おはようございます。新宿区神楽坂で研修&カウンセリングの事業を営む ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。
今日は私の66回目の誕生日。
夜中からたくさんのお祝いメッセージが届いています。ありがとうございます。いい1日、そして66歳の幕明けです。
13年くらい経過したので、時効と言っていいでしょう。
仏教と神道を信仰する我が家ならではのクリスマスの思い出話です。

今や23歳になった息子が10歳の頃、息子はサンタさんに何をお願いするのか言わなくなりました。
「ボク、サンタさんに何をお願いするか、おっかーには言わないからね」
それまでは、無邪気に「サンタさんに○○をお願いする」と言っていたのに、カミさんがいくら尋ねても口にしませんでした。
だんだん12月24日が近づいてきます。カミさんは、クリスマス・プレゼントの用意ができなくて焦っていました。
ある晩、私が酒に酔って家に帰ると、カミさんが困惑して訴えました。
「タクロウがプレゼントに何が欲しいか教えてくれないの」
そこで私は、タクロウを呼んで言いました。
「ターちゃん、今年はサンタさんに何をお願いするの?」
息子からの答えは「教えない」の一言。
「あのねー、ターちゃん、おっとー、おっかーに秘密にするのはいいけど、サンタさんに強くお願いしないとクリスマス・プレゼントが通じないよ」
息子は、神妙そうで、今から思えば少々含み笑いを交えた表情で私の話を聞いていました。
「そうだ、ターちゃん、おっとー、おっかーには秘密にしてもいいから、欲しいものを書いて、その紙を丸めて神棚に置いておくと、神様からサンタさんに伝えてもらえるよ」
息子は、両親の見ていない隙を選んで、神棚に紙を丸めて置いていたようです。
息子が寝静まって、私たちは神棚の紙をのぞき見しました。
そこでは、両親があまりプレゼントしたくないゲーム機の名前を発見。
ドリームキャスト!
神道に帰依する私たち夫婦は、神様のお口添えを無視することができませんでした。
息子に完敗の、最後のクリスマス・プレゼントの話でした。
今日はしっかり原稿書きをするぞ!
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