アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリング、コンサルティングを行っています。
アドラー心理学による勇気づけ一筋40年 「勇気の伝道師」   ヒューマン・ギルド岩井俊憲の公式ブログ



おはようございます。アドラー心理に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨晩、長崎に入っています。
今日、明日の2日間連続である連合会の2つの階層の研修を行います。

さて、昨日(9月29日)の産経ニュース(Web版)「ライフ」で岩井のインタビュー記事が11:00に掲載されていました。
2015.9.29 11:00配信
 
【女たちのホンネ】嫁が苦手なのは姑(しゅうとめ)ではなく舅(しゅうと)だった…無神経な言動に体調崩す嫁も 気持ちよく帰省する秘訣とは?
 
こちら をご覧ください。
(4)(5)で私のインタビュー記事が出てきます。
 
(担当:村島有紀記者)

ところで、9月21日のブログで私が現在はまっているのは、次の3つであることをお伝えしています。

1.のだめカンタービレ
2.サイコサイバネティックスのマックスウェル・マルツ
3.心理学のウエイン・W・ダイアー

このうち1.と3.はすでにお伝えしているので、2.のマックスウェル・マルツのことを書きます。

私は、1980年代からアメリカの整形外科医のマックスウェル・マルツの本を読んでいました。

つい最近読み直したのが『自分を動かす ― あなたを成功型人間に変える』(M・マルツ著、小圷 弘訳、知道出版)です。

自分を動かす―あなたを成功型人間に変える
M・マルツ著、小圷 弘訳
知道出版

マルツは、間違いなくアルフレッド・アドラーの影響を受けているようで、この本ではアドラーのことを「私の友人」とし、彼の算数ができなかった子ども時代の、先生もクラスのみんなも解けないと思っていた問題を解いたエピソードが書かれていました。

そして、アドラー自身がこの出来事で算数ができることを理解し、自信を覚え、以後、算数も得意な生徒になった、としているのです。

また、このことでマルツは、自分自身に対する誤った見解から目覚めることの重要さを強調しています。

 <お目休めコーナー>9月の花(30) 

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おはようございます。アドラー心理に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

9月27日のブログ本日(9月29日)の 産経ニュース(Web版)に私がインタビューを受けた記事が掲載されるとお伝えしたのですが、Web版はもとより本紙でも見つかりません。
詳しいことがわかりましたら、お知らせします。

さて、10月~12月も私はたくさんの講演・研修を行いますが、そのうち一般の方々が比較的お気軽に参加可能なものは次のとおりです。
申し込み先はすべてヒューマン・ギルドではありませんので、ご注意ください。

1.東京の 株式会社 ビジネスバンクグループ の プレジデントアカデミー で10月14日(水)
勇気づけのリーダーシップ

10月14日(水)19:00~20:30(90分間)
会場:TEPIA地下1階会議室A
受講料:初めてご参加の方 5,000円(税抜)
こちら から

2.長野県駒ケ根市で11月28日(土)



11月28日(土)
13:30~15:30「勇気づけの子育て」
16:00~18:00「勇気づけの自分育て」
受講料:それぞれ2,000円、セットで3,500円

問い合わせ:勇気づけコミュニケーションサポート駒ケ根 木下暁子さん(090-2171-1223)

3.長野県山形村で11月29日(日)

11月29日(日)13:00~16:30
13:10~14:40 第1部 私たちの子育てを語る 岩井俊憲/岩井美弥子
15:00~16:30 第2部 子育てに勇気と自信を持とう! 岩井俊憲
受講料:1,000円

問い合わせ:百瀬敬子さん(モモの会代表、080-3443-6702)

4.山梨県甲府市で12月5日(土)

12月5日(土)13:30~15:30 「不登校・引きこもり~輝く未来へ!」
受講料:無料

問い合わせ:心理臨床オフィス・ルーエ内 志村いづみさん(055-269-7085)

◆ヒューマン・ギルドでは、講演を積極的にお引き受けいたしております。
私自身、あるいは他の講師が出向きます。
お気軽に info@hgld.co.jp にご相談ください。

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おはようございます。アドラー心理に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(9月27日)は、10:00~17:30に秋季開催 アドラー・カウンセラー養成講座 の6日目を行っていました。

前日にたけちゃんで懇親会を行っていたので、会場はより親しい雰囲気がみなぎっていました。
仲間意識がより高まっています。

昨日載せられなかった懇親会の写真を2枚ほどアップしておきます。

午前中は私が担当して以前にライフスタイル調査票を収集していた 田中安紀子さん (写真左)のライフスタイルの徹底分析。
ジュニア・カウンセラーには 長谷静香さん(写真右) に付いていただき「多重カウンセリング」のデモとして進めました。

受講者にはグループになって徹底的に読み解きをしてもらいました。
6日目になると、かなりライフスタイルが読み取れるようになっています。

13:30~17:30は、臨床心理士の 山口麻美さん をお招きして「精神医学」の講義。



山口さんは、2011年2~3月の アドラー・カウンセラー養成講座 の修了者で、スクール・カウンセラー、クリニックのカウンセラーとしてご活躍です。

講座が終わってからは、山口さんとも同期の 石山育朗さん と3人で神楽坂の牡蠣のおいし店で楽しく語り合いました。

自分自身のライフスタイルと向き合え、カウンセリングの勉強にもなり、人脈が豊かになるのがヒューマン・ギルドの アドラー・カウンセラー養成講座 なのですね。

◆今後カウンセラーを志す方は こちら をご覧ください。

◆ アドラー・カウンセラー養成講座 の今後の日程は次のとおりです。

土日1-2月コース 1/16.17.30.31.2/13.14.27.28 (8日間)
 
時間:土曜13:30~ 19:00、日曜10:00~17:30 

平日1-3月コース 1/29.2/5.12.19.26.3/4.11.18 (金曜日・8日間)
 時間:全日10:00~17:00

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おはようございます。アドラー心理に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(9月26日)は、13:30~19:00に秋季開催 アドラー・カウンセラー養成講座 の5日目、講座が終わってからは24名で懇親会を行いました。

さて、9月11日(金)に産経新聞文化部生活班の記者、村島 有紀さんがご来社、私が取材を受けました。
その内容が9月29日(火)に産経ニュース(Web版)に掲載予定であることのご連絡が入りました。

全文は、当日の記事を読んでいただくとして、その内容の一部をちらっとご紹介します。

 

数多くのカウンセリングをしてきた経験から岩井さんが導いた結論は、「義理の親と、良好な関係を築くためには過剰な期待や度を超えた付き合いは、諦めたほうがいい」。

適度な付き合いを保つコツは「舅・姑との付き合いは、仕事関係」と割り切ること。必要なときに連絡や相談ができる間柄のことだ。

なお、嫁姑関係に関して詳しくは『マンガでやさしくわかるアドラー心理学 人間関係編』(日本能率協会マネジメントセンター、1,500円+税)に書いています。

 

マンガでやさしくわかるアドラー心理学 人間関係編
岩井俊憲著
星井 博文,サノマリナ
日本能率協会マネジメントセンター

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おはようございます。アドラー心理に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(9月25日)は、15:30~18:00に かんき出版教育事業部 主催で企業の教育担当者向けに

アドラー心理学をベースとした法人向け研修プログラム

の体験セミナーを担当しました。

私は、ヒューマン・ギルドにアドラー心理学を学びにいらっしゃる個々の方々だけでなく、30年に及んで法人対象の研修も行っています。

内容は、アドラー心理学と勇気づけ、アドラー心理学と研修の親和性、弊社のカリキュラムのご紹介などでした。

ご参加の企業・自治体の教育担当の方々はとても熱心で、質問も私には大変有益でした。

企業・自治体へのアドラー心理学の浸透は、まだまだ可能性があると判断しました。

◆ヒューマン・ギルドでは、講師3人体制で法人事業部門で企業・自治体対象の研修を積極的に行っています。
詳しくは こちら をご覧ください。

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おはようございます。アドラー心理に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(9月24日)のメインイベントは、17:00~19:00に 株式会社ビジネスバンクグループ が会員の企業に対して経営・起業に関する悩みを、「専門家」によるセミナー映像で解決できるサービスを行っている 社長の学校TV の収録を行っていました。

同社の平野公紳さんによるインタビュー形式で進めました。

アドラー心理学の「自己決定性」「目的論」「勇気づけ」を中心に平野さんに対する「なぜ、どうして・・・」と過去の原因を探るアプローチ、続いて「尊敬」「共感」「信頼」をもとに「協力」に向けて勇気づける対応の両者をやってみせることによって、部下対応の違いを示しました。

また、「ダメ出し」から「ヨイ出し」に転換させて業績を向上させた、ある中小企業経営者の話もしました。

最後には、私の本の紹介もさせていただきました。

平野さんは25歳。
私の息子と同い年ですが、大変共感力も高い人で将来が楽しみな方です。

平野さんからは 株式会社ビジネスバンクグループ の浜口隆則社長の名著『成功と継続 社長の仕事』(かんき出版、2,000円+税)をいただきました。

 

成功と継続 社長の仕事
浜口隆則
かんき出版

 

同社のプレジデントアカデミー では10月に「勇気づけのリーダーシップ」で講演をすることになっています。

アドラー心理学が経営者層に届くのが楽しみです。

<お目休めコーナー>9月の花(25) 

 

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おはようございます。アドラー心理に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(9月23日)は朝、記事を書いて「下書き」のまま出かけてしまい、更新が夕方になってしまいました。
大変失礼しました。

シルバー・ウィークの最終日の昨日(9月23日)は、NPO法人日本交流分析協会関東支部 で10:00~16:00に

特別研修「アドラー心理学(入門)講座」

を担当していました。


受講者は定員が40名のところ54名が参加。
アドラー心理学人気がまだまだ盛んであることを証明してくれました。

受講者とても熱心で講師としても学びがいくつもありました。

昨日は9/23、10/3、10/24の3回シリーズの初回で、

アドラー心理学の基本(1) アドラー心理学の基本的な考え方とライフスタイル

をお伝えしました。

私は心理学の他派の研修に講師として、時には受講者として出向きます。

私はこのような体験を「他流試合」として歓迎しています。

日本交流分析協会には、25年ほど前から今までに5~6回お招きを受けています。
そのたびにご質問・ご意見がヒューマン・ギルドで行っている自前の研修と比べてユニークなのです。
昨日も的を射たご質問がいくつもあり感激しました。

「他流試合」は、講師としての私を成長させてくれる場なのです。

10/3(土)は「勇気づけ」を中心としてお伝えします。
今から楽しみです。

<お目休めコーナー>9月の花(24) 

 

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アドラー心理に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

うっかりして更新したつもりが「下書き」のままでした。
今から公開します。

昨日(9月22日)は、9:30~17:00にヒューマン・ギルドでSMILEリーダー養成講座 の3日目を行っていました。
受講者には2回目のリーダー体験をしてもらったわけですが、1回目に対して格段の進歩を遂げていました。
1回目で、SMILE開催中に起こりうる場面を潜り抜けてきたので、たくましくなっていたのです。

しかも、仲間からのフィードバックが実に勇気づけに満ちていました。

スマホで写真を撮っていたのですが、誤って削除してしまったため、全部消えてしまいました。
受講者に申し訳ない!

家に帰ってからはカミさんとDVD「のだめカンタービレ 最終楽章 後編」を観ました。

今回は、のだめの羨望と落胆、千秋ののだめに対する心の揺れが描写されていて面白かったです。

8月下旬から「のだめ」に夫婦ではまってしまい、テレビの連続ものすべて、「のだめカンタービレ 新春スペシャルinヨーロッパ 第1夜」「のだめカンタービレ 新春スペシャルinヨーロッパ 第2夜」に続いて「のだめカンタービレ 最終楽章 前編」も観ていたし、これで「のだめ」を完全制覇。

私が一番好きなベートーヴェンの交響曲第7番が主題曲になっていて、その他クラシックの名曲が散りばめられていて、完全にはまっていました。
クリックすると新しいウィンドウで開きます

主演の上野樹里の好感度は以前から高かったのですが、この「のだめ」を契機に有村架純ちゃんと1位の座が入れ替わってしまいました。
架純ちゃん、ごめんね。


<お目休めコーナー>9月の花(23) 

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おはようございます。アドラー心理に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(9月21日)は、9:30~18:00にヒューマン・ギルドで SMILEリーダー養成講座 の2日目を行っていました。

受講者は各自設定されていた章・節を30分で実際に担当し、自己フィードバック → 他者フィードバック → 講師コメントを受けます。
このパターンを繰り返すうちに受講生は他の方のリーダーぶりからも多くのことを学べます。

初日は5人の方が、2日目は8人がリーダー体験。

リーダー体験も2巡目になると、1回目とは見違えるほどの力量アップが確認できました。

また新しくSMILEリーダーが生まれようとしているのです。

今日は、いよいよ最終日。

<お目休めコーナー>9月の花(22) 

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おはようございます。アドラー心理に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(9月20日)は、10:00~18:00にヒューマン・ギルドで SMILEリーダー養成講座 を行っていました。
参加者は、定員いっぱいの11名。
遠くは北海道からの参加者も。
このことは、明日のブログでお伝えします。

さて、私が現在はまっているのは、恥ずかしながら次の3つです。

1.のだめカンタービレ
2.サイコサイバネティックスのマックスウェル・マルツ
3.心理学のウエイン・W・ダイアー

今回は3.のウエイン・W・ダイアーの『「使わない!」と人生がうまくいく”18の言葉”』(山川紘矢+山川亜希子訳、1,400円+税)のお勧めです。

「使わない!」と人生が
うまくいく“18の言葉”
ウエイン・W・ダイアー著
山川 紘矢,山川 亜希子訳
三笠書房

 ウエイン・W・ダイアーの著書は、今までに次の2回『9日間”プラスのこと”だけ考えると、人生が変わる』(山川紘矢・山川亜希子訳、三笠書房王様文庫、590円+税)を紹介しています。

8月1日のブログ 勇気は勇気を与えられた人を勇気づけるが・・・・・
8月27日のブログ 愛とは何か?(4歳から8歳までの子どもたちの定義)

9日間“プラスのこと”だけ考えると、
人生が変わる
ウエイン・W・ダイヤ―著、
山川 紘矢,山川 亜希子訳
三笠書房王様文庫

もともとは生粋の人間性心理学に基礎を置く心理学者で、『自分のための人生 』『小さな自分で一生を終わるな! 』(共に三笠書房知的生きかた文庫) などのベストセラーを出していましたが、大学教授の職を辞して後、成功街道を突っ走っていたとき、離婚問題、麻薬問題などで挫折、その体験から方向転換し、近年はすっかかりスピリチュアルな傾向を強めています。

自分のための人生 (知的生きかた文庫)

ウエイン・W・ダイアー、

渡部 昇一

三笠書房
小さな自分で一生を終わるな!
(知的生きかた文庫)
ウエイン・W・ダイアー、渡部 昇一
三笠書房

ところで、肝心の『「使わない!」と人生がうまくいく”18の言葉”』は、老子の引用も何か所かあり、私にはより親しみやすい本になっていました。

内容は、タイトルのとおりで、メモしていつも持ち歩けるようにまとめています。
まずは、つい使ってしまう、あなたにブレーキをかける「18の言い訳」を次のように書いています。

1.それは難しい
2.危ない
3.そんな時間はない
4.きっと家族に反対される
5.私にはそんな価値はない
6.私には向いていない
7.お金の余裕がない
8.誰も助けてくれない
9.今までやったことがない
10.そんなに強い人間ではない
11.それほど頭がよくない
12.もう年をとりすぎている
13.決まったルールがあるから無理だ
14.この計画は大きすぎて手に負えない
15.  疲れていて、エネルギーがない
16.こういう家庭に育ったから
17.忙しい
18.失敗するのが怖い

「18の言い訳」をやめて人生をもっとシンプルにする「7つのステップ」をまとめ、アファーメーション(自己宣言文)を唱えながら驚くほど変わる「7つの質問」で結びます。

私は、途中から詳しく書くことをやめました。

それは、この本を読んでほしいからです。

ダイヤ―の本、昔読んだ本もまとめてもう1回読んでみたいくらいのはまり方です。

<お目休めコーナー>9月の花(21) 

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おはようございます。アドラー心理に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

シルバー・ウィークの初日の昨日(9月19日)は、9:30~17:30にヒューマン・ギルドで 感情はコントロールできる!「感情のコントロール法」セミナー を行っていました。

このセミナーの主張は、ズバリ次の3つです。

(1)感情は、ある状況で、特定の人(相手役)に、ある目的(意図)を持って使われる。

(2)感情は、コントロールできる。

(3)感情は、自分のパートナー

どんな感情も悪者にせず、感情の建設的な使い方が身につく講座です。

参加者は14人(男性3名)とこじんまり。
それだけにかえって、グループの雰囲気がつかめ、個人個人の対応が可能になりました。

9月18日付のブログ ライフスタイルは変わる(10):他者を責めるか、自分を責めるか に基づき、物事がうまく運んでいなかった要因に出合ったとき、他者を責める:自分を責めるの割合を探ったところ、五分五分の人が2人、他責が4人、自責が8人でした。

私は、他責が過ぎると学びが少なくなり、自責が過剰だとうつに傾きがちであることをコメントしました。

◆次回の「感情のコントロール法」セミナー  は急遽、次のとおりヒューマン・ギルドで開催することに決めました。

5月コース 12月27日(日) 9:30~17:30 
講師:岩井俊憲(ヒューマン・ギルド代表)
受講料:プレミアム会員18,000円+消費税(19,440) 、一般21,000円+消費税(22,680)

<お目休めコーナー>9月の花(20) 

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おはようございます。アドラー心理に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

今日(9月19日)から5日間のシルバー・ウィーク。
息子は、友人と新潟経由で北海道にバイクのツーリングに出かけます。
私は今日から5日間、研修の連続です。

さて、少し発表時からは間が空いてしまいましたが、高校生の自己肯定感に関する重要な情報なので、お伝えしておきます。
情報源は、2015/8/29付け日本経済新聞の朝刊です。

国立青少年教育振興機構が2014年9~11月、日本、中国、米国、韓国の4カ国の高校1~3年生計7761人を対象に実施した調査によれば、「自分はダメな人間だ」と思ったことがある日本の高校生は7割を超え、米中韓の割合と比べて突出して高いことが8月28日に分かりました。

「自分はダメな人間だと思うことがあるか」との質問に「とてもそう思う」「まあそう思う」と回答した生徒の割合は、日本は72.5%、中国(56.4%)、米国(45.1%)、韓国(35.2%)を大きく上回っており、自己評価の低さが浮かびました。

また「人並みの能力がある」と答えた割合は、中国と米国はともに約9割に上り、韓国も67.8%となったが、日本は55.7%にとどまりました。

「自分の希望はいつかかなう」「体力には自信がある」「勉強が得意な方だ」との3項目で「そう思う」と回答した割合も、日本は4カ国中で最も低かったようです。

機構は「地域社会のつながりが希薄になり、褒められる機会が減ったことが影響している」と分析しているようですが、前半の部分は認めますが、後半はいかがかと思います。

同様の調査を2011年に財団法人 日本青少年研究所が行っています。

その時は、83.7%の高校生が「自分はダメな人間だと思うことがある」と答えていました。

私は、日本の子どもたちが数年間のうちに褒められる機会が減ったとは思えないのです。

調査結果を分析した千葉敬愛短期大の明石要一学長(教育社会学)は「自信や自己肯定感は自然体験、社会体験を通じて達成感を得ることで育まれる。高校生がこうした体験をする機会を増やす必要がある」と話している。

とも記事に書いてありましたが、高校生になってからでは遅すぎると思いませんか?

このことは、アドラー心理学の立場からすると、親や教師は子どもへの勇気くじき教育をやめ、勇気づけの教育の必要性が読み取れると私は思うのですが、いかがですか?

 <お目休めコーナー> 9月の花(19)

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昨日(9月17日)は、14:00~17:00に一般財団法人 中部生産性本部で2015年度 労使実務研究部会 第3例会

『勇気づけ』を基盤としたコミュニケーション促進術

の講演(研修)を行ってきました。

中部地区の一流企業の組合幹部、労務部門の管理者計80人ほどを対象に、いつものように2人一組で進めていきました。

私なりのアドラー心理学の伝え方として、生産性の原理と人間性の原理を車の両輪として、もっと人間性の原理を高めるためにアドラー心理学が有益である、という主張です。

部下役の方を「なぜ、どうして・・・・」で追求するデモも行い、受講者にも体験していただきました。

アドラー心理学を今までに知っている方が予想外に少なく、企業あるいは中部地区はこれからだと思いました。私の満足度は70点くらいでした。

心理学では、こんな時、物事がうまく運んでいなかった要因 ― 「原因帰属」と呼びます - を性格など本人の内部に理由を求める「内的帰属」と、状況や運など外部に理由を求める「外的帰属」という言い方をします。

私はだいたい「うまく行かなかったこと」については、内的帰属:外的帰属=2~3:7~8 のタイプです。

似たようなことをポジティブ心理学のマーティン・セリグマンは、表にすると、次のようなことを言っています。

楽観主義者(オプティミスト)は、悪い事態が起きたとき、それは一時的なもので、限定的で、他の要因のせいだという、いわゆる外的帰属に捉え、良い事態が起きると、それは長く続き(永続的)、他にも影響(普遍的)
を与え、自分のせい(個人的)だという内的帰属に受け止めます。

ちなみに、悲観主義者(ペシミスト)は反対に、悪い事態を内的帰属で捉え、良い事態を外的帰属にしてしまう傾向があるようです。

セリグマンは、両者の違いがうつ病の罹患率、学業、ビジネス、スポーツ、平均寿命などに大きな影響を与えるとも書いています。
もちろん楽観主義者の勝利です。

ただ、度が過ぎてもどうかなと思うこの頃です。

このブログをお読みのあなたは、どちらの傾向があるでしょうか?

<お目休めコーナー> 9月の花(18)

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おはようございます。アドラー心理に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(9月16日)は、13:00~16:30に浜離宮朝日ホール(小ホール)で

働く人のメンタルヘルスケアセミナー
「心の健康づくりを考えるストレスチェック制度を活かすにはどうしたらいいか」

を学びに行っていました。

労働安全衛生法の改正により、12月から「ストレスチェック」の実施等が事業者の義務となることに伴う働く人の心の健康づくりを考えるセミナーです。

概要は次のとおりで、とても勉強になりました。

【主催】 朝日新聞社こころの健康づくり2015
【後援】 朝日新聞社広告局
【協賛】
  大阪商工会議所(メンタルヘルス・マネジメント検定)
  一般社団法人 日本産業カウンセラー協会 
  SBアットワーク株式会社  
  一般社団法人日本うつ病センター(JDC)六番町メンタルクリニック   

【内容】
 《基調講演》
  「改正労働安全衛生法に基づくストレスチェック制度について」
    厚生労働省労働基準局安全衛生部労働衛生課長 泉陽子 氏

 《現場報告》

 1.「リスクマネジメントから見たストレスチェック
    ~労働安全衛生法成立の背景、留意点、動向と企業の対応について~」
    東京海上日動火災保険株式会社広域法人部次長兼営業開発部参事 横山昌彦 氏

 2.「ストレスチェック制度に産業カウンセラーはどうかかわるか」
    一般社団法人日本産業カウンセラー協会会長 河野慶三 氏

 3.「ソフトバンクグループにおけるストレスチェック活用事例」
    SBアットワーク(株)ウェルネスセンター長 増田裕之 氏

 4.「精神科医からみた職場のうつ病-2次3次予防をどうするか」
    一般社団法人日本うつ病センター(JDC)
          六番町メンタルクリニック所長 野村総一郎 氏


さて、少し間が空きましたが、「ライフスタイルは変わる」シリーズの第9回目です。
今回は「ねたみ」をテーマにします。

昨日のTBSテレビ「白熱ライブ・ビビット」を観ていたら、「ねたみ」がテーマになっていました。
出社すべき時間を過ぎていましたが、ついつい見入ってしまいました。

細かい部分は省いて、番組の主要部分を書いておくと、「ねたみは、相手を引き下げることもあるが、反面、自分を引き上げる感情でもある」というところでした。

アドラー心理学では「感情」を「他者を離反させる(disjunctive)感情」と「他者を結びつける(conjunctive)感情」という言い方をしますが、「人の不幸は蜜の味」と言われるように、ねたみには、人が自分にないものをお持ち合わせていると、何とかその人を引き下げたいと感じ、その人が不幸になるとにんまりするような側面があります。

しかし、番組で重視していたのですが、「自分を引き上げる」側面でした。

このブログをお読みに方には、ねたみの感情の中に、きっとその側面があることをご理解いただける人が多いことでしょう。

そこで、私が思い出したのは、今はニューヨーク・ヤンキースで活躍する田中将大投手のことです。

2013年10月28日付けの東京スポーツ新聞にこんなことが書いてありました(一部カットして)。

楽天球団に在籍中、2年ぶり2度目の沢村賞選出が決まった日に都内のホテルで会見に臨み、夏の甲子園決勝で早実・斎藤佑樹(日本ハム)に敗れた“あのシーン”について触れた。

「今までは散々甲子園の決勝で空振り三振しているところばかり使われてきたので(リーグ)優勝の瞬間、また新しい1ページができてよかった」
 
本来であれば自身が主役となるはずだった2006年夏の全国高校野球選手権大会決勝。しかし、延長引き分け再試合の末、スポットライトの中心にいたのは青いハンカチでさわやかに額の汗を拭う早実・斎藤だった。
 
それ以来、プロで圧倒的な実績を積み重ねても、自身が最後の打者となったあの映像から逃れることはできなかった。

私は、ある時期までは田中投手は、斎藤佑樹投手にねたみを抱いていたと思います。

しかし、くやしさを抱きながら自分を奮い立たせ、プロで圧倒的な差をつけるまでに至ったのは、まさに「自分を引き上げる」効果が実った、ねたみの建設的対応とも考えられます。

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おはようございます。アドラー心理に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

1.ユダヤ系の血を引きウィーンに生まれアメリカ人として没した。

2.フロイトと接したことがある。

3.ファシズム批判をしている。

4.人間性を重視し、「信頼」に重きを置いている。

5.没して後も大きな影響を与え続けている。   ・
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日本人に好まれている2人の共通点です。

アルフレッド・アドラー(1870~1937)と経営学者のピーター・ドラッカー(1909~2005)。

adler.jpg   ドラッカーが高評価した日本的経営を、安直に否定するな!|岐路に立つ ...

アドラーとドラッカーの両者の本を読んだ人は「2人は似ている」とよく言います。

私は、大学時代に経営学のゼミに入っていて、3年生の時はゼミ論 ― いわゆる卒論と同じですが、私の所属するゼミは4年時だけでなく3年生の時も論文を書かせた ー では、ドラッカーを取り上げ、『現代の経営』『創造する経営者』『経営者の条件』の他に日本事務能率協会から出ていた本などをよく読んでいました。

その後もドラッカーの本はそれなりに読んでおります。

最近は、ドラッカーが日本経済新聞に書いた『私の履歴書』に訳者の牧野 洋氏が解説を加えた『ドラッカー 20世紀を生きて』(日本経済新聞社、1,400円+税)を読みました。

ドラッカー20世紀を生きて
―私の履歴書
Peter F. Drucker,牧野 洋
日本経済新聞社

この本にはドラッカーの人格形成、思想的背景、時代把握などがよくわかり、少年時代にフロイトと握手したことが書いてあったのですが、残念ながらアドラーの記述はなく、アドラーの影響らしい箇所は見られませんでした。

やや悔しい思いを抱きながら、私の蔵書の中からドラッカーのアドラー引用箇所を探ってみたのですが、ニューヨークでアドラーに私淑したアブラハム・マズローの影響は認められたのですが、アドラーは発見できませんでした。

誰か調べた人がいたら教えていただきたいです。

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