アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリング、コンサルティングを行っています。
アドラー心理学による勇気づけ一筋40年 「勇気の伝道師」   ヒューマン・ギルド岩井俊憲の公式ブログ



おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(9月29日)は丸1日【Wellーbeing】で過ごした1日でした。

1.10:00からはオンライン講座を次々と受講。
【Wellーbeing】についてオンライン講座についてまるではしごをしていたような感じでした。

(1)ヒューマンネットワーク株式会社主催の【特別講演会】社員の幸せが会社の成長につながる「健康経営」について原田隆史氏(株式会社原田教育研究所 代表取締役社長)による「自立した人と組織を育成する方法」の講演を1時間半ほど視聴しました。

原田氏の本は5冊ほど読んでいるほかに講演も数度聴いていましたが、荒れた中学校陸上競技日本一を次々と排出させた話だけでなく「自立型組織の育成」に関しての視点がとても参考になりました。

(2)株式会社リーディングマーク の「ウェルビーイングリーダーズサミット」( byミキワメ 運営局)もまたとても充実感がありました。

ポジティブ心理学の開祖マーティン・セリグマン氏や幸福学の 前野隆司氏の講演が聴けるのですから。

お2人のタイトルは次のようでした。

「ポジティブ心理学〜日本への示唆〜」(マーティン・セリグマン氏、ペンシルベニア大学ポジティブ心理学センター長)
「ウェルビーイング時代への価値転換 〜 私達はいかに生き、いかに働くべきか〜」 前野隆司氏(慶應義塾大学大学院 システムデザイン・マネジメント研究科教授)

2人に共通するのは、【Wellーbeing】について日本は国際的にも先進的なポジションにいるのに自己評価が低いこと、さらに日本がこれからこの分野で世界をリードする可能性があるという点でした。

「ウェルビーイングリーダーズサミット」については一昨日も学んでいて、以下の2人の講演にとても刺激を受けました。

「ウェルビーイング時代に求められる、これからの働き方」鶴光太郎氏(慶應義塾大学大学院商学研究科教授)
「人的資本経営時代に求められるウェルビーイング」伊藤邦雄氏(一橋大学CFO教育研究センター長)

また、これだけの豪華講師の講演をすべて無料で受けられたのも、コロナ禍のお陰でもあります。
コロナの恩恵がこんなところにあるものですね。
有難いものです。

この講座に参加しての私の学びは、【Wellーbeing】についてアドラー心理学の立場から発信できるコンテンツがたくさんあるということです。

この10月から本人研修が続々入ってきているので、その中にどしどし織り込むつもりです。


2.20:00からは30分少々、石波義人さん(劇団四季 俳優)をゲストとして番澤清美さん栗山慶美さんと4人でFacebook Live(合宿「主人公として生きる」においでよ!)を開催しました。



番澤清美さん栗山慶美さんはこの日のために万全の態勢で臨み、私もまたゲストのような気持ちで安心していられました。

石波さんご自身も一番下に記載する宿泊ワークショップに並々ならぬ意欲で備えていらっしゃいます。


(そのことを語っている瞬間)

私は時に発言し、時に聴き役に回りながら番澤清美さん栗山慶美さんが高い意欲はもちろん、とてつもない能力を備えていらっしゃることに感動していました。
こんな人たちとプロジェクトを進められる幸福感をしみじみと味わいました。


(終了後の満足げな4人:栗山慶美さん 撮影)

※来週早々にはアーカイブ動画が提供可能なようです。
楽しみにお待ちください。

■合宿(リアル)開催 「主人公として生きる」 
湯河原リトリートご縁の杜にて、劇団四季主力俳優 石波義人さんをお招きして、宿泊型ワークショップを開催します。
これからの人生の「主人公」として命を輝かせる体験ができる講座に一緒にご参加ください。
 
定員:20名(参加をご希望の方はお早めにお申込みください。)
講師:石波義人さん(劇団四季 俳優)
日時:11月5日(土)13:30現地集合、11月6日(日)16:00 現地解散
会場:ココロとカラダが整う 湯河原リトリートご縁の杜(神奈川県足柄下郡湯河原町土肥5-4-6、東海道線JR湯河原駅、徒歩5分)
受講料:ヒューマン・ギルド会員・石波さん関係者:66,000円、一般72,000円(宿泊費込・税込)
詳細確認及びお申し込み:
    ↓
https://www.hgld.co.jp/p_lecture/view/1010 から

<お目休めコーナー> 9月の花(26)



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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

このところうちのカミさんとの共通意識は【エッセンシャル】。
何が本質的で何が非エッセンシャル(トリビアル、些末)かです。

カミさんがずっと前から我が蔵書について言っていた次の言葉が『エッセンシャル思考』(グレッグ・マキューン著、高橋璃子訳、かんき出版、1,760円)を読むことでガツーンと来ています。

「この本をまだ持っていなかったら、今から買いますか?」
「この先の人生で時間をかけてこの本を読む機会がありますか?」

こう考えると、ほとんどの本が廃棄リストに入ります。

【エッセンシャル】に考えると、断捨離にもつながるし、生活がシンプルになってきます。

これを支える私の側の強い意識です。
それは【主人公】としての生き方。
これは【エッセンシャル】のベースとも言える考え方です。

「【非エッセンシャル】な、些末な何かによって取り乱されたり自分を失ってしまったりすることがなく、今、ここで自分が【主人公】であり続けよう」という生き方につながります。

1.【エッセンシャル】と【主人公】が結びついて、昨日の午前中は明治神宮に行くことにしました。

入ったのは通常の原宿側の南門ではなく北門でした。

これが大正解!
草木の自然の力によって癒されました。

明治神宮にこんなところもあるのですよ。

保育園の子どもたちがたくさんいて、私たちに話しかけてくる子どももいました。

いよいよメインな場所に。

夫婦楠のことでは、私たちの結婚33年の歳月を感謝しました。

この明治神宮は娘が結婚式を挙げたところで、その時は本殿の中に入ることができました。

◆娘の結婚についてのブログは、2009年10月26日付けブログ 娘の結婚式 をご参照ください。


2.【エッセンシャル】な【主人公】に浸りきれる、私の超お勧めの講座のご案内です。

石波義人さん(劇団四季主力俳優)に身体が癒され、心が満ち足りる講座をご担当いただきます。
湯河原の温泉での開催です。

■合宿(リアル)開催 「主人公として生きる」 
湯河原リトリートご縁の杜にて、劇団四季主力俳優 石波義人さんをお招きして、宿泊型ワークショップを開催します。

今年5月に開催された石波さんの「自己表現ワークショップ」では、自分自身の身体とつながる体験や、「自分が無意識の振る舞いや感情の表し方をしていたかを客観的に知る機会となった」といった感想を知らせてくださった受講者もいらっしゃいました。 

その感動を再び! たっぷり2日間、ご自身と向き合い、これからの人生の「主人公」として命を輝かせる体験ができる講座に一緒にご参加ください。
 
定員:20名(参加をご希望の方はお早めにお申込みください。)
講師:石波義人さん(劇団四季 俳優)
日時:11月5日(土)13:30現地集合、11月6日(日)16:00 現地解散
会場:ココロとカラダが整う 湯河原リトリートご縁の杜(神奈川県足柄下郡湯河原町土肥5-4-6、東海道線JR湯河原駅、徒歩5分)
受講料:ヒューマン・ギルド会員・石波さん関係者:66,000円、一般72,000円(宿泊費込・税込)
詳細確認及びお申し込み:
    ↓
https://www.hgld.co.jp/p_lecture/view/1010 から


◆なお、このプロモーションを目的として石波義人さんをゲストとして番澤清美さん栗山慶美さんとFacebook Live(合宿「主人公として生きる」においでよ!)を本日、9月29日(木)20時スタートで行います。



手順は次のとおりです。
【Facebook Liveご視聴方法】
1)Facebookグループ「【HG】「主人公として生きる」ワークショップ合宿」 https://www.facebook.com/groups/660121818872300/ にアクセスする
2)「グループをフォローする」をクリックorタップ
3)9月29日(木)20時になったら、当FBグループにアクセスください

※リアルタイムでご覧いただけない場合は、アーカイブをご覧ください。
 

<お目休めコーナー> 9月の花(25)



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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(9月27日)は11月分のYou Tube「アドラー心理学専門チャンネル/ヒューマン・ギルド」 の収録をしました。

いつものように安西 光さんのご尽力を得て、4つのコンテンツの収録をしました。

今回もまた特別ゲストをお招きしました。
ELM勇気づけリーダーの塚本麻衣子さんです。

塚本さんは 栗山慶美さん(勇気づけフォトカウンセラー、同席し、一部の写真もご提供)のお知り合いで、栗山さんから「アドラー心理学、勇気づけ、子育て、家族」のことについて視聴者代表としてYou Tube「アドラー心理学専門チャンネル/ヒューマン・ギルド」 に出演依頼をしたところ、2つ返事で応じてくれました。

収録時も永藤かおるさんとのやり取りもそつなくこなしました。

私とのやり取りでは頻繁にやり取りをこなし、飲み込みの速さが目立ちました。

まるで今までに何度も経験していらっしゃったかのようでした。

塚本麻衣子さん 、ご出演ありがとうございました。

栗山慶美さん 、ご紹介に感謝申し上げます。

その他のところでは、永藤かおるさん が「職場のハラスメント防止策」

岩井が「聴き上手になろう!(心構え編)」を収録しました。

まとめると、11月のYou Tube「アドラー心理学専門チャンネル/ヒューマン・ギルド」 は次のとおりに配信します。
なお、配信日は原則月4回(祝日を除くことあり)、月曜日の21:00からです。

11月7日 「聴き上手になろう!(心構え編)」
11月14日 「アドラー心理学的に考える 職場のハラスメント防止策」
11月21日 「視聴者とのQ&A アドラー心理学、勇気づけについて」
     (ゲスト:塚本麻衣子さん 、回答者:永藤かおるさん )
11月28日 「視聴者とのQ&A 子育て、家族について」
     (ゲスト:塚本麻衣子さん 、回答者:岩井俊憲)

You Tube「アドラー心理学専門チャンネル/ヒューマン・ギルド」 、ますます充実しています。

「チャンネル登録」がまだの人は、この機会によろしくお願いします。

<お目休めコーナー> 9月の花(24)



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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨晩はヒューマン・ギルドで中小企業診断士の勉強会「マネジメント・カウンセリング研究会」が開催されました。
『エッセンシャル思考』(グレッグ・マキューン著、高橋璃子訳、かんき出版、1,760円)について朝倉久男さん から前半部分を学びました。

このところ私は「何が【エッセンシャル】か?」を問い続けています。
【非エッセンシャル】な、些末な、でうでもいいことに時間を割いていると、この人生で残された時間というリソースを無駄遣いしていることになります。

そこで、私にとって【エッセンシャル】な復活講座、新設講座、特別講座を4つご紹介します。

1.復活講座:アドラー派による「夢のワーク」

私が年に3度くらいしか行わない、とてもモチベーションの高い講座です。
9月19日の開催予定だったものが台風のために開催不能になり、1カ月ほど延期したかたちでの開催です。

日 時:10月16日(日)10:00~17:00 
 
受講料:19,800円(会員、初めての受講)、9,900円(会員、再受講)
会 場:神戸市産業振興センター 904号室、神戸市中央区東川崎町1丁目8番4号 
定 員:20名
共 催:ファミリーカウンセリングセンター(代表 古田富子氏)
詳細確認及びお申し込みはこちら
      ↓
https://www.hgld.co.jp/p_lecture/view/779


2.新設講座:「品詞」をもとに読み取る早期回想解釈(オンライン開催)

アドラー・カウンセラーで公認心理師、助産師の 小山貴子さん のご要請により開催することにしました。
私が最近編み出したメソッドで、次の趣旨です。

早期回想解釈について「品詞」(名詞、動詞、形容詞、副詞)に着目してその人の特徴を把握すると、その人の「自己概念」「世界像」「自己理想」から構成されるライフスタイルや基本的な誤り(ベーシック・ミステイクス)が読み取りやすいことを発見しました。
この方法を講座でお伝えしていると、「こんなに素早く読めるの!」と驚くほど早期回想解釈の腕が上がります。

日 時:10月24日(月)20:00~21:30
講 師:岩井俊憲
定 員:12名
受講料:3,300円
参加資格:①アドラー・カウンセラー養成講座修了者、②ヒューマン・ギルド会員、2つの条件を満たしている方
詳細確認及びお申し込みはこちら
      ↓
https://www.hgld.co.jp/p_lecture/view/1019

3.特別講座:私が「アドレリアン」=共同体感覚に満ちた人と強く言える人の講座

アドラー心理学を学んでいないけれど、それに該当する人の代表格は石波義人さん(劇団四季主力俳優)です。
身体が癒され、心が満ち足りる講座をご担当いただきます。

■合宿(リアル)開催 「主人公として生きる」 
 湯河原リトリートご縁の杜にて、劇団四季主力俳優石波義人氏をお招きして、宿泊型ワークショップを開催します。

今年5月に開催された石波さんの「自己表現ワークショップ」では、自分自身の身体とつながる体験や、「自分が無意識の振る舞いや感情の表し方をしていたかを客観的に知る機会となった」といった感想を知らせてくださった受講者もいらっしゃいました。 

その感動を再び! たっぷり2日間、ご自身と向き合い、これからの人生の「主人公」として命を輝かせる体験ができる講座に一緒にご参加ください。
 
定 員:20名(参加をご希望の方はお早めにお申込みください。)
講 師:石波義人氏(劇団四季 俳優)
日 時:11月5日(土)13:30現地集合、11月6日(日)16:00 現地解散
会 場:ココロとカラダが整う 湯河原リトリートご縁の杜(神奈川県足柄下郡湯河原町土肥5-4-6、東海道線JR湯河原駅、徒歩5分)
受講料:ヒューマン・ギルド会員・石波さん関係者:66,000円、一般72,000円(宿泊費込・税込)
詳細確認及びお申し込みはこちら
      ↓
https://www.hgld.co.jp/p_lecture/view/1010 

*このプロモーションを目的として石波義人さんをゲストとして番澤清美さん、栗山慶美さんとFacebook Live(合宿「主人公として生きる」においでよ!)を9月29日(木)20時スタートで行います。
手順は次のとおりです。
【Facebook Liveご視聴方法】
1)Facebookグループ「【HG】「主人公として生きる」ワークショップ合宿」 https://www.facebook.com/groups/660121818872300/にアクセスする
2)「グループをフォローする」をクリックorタップ
3)9月29日(木)20時になったら、当FBグループにアクセスください。

※リアルタイムでご覧いただけない場合は、アーカイブをご覧ください。
 
(2)アドラー心理学の世界を生きて、それに該当する人が担当する講座は、正真正銘の国際的なアドレリアン、マリーナ・ブルフシュタイン博士の特別講座(通訳付・日本語訳資料付)です。
 
オンライン開催:2日ワークショップ (ヒューマン・ギルド、日本アドラー心理学協会、アドラーと仲間たちの会の共催)
 
■アドラー心理学に応用するソクラテスの対話法-対話を通じてふたりで見つける課題解決
 
「ソクラテスの対話法」とか「問答法」という言葉を耳にされたことはあるでしょうか?
「こんな言葉を聞くのは、初めてだなぁ」と思われた方も、ご心配なく! アドラー心理学に興味があり、より深くアドラーを学んでみたいなぁ、と思われる方だったらどなたにでもご参加いただけます。アドラー心理学を学び始めて間もない方にも、セラピストなど専門家の方にも、それぞれの立場で役立てていただける内容でお届けいたします。
このコースは、ミニレクチャー、デモンストレーション、実習、および質疑応答で構成されます。
 
コースの対象者: 支援的な人間関係をはじめ様々な人間関係での対話に役立つ、効果的でアドラー心理学に沿った質問法を学びたい方
 
講 師:マリーナ・ブルフシュタイン博士(アドラーユニバーシティ(大学院)教授)
日 時:12月3日・4日(土・日)9:00~13:30(日本時間)途中休憩あり。
受講料:38,500円
注 意:2日で完結するコースです。2日間ともご参加ください。
詳細確認及びお申し込みはこちら
      ↓
https://www.hgld.co.jp/p_lecture/view/1011 
 
■オンライン:シェア会「アドラー心理学に応用するソクラテスの対話法-対話を通じてふたりで見つける課題解決」
 
「アドラー心理学に応用するソクラテスの対話法-対話を通じてふたりで見つける課題解決」のワークショップの1週間後に、感想などをシェアできるイベントを開催します。

ワークショップ参加者と主催者(岩井・永藤・梶野・水野)が集まるシェア会となります。

共に学んだ仲間と学びをシェアすることによって、学んだことの定着を図ったり、疑問に対するヒントが見つけませんか? 

なかなか聞くことのできない主催者からのコメントも聞くことができるかもしれません。
よかったら、ワークショップと合わせてご予定・お申込みください。
 
進行:岩井俊憲・永藤かおるさん・梶野真さん・水野美津子さん(マリーナ・ブルフシュタイン博士は参加しません)。

日 時:12月10日(土)10:00~11:30
受講料:2,000円
詳細確認及びお申し込みはこちら
      ↓
https://www.hgld.co.jp/p_lecture/view/1011 

 

<お目休めコーナー> 9月の花(23)



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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(9月25日)はヒューマン・ギルドの研修室で第81期アドラー・カウンセラー養成講座 の6日目を行っていました。

前日のカウンセリングの演習場面でクライアント役の 瀧田知栄さんに対してそれぞれのカウンセラー役が「点」を拾うようなカウンセリングをし、「線」としてつながらないこと、さらには「面」としてグランドデザインが構築できていないと感じていました。

私は皆がお越しになる前にホワイトボードに「共感マップ」のタイトルで「主訴」「当面の目標」「最終目標」を体系的に表す全体像につながる項目を書いておきました。

その上でみんなと一緒に瀧田さんの確認を取りながら項目をだんだんと埋めていき、カウンセラー役の方から解釈を伝えていただきました。

結論としては「最終目標」に対しての手段に相当する「当面の目標」に瀧田さんの時間・気持ちなどのリソースを使い過ぎていることがわかり、私の「手段の目的化」の表現と、仲間たちの昼食時も使ってのサポートで腑に落ちていただけたようでした。

アドラー派が解釈を伝えるときの特徴は、カウンセラー側が一方的に伝えるのではなく、「ひょっとして・・・・」「もしかして・・・・」と仮定形の表現を使ってクライアントと協力しながら進めていくのが特徴です。
これこそが「相互尊敬・相互信頼」です。

午後は、ある受講者が収集したライフスタイル調査表をもとにみんなで解釈を施しました。

とても意欲的かつ的確でした。

最後は3人一組でのカウンセリング演習。

演習を終えてからの感想や質問がみんなの、そして私の学びになりました。

ここまで12人の仲間が誰も途中で欠けることなく学び続けていられることは、今までになかったことです。

この人たちの成長ぶりが今からとても楽しみです。

◆「アドラー心理学を学ぶ・活かす」ことについては、ヒューマン・ギルドのWebsiteのこちらをご覧ください。
    ↓
https://www.hgld.co.jp/p_index.html

<お目休めコーナー> 9月の花(22)

 



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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(9月24日)はヒューマン・ギルドの研修室で第81期アドラー・カウンセラー養成講座 を行っていました。

懸念されていた台風による影響がさほどでもなく、開始時間前に受講者全員が揃っていました。

宿題についての発表、質疑応答に続いて、私は2週間前にこの世を去ったある精神障害者との出会いから別れまでの30年の交流をこの場だけの限定で語りました。

私がどれだけ彼から学んでいたかにも気づきました。

続く早期回想解釈では、3つのグループそれぞれがかなり高い解釈レベルに達していることがわかりうれしかったです。

久しぶりに行った傾聴のワークがありました。

「ディベートもどき」という自説ばかり主張するワーク。

「エンカレッジ式」という、みんなを巻き込むアイコンタクトを駆使し、最後は特定の人に見解を求める。
すると、その人は指名した人の見解を繰り返し、そこに自分の立場の見解を添えて同じやり方をする。

最後は、合意形成に近いかたちができ上がります。

この演習をすると、頓珍漢な人が数人目立つのですが、実に見事にやってくれました。

カウンセリングの演習では、瀧田知栄さん をクライアントとして7人ほどの人がカウンセラー役を務めました。

瀧田さんはプロのクライアントで、彼女のフィードバックはとても鋭くカウンセラー役の特徴を掴んでいます。

クライアント次第でカウンセラーが育つことを実感しました。

<お目休めコーナー> 9月の花(21)



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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

バブル崩壊により父が破産、時を同じくして夫の癌発病、2年の闘病の末38歳シングルマザーとなる。
不屈の精神と自らの苦難をバネにカラーセラピー×タロット×数秘術セラピスト、2006年アドラー心理学と出会いヒューマン・ギルドにおいて「ELM勇気づけトレーナー養成講座」を開発。
講師育成は現在も継続。
息子の結婚と還暦を機に禅修行し2020年青森高雲山観音寺にて出家得度(法名慧嘉)禅を取り入れたスピリチュアルカウンセラーとして恋愛、結婚、子育て、職場の対人関係、DVからの解放、バツイチ女性の再婚など、人間関係に悩む女性の援助、救済に尽力している。

と書かれた 鈴木三穂子さん のプロフィール。

2020年の出家得度(法名慧嘉)ー鈴木さんの言葉を使えば「放下著(ほうげじゃく)」ーの前の鈴木さんのことはよく存じ上げてありましたが、出家のいきさつやその後のことは不覚にしてあまり存じ上げておりませんでした。

しかし昨日、アドラー心理学ゼミナール で明らかになったのです。

自分自身の「実験」のための出家だったとは意外でした。

それで穏やかな人生が訪れたのか?

『混乱』の中にしばらく身を置くことになりました。

結論としては「生きているのは苦しいという『一切皆苦』」の世界でした。

書きたいことはとても多いのですが、あえて内容に触れないことにします。
レコーディングがうまくいったので、アーカイブ動画を提供することにします。

構成としては、会場参加者10名、オンライン参加者9名を対象に説法(あえて使います)、クイズ、坐禅体験、質疑応答を組み合わせながらELM勇気づけ講座の開発者の一人、ELM勇気づけトレーナー養成講座の講師として多彩に展開してくれました。

写真だけ多めにアップしておきます。


中村美樹さん の質問場面)


大和田健司さん の質問場面)



私は鈴木さんの隣で説法を聴いていて「白金の寂聴さん誕生!」を実感しました。

このSNSの時代にオンラインという便利なツールを通じて鈴木さんの体験とアドラー心理学に裏付けられた知恵が多くの人たちを救うことになるのではないか、と強く感じました。
講演依頼はヒューマン・ギルドが窓口になりますよ。

なお、講座の最後の場面では、オンライン坐禅堂のことにも触れていらっしゃいました。


鈴木三穂子さん とFacebookでお友達になれば情報が得られます。

最後には、今回ご受講で、10月10日(月・祝)11:00~13:00ご登壇の第179回アドラー心理学ゼミナール(タイトル:「からだへの勇気づけがこころも変える」)をご担当の山崎優子さん が感想と講座の趣旨をお伝えくださいました。



詳細確認およびお申し込みはこちらから
   ↓   ↓
https://www.hgld.co.jp/p_lecture/view/259 

午後はカウンセリング演習。

「共感力に欠けている」との主訴で始まった栗山慶美さん (写真中央)をクライアントとするカウンセリング。



栗山さんを除く全員が「共感力抜群」の判定でした。

今回の写真にも栗山さんの写真を伝わせていただいているし、さまざまなプロジェクトを通じても私は「秘書にしたい№1」として「共感力抜群」の栗山さんを見ています。

<お目休めコーナー> 9月の花(22)



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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

今朝は4:30頃に目が覚めて、そのまま寝てももったいない気持ちがしました。

そのまま起きて、これ幸いとばかり線香が消える40分ほどロウソクの火を灯してマイク・ロウランドのCDを流しながら瞑想をしました。

私の定義では、祈りと瞑想は次のとおりです。

祈りとは神に語りかけること

瞑想とは神の声を聴くこと

祈りはこちらから神に能動的に願いを伝えることだとすると、瞑想は受動的に神から発せられるメッセージを聴き取ることです。

私たちは、さまざまな場面で祈念し、それこそお願い、お願いの連続です。

そのことを私は否定しませんが、願ったことと同じくらいか、あるいは半分でも聴き取ることが大切なのではないでしょうか?

瞑想で聴き取ることを怠っていると、自分の周囲に降りかかる現実で、私たちに手痛かったり、時には有難かったりするかたちで受け入れなければならない姿として教えてくれます。

だとすると、しっかりと自分に起きる現実を受け止めることは「瞑想的」な営みと言っていいのではないでしょうか?

生の年輪を重ねると、起きる現実や自分の働きかけの結果を謙虚に受け止めることができます。

それこそ、とても有難いことです。


話のトーンは、ここで急に変わります。

昨日の午後は、ヒューマン・ギルドでカップルのカウンセリングをこなし、その後、ある施設に出向き、スタッフのカウンセリングを2件ほどこなしました。

そんな私が最近こだわっているのは、カウンセリングにおいて(1)質問を多発するのはいかがなものか、と(2)上質の質問は「創発する質問」である、の2点です。


『エッセンシャル思考』(グレッグ・マキューン著、高橋璃子訳、かんき出版、1,760円)をじっくりと読んでいてその一部が明確になりました。

あるタイミングできちんと本の紹介をするつもりですが、その中にカウンセリングにも役立つ記述がありました。

非エッセンシャル思考の人は、耳は傾けてはいるけれど、いつも何かを言う準備をしている。
無関係な細部に気をとられ、些末な情報にこだわってしまう。
・・・・・・
自分がコメントすることばかり考えていて、話の本質がつかめない。

この記述で【創発的質問】とこの文章がつながりがあることについてヒラメキました。
受動的にポーンと繋がったのです。

2022年8月5日付けブログ 『ソクラテスの対話』を連想させたカウンセリング道場 には【創発的質問】についてこんなことを書いていました。

対話的なカウンセリングはクライアントに深い「内省」と共にクライアントとカウンセラーとの間に「創発」(注:「生物進化の過程やシステムの発展過程において、先行する条件からは予測や説明にできない新しい特性が生み出されること」『広辞苑』)がもたらされます。

『エッセンシャル思考』のお陰で【創発的質問】についての定義が決まりました。

【創発的質問】とは、カウンセリングの過程において、カウンセラーが用意した質問を超えた、クライアントとの関係性から話題の本質に迫る、いま、ここでの湧き上がる質問

駆け出しカウンセラーは用意した質問を発します。

ベテラン・カウンセラーは【創発的質問】の達人です。

※もしかしたら、オンライン開催:2日ワークショップ (ヒューマン・ギルド、日本アドラー心理学協会、アドラーと仲間たちの会の共催)で【創発的質問】が学べるかもしれません。 

■アドラー心理学に応用するソクラテスの対話法-対話を通じてふたりで見つける課題解決

「ソクラテスの対話法」とか「問答法」という言葉を耳にされたことはあるでしょうか?

「こんな言葉を聞くのは、初めてだなぁ」と思われた方も、ご心配なく! アドラー心理学に興味があり、より深くアドラーを学んでみたいなぁ、と思われる方だったらどなたにでもご参加いただけます。
アドラー心理学を学び始めて間もない方にも、セラピストなど専門家の方にも、それぞれの立場で役立てていただける内容でお届けいたします。

このコースは、ミニレクチャー、デモンストレーション、実習、および質疑応答で構成されます。

コースの対象者: 支援的な人間関係をはじめ様々な人間関係での対話に役立つ、効果的でアドラー心理学に沿った質問法を学びたい方

講師:マリーナ・ブルフシュタイン博士(アドラーユニバーシティ(大学院)教授)
日時:2022年12月3日・4日(土・日)9:00~13:30(日本時間)途中休憩あり。
受講料:38,500円
 注意:2日で完結するコースです。2日間ともご参加ください。

 https://www.hgld.co.jp/p_lecture/view/1011 から詳細確認及びお申し込みができます。

■オンライン:シェア会「アドラー心理学に応用するソクラテスの対話法-対話を通じてふたりで見つける課題解決」

「アドラー心理学に応用するソクラテスの対話法-対話を通じてふたりで見つける課題解決」のワークショップの1週間後に、感想などをシェアできるイベントを開催します。

ワークショップ参加者と主催者(岩井・永藤・梶野・水野)が集まるシェア会となります。

共に学んだ仲間と学びをシェアすることによって、学んだことの定着を図ったり、疑問に対するヒントが見つけませんか? 
なかなか聞くことのできない主催者からのコメントも聞くことができるかもしれません。
よかったら、ワークショップと合わせてご予定・お申込みください。

進行:岩井俊憲・永藤かおる・梶野真氏・水野美津子氏(マリーナ・ブルフシュタイン博士は参加しません)。

日時:2022年12月10日(土)10:00~11:30
受講料:2,000円

 https://www.hgld.co.jp/p_lecture/view/1011 から詳細確認及びお申し込みができます。

<お目休めコーナー> 9月の花(21)



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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(9月20日)もまた満ち足りた日でした。

1.株式会社 新星出版社 の編集担当の佐藤睦海さんから『ビジネス教養 アドラー心理学』の重版決定の連絡が入りました。
8月6日の発売から7週間での重版決定です。

発売前から中国語版が決定していて、近くその本が手元に入ります。

何だか2014年に出した『マンガでやさしくわかるアドラー心理学』(日本能率協会マネジメントセンター、1,650円)を彷彿(ほうふつ)させます。

こちらは来年、アメリカで有名出版社から英語版が出版され、世界に広がります。


2.昨日の午後はオンライン開催 アドラー・カウンセラー養成講座(第82期)の2日目。


(写真撮影:渡辺歩実さん

資料も充実させて次の内容を展開しました。

(1)1日目の振り返りと宿題発表
(2)講義とミニ演習
1)初回面接のポイント
2)カウンセリングの主訴と目標
3)ライフスタイル分析の4つの手掛かり
4)カウンセリングの基礎  等々
(3)デモンストレーション:ライフスタイル調査表を使った情報収集
(4)2日目の振り返りと質疑応答

大きな特徴は、 アドラー・カウンセラー養成講座 のリアル版の3倍くらいの質問があったことです。
リアル版であれば特定の人だけが質問を投げかけるのですが、あの人もこの人もと言えるくらいの質問者数です。
デモンストレーション際に「カウンセラーとしてあまり共感が感じられない」というご意見もいただきました。
私の反省点かもしれませんね。

今後がますます楽しみになってきています。


3.夜はカウンセリング道場(チャレンジコース)


(写真提供:口野重昭さん

普段はミドルコースにご参加の 杉野千亜紀さん(勇気づけ手相鑑定師™️) がこちらにクライアントとしてご参加。
3人がカウンセラー役を担いました。

「不安」を主訴とするのに対して不安という感情にばかり目を向ける傾向があったので、私は「感情は行動と思考の副産物」であるとして、不安そのものに付き添うのではなく不安を誘発する行動や思考(信念)に着目することをコメントしました。

予定の21:45を過ぎても皆さん退出されず、30分超過の22:15までやり取りしました。


リアル版の研修は予定時間より早く終わることが多いのですが、オンライン研修になると時間通りに終わらないのは、私の力量不足か、それとも参加者の熱意なのか?
教えてください。

<お目休めコーナー> 9月の花(20)



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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

1.昨日(9月19日)はヒューマン・ギルドが信頼・親密の学びの共同体であることを実感した一コマがありました。

9月17日から行われている東京開催SMILEリーダー養成講座の最終日の開催前にヒューマン・ギルドに顔出ししました。
すると、私が深い信頼を寄せ、SMILEリーダー養成講座の講師を託した 三宅美絵子さんが9:00前から準備をされていました。

開始時間前に受講者が一人ひとりとご来場。
みんな私の姿を見てビックリしていました。

開始時間9:30前には全員揃っていて、メンバーの熱意と結束力が伝わってきました。

異例の講座開始前の集合写真。

こんな台風の日に熱心に受講される姿に感動して、私は『ビジネス教養 アドラー心理学』を受講者にサイン入りで一人ひとりにプレゼントすることにしました。

するとその後、こんな写真が栗山慶美さんからお送りいただきました。

田村加奈さんのリーダーぶりも少々拝見。

講師の三宅美絵子さん は、実に的確なフィードバックをされていました。


2.10月にはこれまた私が信頼する三輪克子さんを講師として 名古屋でSMILEリーダー養成講座を開催します。 
 
日 程:10月8.9.10日(土、日、月・祝、3日間 )
時 間:1日目10:00-19:00、2日目9:30-19:00、3日目9:30-17:00
講 師:三輪克子さん(アドラー・カウンセラー、SMILEリーダー、スペースLUN主宰)
会 場:ウインクあいち (愛知県産業労働センター)愛知県名古屋市中村区名駅4丁目4-38
詳細確認及びお申し込み:https://www.hgld.co.jp/p_lecture/view/476


3.もう一人の信頼する講師は、鈴木三穂子さん 。
9月と10月にヒューマン・ギルドで2つの講座を担当されます。

鈴木さんはELM講座の開発者の一人で、開発プロジェクトが進んでいる折は仲間から「専務」と呼ばれていて、社長である私に歯に衣を着せぬ直言をしていた人だけに裏表のないところを私は信頼しております。
是非「プロフィール」の部分をお読みください。

(1)第178回アドラー心理学ゼミナール「アドラー心理学の理論を学ぼう!」ハイブリッド開催 
 タイトル:「生きづらさを手放す智慧を求めて - 私の剃髪の理由」
 講  師:鈴木三穂子さん(心理カウンセラー、僧侶「法名 慧嘉」)
 日  時:9月23日(金・祝)11:00~13:00
 詳細確認及びお申し込み:https://www.hgld.co.jp/p_lecture/view/992 

※講師からのご説明※
「生きていることは、なんて苦しいのだろう?」この疑問をどうしたら消すことができるのか?
その答えを得ることができず、60数年の歳月が過ぎました。
でも、アドラー心理学と禅との出会いによって少しずつ苦の終息へつながる道を見出すことができました。
 人生には避けがたい過酷な時があります。
 なぜ生きなければならないのだろうと思うこともあるでしょう。
 でも、それがまさに、今を生きているということなのです。
 見上げた空の美しさに救われるように、智慧があれば、生きる意味さえも知ることができます。
是非、共に学びましょう。
皆様のお役に立てますように精一杯お伝えしたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。

鈴木三穂子さんプロフィール
バブル崩壊により父が破産、時を同じくして夫の癌発病、2年の闘病の末38歳シングルマザーとなる。
不屈の精神と自らの苦難をバネにカラーセラピー×タロット×数秘術セラピスト、2006年アドラー心理学と出会いヒューマン・ギルドにおいて「ELM勇気づけトレーナー養成講座」を開発。
講師育成は現在も継続。
息子の結婚と還暦を機に禅修行し2020年青森高雲山観音寺にて出家得度(法名慧嘉)禅を取り入れたスピリチュアルカウンセラーとして恋愛、結婚、子育て、職場の対人関係、DVからの解放、バツイチ女性の再婚など、人間関係に悩む女性の援助、救済に尽力している。

(2)ELM勇気づけトレーナー養成講座(2日間コース・集合型リアル)  

日程:第61期 2022年10月22.23日(土・日、集合型・リアル)
講師:鈴木三穂子氏(ELM開発メンバー)永藤かおる(ヒューマン・ギルド取締役研修部長、公認心理師、シニア・アドラー・カウンセラー)
時間:土曜10:00-19:00、日曜10:00-17:00 
詳細確認及びお申し込み:https://www.hgld.co.jp/p_lecture/view/884 


ヒューマン・ギルドが信頼・親密の学びの共同体であり、信頼に十分足る講師の宝庫であることをしみじみと味わっています。

<お目休めコーナー> 9月の花(19)



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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

過去最高クラスの台風14号の本土直撃を受けて、九州7県に災害救助法が適用されるなど土砂災害、河川の増水氾濫に最大級の警戒が呼びかけられています。
被災されている方々には、心からのお見舞いを申し上げます。

この3連休の期間ににヒューマン・ギルドでは(1)東京開催SMILEリーダー養成講座(9月17・18・19日)と(2)神戸開催アドラー心理学の夢のワーク(9月19日)を計画していました。

東京開催SMILEリーダー養成講座は予定どおりに開催しています。
このことについては後に触れます。

19日(月・祝)神戸開催予定だったアドラー心理学による夢のワークについては、土曜日の朝に 古田富子さんと緊急電話連絡、延期の判断を下し、受講者の方々に竹内さちこさんを通じて連絡を入れてもらいました。

代替日を10月16日(日)か23日(日)のご連絡に対しては、大半の方々が10月16日(日)を選ばれました。

ただし、連絡が確認できなかった方々に昨晩私がメールや電話でご連絡しました。

このように講座の企画から日程の変更プラン、20人の受講者の掌握ができていたのも、40年近くに及ぶ 古田富子さんとの信頼関係あってこそです。

東京開催SMILEリーダー養成講座(講師:三宅美絵子さん)は受講者同士の結束力がとても強く、順調に進んでいました。
三宅美絵子さんからは本日の開催の是非について電話連絡が入りました。

私は東京のピークが20日(火)であることから、交通機関が動いていて豪雨でない限りは開催し、状況を見ながら中途で取りやめ、伝達部分は後日オンライン開催を提言しました。

三宅さんからのメールでは、昨日の午後に地下鉄東西線が浸水のために運行停止になっていたのを受講者相互間で情報を取り合って緊急対応をしたそうです。

SMILEリーダー養成講座の講師を三宅美絵子さん にお願いして本当によかった、と思えた昨日でした。


昨日はまた、長谷静香さんから彼女が12月に引き受けた、珍しいタイプの講演についてのスーパービジョンのZoomミーティングを行いました。

長谷さんに対しては講演を受動的に受けるのではなく講師側から働きかけ、受講者のニーズに合った講演になるよう提案しました。

長谷さんとはツーカーの間柄なので、たった30分で済みました。

長谷さんが講師として羽ばたいていることがとてもうれしいです。


さて、本日21:00から配信の「アドラー心理学専門チャンネル/ヒューマン・ギルド」 は「【アドラー心理学】どうして子どもをほめてはいけないの?」(岩井俊憲)のテーマでご提供。

https://www.youtube.com/channel/
UCFSDEPGZ4kUu2a0EsTtWwmA/
 から入ってご覧ください。

「ほめる」と「勇気づける」の違いがハッキリします。

<お目休めコーナー> 9月の花(18)



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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(9月17日)の朝は台風14号の接近のために古田富子さんと緊急電話連絡。
19日(月・祝)神戸開催予定だったアドラー心理学による夢のワークを延期の判断を下し、受講者の方々に竹内さちこさんを通じて連絡をいれてもらいました。

旅行代理店にキャンセルの連絡を入れたところ、台風のためにキャンセル料がかからないと伝えられました。


日本経済新聞夕刊の「明日への話題」に私の好みの筆者が登場します。

昨日の夕刊にはピアニストの仲道郁代さんの『降りてくる瞬間』という、私が鳥肌が立つような文章が載っていました。
https://www.nikkei.com/article/
DGXZQOUD296DL0Z20C22A8000000/

最後のフレーズはこう書かれていました。

極限まで準備を重ねたのちに、コンサートでは、"降りて"くるのだ。
それは、偶然にはやってこない。
自分が演奏していることも超越した、鳥肌が立つような瞬間。
ただただ音楽の神に仕えているとでも言おうか、美しさの本質に邂逅(かいこう)できたと感じる瞬間。
そんな境地に私はずっと取り憑(つ)かれている。


この瞬間のことをM.チクセントミハイは「フロー体験」と呼んでいます。

この「フロー体験」についてはアスリートがしばしば口にします。

ある女性マラソンランナーからは「30キロを過ぎた地点でとても苦しい状態なのに、自分で走っているのか、何かの存在にそっと背中を押してもらっているような瞬間があるのです」と聞いたことがあります。

このようなことはアスリートのみならず、実験を重ねている研究者、その他いろいろな場面で訪れます。

私自身も本の原稿を書いているときに、自分で書いているのか神仏に書かされているのかわからない瞬間がふっと到来します。
まさに『降りてくる瞬間』です。

しかし、勘違いしてはいけません。
そうやすやすと『降りてくる瞬間』はやってきません。

仲道さんは「極限まで準備を重ねたのちに、コンサートでは、"降りて"くるのだ」と書いています。

コツコツと練習を重ねた末に本番で『降りてくる瞬間』を招き寄せることができるのかもしれませんね。

<お目休めコーナー> 9月の花(17)



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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

一昨日(9月15日)から昨日(9月16日)の午前中で私の65冊目の本になる『大人になる娘が遠い』(仮題)の原稿に目を通しました。
2割ほどカットしなければならない部分があるため、今日はその作業を行います。
書き足すよりはいいですけどね。

1.昨日の14:00~はカウンセリング道場(シニアコース)をオンラインで開催しました。
参加者数は14名。
ベテラン揃いです。


(写真提供:草島智咲さん

草島智咲さん がクライアントとなり、カウンセラー役を中村美樹さん、続いて森崎千秋さんが担当しました。

中村さんの担当した15分ほどの演習部分についてカウンセラー側に怒りの感情が現われて一種の治療抵抗が出ていたことに対して、メンバーの大多数からネガティブなフィードバックが相次いだのに対して谷 正さんからは強烈な擁護論が出ました。

ここでさらにメンバー内で意見が割れました。

私はこの状況をとてもうれしく感じていました。
まさに「歯に衣を着せぬ」フィードバックが出たからです。

中村さんは常々、演習の場で傾聴・共感の「勇気づけ」のトーンが濃厚で「耳障り」のいいフィードバックが中心であることにご不満をお持ちでした。

私もある意味において中村さんのご意見に賛成です。
自分のカウンセリング・スキルを錬磨してプロとしてやっていこうと参加している人に対して「こんなことを言ったら傷つけてしまうだろう」という気持ちが働いてカウンセラー役を担った人に対して「勇気づけ」を意識した発言ばかりしていたら、率直な相互研鑽の場になりません。
(ただし、このことはカウンセラー役に対してであってクライアント役には該当しません)

とてもエクサイティングなカウンセリング道場(シニアコース)ではありました。

[8:15追記]中村美樹さんからご感想を記したメールが届きましたので、ご本人の許可を得て転載します。

昨日のカウンセリング道場は、「自分が変われば周りが変わる!」を実感出来たひとときでした。
今までの良い出しから(チヤホヤ)始まるコメントは、そりぁ、チヤホヤは好きだし嬉しいけれど、ぬるま湯に浸かるようで成長にはつながらないなぁ〜と感じていました。

そりぁ、私だって人間ですから、手厳しいコメントが辛くないと言えば嘘になりますが、それこそプロならば、そこを乗り越えてこそ、また、社会に出れば、弱点を指摘されることなど、年齢を重ねれば重ねるほど難しくなります。
そして、悪い点を指摘してもらえるということは、伸びしろがあるということですよね。


2.株式会社 新星出版社 編集部の佐藤さんから『ビジネス教養 アドラー心理学』の売れ行きが順調であることと、中国語版の出版が決まった旨のメールが入りました。
8月に発売されたばかりの本が中国進出です。

サクッとわかる ビジネス教養 アドラー心理学
 
岩井俊憲
新星出版社


3.夕方に新聞の夕刊を取りに行ったら幼稚園生の孫娘から葉書が届いているのを手にしました。

「ようちえんでうんどうかいのれんしゅうをがんばっています」など一生懸命書いた形跡があります。

うれしいね。


1日充実していて、カミさんの手料理で、家で久しぶりにおいしいお酒を飲めてくつろげた昨日でした。

<お目休めコーナー> 9月の花(16)



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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(9月15日)は私たち夫婦の結婚記念日。

ただし、入籍日は1989年8月30日(のはず)、他に9月23日(土)にヒューマン・ギルド主催で結婚披露パーティーをやっているので、親戚・友人などを招いての正式の結婚披露宴を9月15日(月、祝)に行っていて、この日を結婚記念日としています。

いつもは私が花束を買ってプレゼントしたりディナーを楽しむことが多いのですが、昨日はいつもと違いました。

カミさんはブログにこんなことを書いていました。

今日は、結婚記念日。
夫はいつもサプライズで花束をプレゼントしてくれる。
でも今日は、お花よりグリーンを飾りたいと頼み
グリーンをプレゼントにしてもらった。

この頃カミさんはグリーンがお好みです。

生活はシンプル。

我が家には車庫スペースがあっても、車がありません。

夫婦2人共ブランドものに興味がありません。

かつてカミさんは講演をしたり著作を著していたこと(*)もありますが、ここ数年は一段と癒し系になって、90歳の母親のお世話で出かけることがありますが、コロナの影響もあって、友人と会いに行くことも少なくなっています。

*参考:2018年1月15日付けブログ 岩井美弥子講演:シンプルマインドセット
    ↓    ↓
https://blog.goo.ne.jp/iwai-humanguild/d/20180115

ささやかなカフェタイムをとても喜んでくれます。

半分は在宅で働いているこの2年半、一緒にいる時間はそれまでとはずっと違うのですが、生活のストレスは皆無です。

夜にオンラインの研修や打ち合わせのため2階の書斎に籠ってしまうことが結構あっても、「行ってらっしゃい」と送り出してくれます。

隣の部屋で私がパソコンに向かって仕事をしているときも、自分なりのペースでイラストを描いたりYouTubeを観たりしています。

振り返ってみれば、この33年間、お互いに大声を出したことがほとんどありません。

シンプルライフを共にし、絶対的信頼関係で繋がっている夫婦が大切にしていることは「健全な放置力」かもしれません。

「この人を妻として本当によかった!」と心底思えた結婚 33年の昨日でした。


*私たちの結婚のいきさつは、下記をご参照のほど。

・2008年2月9日付けブログ 義父のこと(1)「結婚の条件」
・2008年2月10日付けブログ 義父のこと(2)「実は『●●●●●●』」

*私たち2人が結婚・子育てを通じて生み出した本は、次の2冊です。

 

 

<お目休めコーナー> 9月の花(15)



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おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

1.昨日(9月14日)は13:00〜17:40に中小企業診断士更新研修(オンライン開催)に参加していました。

私は中小企業診断士歴は1972年以来50年になり、東京でも7人くらいしか存在しない稀有な存在らしいです。

中小企業診断士の資格を維持するために必須なのが半日ほどの更新研修。
数えれば、昨日で50回に及びます。

これがまた退屈そのもので、お役人さんが講師として出てきた場面などたまったものではありません。
爆睡モード。
「世の中でこんなにつまらない話ができる人がいるのか」と驚くくらいのひどさでした。

しかし、ここ10年近く中小企業診断士が担当するようになってましになってきていました。

昨日はいつものように自分なりに講義中に読む本を手にして臨みました。

ところが、まったく読む余裕がなく講座に惹きつけられました。

第1時限目は「新しい中小企業政策について〜最新中小企業施策の活用事例」として講師:中小企業診断士 森口 智志氏から「事業再構築」を学びました。

5人一組で入ったブレイクアウトセッションの15分ほどは、とても優秀な若手とご一緒しました。
話題について行けず、傍聴だけする悲しい私がいました。

第2時限目の「中小企業の事業継続力強化支援〜異常事態に際して中小企業を継続するための支援手法を学ぶ」では、今話題のBCP(事業継続計画)について講師:中小企業診断士 中原 裕之氏からしっかり学びました。25分ほどのブレイクアウトセッションでは、そこそこ話せた私がいました。

この研修に少しばかり緊張感を与え私を眠らせず、読書に向かう時間を阻止したのは、次のルールでした。

・研修修了証明書の発行には、講義中に講師が案内する「キーワード」の記入が必須です。
必ず書き留めてください。
・講義中は、事務局が常時ビデオ映像で在席状況を確認しています。
ビデオ映像で在席を確認ができない間は、離席とみなしますので、必ず自身が映るようにしてください。
5分以上、在席が確認できない場合は修了資格を失います。
・講義中に、居眠り、研修と無関係の事を行っている、周囲との会話などの受講態度不良が認められる場合は、事務局より個別チャットで警告を行います。
その後も態度が是正されない場合は修了資格を失います。

ルールだけではありません。
運営方法や講師のプレゼンスキルも相当なものでした。
チャットを多用する講師もいました。

私自身の反省が多々ありました。
「中小企業診断士」を名乗っていてもいわゆる「名ばかり診断士」。
中小企業診断士としてバリバリ診断士活動をしているわけではありません。

今後は中小・中堅企業の経営者に研修・コンサル・カウンセリングをどしどし展開するためにもっともっと勉強しなければならない、と身を引き締め、Zoomは研修の進化をもたらしたことを実感した半日でした。


2.昨晩の20:00~21:30はアドラー心理学アカデミー協会での経営者・リーダーの育成のためのZoomミーテイングを行いました。

一般社団法人 7つの習慣アカデミー協会 を実質的に運営する有限会社 ルネサンスジャパン(代表取締役CEO 斎東 亮完(さいとうりょうかん)さん原田祥衣(Harada Sae)さん 、 藤島遼太さん との4人でした。

いつものようにフランクな話し合いができました。

このプロジェクトについて、9月10日配信のヒューマン・ギルドのニュースレターには次のように書いています。

私は人生後半の総決算の1つとして経営者・リーダーの育成のためにビジネス分野にさらにウイングを広げ、一般社団法人7つの習慣アカデミー協会を実質的に運営する有限会社ルネサンスジャパンと提携し、アドラー心理学アカデミー協会を立ち上げ理事としてプログラム開発などのサポートをさせていただいております。

そのプレ講座とも言えるセミナーや説明会が始まりますので、ご関心のある方はご参加のほどよろしくお願いします。

◎経営者・リーダーのためのアドラー心理学【無料】動画セミナー
      ↓      ↓
https://in.renaissance-japan.net/adler/hg?rt=blog

◎経営者・リーダーのためのアドラー心理学メソッド『エンカレッジ・マネジメント』セミナー&説明会
      ↓      ↓
https://in.renaissance-japan.net/encouraging?rt=hg


3.昨日の午前中は、私の64冊目になる本の初稿をチェックし、出版社に送りました。

『アドラー心理学 こころの相談室──小さなことが気にならなくなるヒント』のタイトルで10月末に文庫で出ます。

<お目休めコーナー> 9月の花(14)



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