goo blog サービス終了のお知らせ 
アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリング、コンサルティングを行っています。
アドラー心理学による勇気づけ一筋40年 「勇気の伝道師」   ヒューマン・ギルド岩井俊憲の公式ブログ



おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルドの岩井俊憲です。

3月末になって少し暖かくなってきたせいか、桜がその存在をアピール始めました。

通勤時、その横を通っている落合斎場の桜です。

こちらは朝。

下の2枚は夕刻。

会社に行ってからは、ジョセフ・ペルグリーノ博士(モントリオール個人心理学研究所 理事長)とスカイプでやり取りしました。

とてもお元気です。

今年の7月末から8月上旬にかけて21度目の来日で、2日間のワークショップを3つご担当いただきます。

2017年ペルグリーノ博士の講座
(時間は全日10:00~17:00、会場:ヒューマン・ギルド、通訳、テキストつき)

◆夢解釈  7月29日(土)、30日(日)
受講料:会員47,520円、一般54,000円 
 アドラー派の夢解釈を学ぶと、夢が起きているときの自分に密接な関係があり、多くのメッセージを伝えていることが理解出来ます。
 夢の解釈を沢山の事例を交えながら博士から学べる2日間です。

◆援助者のためのグリーフケア 8月2日(水)、3日(木)
受講料:会員47,520円、一般54,000円 
「グリーフケア」というのは、病死、事故死などによって愛する人を亡くした後の悲しみのケアです。愛する人を亡くした人のこころのケアに関わる人、関心のある方を対象にデモンストレーションも行ないます。

◆アドラー派のカウンセリング/心理療法の技法  8月5日(土)、6日(日)
受講料:受講料:会員47,520円 本コースのみアドラー・カウンセラー養成講座修了者(会員)に限る
 A.アドラーが開発し、後継者達が補足・充実・洗練させたカウンセリングの技法―例えば、早期回想、ユーモア、逸話、逆説、エレガントな対決、ソクラテスの対話、プッシュ・ボタン・テクニック等々―を学ぶ2日間です。


11:00には、一般社団法人 日本支援助言士協会 代表理事の 鶴田恵美子さん がお見えでした。

宮本秀明法人事業部長も交えてリーガロイヤルホテル東京でランチをしました。

前置きが長くなりました。

これからが本論です。

2017年3月29日付けブログ 忖度(そんたく)というつかみどころのない空気について:アドラー心理学の立場から  で森友学園の土地取引の問題について忖度(そんたく)という空気に支配されていることの背後には、アドラー心理学の(1)承認欲求と(2)同調圧力に支配されている風潮があることを書きました。

今回は、忖度(そんたく)と空気を裏付ける理論としてコミュニケーションをとる際に「コンテンツとコンテクスト」
という2つの要素があること考えてみましょう。

私が少しばかり参考にしている文献は『ビジネススクールで身につける 思考力と対人力』(船川淳志、日経ビジネス人文庫)です。

ビジネススクールで身につける
思考力と対人力―ポケットMBA〈1〉
(日経ビジネス人文庫)
船川 淳志
日本経済新聞社

 「コンテンツとコンテクスト」は、それぞれ次のような意味を持ちます。

コンテンツ・・・・・情報の内容そのもの=文字情報、数字データなど

コンテクスト・・・コンテンツ以外=状況、脈絡、雰囲気など

日本語のコミュニケーションが高いコンテクストであるのに対して、欧米のそれは高いコンテンツが要求されます。

たとえ話をしておきましょう。

学生時代のアメリカ留学から帰ってから2年後にビジネスマンになったAさんは、ホームステイ先に電話をしました。
子どものジョンが出たようです。

「あ、ジョン、元気。久しぶりだね。ところでパパは家にいる?」

「いるよ」と返事をしたジョン。ところが、なかなか電話を替わってくれません。

「ねえ、ジョン。君のパパがいるかどうか聞いたんだけど」

「だから、いるよ、と言っているんだけど」

Aさんは、お父さんがいることを伝えれば、ジョンが気を回してパパに替わってくれるものと期待したのですが、ジョンの立場からすると、「電話を替わってほしい」と言われていないので、パパと替わりようがないのです。

ペルグリーノ博士は、共感の達人であり、日本人を理解しているので、このようなことはありませんが、上のようなコミュニケーション・ギャップは、典型的な欧米人どころか、中国人や韓国人との間にも起こりえます。

日本人は、サモアと並んで高いコンテクスト/低いコンテンツのコミュニケーション・スタイルの民族なので、「察する文化」のため、「忖度」というような空気に流れ、コンテンツである「エビデンス(証拠)を出せ」と言われても、なかなか出せないことになってしまうのです。

このことをまとめたのが下のスライドです。

 

「忖度」「空気」を重んずる「察する文化」も100%悪いわけではないのですが、高いコンテクスト/低いコンテンツのコミュニケーション・スタイルに傾き過ぎると、説明責任に欠けたり、相手次第では、非建設的に使われているとしか言えなくなります。

◆「コンテンツとコンテクスト」については、次のブログでより理解が深まります。
ご参照ください。

2013年4月6日付けブログ 男と女の心理学(3):ある国際結婚

<お目休めコーナー>3月の花(29

 

人気ブログランキングへ 
(クリックして勇気づけを)



コメント ( 0 ) | Trackback ( )




おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルドの岩井俊憲です。

桜の開花時期がいつもの時期よりも遅れています。

それでも一部の桜は、遠慮がちに花を咲かせ始めました。

さて、『はじめてやる仕事の不安やプレッシャーを はねかえす技術』(渡邊明督著、秀和システム、1,400円+税)を丹念に読みました。

はじめてやる仕事の不安や
プレッシャーをはねかえす技術

渡邊 明督
秀和システム

その結果、この本の著者の渡邊さんがとてつもないほどの「スーパー・サラリーマン」だと認識しました。

JTBベネフィットでセミナー・講師 チーフプロデューサーをお務めの渡邊さんは、

1.朝5時に起きて、それからが読書タイム。
年間250~300冊の本を読むことを習慣にして10年になります。

2.働く人の「WORK HAPPY」をテーマに年間約400回のセミナー・講演を企画・運営しています。

3.福利厚生に「自己成長の支援」の概念を取り入れました。


私は、こんな渡邊さんとの交流を重ねる中で「渡邊さん、ご体験と学びを是非本にしてくださいよ」とけしかけました。

そのことが少しばかり影響したのか、かたちになってできたのがこの本です。

◆本ができ上るまでの渡邊さんとの交流については、次のブログをご参照ください。

2016年8月3日付けブログ ペルグリーノ博士の自尊心を高めるワークショップを最後に
2016年11月18日付けブログ  静思(じょうし)のすすめ 

本の内容は、学者や実務家よりずっとわかりやすい内容になっています。

豊富な体験をもとに、単に本を読んだだけでなく、著者に実際に接し、その人の人間性に触れて来たからこそ書けた本です。

私の名前も数か所に出していただいているだけでなく、『感情を整えるアドラーの教え』(大和書房、1,400円+税)も第6章「新しいことに挑む時に役立つ本」でご紹介くださっています。

感情を整えるアドラーの教え
岩井 俊憲
大和書房

仕事への取り組み方、本の読み方、ものの見方・考え方、人脈の作り方、その他、スーパー・サラリーマンの渡邊さんから学べるのがこの本です。

「これからの不確定の時代を切り開くのは『正解を探す力』ではなく、『自分で正解にしていく力』です。どんな状況でも結果を出すためのマインドセット&スキル」という内容紹介(「BOOK」データベースより)が実に適確にこの本の内容を反映しています。

ビジネスマンのみならず、人生を真摯に生きようとする人にお勧めです。

◆2017年3月24日付けブログ 続・春の訪れ:著者誕生ー『はねかえす技術』 でこの本出版直後のことを書いております。ご参照のほど。

<お目休めコーナー>3月の花(28

人気ブログランキングへ 
(クリックして勇気づけを)



コメント ( 0 ) | Trackback ( )




おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルドの岩井俊憲です。

「忖度(そんたく)」というあまり聞きなれない日本語がテレビや新聞で頻繁に触れるようになりました。
『広辞苑』で引いてみると、「他人の心中をおしはかること」とあります。

事の発端は森友学園が不動産鑑定士の評価額9億5600万円の大阪府豊中市の8,770平方メーターの土地を財務省理財局から埋まっているゴミの処理費用と称して8億2,200万円値引きして1億3,400万円で払い下げたことに始まります。

森友学園は既に払ったゴミ処理代1億3,200万円を差し引くと、土地を200万円で取得したことになり、その上、森友学園には国土交通省から補助金として6、000万円が出たことも明らかになっています。

籠池理事長の直談判を財務省理財局が自らの判断で受け入れてしまった背後に、籠池理事長が安倍首相と「近い関係にある」と思い、安倍首相の意向を「忖度」して理財局の判断だけで話を通してしまったとの推測がなり立ちます。

安倍首相自身は、国会で「私や妻は一切関わっていない。もし関わっていたら間違いなく、首相も国会議員も辞任するということを、はっきり申し上げる」とまで断言しているのに加えて、籠池氏の国会証人喚問発言で100万円寄付問題まで出てしまっただけに、重要案件を尻目に野党は鬼の首を取る勢いで政局にしています。

私はこの事件にからむ「忖度」から次の2つのことを連想しました。

1.山本七平の『「空気」の研究』
2.アドラー心理学の立場からの(1)承認欲求と(2)同調圧力

山本七平の名著『「空気」の研究』(文春文庫)によれば、「空気」とは「教育も議論もデータも、そしておそらく科学的解明も歯が立たない“何か”」であり、「非常に強固でほぼ絶対的な支配力を持つ『判断の基準』であり、それに抵抗する者を異端として、『抗空気罪』で社会に葬るほどの力を持つ超能力であることが明らか」だとしています。

「空気」の研究
(文春文庫 (306‐3))
山本 七平
文藝春秋

日本人には二重基準(ダブル・スタンダード)があって(1)論理的判断の基準にもとづく論理・データと(2)空気的判断の基準が拮抗すると、「空気が許さない」として空気的判断が決断の基準となっていることも併せて指摘しています。

「忖度」という言葉をマスコミが使い始めると、絶対的な支配力・影響力を持つ空気として、「忖度」があたり前の事実であるかのように伝播し、庶民も信じてしまいます。

今度は、アドラー心理学の立場から見た「忖度」についてです。

ここでは(1)承認欲求と(2)同調圧力が支配する原理になります。

関係官僚は、支持率が高く、長期政権が見込まれる安倍首相には気にいられたい、周囲とは違ったことができにくい、という理由から「忖度」が始まったのかもしれません。

それでは、「忖度」という「空気」から私たちがいかに自由でいられるか?

私は、自分軸を持った半異端児であることをお勧めします。

それには第1に、一方側の論調に染まらないことです。
森友学園問題に関して、私たちは当事者でもなければ、処罰する立場でもないのです。
傍観者でありながら正義ぶるとろくなことはありません。
まさに同調圧力の渦中に入って自分軸を失いがちになります。

第2に、論理的判断の基準を持つことです。
肝心なことは、「忖度」という意見を判断基準にすることなく、「事実は何か」にだけフォーカスすることです。

この2つの心構えを持つ限りは、「忖度」やら「空気」から自由でいられ、周囲からはやや変わった人だと見なされながらも自分軸を持ち続けられる半異端児でいられるはずです。

<お目休めコーナー>3月の花(27

人気ブログランキングへ 
(クリックして勇気づけを)



コメント ( 0 ) | Trackback ( )




おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルドの岩井俊憲です。

4月1日(土)、2日(日)にヒューマン・ギルド関係者のイベントご行われます。

1.4/1(土) 三宅美絵子著『幸せ親子になれる 0歳からのアドラー流怒らない子育て』
出版記念講演会&パーティー:満員御礼

2.アドラー心理学子育て講演会(研修会)「勇気づけの子育てを学ぶ」
(主催:長岡楽しく学ぶ会/後援:長岡市教育委員会):こちらは今からでもOK

1.4/1 (土) 三宅美絵子著『幸せ親子になれる 0歳からのアドラー流怒らない子育て』
出版記念講演会&パーティー:満員御礼

私は盛り上げ隊の一員であり、三宅さんのライフスタイルを徹底解剖する役割を担っているのですが、早くも「満員御礼」状態となってしまったようです。

ヒューマン・ギルド開催でもあるのですが、私の立場でも受け入れるのは困難なようです。

幸せ親子になれる 0歳からの
アドラー流怒らない子育て
三宅美絵子著、
岩井俊憲監修
秀和システム

2.4/2(日)アドラー心理学子育て講演会(研修会)「勇気づけの子育てを学ぶ」
(主催:長岡楽しく学ぶ会/後援:長岡市教育委員会):こちらは今からでもOK

主催者の五十嵐淳至(いからしあつし)さんからいただいている文章をそのままコピペいたします。

こちらは、申し込み締め切り日を過ぎているようですが、今からでも申し込みは間に合うようです。

アドラー心理学を学ぶと子育てが楽になります。子育て中の講師からお話を聞いたり、話し合いをしたりします。
  
日時 2017年4月2日(日)14:00~16:30
会場 長岡市立中央図書館2F講堂(長岡駅東口徒歩15分)
    電話0258-32-0658 長岡市学校町1-2-2
講師 野口勢津子さん(横浜) アドラー心理学勇気づけリーダー
  ・愛と勇気づけの親子関係セミナー(SMILE)リーダー
  ・ELM(勇気づけ勉強会)トレーナー
  ・アドラー・カウンセラー養成講座修了
  ・横浜市発達障害理解者研修修了
  ・家族支援カウンセラー (中学生と高校生の母親です)
   著書「イライラしないママになれる本」
   参加費:3,000円(当日いただきます)
*講演会後、希望者で懇親会を予定しています。(駅近くで3000円位)
申し込み・問い合わせ
 五十嵐淳至(いからしあつし) sybkb815@ybb.ne.jp
 954-0051 見附市本所1-22-37 電話兼FAX 0258-63-4266
申し込みは、メールかFAXまたは郵便でお名前と連絡先と懇親会の参加の有無をお知らせください。

イライラしないママになれる本
子育てがラクになるアドラーの教え
野口勢津子著、
岩井 俊憲監修
秀和システム

この2つのイベントには共通点がいくつかあります。

(1)私の監修本の著者のイベントであること
(2)どちらも出版社が秀和システムで、敏腕編集者の森千草さんが担当されたこと
(3)ヒューマン・ギルドの関係者が応援してること

ヒューマン・ギルドのWebsiteの 会員登録 のところに

「ヒューマン・ギルド会員になっても金儲けにはつながりませんが、人儲け(自分自身の心と人脈が豊かになること)はできます」

と書いてありますが、確実に人儲けにつながっているようです。

<お目休めコーナー>3月の花(26

人気ブログランキングへ 
(クリックして勇気づけを)



コメント ( 0 ) | Trackback ( )




おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルドの岩井俊憲です。

昨日(3月26日)はヒューマン・ギルドで ELM勇気づけトレーナー養成講座 が開かれていました。
私は2日間連続のお休みの2日目

めったにない私の日曜休みを狙って、カミさんの父親の13回忌法要を半月ほど早めて豊島区大塚の家で開催しました。

7回忌にはイケメン僧侶を呼んだのですが、僧侶になり立てのためか観音経を間違えたので、私がそっと教えてあげたことがありました。

昨日は私が導師役(お経担当)を務めて、義母、カミさん、息子、カミさんの従姉妹夫婦の7人で13回忌法要を開いたのでありました。

ところが、肝心の私が観音経をところどころ読み間違いをしました。
訓練不足が露呈してしまいました。


その後、場所をサンシャイン60の59階にある「天空の庭・星のなる木」に移して会食。

池袋駅が下に小さく見えます。

 

ところで、この店でいただいた「星のなる木」という芋焼酎の味が絶品。

アルコール度43度。

こんなにおいしい焼酎は初めてです。

値段も今までで最高。

3日間連続で懐石料理に加え、こんなに芳醇な焼酎をいただき、贅沢な気分に浸りました。

◆義父のことでは思い出深いものがあります。
私たちの結婚は運命的なものから始まり、本当の親子のようでした。
そのいきさつは、下記をご参照のほど。

・2008年2月9日付けブログ 義父のこと(1)「結婚の条件」

・2008年2月10日付けブログ 義父のこと(2)「実は『●●●●●●』」

<お目休めコーナー>3月の花(25):サンシャインプリンスホテルで

人気ブログランキングへ 
(クリックして勇気づけを)



コメント ( 0 ) | Trackback ( )




おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルドの岩井俊憲です。

昨日(3月25日)はヒューマン・ギルドで ELM勇気づけトレーナー養成講座 が開かれていました。

しかし、私は2日間連続のお休みの1日目

国分寺の「梅の花」に行き、娘の家族、前妻と一緒に6人で会食。

 

17階の個室からは早稲田実業中学・高校がしっかりと見えました。

 

電車の好きな6歳の孫は、この4月から小学校の1年生。
行き交う電車と私のプレゼントした乗り物の本に大喜びでした。

10か月の孫は最初、見慣れぬ私のことをずっと観察していましたが、途中から笑顔を振りまいてくれました。

娘の同じくらいの時の顔とそっくりです。

写真の加工担当はうちのカミさんです。

カミさんが祝福して送り出してくれるので、こうして前妻や娘家族とも会えるのです。

ゆっくりと食事をしながら「おじいちゃん」をやらせてもらった土曜日でした。

それにしても孫はかわいいものですね。

私のパソコンにはたくさんの孫写真があります。

<お目休めコーナー>3月の花(24

 

人気ブログランキングへ 
(クリックして勇気づけを)



コメント ( 0 ) | Trackback ( )




おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルドの岩井俊憲です。

昨日(3月24日)は春の訪れを食事で感じました。

昨日のお昼は、写真のお誕生会のためリーガロイヤルホテル内の「なにわ」に行き、社員で懐石料理を楽しみました。


(なにわの入口)

誕生日を祝う対象は、竹内さちこさん(左、3月生まれ)と目次 心さん(右、2月生まれ)

本来は4月生まれのカミさんも同席するはずでしたが、溶連菌に感染して不参加。
5人での誕生会になりました。

味も器も春を感じさせてくれました。

食事後は、早稲田大学の大隈庭園に入って散歩。
ちょうど卒業式の日でした。


さて、ここからが本番です。

『思考の整理学』(外山滋比古著、520円+税)の「文庫本のあとがきにかえてー 『思われる』と『考える』」の冒頭にこんな文章があります。

日本へ来たばかりのアメリカ人から、日本人は二言目には I think ・・・・というが、そんなに思索的なのか、と質問されて、面くらったことがある。日本のレトリックがよくわかっていないのでびっくりしたのだろう。

日本語で話しているとき、たえず”と思います”という言い方をする。別にはっきりした判断にもとづいているわけでなく、ただなんとなく口ぐせのようになっているのである。

思考の整理学 (ちくま文庫)
外山 滋比古
筑摩書房

私が SMILEリーダー養成講座 を指導しているとき、教師がリーダーを担当すると、次の表現が多いことが際立っています。

(1)「次に進ませていただきたいと思います」

(2)「朗読をお願いしたいと思います」

(3)「謙虚に受け止めたいと思います」

(4)「お詫びしたいと思います」

これらはすべて「思います」が余計です。

英文学者の外山滋比古先生のご指摘は当然で、もし(1)~(4)の文章を英訳して、冒頭に ”I think・・・・” を入れてみると、とてもおかしい文章になります。

特に(4)は ”I think I would apologize.” となって、本気で謝罪する気があるのかないのかわからない、無責任な表現になります。

私は「『思います』の表現をやめましょう!」と言うのですが、それこそ口ぐせになっているのか、なかなか直りません。

実は「お詫びしたいと思います」はテレビの謝罪場面でよく観るのですが、こんな無責任な謝罪の仕方はやめてほしいと思います

<お目休めコーナー>3月の花(23

 

人気ブログランキングへ 
(クリックして勇気づけを)



コメント ( 0 ) | Trackback ( )




おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルドの岩井俊憲です。

昨日(3月23日)は寒さが残る中でも春の訪れを感じますね。

通勤途上の落合斎場の近くのある場所では、この時期桜の前にモクレンが咲きます。
1週間後には桜が主役になります。

午後に出かけた新富町でこんな写真も取れました。

さて、昨日も出版関係のやり取りに満ちた1日でした。

1.共著本の打ち合わせ

2.いきなり初版3万部の監修本

3.『はねかえす技術』の著者と懇親

1.共著本の打ち合わせ

昨日は、カミさんが体調を崩して寝込んでいたので、家事を行いテレビを見ていたら、参議院で籠池氏の証人喚問が始まってしまい、つい冒頭部分を観てしまいました。
100万円の爆弾発言、これからどうなることでしょうか。

こんなことで11:00直前に会社に行ったら、編集の方と共著者が初対面なのに、もうご挨拶が終わってしまっていました。

その後、この秋発売予定の共著本の打ち合わせ、ランチをしました。

2.いきなり初版3万部の監修本

某出版社からは、4月中旬の出版予定の本の初版が3万部であることのご連絡が入りました。
出版不況の時代にありえないことです。

3.『はねかえす技術』の著者と懇親

夜は神楽坂のSHUN分家で渡邊明督さん(JTBベネフィット セミナー・講演プロデューサー)、ライターの 本間大樹さんと懇親会を行いました。

渡邊さんはつい最近、秀和システムから『はねかえす技術』(1,400円+税)を上梓され、わざわざこの本を私にプレゼントしてくださいました。

はじめてやる仕事の不安やプレッシャーをはねかえす技術
渡邊 明督
秀和システム

渡邊さんとはつい1年前にお目にかかったばかりなのですが、弊社にたくさんセミナーをご紹介いただいたり、VIPにどしどしご縁を結んでくださっています。

◆ 2016年8月3日付けブログ ペルグリーノ博士の自尊心を高めるワークショップを最後に 参照

その中のお一人がライターの本間大樹さん。
この本の編集協力をされました。

本間さんは渡邊さんのご縁で私を月刊『ビッグ・トゥモロウ』青春出版社)につないでくれました。

◆2016年11月25日付けブログ ヒューマン・ギルド関連の本と雑誌のこと 参照

楽しい宴。

渡邊さん、本間さんからたくさんの知的刺激を受けました。

後日、本の紹介をしっかりさせていただきます。

<お目休めコーナー>3月の花(22

人気ブログランキングへ 
(クリックして勇気づけを)



コメント ( 0 ) | Trackback ( )




おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルドの岩井俊憲です。


(私のキャラクター、イラストレーター 中川原 透さん)

実は、このキャラクターは、最近届いた 株式会社 オーネット イントロG編集部発行の機関誌『intro.G』(3月号)の特集「出会いを引き寄せる モチベーションUP術」に登場した私のキャラクターです。

婚活の際にお断りされたとしてもモチベーションを保つ方法を「一生の伴侶を探す大事業」という位置づけで語ったりした内容がアドラー心理学の立場から語られています。

私は以前から、婚活に関する情報をかなり集め、18歳~34歳の人たちで交際相手のいない未婚者が

男性 69.8%
女性 59.1%

であることの情報(2015年の第15回出生動向基本調査)をもとに婚活アドバイザーの重要性を強調しています。

18:30~はヒューマン・ギルドの斜め前の SOPRA ACQUA (ソプラアクア)で出版社と著者の春の宴を開催しました。

出席者は、写真の私を除く左から

アドット・コミュニケーション株式会社 代表取締役 戸田 久実様
精神科医・産業医・作家 奥田弘美様
株式会社かんき出版 常務取締役 山下 津雅子様
株式会社キノブックス 代表取締役 古川絵里子様
株式会社日本能率協会マネジメントセンター 出版事業本部 久保田 章子様


(戸田久実さんご提供)

みんな私がお世話になっている方たちです。

それぞれが近況や5年後の夢を語り合ったり、話が交錯したり、あっという間の3時間でした。

<お目休めコーナー>3月の花(21

人気ブログランキングへ 
(クリックして勇気づけを)



コメント ( 0 ) | Trackback ( )




おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(3月21日)の午後は「ドラッカーが教える社長のマネジメント」なる講座で勉強してきました。

それなりに役立ちそうな内容で、満足度が高かったセミナーなのですが、本もかなり売れている、知名度の高い講師が冒頭に「ドラッカーの本は難解で、実は私は2冊しか本を読んでいません」と白状したので、私はその講師に好感を持ちました。

しかし、一方でこんなことも考えました。

もし誰かが「アドラーが教える・・・・」というタイトルの講座を担当しながら「アドラーの本は難解で、実は私は2冊しか読んでいません」と語ったとしたら、受講者は講師をみくびることでしょう。

そんなことがないように願うばかりです。


さて、「神仏は無慈悲にも愛する人を奪ってしまうのか?」の2回目で、これで終わりにするつもりです。

まずは、次兄の訃報に対してブログのコメント欄、メール、フェイスブックのコメントやメッセージでお悔やみのお言葉を賜りありがたく厚くお礼申し上げます。

本来ならば、一人ひとりにお返ししなければならないところですが、あまりにも多くの方々からいただいているので、それぞれのお言葉を心に深く刻み、心から感謝申し上げます。

私は、次兄がこの世を去ってから時系列で子どもの頃から最近までの兄の思い出を想起しました。
葬儀参列中のカミさんから アドラー・カウンセラー養成講座 の最中に実況中継風に情報が入ってくるのが拍車をかけました。

思い出したことの一部を書いてみます。

1.子どもの頃のこと。私が小学校に入ったばかりの1年間は、6年生だった兄と一緒に小学校に通いました。

2.家で走り高跳びをしたり、ボクシングをしたりする発案者は常にこの兄主導でした。
2人の悪ガキの弟たちは一緒になって遊んでいました。
家族はあきらめるほかはありませんでした。

3.兄が法政大学の社会学部に入学すると、中学2年生の私に大学の授業のことを教えてくれました。
今でも英語の先生が岩倉具視の孫であったこと、心理学の先生が乾 孝という有名な教授であったことを覚えています。
兄は、その頃からカッパブックスをよく読み、その影響で私も『社会学入門』『心理学入門』などを借りて読むようになりました。
私が読書に目覚めたのはこの時期からでした。

4.私が大学に合格すると、私を宇都宮に連れて行き、「アオキ」(AOKIではない)という店で23歳の兄は自分の給料で背広をプレゼントしてくれました。

(ここから少し早送りして)

5.私が前妻との離婚問題を抱えていたとき、最初に打ち明けたのはこの兄でした。
自ら離婚経験者だった兄は、私を受け入れてくれ無批判に私の話を聞いてくれました。

6.私のいざ離婚の間際、父子家庭中だった私の家庭を助けて幼稚園から小学校に入る間の息子を1カ月間、宇都宮の家で預かってくれました。

7.子どもたちの親権を妻に渡し、一人ぼっちになってしまった私を年末・年始を一人で過ごすのも寂しかろうと宇都宮の家に呼んでくれ、今のカミさんと一緒になるまでの5年間、家族同様に年末・年始に私を暖かく迎え入れてくれました。

8.ヒューマン・ギルドが倒産寸前であった30年前、50万円の借金を申し出たら、経営内容を詮索せずに応じてくれ、その後、ヒューマン・ギルドの株主になって今日に至っています。

9.私が土日2日間の研修のために宇都宮に行くと、兄の家を宿泊先としていました。

こんなふうに箇条書きしてわかることは、兄から私が受け取ったことばかりです。

大笑いながら「調子狂っちゃうな」と言うのが口癖の兄でした。

無条件の信頼を伴う、兄の存在そのものが私を勇気づけてくれていたのです。

こんな兄を喪って、私は人生の意味をぼんやりと考えました。

死を考えることは、生を充実させること。
出会うこと以上に別れることに意味がある。
兄の命は消えたけれど、兄からの勇気づけは生き続ける。
私が心に刻み続ける限りは。

私は仏教徒でありながら輪廻転生を否定している人間ですが、もし生まれ変わることがあるとして、自分の家族を選ぶことが可能だとしたら、こう兄に伝えたい。

私はためらいなく、生まれ育った家族のもとに、あなたの弟として生まれたい、と。

あなたとの別れは「さようなら」よりも「ありがとう」がふさわしい。

欲張りな弟ですが、あなたの分まで生きていきます。

本当にありがとう。

とりとめもない文章ですが、これをあなたへの弔辞とします。

<お目休めコーナー>3月の花(20


(下の写真は私たちの両親のもの)

 人気ブログランキングへ 
(クリックして勇気づけを)



コメント ( 0 ) | Trackback ( )




おはようございます。アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

私としては珍しく3月18日(土)、19日(日)の2日間ブログの更新を休んだ理由は、5歳上の、私の人生の困難な時期に私を勇気づけてくれた兄が3月16日の夕刻のこの世を去ったことの深い落胆によるものでした。

兄は、一昨年の5月にステージ4の胃がんにより余命3か月を宣告されましたが生き延び、昨年11月に大吐血。
胃の2/3を切除したものの、今年の1月2日には実家に顔を出してくれました。
それが存命中に会った最後でした。

3月18日(土)に通夜、19日(日)に本葬が行われましたが、アドラー・カウンセラー養成講座 の7日目、8日目を担当する私はどちらも参列が不可能のため、3月17日(金)に講座が終わってから宇都宮の家にお別れに行きました。

アメリカでアーティストをしている長男も帰っていました。
私が一昨年に訪れたときと同じく家族全員が揃っていました。

一昨年の場面を覚えていた私は、宇都宮駅ビル内で餃子を10人前、さらに稲荷寿司などを調達して持参しました。

1年半前の時は私の訪問にあたって、兄家族は餃子と焼き鳥をたくさん用意して私を迎えてくれたものでした。

冷静に書き始めましたが、この辺が限界です。

兄との別れに伴う人生の意味はたくさんあります。

読まれる方もつらいでしょうが、次に続くことをお許しください。

それにしても、この3月はどうしたことでしょうか?

3月3日(従姉弟)、15日(叔父)、そして19日(次兄)と葬儀が続いたのです。

「神仏は無慈悲にも愛する人を奪ってしまうのか?」と思わざるを得ないこの3月です。

特に私と一番仲のよかった兄との別れは打撃です。

<お目休めコーナー>3月の花(19

人気ブログランキングへ 
(クリックして勇気づけを)



コメント ( 2 ) | Trackback ( )




おはようございます。アドラー心理に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

3日ぶりの更新です。

3月16日に打ちひしがれることが起きて、2日間ほど更新をお休みしました。
このことについては、明日お伝えします。

さて、一昨日(3月18日)、昨日(3月19日)とヒューマン・ギルドで冬季開催 アドラー・カウンセラー養成講座 の7日目、8日目を行っていました。

7日目は、ある人の早期回想を徹底分析し、

 グループ毎にまとめをしました。

続いて、リレー・カウンセリング。

3組、計9人が担当しましたが、的を射た質問ー私はこれを「創発する質問」と言っているーができるようになりました。

7日目の終わりには、この日誕生日を迎えた 奥津陽子さん(宮崎からお越し)のお誕生日。

阿部(齊藤)洋子さん のリーダーシップにより、みんなで寄せ書きをしてプレゼントをしました。

「ハッピー・バースデイ」もみんなで歌いました。

8日目(最終日)のビッグ・イベントは修了試験。

仲良しグループではありますが、勉強もしっかりしていました。

背中からも緊張感が伝わってきます。

午後は主に究極目標/ミッションを探る演習をしました。

デモンストレーションに続き、グループ演習。

私はその間、修了試験の採点をしていました。

記念撮影も。

全員が合格した旨を伝えると、この喜びよう。

一人ひとりの感想発表時には「ヒューマン・ギルドは私たちの実家」という言葉が出ました。

その後にサプライズ。

講師の私への花束贈呈。
これには感激でした。

1時間ほど早めに終えて「お茶でも」となったら、全員で「竹ちゃん」へ。

こんなことは アドラー・カウンセラー養成講座 で初めてでした。

1時間後、2時間後と人は去っていきましたが、いつまでも名残りが惜しい学びの仲間たちでした。

<お目休めコーナー>3月の花(18

人気ブログランキングへ 
(クリックして勇気づけを)



コメント ( 0 ) | Trackback ( )




おはようございます。アドラー心理に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

このところ私の本の中で一番快進撃を続けている本は『働く人のためのアドラー心理学 ―「もう疲れたよ・・・」にきく8つの習慣』(朝日文庫、600円+税)です。

働く人のためのアドラー心理学
「もう疲れたよ…」にきく8つの習慣 (朝日文庫)
岩井 俊憲
朝日新聞出版

2017年2月18日付けブログ 出版社の代表取締役との懇談 で

1.『働く人のためのアドラー心理学』が大量重版により早くも3万部に

としてお伝えしていましたが、昨日、朝日新聞出版 編集部 大田原恵美さんから電話が入り、『働く人のためのアドラー心理学 ―「もう疲れたよ・・・」にきく8つの習慣』が1万部重版になり、5刷、累計4万部に達することが伝えられました。

 前回から1カ月もしないうちに1万部重版とは、私も感激です。


そんな情報に接している間に、プレジデント社から2種類の本がヒューマン・ギルドに入荷しました。

 小倉 広さん 『もしアドラーが上司だったら』(プレジデント社、1,200円+税) 

伊藤かよこさん 『人生を変える幸せの腰痛学校』

 

もしアドラーが上司だったら
小倉 広
プレジデント社
人生を変える幸せの腰痛学校 ―
心をワクワクさせるとカラダの痛みは消える
伊藤 かよこ
プレジデント社

両者の共通点は(1)小説し立てであること、(2)著者がヒューマン・ギルドの 会員 であること、です。

◆Websiteの 書籍紹介 をもとに他の本とまとめてお買い求めいただくとかなり割安になります。

◎個人的な事情のため、3月21日(火)の朝までは、ブログは簡単な内容か休止にさせていただきます。

<お目休めコーナー>3月の花(17

人気ブログランキングへ 
(クリックして勇気づけを)



コメント ( 0 ) | Trackback ( )




おはようございます。アドラー心理に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(3月15日)は、私は朝から町屋の斎場に母方の叔父の告別式に行きました。

享年95歳。大往生です。

3月3日に従姉弟(いとこ)の告別式に参列していた人たちがまた顔を合わせました。

叔父は戦争時、ラバウルに出征していた人で、私が小さい時に戦争のことをよく語っていました。

私はこの叔父から教えられた「さらばラバウルよ」の歌い出しで始まる「ラバウル小唄」を自然と口づさむようになっていました。

この叔父の長男(私の従兄弟)に「叔父さんから戦争の話をまた語っていただきたい」と3月3日に頼んでいたのですが、とうとう叶うことがありませんでした。

叔父は70歳まで中堅企業の役員をしていていながらも、私の母が東京の病院に入院しているときは、私以上に見舞いに来てくれていました。

誠実で知的な人でした。

喪主を務めた従兄弟によれば、晩年も認知症の検査をしてもすらすら答えられるような人だったそうです。


告別式から場所を銀座に移して、妻が出展している 見えぬものの美 妖精展 に顔を出しました。

奥野ビルのエレベーターのところで山梨からお越しの 小澤典子さん と一緒になりました。


(妻の作品の前の小澤さん)

絵画、イラスト、写真など、妖精をテーマに展示されています。

妻のイラストは4点。

興味深かったのは、グラフィックデザイナーを本業とする傍ら美人画を描くクリエーターの白鹿 真琴さんの作品。

ご本人(男性)がいらっしゃって、モデルの目力の謎とモデルが手にする琵琶の話を聞き出すことができました。

私は美術には疎い人間ですが、そんな私も楽しめた見えぬものの美 妖精展 でした。

見えぬものの美 妖精展 は3月18日(土)までです。
お時間のある方はお立ち寄りください。

<お目休めコーナー>3月の花(16

人気ブログランキングへ 
(クリックして勇気づけを)



コメント ( 0 ) | Trackback ( )




おはようございます。アドラー心理に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

「八掛け人生を真摯に捉えよう」のシリーズの第3回目(最終回)です。

日本老年医学会などが現在65歳以上とされていた高齢者の定義を75歳以上に引き上げる提言を出しています。

この根拠は、

(1)高齢者が10年前と比べて身体機能、健康状態、知的能力が運動能力が高まっていること、
(2)年金などの仕組みを見直さなければならない時代に入っていること、
(3)高齢者ができるだけ元気で社会参画し、社会を社会を支える側に回ってほしいこと

などに基づきます。

3月11日付けの讀賣新聞の「学ぶ 育む」によれば、国立社会保障・人口問題研究所の「日本の将来推計人口」などからすると、

(1)日本の総人口が2010年の1億2,805万人が、2030年 1億1,661万人、2048年 9,913万人と3/4に減ること
(2)高齢者化率(人口に占める65歳以上の割合)は現在の27%から2048年に38%(10人中4人!)に伸びること
(3)2048年には生産年齢人口(15~64歳)は2010年の2/3になること
 (グラフでもおわかりのとおり、全人口に占める生産年齢人口が52%-約半分に―なってしまうこと)

が予想されています。

このような社会背景からすると、60歳を過ぎてから老後をどうする、という問題でなく、40歳代から2030年、2048年に向けて人生後半の生き方を設計しておかなければならないことになります。

以上から生涯青春・生涯感動を通じて生涯現役を志す 法人向け研修 の1つの柱として 八掛け人生研修 にこだわるかご理解いただけることと存じます。

◆2015年2月6日付けブログ 神戸市役所で50歳代職員研修 八掛け人生研修 のさわりをご理解いただけます。

◆八掛け人生がどういうものかは、次の記事をご参照ください。

2008年6月11日付けブログ 8掛け人生を生きる(1)
2008年6月12日付けブログ 8掛け人生を生きる(2)

◆マインドが古い価値観のままでいて「化石人間化」しているとどうなるかは、以下を

2011年6月23日付けブログ 化石人間再考
2011年6月14日付けブログ 化石人間にならないために①
2011年6月15日付けブログ 化石人間にならないために②

<お目休めコーナー>3月の花(15

人気ブログランキングへ 
(クリックして勇気づけを)



コメント ( 0 ) | Trackback ( )



« 前ページ