アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリング、コンサルティングを行っています。
アドラー心理学による勇気づけ一筋40年 「勇気の伝道師」   ヒューマン・ギルド岩井俊憲の公式ブログ



おはようございます。ヒューマン・ギルドの岩井俊憲です。

3月に入りましたね。3月も毎日更新できるよう務めます。 エールを贈ってくださいね。

今朝は、最近読んだ本の紹介をします。佐藤富雄氏という「口ぐせ理論」で話題の著者による『50歳からの勉強法』という本です。出版社は、この1月に私の共著『子育ていきいきアドバイスブック』を出した海竜社。


「学問は、わたしにとって何よりも魅力的な“娯楽”」と称する著者は、「自分が成長することに対するワクワク感」を再び取り戻し、その気持ちで勉強を始める限り、未来には必ず「素晴らしいことが待っているはず」で、その根拠は、未来の楽しいことを考え出すと、脳の海馬が活発な活動を始めるようになる、と主張します。

さらに「57歳から大学に入り直そう」と決心したご自身の学びの体験をもとに、学びの継続によって60歳代でも70歳代でもどんどん脳が発達することを説き、50歳を超えたらいろいろなことを試してみるべきで、そうすれば、過去に作ったシナップスがいくらでも復活するので、何歳からでも“未来には夢がいっぱい”だと、読者をそののかします。

実は私は、佐藤富雄先生と2回会食をしたことがあります。TPIジャパンの常務取締役の土屋邦彦さんとのご縁で3人でのお食事(もちろんお酒を飲みながら)でした。佐藤先生がまだ60歳代後半で、ベストセラーの『あなたが変わる「口ぐせ」の魔術』(かんき出版から71歳の時に刊行)を出される以前のことでした。

確か私よりも15歳以上年長なはずでしたが、会話は夢に溢れ、チャレンジ精神旺盛な方の印象が残っていました。そうこうするうちにスターダムに!70歳を過ぎてからのご活躍に目を見張っています。講演も2回ほどお聴きしました。

この本は、著者自身を最大のモデルとして、生涯学習、生涯感動、生涯青春、生涯現役を志す勇気と自信を得ることができる本です。

◎今日の「勇気の伝道」都内で某物流会社の管理者を対象に1日かけてメンタル・ヘルス研修を行ってきます(もちろん最後は「勇気づけ」で締め)。最近このテーマの研修依頼が多いこと、多いこと。新規の研修依頼のうち約半分がこのテーマです。



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