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アドラー心理学による勇気づけ一筋40年 「勇気の伝道師」   ヒューマン・ギルド岩井俊憲の公式ブログ



おはようございます。ヒューマン・ギルドの岩井俊憲です。

今朝は、夢解釈を休んで、ちょっといい話を紹介します(と、誰かさんをじらす私であります)。


パブロ・ピカソにまつわるエピソードです。


ある日、1人の女性が市場でパブロ・ピカソを見つけて、1枚の紙を取り出しました。

「ミスター・ピカソ」彼女は興奮気味に言いました。

「あなたの大ファンなんです。私のために、ちょっとしたデッサンを描いていただけませんか?

ピカソはうれしそうに応じ、彼女が差し出した紙にすばやく描きました。にっこり笑ってその紙を返しながら、彼は、「百万ドルになるよ」と言ったのです。

「でも、ミスター・ピカソ」と、興奮したその女性は答えました。

「この小さな傑作をお描きになるのに、たった30秒しかかかってませんわ」

ピカソは笑いました。

「その傑作を30秒で描けるようになるまでに、私は30年かかったんだ」

 

この話は3週間続ければ一生が変わる Part2』(ロビン・シャーマ著、北澤和彦訳、海竜社)からの抜粋です。

著者のシャーマは、この話を紹介した項で次のような公式を示しています。

集中+日々の向上+時間=天才

そして、シャーマはこの公式を「天才の公式」と称し、次のように断言しています。

「ひとたびこの公式を深く理解すれば、あなたの生活は一変するでしょう」

もう一度「天才の公式」を書きます。


集中+日々の向上+時間=天才 

天才は、生まれながらの素養でなれるものではなさそうです。



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