催の2023年度 労組生産性大会「多様化する時代の労組の姿とは」「組織が活性化する心理的安全性」のタイトルで講演を行うことについては以前にお伝えしました。
参加者が会場、オンラインの双方で
180人を超えることが伝わり、資料作りのモチベーションがより一層高まりました。

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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(9月15日)は私たち夫婦の結婚記念日。

ただし、入籍日は1989年8月30日(のはず)、他に9月23日(土)にヒューマン・ギルド主催で結婚披露パーティーをやっているので、親戚・友人などを招いての正式の結婚披露宴を9月15日(月、祝)に行っていて、この日を結婚記念日としています。

いつもは私が花束を買ってプレゼントしたりディナーを楽しむことが多いのですが、昨日はいつもと違いました。

カミさんはブログにこんなことを書いていました。

今日は、結婚記念日。
夫はいつもサプライズで花束をプレゼントしてくれる。
でも今日は、お花よりグリーンを飾りたいと頼み
グリーンをプレゼントにしてもらった。

この頃カミさんはグリーンがお好みです。

生活はシンプル。

我が家には車庫スペースがあっても、車がありません。

夫婦2人共ブランドものに興味がありません。

かつてカミさんは講演をしたり著作を著していたこと(*)もありますが、ここ数年は一段と癒し系になって、90歳の母親のお世話で出かけることがありますが、コロナの影響もあって、友人と会いに行くことも少なくなっています。

*参考:2018年1月15日付けブログ 岩井美弥子講演:シンプルマインドセット
    ↓    ↓
https://blog.goo.ne.jp/iwai-humanguild/d/20180115

ささやかなカフェタイムをとても喜んでくれます。

半分は在宅で働いているこの2年半、一緒にいる時間はそれまでとはずっと違うのですが、生活のストレスは皆無です。

夜にオンラインの研修や打ち合わせのため2階の書斎に籠ってしまうことが結構あっても、「行ってらっしゃい」と送り出してくれます。

隣の部屋で私がパソコンに向かって仕事をしているときも、自分なりのペースでイラストを描いたりYouTubeを観たりしています。

振り返ってみれば、この33年間、お互いに大声を出したことがほとんどありません。

シンプルライフを共にし、絶対的信頼関係で繋がっている夫婦が大切にしていることは「健全な放置力」かもしれません。

「この人を妻として本当によかった!」と心底思えた結婚 33年の昨日でした。


*私たちの結婚のいきさつは、下記をご参照のほど。

・2008年2月9日付けブログ 義父のこと(1)「結婚の条件」
・2008年2月10日付けブログ 義父のこと(2)「実は『●●●●●●』」

*私たち2人が結婚・子育てを通じて生み出した本は、次の2冊です。

 

 

<お目休めコーナー> 9月の花(15)



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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

1.結論から書きますね。参加しなかった方は是非、アーカイブ録画でご視聴いただきたいほどの愛/パートナーシップを学ぶためのお勧めの講座になりました。


     
昨日開催の第178回アドラー心理学ゼミナール「アラフィフ再婚カップル大いに語る!」

小川哲志さん(田中)歌織さん の夫婦(写真左上)を特別ゲストとしてお招きして昨日(8月21日)の11:00~13:00にハイブリッド型で開催しました。

https://www.hgld.co.jp/p_lecture/view/259

このゼミナールに進行役として関与した私の内容説明は次のとおりでした。

今年の3月に結婚されたばかりのお2人とも3人の子どもを持つ再婚カップル。
しかもスタートは別居結婚。
フェイスブックで勇気づけ合う姿は微笑ましくもあります。
この日は、岩井俊憲がインタビュアーとして結婚に至ったきっかけ、
艱難辛苦を共にしようと思われた動機、
再婚カップルならではの家庭運営法などを
根ほり葉ほり聞いてしまおうという企画です。

スタート時はZoom側の不具合がありましたが、原田有果理さんのサポートで事なきを得ることができました。

出だしは「他己紹介」ののろけから始まり、パートナーの魅力、お人柄などを語っていただきました。

私は概要、次のようなことを質問したのですが、2人は包み隠さず、私の予想以上に参加者の質問に対してもオープンに語ってくれました。

・出会いのきっかけ
・結婚を決意した決定打
・結婚のハードル
・結婚披露パーティーの裏話
・喧嘩をするとしたら、そのテーマ
・修復法は?
・結婚してよかったこと/困っていること
・お2人が歩んできた道
・視聴者へのメッセージ
・その他


瀧田知栄さんの質問場面)

最初の出会い(2020年3月6日)からしばらく「どうせこの人は私と結婚する気なんかないのだわ」と思って、嫌われることもいとわず自分らしさを発揮していたオープンな歌織さん。
そのことを面白がりながら寛容に受け止めていた哲志さん。
周囲からは「結婚詐欺にひっかかったのではないか」と言われていたこともあったそうです。

おーっと、内容はここまでにしておきます。

二人のさまざまな違いを乗り越え、「お互いがうまくいくために何をしたらいいのか?」という共通の目標に向かって(哲志さんの言)、当たり前のことにも感謝を伝える(歌織さんの言)に私は究極の愛を学ぶことができました。

愛を奏で合うお二人に幸あれ!


(2022年3月6日、入籍の日、披露宴のシーン)

何とぞ9月29日(月)のアーカイブ動画完成の時期をお待ちください。

待てない方は https://www.hgld.co.jp/p_lecture/view/259 に「アーカイブ動画を予約します」と書いて申し込んでおいてください。

◆来月開催の第178回アドラー心理学ゼミナールは、次のとおりの開催です。

日時:9月23日(金・祝)11:00~13:00
タイトル:「生きづらさを手放す智慧を求めて - 私の剃髪の理由」
講師:鈴木三穂子さん(心理カウンセラー、僧侶「法名 慧嘉」、ELM勇気づけ講座開発者)

※講師からの内容説明※

「生きていることは、なんて苦しいのだろう?」この疑問をどうしたら消すことができるのか?
その答えを得ることができず、60数年の歳月が過ぎました。
でも、アドラー心理学と禅との出会いによって少しずつ苦の終息へつながる道を見出すことができました。

人生には避けがたい過酷な時があります。
なぜ生きなければならないのだろうと思うこともあるでしょう。
でも、それがまさに、今を生きているということなのです。

見上げた空の美しさに救われるように、智慧があれば、生きる意味さえも知ることができます。

是非、共に学びましょう。
皆様のお役に立てますように精一杯お伝えしたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。

https://www.hgld.co.jp/p_lecture/view/992 9月23日分の詳細確認及びお申し込みができます。


2.最後に「愛/パートナーシップ」をテーマに2つのお知らせ。

(1)本日21:00からは「アドラー心理学専門チャンネル/ヒューマン・ギルド」 の配信日。

「恋愛から結婚に至るために」がテーマです。

https://www.youtube.com/channel/
UCFSDEPGZ4kUu2a0EsTtWwmA/
 から入ってご覧ください。

(2)「愛/パートナーシップ」を本で学ぶなら何と言ってもこの本。

『アドラーが教えてくれた ふたり の心理学』(岩井俊憲著、青春文庫、770円)

 

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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(8月6日)はブログをお休みしました。

昨日はとても幸せな気分に満ちた1日でもありました。

そのスタートは、待ちに待った『みんな違う。それでも、チームで仕事を進めるために大切なこと』(岩井俊憲、ディスカヴァー・トゥエンティワン、1,650円)の著者用見本が10冊、9:40頃自宅に届いたのです。

うれしくて写真に撮りフェイスブックにアップすると、実にたくさんの方々に「いいね」をいただき、お買い求めの意思表示をされた方が何人もいらっしゃいました。

有難うございました。

◆『みんな違う。それでも、チームで仕事を進めるために大切なこと』はAmazonでも予約ができるようになっています。

幸いなことに、本の出版に関するだけでなく、本のプロモーションの機会、一流雑誌からの取材依頼などが舞い込んでいます。


さて、昨日はパートナーであるカミさんの世界にフォロワーとして浸り切った1日でした。

銀座に一緒に出掛ける道々、私はカミさんに言いました。

「このところ自分はとても運に恵まれているようで、思わぬ落とし穴に足を奪われることがないように気をつけなければならないと思っている」

その発言に対してカミさんは、概要こんなことを言ってくれました。

「シュンケンさん(私のこと)は、コツコツと仕事をこなし、運に恵まれているようなことが訪れても、オレがオレがと誇ることもなく謙虚に感謝し続けているので、そんな落とし穴はないと思うよ」

カミさんは私と違ってとても用心深い人なので、その人からこんなことを言ってもらえるとは思っていませんでした。
改めてよきパートナーに恵まれていることを実感しました。


ところで、銀座行きの目的はカミさんが70人たちの作家さんと並んで出店している銀座のアートギャラリー、枝香庵 (えこうあん)に一緒に行くこと。



https://echo-ann.jp/

その前に、MELSA4階にある台湾料理店「金魚」で腹ごしらえ。
餃子の選定には失敗したけど、麺類は抜群の味。

手ごろな値段のお店。
仲間とまた行きたくなりました。

目的地の枝香庵

私は美的センスは乏しいものの、惹かれる作品がいくつもありました。
ランダムにこんな感じ。

8階に行くとありましたよ、かみさん(いわいみやこ)の作品。
(レイアウト上◎マークの4点)

 ◎         〇         〇 
    ◎     ◎      ◎
性格を反映して癒し系であります。

続いて、カミさんお勧めのRalph Lauren内のガーデンカフェ。

くつろげるひと時でした。

その後は、有楽町から電車に乗って大塚のカミさんの母親(90歳)の家に。

ムコの勤めとしてエアコンのフィルター掃除をしました。

夜は高田馬場のビッグボックスの居酒屋で夕食。

うちのカミさんはふだん、私を自由に放置してくれていますが、パートナーの世界にフォロワーとして浸り切ってみると実に心地いいことを学んだ1日でした。

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おはようございます。
アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日のブログに続いて白書に基づく報道を借ります。

昨日の新聞やテレビ報道で【デート経験なし 独身20代 男性40%、女性25%】が舞っていました。

日刊スポーツでは次のような見出しになっていました。

デート経験なし独身20代男性39・8%、20代女性25・1% 2022年版男女共同参画白書

https://www.nikkansports.com/general/
news/202206140001110.html

政府が14日決定した、内閣府が実施した結婚や収入に関する調査による2022年版男女共同参画白書の結果の概要からの情報です。

・「配偶者や恋人はいない」    男性 65・8%、女性 51・4%
・デートをした経験が「ゼロ」   男性 39・8%、女性 25・1%
・「配偶者はいないが恋人がいる」 男性 19・1%、女性 27・3%
・法律婚をしているのは      男性 13・6%、女性 19・8%

このデータから言えることは

デート経験をすれば→恋人ができる→結婚に向かいやすい

逆を言えば

デート経験をしないと→恋人ができない→結婚に縁遠くなる

となります。

白書では、自治体などが行う結婚支援は引き続き必要だとした上で「恋愛、交際、結婚に至る過程で互いを尊重し合う重要性について教育・啓発で学ぶことも重要だ」と指摘しているようです。

私は白書の指摘に歯向かうようですが、「恋愛、交際、結婚に至る過程で互いを尊重し合う重要性」よりもむしろ同性間を含めてより近い距離の人間関係のトレーニングの必要性を強調したいです。

思春期に入った子どもたちの同年代での関わりをアメリカの精神科医、H.S.サリヴァンは「チャムシップ」と命名しました。
前思春期(小学校高学年から中学生)に見られる同性間の二者関係のことです。

それ以前の友人間の交流は「ギャンググループ」の中で児童期後期(小学校中学年から高学年)の、遊びを中心にして形成されていました。

しかし、チャムシップとなると、学校でも一緒、家に帰っても共に遊ぶ、親密な、まるで恋人のような友達づき合いに至ります。

ここがポイントです。

現代はこの機会が希薄なのです。

男女間の恋人関係のリハーサルにもなる「チャムシップ」という心理的な距離が近い関係を経験する機会が得られないと、身近な関係を恐れるため、同性のみならず異性とも親密な関係を避けることになります。

親密な関係は、別な言葉を使うと「知己」を得ることでトレーニングができます。

家庭で学校でも地域でも小学校の高学年からの「チャムシップ」の「知己」関係ができる環境を大切にすべし、と提案したい私でした。

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おはようございます。
アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

2022年6月2日の日本経済新聞の「なやみのとびら」でうちのカミさんが感心して切り抜いていた名回答の記事がありました。

《妻が食事を作るにあたり、「何が食べたい?」と聞かれることがあります。この質問に対するベストな答えはあるのでしょうか。特に何でもいいときは困ってしまいます。(大阪府・40代男性)》が質問。

これに対して俳優の平岳大(ひら・たけひろ)さんが見事な回答をしていたのです。

https://www.nikkei.com/article/
DGXZQOUD231YQ0T20C22A5000000/

平さんの回答をそのままコピペするわけにもいかないので、妻の立場、夫の立場で望ましい答えを考えてみませんか?

 

(考えタイム)

 

 

その際の切り口として次のことを考慮に入れてみましょう。

アドラー心理学では行動の「状況」「相手役」「目的」から迫ります。

(1)状況・・・・妻が夫に対してそのような質問をするのはどんな状況(TPO)なのか?

(2)相手役・・・・妻が子どもに対してでなくあえて夫を選んだのは?

(3)目的・・・・妻の質問の言葉そのものではなく、その背後にある目的は?

世の夫の大多数はきっと、「『なんでもいいよ』と優柔不断な答えしか出てこないのではないでしょうか?」と平さん。

冒頭に次のことを書きながら妻がこの質問をする「状況」を考えてみることを勧めます。

質問者された人が一般的な会社員さんだとすると「『何食べたい?』と聞かれるのは休日か、もしくは会社に行ってない週末の夕方ではないでしょうか?」と推測します。

次に、平さんの回答にはありませんが、家族のニーズを探るならば、子どもがいるならば子どもに聞いてもいいはずですが、わざわざ夫を「相手役」として聞いたことにはそれなりの理由があるはずです。

子どもに聞いて仮にハンバーグとかカレーの答えが出てきたとしたら、どちらかを作らなければなりません。
夫ならば、違う反応があるかもしれません。
ここに(3)の「目的」が関連してきます。

このことで妻が相手役として夫を選んだ目的が推測できます。

平さんは妻の「何が食べたい?」という質問の真意を理解して、次のように回答します。

「もちろん個人差はあると思いますが、毎日食事を作っている妻の身になって考えると、この質問の真意は『今からできれば買い物に行かずに、時間も手間もかけず簡単なもので済ませたいわ』という、実に現実的な『助けてー』ではないでしょうか。もしくは、『私も週末感を味わいたい』というリクエスト。もし子育てなどしていたら、なおさらでしょう」

平さんが考えるポイントアップにつながるお勧めの返答は「今晩は外に食べに行こうか」です。

その理由、妻は恐らくご飯を作るのが面倒なのだと見抜き、こう続けます。

「考えてみてください、ご飯を作るのが面倒でなくて、アイデアも体力もあったら、この質問は出ないはずです」

誰にだってそんな時があると共感し、背景・目的を見抜きます。

まさにアドラー心理学的な回答ではありませんか。

恐るべきは、もう1つの配慮を加えています。

経済的な負担のことで妻が自責の念にとらわれることのないように、「じゃ、どこ行きたい?」と妻に聞かないよう留意。

「妻やお子さんの特別なリクエストがないのであれば、近所の安い店がいいのではないでしょうか?」とまとめます。

平幹二郎さんを父とし、佐久間良子さんを母とする平岳大さん、あなたはアドラー心理学の立場からしても名カウンセラーです。

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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

愛することは易(やす)く、愛し続けることは難(かた)し。

パートナー関係の本を書いているある作家(注:詳しくはこのブログの一番下を)の言葉です。

私は最近、この言葉をしみじみと実感しています。

1つは、1月から3月にかけてオンエアされた関ジャニ∞の大倉忠義が主演、広瀬アリスがヒロインを務める『知ってるワイフ』(フジテレビ系列)を観ていたことです。

夫婦関係に悩む主人公がタイムスリップし、妻を入れ替えたことにより“本当に大切なことは何なのか”を模索するファンタジーラブストーリー。

「ずっと澪(注:広瀬アリス演ずる妻のこと)のことを取り戻したいって思ってたけど違ってた。取り戻したいのは自分自身だった」と最終回に大倉演ずる剣﨑に語らせた言葉が忘れられません。

もう1つは、青春出版社から出している『男と女のアドラー心理学』を文庫化することに伴ってリライトの必要性があって読み直していることです。

とかく「論理的な男性」「共感的な女性」というパターン化した考えがありますが、どうやらそうでもないようです。

YouTubeで昨日【ノーカット】櫻井よしこ氏が慰安婦記事訴訟で記者会見 をじっくり観ながら櫻井さんが世の男性評論家も比較にならないくらい論理的であることを再確認しました。

昨日は完全にオフな1日とし、11:00くらいからカミさんと中野の餃子の満洲に出かけ、焼き餃子、水餃子を中心にランチ。

その後は、丸井(中野店)の南側の水辺の庭と四季の庭を花のことを教えてもらいながら歩きました。

「あ、山吹の花筏」という彼女の言葉には、とても情緒と感性を刺激されました。

続いて丸井の裏にあるコーヒー専門店に。

ここで彼女が午前中に観ていたYouTubeをもとに「美意識」について対話しました。

彼女と対話していると、何かしら新たなものが生み出されます。

私はそのことを「創発的対話」と呼んでいます。

そのいきさつはカミさんのブログ ままごと日記 から下記をご参照のほど。

対話にも色々ある


今日のブログを書くにあたってもう1つ愛についての名言を思い出しました。

フランスの劇作家アルマン・サラクルー(1899~1989)の言葉です。

人間は判断力の欠如によって結婚し、忍耐力の欠如によって離婚し、記憶力の欠如によって再婚する。

愛の始まりは確かに易しいことですが、愛し続けるには判断力に加えて忍耐力、記憶力がなければ困難なようです。

そして付言するならば、愛し合う二人の語らいと行動によって新たな何かを創発し、そのことで二人の新たな物語を作り出し、二人の記憶に留め続ける営みが必要なようです。


<種あかし>「愛することは易(やす)く、愛し続けることは難(かた)し」は、かつて判断力、忍耐力、記憶力が欠如していて、それでも、いやそれだからこそ『男と女のアドラー心理学』を書いている私が勝手に作り出した言葉です。

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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

ここ1年のカップル・カウンセリングの打率をふと振り返ると、例年と違って離婚、あるいは修復不能の確率が高かったことが確認できます。

従来は、7~8割修復に成功していました。

コロナ禍は、今までなら当たり前に思っていたことについて正面から向き合う機会を与えたていることもあります。

さらには、家族を巡る状況が大いに変わって、今までなら耐えられたことが耐えられなくなっていることもあるかもしれません。


3週間ほど前に次のような記事を読みました。

「別々の道を歩むということ。離婚経験者に聞く、決断理由と後悔」 2021.01.27 by them
https://by-them.com/420470

「結婚した夫婦の3組に1組が離婚する」時代にさまざまな理由から「一緒に暮らしていくのは困難だ」と思うこと、「もう離婚するしか道がない」とやむなき理由から離婚に至ってしまうことについて離婚経験者100名を対象に実施した「離婚の決断理由とその後の後悔に関するアンケート」の結果が紹介されています。

筆者は、文章を次のように終えています。

人生を大きく左右するからこそ、悩み、迷う「離婚問題」。
でも、離婚しようと、踏みとどまろうと、人生の舵を取るのは自分自身。
みなさんが最良の選択ができますように。


「離婚しようと、踏みとどまろうと、人生の舵を取るのは自分自身」というのは、まさに悩み、迷う問題に直面して自ら回答を出さなければならない「自己決定」をコロナ禍が促進しているのかもしれません。

私が日頃から思っていることは次に言葉に集約されます。

結婚を継続するにせよ、別々の道を歩むにせよ、鍵となるのは「不幸な結婚を続けるよりも幸せな離婚を選ぼう」です。

そしてもう1つ。

「「ノー・リスク』の結婚も離婚もありえない」

結婚生活を維持しようとするならば、アドラーがしつこいくらいに使っている「協力」が鍵となるのです。

そして日々、「この人との結婚生活を今日もまた続けよう」と決意して1日をスタートさせること(ついでにハグ)がお勧めです。

◆アドラー心理学のカップル関係については、次のYouTubeがあります。

https://www.youtube.com/watch?v=B1kKAFTPoKw&t=94s

是非ご視聴のほど。

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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(9月15日)もテレワークの日でした。

家にいてもメールその他の対応ができますし、仕事面では支障がありません。

昨日もSMILEリーダー・マニュアルの改訂作業に従事していました。

完成までもうすぐのところまで来ました。

2004年以来16年ぶりになるので、大きな改訂になりますが、基本的な構成は変わりません。

お昼はカミさんとCocosに行き、「Free!」のココスアニバーサリーキャストたちに迎えられゆっくりとしたランチ時間を楽しみました。

昨日は私たちの31回目の結婚記念日でした。

今までならそこにはタクロウもいましたが、タクロウは8月11日に結婚し独立した生活を営んでいます。

午前中に「結婚記念日おめでとう🎉」というメッセージがLINEで届きました。

そして、しばらくやり取りが続きました。

私:「祝福のメッセージありがとう。いい妻を持てたと今朝も神様に感謝しました。また、いい母親でもあるよね?」

息子:「自慢の母です!!」

妻:「祝福ありがとうございます💖 私こそ、今生の幸せは全てこの夫のおかげ。そして子どもに恵まれた。いい子育てと言われるけど、私はいい子に恵まれたとつくづく思います」

私がカミさんとの結婚で得られた最大のものは「心理的安定感」だと言っていいでしょう。

私が隣の部屋で仕事をしていても完璧に放置し、イラストを描いたり好きなことをやっています。

彼女自身も「心理的安定感」を求めていて、ブログに「何もいらない」と題して書いていました。

私からのプレゼントはたった一つ。

眼科の診察に出かけた帰り道にいつもの花屋さんに寄ってささやかな花束を繕ってもらいプレゼントしました。

ささやかな花束にも大喜びしてくれるありがたい奥様です。

こんなパートナーを得られたことは、私の人生の大快挙です。

これからの20数年もよろしくお願いしますね。

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おはようございます。
アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

久しぶりに 男と女の心理学のカテゴリー での投稿です。

1週間前に話題をさらったのは、女優の菊池桃子さん(51)が経済産業省の新原浩朗経済産業政策局長(60)と再婚したことでした。

Yahoo ニュース 11/9(土) 8:28配信 にこんな記事が載っていました。

小倉優子、菊池桃子の再婚で自身の経験を告白…「ルックスはそんなに関係ないといいますか、それよりも醸し出している雰囲気です」 

9日放送のTBS系「まるっと!サタデー」(土曜・前5時半)での特集だったようです。

記事を追ってみましょう。

番組では女性が再婚に求める条件を紹介し、結婚情報サービス「株式会社オーネット」が調べた「離婚経験のある女性500人に聞きました!結婚で重視する男性の条件」として

性格が83・4パーセント
経済力が59・6パーセント
家族関係が34・6パーセント
ルックスが13・8パーセント
年齢が10パーセント

というデータを提示した。

このデータを受け昨年、歯科医と再婚した小倉優子(36)は「一生この人と穏やかに幸せに暮らしていきたいなと、私は思ったんですけど」と自身の経験を明かした。

その上で「そうなった時に穏やかにと思って性格で。経済力は、ないよりはあった方がいいって。だから、こうなるのかなと思いますけど。やっぱりあとは、ルックスはそんなに関係ないといいますか…」とし「ルックスよりも醸し出している雰囲気ですかね」とコメントしていた。

離婚経験のある女性は、再婚の際にはパートナーの経済力よりも性格を重視しているのですね。


同じYahooニュース11/8(金) 18:33配信では、フジテレビ解説委員の平井文夫さんが、菊池桃子さんの再婚相手の新原浩朗さんにこんな助言を送っていました。

経産省の新原局長は袖口が黒いワイシャツを菊池桃子さんに洗わせないように   

後半部分は、次のようです。

年の離れた妻を持つ高齢男性の掟  

さて還暦で女優さんと結婚した新原さん。
これからの人生をどうデザインするのかすごく気になる。
経産次官になるのか、官邸にまた戻るのか、大企業に天下りするのか、いずれにしても引く手あまただ。
すっかり有名になったので「選挙に出ない?」と言ってくる人もいるだろう。

でもせっかく60歳で結婚したんだから、仕事は多少手抜きしても奥さんと一緒に過ごした方がいいと思う。
だって40年近く働いたんだから。
人生、他にやらねばならぬことは沢山ある。
一度リセットした方がいいと思う。

ワイシャツは自分で洗いなさい  

最後に1つ。

報道によると新原さんのワイシャツの袖口は黒く汚れていることがあるらしい。
仕事一筋の結果だろう。
でももし今も黒いままだとしたらまずい。

女性が高齢男性を嫌う最大のキーワードは「不潔」。
これは僕の乏しい経験から明らかだ。
だから新原さんはワイシャツの袖口を直ちに自分で洗いなさい。
決して桃子さんに洗わせてはいかん。

結婚生活というのはこういう一見どうでもいいことがものすごく重要なのだ。
でもそういうツボを押さえれば意外にうまくいくものでもある。
新原さんの健闘を同い年の還暦同志として祈る

60歳で初婚の新郎の新原浩朗さんは、今週発売の『週刊文春』で「”ゴミ屋敷”に住んでいた!」と報じられていました。

新原さんが結婚を機にゴミ屋敷から抜け出し、黒く汚れていない清潔な袖口のワイシャツを身につけるのが楽しみです。

熟年の結婚の1つのモデルとして、2人はどんなカップルになるのか興味深いところです。


以上は、めでたい話ですが、あるカップルには、共依存の関係があります。

ヨミドクター通信 第974号(2019.11.13 読売新聞の医療・健康・介護サイト「yomiDr.(ヨミドクター)」) にこんな話が載っていました。

★[産業医・夏目誠の「ハタラク心を精神分析する」]殴られても離れられない「共依存」の関係、どうすれば……

こちらはコピペをしませんが、このような関係は、カップルのカウンセリングにかなり登場します。

カップルを扱う可能性のあるカウンセラーには、必読記事です。

是非、お読みください。

◆男女関係のことなら何と言ってもこの本がお勧めです。

男と女のアドラー心理学
岩井 俊憲
青春出版社

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昨晩(4月20日)は、金沢で研修を行ってから東京に戻り、今日はこれから大阪に向かいます。

久しぶりに 「男と女の心理学」のカテゴリー で書きます。

『現代アドラー心理学 下』(G.J.マナスター&R.J.コルシーニ、春秋社、絶版)のP.183~184に目を通していたら

パートナー選びの8つの知恵

とも言える文章に出くわしました。

これから結婚する人に大いに役立ちそうな文章なので、以下に紹介いたします。

1.急いで結婚するな。長い間知り合うことと長期の婚約は、望ましいものである。
相手を深く知るようにしなさい。

2.結婚すれば、相手の家族や友人とも結婚するようなものである。
どちらも好きになれないなら、止めておきなさい。

3.結婚において、まさに一番重要な部分は会話である。
互いに話し合うために費やす時間は、他のいかなるものに費やす時間よりも、かなり多い。
だから、結婚以前に、よい、内容のある会話を交わせないならば、注意するがいい。
どちらかが相手よりずっと頭がよかったり、口数が多かったりすると、それは不満足の理由になりうる。

4.家族や友人についての相手の意見を知るようにしなさい。
彼らはしばしば、あなたが見ることのできないものを見ることができる。

5.できるだけ長い間、2人で他の人たちから離れてみなさい ― 一種のプレ・ハネムーンとして。
たとえば、キャンプの旅をするとか。他のグループとであったり、自分たちだけであったりである。
それはお互いにどれだけ長い時間耐えられるかを知るためである。

6.いつも同じ環境にいるのではなく、いろいろな幅広い状況の中で、一緒にいるようにしてみなさい。
つまり、仕事や、互いの家庭や、レストランだけはなく、公園や、海岸や、旅行などである。

7.結婚前は、互いに最良のふるまいをしようとしていることや、無意識に相手によい印象を与えようとしているということを記憶しておきなさい。
そういうわけで、予期していないときに訪問するとか、長い間一緒にいるとかすることは、決断をする際に大きな価値を持つのである。

8.結婚カウンセラーたちがしばしば発見することを、心にとめておきなさい。
つまり、結婚する前に相手について一番好きだったっことが、結婚後には、まさにその同じことが、一番いやになるということである。

注意や愛情や何かが、過剰であることを想像してごらんなさい。


補足説明をすると、「結婚する前に相手について一番好きだったっことが、結婚後には、まさにその同じことが、一番いやになるということである」という部分が次のように書かれているので、とても参考になります(P.182~183)。

不幸な事実は、まさに結婚する理由そのものが、離婚する理由と一緒だということである。
一例を挙げよう。
ティムはヘレンと結婚した。
その理由は、彼女が(a)倹約家だったから、(b)物静かだったから、(c)家政が上手だったから、である。
何年かの結婚生活後に、彼は彼女と離婚した。
なぜなら彼女が、(a)けちだったから、(b)会話がなかったから、(c)家庭以外に何の関心もなかったから、である。

いかがですか、結婚に関わりのあるカウンセラーにも役立ちませんか?

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