アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリング、コンサルティングを行っています。
アドラー心理学による勇気づけ一筋40年 「勇気の伝道師」   ヒューマン・ギルド岩井俊憲の公式ブログ



おはようございます。アドラー心理に基づく勇気づけの研修(外研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

11月も今日が最後の日ですね。

さて、昨日(11月29日)は、最高の午後を味わいました。

何せ「神楽坂ロケ地巡り+最初の読者候補+河村尚子のベートーヴェン」のトリプルで恵まれました。

カミさんとランチに出かけ、その後、嵐の相葉雅紀主演の「僕とシッポと神楽坂」のロケ地巡りをしました。

と言っても、赤城神社 の近くをぶらついただけです。

こちらは ドラマで頻繁に出る本殿脇にある八耳神社、出世稲荷神社、東照宮を兼ねた社。
ドラマをご覧の方は、見覚えありませんか?

 

ここに変な宮司さんがいつも出てきますね。

立ち止まって話しているのが多い階段の降り口。

下から見ると、こんなふうです。

趣里ちゃんが芸者姿でよく歩いていると思われる路地。

 ヒューマン・ギルドから7分くらいのところでこんなロケが撮影されていたのです。


昨日は、ヒューマン・ギルドで 三宅 美絵子さん  (2枚の写真もご提供)をリーダーとして「愛と勇気づけの親子関係セミナー(SMILE)」 の3日目が開かれていました。

三宅さんが大量に入荷した『アドラー流 人ともっとHappyになるつき合い方』(三笠書房王様文庫、600円+税、Amazonでは本日発売)を宣伝してくださったので、受講者の手に渡りました。

アドラー流 人ともっとHappy
になるつき合い方 (王様文庫 B 169-3)
岩井 俊憲
三笠書房

最初の読者になってくださる方々です。

◆次回の「愛と勇気づけの親子関係セミナー(SMILE)」 の平日コースは、2019年1月31日.2月14.28日.3月14日(木曜)4日間、全日10:00~15:30 の開催です。


夜は、カミさんと上智大学とホテルニューオータニの間にある紀尾井ホールに出かけました。


(ホテルニューオータニのイルミネーション)

河村尚子さん のピアノソロのベートーヴェン。

自慢しますが、私はルドルフ・ケンプという今は亡きピアニストによるピアノソナタの全集(レコード)を学生時代に買って持っています。
そのために今年、レコードも聴けるオーディオを購入しました。

昨晩は、全4回<オール・ベートーヴェン・プログラム>の2回目のようで、曲目は次のとおりでした。

ピアノ・ソナタ 第18番 変ホ長調 Op.31-3 「狩」
ピアノ・ソナタ 第21番 ハ長調 Op.53「ワルトシュタイン」
ピアノ・ソナタ 第24番 嬰ヘ長調 Op.78「テレーズ」
ピアノ・ソナタ 第23番 ヘ短調 Op.57「熱情」

2階左側バルコニー席に陣取ったために指の動きがよく見え、河村さんが「ワルトシュタイン」の第1楽章の意地悪なくらいの指の動きにさりげなく対応するのをこの目で確かめられたのはラッキーでした。

4曲のうち私たち夫婦の評価は、この曲がベスト。

アンコール曲は「エリーゼのために」でした。

2019年4月25日に河村尚子さんの ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ・プロジェクト Vol.3 (全4回) (ピアノ・ソナタ 第29番 変ロ長調 Op. 106「ハンマークラヴィーア」など)の公演を知った私たちは、早速予約購入しました。  
 
◆感激したカミさんは、昨晩の打ちに「紀尾井ホール✨✨ 」と題したブログを書いていました。
彼女は、視覚優位の人なので、見たことに関心が強かったです。
サイン会での河村尚子さんの写真を撮ってもらいました。

2019年4月25日、どなたかも予約して行きませんか?
12月1日(土)発売開始です。

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おはようございます。アドラー心理に基づく勇気づけの研修(外研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(11月28日)は、長崎駅近くのホテルで4時半ごろ目覚め、そのまま寛いだり仕事をしたりしていました。

13階に位置するレストランは、眺めがとてもよいところでした。

午前中の長崎空港発10:05発の飛行機で12時少し前に羽田に着きました。

太平洋側から富士山を見ることができました。


『アドラー流 人ともっとHappyになるつき合い方』(三笠書房王様文庫、600円+税)が発売されます。

アドラー流 人ともっとHappy
になるつき合い方 (王様文庫 B 169-3)
岩井 俊憲
三笠書房

Amazonでは明日(11月30日)発売です。

この本は、コスモス・ライブラリー発刊の『アドラー心理学による カウンセリング・マインドの育て方』からカウンセリングの部分を抜いて、「共感」「観察上手」「聴き上手」「受けとめ方」「勇気づけ」の5つの柱をもとに、より平易に書き改め、一部を付け加えたものです。

読んでみると、ほとんど違う本になっていることに気づくでしょう。

「アドラー心理学のカウンセリング・マインドを生かした人間関係づくりの決定版!」がぴったりの表現です。

アドラー心理学が大切にしている人間関係に生かせるマインドが込められた本です。

章立ては、次のようになっています。

プロローグ――人間関係を第一に考える
アドラー心理学が大切にしていること
1章 人間関係に「うれしい変化」を起こす方法
   ――心の距離を近づける「共感」のコツ
2章 「相手が望んでいること」を読みとるには
   ――どうもかみ合わない……がなくなる「観察上手」
3章 何を言えばいいか、に気を取られていませんか?
   ――好かれる人はみんな「聴き上手」
4章 「いいつながり」はこうして増えていく
   ――その人にもっと寄り添える「受けとめ方」
5章 「わかり合うこと」ってこんなに楽しい!

ヒューマン・ギルドでは、会員の方を対象に12月号のニュースレターでキャンペーンを打ち出しています。

ご協力のほどよろしくお願いします。

昨日は、うれしいことに三笠書房王様文庫編集ご担当の番園雅子さんから

『アドラー流 「自信」が生まれる本』の重版のご報告
三笠書房の文庫フェアのラインアップに入ることもあり、うれしいことに重版(3,000部)が決まりました!! 

というメールをいただきました。

アドラー流「自信」が生まれる本:
気づかなかった魅力が見つかる
「3つの質問」 (王様文庫)
岩井 俊憲
三笠書房

今まで出ている他の4冊の本にも相乗効果が出るはずで楽しみです。

アドラー流 人をHappyにする話し方 (王様文庫)
岩井 俊憲
三笠書房

 

働く人のためのアドラー心理学
「もう疲れたよ…」にきく8つの習慣 (朝日文庫)
岩井 俊憲
朝日新聞出版

 

人間関係が楽になるアドラーの教え (だいわ文庫)
岩井 俊憲
大和書房

 

感情を整えるアドラーの教え (だいわ文庫)
岩井俊憲
大和書房

 

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おはようございます。アドラー心理に基づく勇気づけの研修(外研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

長崎のホテルからのブログの更新です。

昨日(11月27日)から長崎に来ています。

飛行機からの富士山の眺めが今まで一番と言っていいくらいでした。

空港には石木尚子さん菜の花こども園 園長)が迎えに来てくださっていました。

石木さんは、昨日の2つの研修の依頼主です。

昨日は、14:00~16:00と19:00~21:00にそれぞれ2時間、長崎で研修(講演)を行ったのです。

1つは、長崎歴史文化博物館 ホールで14:00~16:00に行われた一般社団法人 長崎市保育会 平成30年度 長崎市保育会園長・主任研修会(60人参加)での 

職場の人間関係に活かすアドラー心理学

でした。

「保育に関わるリーダーのための提言」として次の点をお伝えしました。

目的志向を身に付けよう!
よい人間関係の条件を知ろう!
やる気の源泉を知ろう!
勇気づけの態度で接しよう!

ホールには、坂本龍馬の像がありました。

もう1つは、チトセピアホールで19:00~21:00に行われた長崎G研 全体研修会+一般公開の

子どもとの良い関係を築く勇気づけ

でした。

私が講演前に控室に入らずうろうろしていたり、壇上のテーブルのところにいると、多くの方々がご挨拶と名刺交換にお越しでした。

事前にできるだけ知らない人と2人一組を組むようにお願いしていたら、130人くらいの参加者の方々は、素直にご協力くださいました。

内容は、息子のタクロウが私たち夫婦の結婚20周年に寄せて送ってくれたメール・メッセージの全文を披露して「信頼」を中心にお話ししました。

8時の休憩時には40冊の本がまたたく間に完売!

たくさんの人がサインを求めにお越しで、私はいつものように、一人ひとりのお名前とその人に沿ったひと言を添えてサインをしました。

 

講座が終わってからは、石木尚子さん のお仲間の4人と会食を楽しみました。

ビールと芋焼酎のおいしかったこと。

ご参加の方々と石木さんに心からの感謝です。

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おはようございます。アドラー心理に基づく勇気づけの研修(外研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

11月も月末に差し掛かり、今日・明日が長崎への出張、さらには、12月も前半に研修が続くので、かなり忙しい昨日(11月26日)でした。

さて、「ヒューマン・ギルドと神楽坂」の物語のシリーズの6回目です。

今までの5回は、次をご参照ください。

・11月5日付けブログ ヒューマン・ギルドと神楽坂=設立時の苦難の物語 
・11月7日付けブログ   ヒューマン・ギルドと神楽坂=榎町時代(1):企業研修で業績向上
・11月9日付けブログ ヒューマン・ギルドと神楽坂=榎町時代(2):経済的安定+精神的安定
・11月16日付けブログ ヒューマン・ギルドと神楽坂=神楽坂により近い天神町への移転
・11月22日付けブログ ヒューマン・ギルドと神楽坂=奥神楽坂に位置する天神町

嵐の相葉雅紀主演の「僕とシッポと神楽坂」がますます面白くなってきましたが、次回の金曜日が最終回のようです。

どんなフィナーレになるのか楽しみです。

毘沙門天や赤城神社と共に細い路地や石畳の階段が神楽坂を象徴しているようです。

いろいろ書きたいことはあるのですが、神楽坂の物語というよりは、ヒューマン・ギルドの社史の様相を呈しているので、開き直ってペルグリーノ博士との出会いを書くことによってだんだん終息に向けていこうと思っています。

ヒューマン・ギルドが新たな活路を見出そうとしていた時にある方(Tさんとします)からアメリカのトランスパーソナル心理学大学院の日本誘致に協力してもらえないか、との話が舞い込んできました。

当時の私は日本トランスパーソナル学会の監事を担当していて、話を無下に断ることができないでいました。

Tさんからの話の中にOさんが登場してきました。

Oさんは、アメリカ、カナダに留学体験のあるセラピストで、モントリオール大学に留学していたこともあることがわかりました。

当時は、シカゴのアドラー心理学大学院の系列大学院がモントリオールにあることを知っていたので、トランスパーソナル心理学大学院よりもアドラー心理学の大学院との提携を模索できないかとOさんに依頼したら、Oさんは、早速接触を図ってくれ、モントリオール・アドラー心理学大学院を訪問し、この話を進めてくれました。

そして、短期間のうちに使節団派遣をまとめ上げてくれ、1999年の4月末から5月上旬に私たち20人近くがモントリオールに行き、そのうち半数が観光専門、半分が授業(一部観光)を受けることになったのです。

我が家では、カミさんとタクロウだけでなく、前妻との間の娘と息子も連れて行きました。

その意味では、ヒューマン・ギルドの社運を賭けた家族総出演の一大イベントだった訳です。

そこで出会ったのが、モントリオール・アドラー心理学大学院の主任教授だったジョセフ・ペルグリーノ博士だったのです。

第一印象としては、わかりやすい英語を話してくれる気さくな学者でした。

窓口は、モントリオール・アドラー心理学大学院のバイスプレジデントのフリードマンさんだったのですが、私たち家族は、ペルグリーノ博士の人柄に魅了され、ペルグリーノ博士にモントリオールの繁華街を案内していただき、お食事をご一緒しました。

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おはようございます。アドラー心理に基づく勇気づけの研修(外研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(11月24日)は、9:30~17:20に11月開催 SMILEリーダー養成講座 の3日目(最終日)を行い11名の方が修了しました。


井上 あきこさん ご提供)

3日間を共にヒューマン・ギルドで過ごし、お互い切磋琢磨することで強い仲間意識が生まれました。

この日は、誰もが2回目のリーダー体験となり、ロールプレイや誘導空想がメインとして展開されました。

 レイアウトにも様々な工夫がこらされました。

私は安心して見ていられました。

家族の雰囲気が観察されるロールプレイも。

第8章では、2人一組での演習も。

最後は、達成感一杯で終わりました。


小太刀 隆文さん ご提供)

◆来年は大阪、東京でSMILEリーダー養成講座を次のとおり開催します。

大阪開催 SMILEリーダー養成講座(2019年1月コース)
日程:1月12.13.14日(土、日、月祝、3日間 )
時 間:1日目10:00-18:30、2日目9:30-18:30、3日目9:30-17:30
受講料:91,800円(残り数席)、再受講21,600円(再受講も会員限定4名様まで)。
講 師:辻本絹代氏(憩いの部屋、主宰)
会 場:大阪市立大淀コミュニティセンター

東京開催 SMILEリーダー養成講座(2019年4月コース)
日 程:4月27.28.29日(土、日、月祝、3日間)
時 間:1日目10:00-18:30、2日目9:30-18:30、3日目9:30-17:30
受講料:91,800円、再受講21,600円(再受講も会員限定4名様まで)
会 場:ヒューマン・ギルド研修室


18:30には、中国の青島から黄 建明さん をお迎えしました。

黄さんは、2015年5月開催のSMILEリーダー養成講座にご参加、その時にヒューマン・ギルドの中国総支社長としての任命式を行いました。

◆2015年5月7日付けブログ 連休中開催のSMILEリーダー養成講座(2)

 

黄さんは、このたび『マンガでやさしくわかるアドラー心理学』(日本能率協会マネジメントセンター、1,500円+税)を翻訳し、難産ながらも出版にこぎつけてくれました。

マンガでやさしくわかるアドラー心理学
岩井俊憲著、星井 博文,深森あき
日本能率協会マネジメントセンター

ヒューマン・ギルドの中国での展開についても話を進めました。

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おはようございます。アドラー心理に基づく勇気づけの研修(外研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(11月24日)は、9:30~18:30に11月開催 SMILEリーダー養成講座 の2日目を行っていました。

7人の方にリーダーをやっていただきました(一人は2巡目)。

その中には、お化粧をし忘れてやって来た人もいました。

さまざまなレイアウトを試みてもらいました。

1日目にかなり的を射たフィードバックによる学び合いが促進されていたため、各人のリーダーぶりは比較的安定していました。

「支援」という名のもとに、受講者側からリーダーの予測もつかない行動がでることがあるのですが、その中に女優流の名演技も見られました。

私は、リーダーが特定の人と1対1の関係になる「線の関係」に代わる「面の関係」(多くの受講者を引き付ける対応)を強く訴えました。

それは、アイコンタクトや立ち位置などで確保できます。

また、「課題の分離」から「共同の課題」に至るプロセスで大切なことをお伝えしました。

今日は3日目(最終日)。

共に学び合う仲間の力量がどうなるか楽しみです。

◆「課題の分離」に関しては、『嫌われる勇気』でアドラーのオリジナルにように誤解されていますが、この概念はSMILEが発祥です。
そのことを2014年にシリーズで次のように書いていますので、ご参照ください。

4月17日 アドラー心理学ブームについて(15)
4月18日 アドラー心理学ブームについて(16)
4月22日 アドラー心理学ブームについて(17)
4月24日 アドラー心理学ブームについて(18)
4月27日 アドラー心理学ブームについて(19)

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おはようございます。アドラー心理に基づく勇気づけの研修(外研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(11月23日)は、10:00~18:20に 11月開催 SMILEリーダー養成講座 の初日を行っていました。

参加者は定員一杯の11名(女性、7名、男性4名)。

大阪、愛知、福島からの参加もいらっしゃいました。

職業は、会社員、学校の校長、大学の講師、保育士、介護福祉士、ELM勇気づけトレーナーの資格をすでに持っている方、研修講師などさまざまです。

参加者一人ひとりからの自己紹介に続いて、私は、SMILEリーダーマニュアルの重要ポイントについて丁寧に説明しました。

3日間のうちの各自が2回リーダー体験することになることを示した「SMILEリーダー養成講座分担表」の次のところも念入りに説明しました。

1.各人与えられた章・節を担当し、積極的にフィードバックを受けましょう。
2.フィードバックは、友情の証。歯に衣着せずに援助しましょう。
3.失敗大歓迎。本番での大失敗を回避するため、失敗の訓練を!
4.リーダー・マニュアルは、あらかじめ全体をしっかり読み込み、その上で担当箇所に備えましょう。

集団を前にしたときにその人のライフスタイルが出ることもさりげなくお伝えしました。

昨日は、対象とする受講者、レイアウトなどをあらかじめ設定し、いざリーダーを担当してもらう人5人が登場。

実際に開始すると、とても緊張している人、受講者の対応におろおろする人、むしろ受講者のふるまいを楽しむひとなど様々でした。

共に育とうとする受講者側の積極的な支援とフィードバックがとても印象に残りました。

今日は2日目、どんな展開になるのか楽しみです。

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おはようございます。アドラー心理に基づく勇気づけの研修(外研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(11月22日)は「1122」の「いい夫婦の日」。

朝NTVの「スッキリ」を観ていたら、

夫婦関係が円満だと思っている人 75.3%
夫に何かしら不満を持つ妻    76.0%

という夫婦関係の数字が報道されていました。

夫婦関係のカウンセリングをしている私からすると、「夫婦関係が円満だと思っている人 75.3%」は信じられない数値です。

10年ほど前のシニアルネサンス財団作成の「熟年離婚危険度チェック」では、次の面白いチェックがありましたっけ。

夫用
□夫が家にいるときは妻も家にいるべきだ。
□女性誌など読んだことがない。
□女性が集まるとくだらない話ばかりしていると思う。
□定年後は余生だと思う。
□人見知りするほうだ。
□家族団らんのとき居場所がない。
□好物が食卓に並ぶことがめったにない。

妻用
□夫は私が外出することにうるさい。
□夫は近所づきあいが下手だ。
□夫は私がいないと下着がしまってある場所も分からない。
□友達夫婦にあこがれる。
□夫は無趣味だ。
□友人との旅行は楽しいが、夫との旅行はまっぴらだ。
□私が体の不調を言っても夫は無関心だ。

「はい」が半数を超えると「熟年離婚」の予兆あり、とのことです。

あなたの夫婦関係は大丈夫ですか?


さて、11月22日の「いい夫婦の日」に飯田橋のセントラルプラザの12階の東京都心身障害福祉センターの研修室で62人の受講者を対象として東京都社会福祉協議会 知的発達障害部会 研修委員会主催で「若手リーダー/若手リーダー候補向け研修」として

アドラー心理学に基づく勇気づけのリーダーシップ

のタイトルの研修の前半部分を行いました。

会場からは、神楽坂が一望できます。


(会場からの神楽坂方面の写真)

2週間後の12月6日(木)に後半部分が続く2日間コースで、2日間のプログラムは次のとおりです。
1.~5.までを初日に行いました。


1.オリエンテーションとリレーションづくり
2.リーダーシップについて
3.効果的な注意の与え方
4.自己変革がスタート
5.苦情に対する捉え方
6.リーダーのためのアドラー心理学
7.信頼と協力によるパフォーマンス向上策
8.やる気を引き出す勇気づけのリーダーシップ

最初は、やや様子窺いの雰囲気がありましたが、講座が進むにつれて本音が出、活力が湧いてきました。

順調に進み過ぎていたので、当日の学びを振り返り質疑応答に入ったら、質問が次々と出てきました。

そのため次回に行うはずだった内容の一部をスライドで示し、他の受講者からの回答もいただき場が活性化しました。

私にとってありがたかったのは、運営委員の方との事前の打ち合わせでした。

受講者のニーズをしっかりと把握し、講座に反映でき、福祉に関わる方々にアドラー心理学が届けられたことがよかったです。

ところで、お昼に社会福祉法人南風会 シャロームみなみ風  から届けられたお弁当のおいしかったこと。



知的障害を持つ方が、心を込めて作った弁当です。

社会福祉法人南風会 シャロームみなみ風 の多目的ホールでは、 マリーナ・ブルフシュタイン博士(アドラーユニバーシティ(大学院)教授)の講座 が開かれ、あらかじめご予約くださった方には、ご提供が可能です。

日 時:2月2日・3日(土日)両日10:00~17:00
会 場:社会福祉法人南風会 シャロームみなみ風多目的ホール(東京都新宿区弁天町32-6、ヒューマン・ギルドから徒歩4分)
受講料:一般48,000円、学生30,000円
ファシリテーター:梶野真氏
通 訳:埴原由美氏 
https://www.hgld.co.jp/p_lecture/view/650 こちらから詳細確認及びお申し込みができます。


当日の販売用の本も20冊ほどが売れました。

講座が終わってからは21人「竹ちゃん」の姉妹店の「竹子」に。

質問や個人的な相談もいただき、知的発達障害に熱意を持って関わる人たちと親しく接することができたのは、私にとって大きな学びでした。

ヒューマン・ギルドの会員で、現在 アドラー・カウンセラー養成講座 を受講中の廣川美也子さん(社会福祉法人南風会 シャロームみなみ風  施設長)を筆頭に運営委員の方々に感謝申し上げます。

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昨日(11月21日)は、久しぶりに5人のスタッフが揃い、午前中に営業会議を開きました。

法人事業部門の業績は今期も順調で、再来年の受注をも確保しております。

ヒューマン・ギルドの B to Bの売上(法人対象の売上)の売上はB to C(一般顧客に対する売上)に対して6割程度ですが、このウエートがより近づきそうです。

PHP研究所からは、来年4月から始まる通信教育のテキスト(抜粋版)が届きました。

『アドラー心理学に学ぶ「対人関係力」の高め方』(岩井俊憲監修、永藤かおる著)です。

ヒューマン・ギルドのスタッフが関与しているPHP研究所の通信教育テキストは、次のとおりです。

『リーダーのための心理学入門コース』(岩井俊憲編著、宮本秀明・永藤かおる共著)
『アドラー心理学に学ぶ「やる気」の高め方』(岩井俊憲監修、永藤かおる・宮本秀明共著)
『アドラー心理学に学ぶ「やり抜く力」の高め方』(岩井俊憲監修、永藤かおる著)

さて、「ヒューマン・ギルドと神楽坂」の物語のシリーズの5回目です。

今までの4回は、次をご参照ください。

・2018年11月5日付けブログ ヒューマン・ギルドと神楽坂=設立時の苦難の物語 
・2018年11月7日付けブログ   ヒューマン・ギルドと神楽坂=榎町時代(1):企業研修で業績向上
・2018年11月9日付けブログ ヒューマン・ギルドと神楽坂=榎町時代(2):経済的安定+精神的安定
・2018年11月16日付けブログ ヒューマン・ギルドと神楽坂=神楽坂により近い天神町への移転

ヒューマン・ギルドは、1998年の1月に現在の、神楽坂により近い天神町への移転を図り、新規まき直しに入ったことは前回お伝えしました。
神楽坂駅の矢来口を出てから徒歩3分、この辺りは「奥神楽坂」と呼ばれています。

神楽坂を代表する赤城神社も徒歩6分のところにあります。

今までのロケーションは、神楽坂駅を利用する土地でしたが、この場所は「神楽坂にあるヒューマン・ギルド」と言っても問題のない所になりました。

38坪のフロアを3階、4階に借り、3階がオフィススペースと小さな研修室とカウンセリング・ルーム、4階が丸々研修室でした。

1月末には、80人ほどのお客様を迎えてお披露目のパーティーを大々的に行いました。

ただ、家賃が大変で、水道光熱費を含めると毎月90万円近く支払っていました。

社員は3人。

ただ、時期が悪く、日本経済は陰りを見せていて、企業研修は減り、B to Cも以前ほどの勢いはなくなってきました。

そこで私は、アドラー心理学の新たな方向を模索し始めることになるのです。

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おはようございます。アドラー心理に基づく勇気づけの研修(外研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日のブログで

「何かを得ていることは、その反面何かを失っていること」
この思いは、私のこの10年ほどの未解決の宿題です。
ただ、「日常をしっかり持っていることが非日常を充実させること」と思えないこともありません。

と書きました。

このことについてカミさんと話をしたら、「非日常が人より少ないとしても、人生を賭けて、脇目もふらず1つの道としてアドラー心理学を伝えるという日常を送っているから、非日常が人より少なくなるかもしれないし、たとえそうだとしても、充実した人生を送っているから劣等感なんて感じなくてもいいと思うよ」とアドバイスをもらえました。

確かにそのとおりで、新宿文化センターの3階小ホールで行われた仏像講座にご参加の150人もの方々の大半は、私と違って日常の合間の時間を使って参加していた人たちではなく、リタイアしていたり職業を持っていない人たちで、仏像に関心を持って時に観光に出かけることなどが日常化しているとも考えられるわけです。

そこで、「仏像に関心を持って時に観光に出かけるのは非日常的な、充実した余暇」との確信を得ました。

「何かを得ていることは、その反面何かを失っていること」を「私の使命は何か?」という切り口で考えてみることにしましょう。

「使命」とは「自分の課せられた任務」(『広辞苑』)で、私なりの好きな表現では「何のために私はこの世に存在するのか?」「この世における私の提供する価値や意味は何か?」という問いに答えることです。

その問いは、私が発する前に神仏からすでに問いかけられています。
答えるのは私です。

漢字というのはよくできたもので、「使命」の読み方は「命を使うこと」です。

神仏は、私の命をどのように使うためにこの世に私を派遣したのか?

私は、30歳代の後半からこの問いに答えを出しています。

それは「菩薩道の実践」です。

私は、菩薩道の実践の一環としてアドラー心理学を伝え続けているのです。

そう捉えると、仏教の菩薩道をもとにアドラー心理学の勇気を伝道する日常を選び、その日常にエネルギーを与えるために非日常で仏教や神道に魅せられながら神社仏閣を巡り、仏像に魅了されつつ祈りの原点に立っているとも言えそうです。

結論としては、日常あっての非日常でもあり、豊かな非日常があってこそ日常が支えられるので、日常の活動を無理やり非日常にシフトさせる必要もないことが見えてきました。

ただ、日常に傾き過ぎると疲弊します。
非日常に傾きすぎると、依存か退屈を招きます。

日常と非日常は、より良きバランスのもとに私たちの生活を豊かにしてくれることを、カミさんのアドバイスにより使命を引き出すことで1つの回答を得たようです。

いつもながらですが、カミさんに感謝です。

そして、私の日常を支えてくれる多くの方々にも感謝をお伝えします。

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おはようございます。アドラー心理に基づく勇気づけの研修(外研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(11月19日)は、1月に単行本で出す本 ― アドラー心理学によるリーダーシップの本 ― の第1校のチェックをして、出版社に手直し部分を送りました。

また、11月27日(火)19:00~21:00に長崎で行う講演会に使う特別な朗読資料を 石木尚子さん にメールで送りました。

日 時:11月27日(火)19:00~21:00
タイトル:アドラー心理学から学ぶ こどもとの良い関係を築く勇気づけ
場 所:長崎市 チトセピアホール 
参加費: 1人1,000円
お問い合わせ先:菜の花こども園 石木尚子さん まで ik-nanohana1@sweet.ocn.ne.jp

当日販売する本の手配もお願いしました。

夜は新宿文化センターに行き、「ライフアップ講座― 仏像の魅力を探る」を聴講してきました。

講師は金子 典正先生(京都造形芸術大学教授、仏教美術史・東洋美術史専攻)で19:00~20:30までふんだんに写真を使い、完全に魅了されました。

新宿文化センターの3階小ホールで行われたこの講座には、何と150人もの方が詰めかけていました。

年齢は60歳代から70歳代が圧倒的で、7割がたは女性でした。
しかも、かなり仏像に詳しそうです。

内容は、京都の鞍馬寺の霊宝殿に安置される毘沙門天立像がメインで、鞍馬寺の歴史から始まり、この立像の左手をかざして遠くを望む姿になっているかの解説がありました。

私は、2010年11月12日に鞍馬寺を訪れ、2010年11月13日付けブログ 「京都紅葉狩り:貴船神社&鞍馬寺」 に書いているのですが、このことを知らずじまいでした。

新宿文化センターからの帰り際、ふとこんな思いにかられました。

「70歳のある部分の人たちは、こうして講座に通ったり実際に観光をしているのに、70歳の私は生涯現役を標榜しながら日常の世界に重点を置き、そのことで非日常的な体験をする機会を失ったり減らすことになったりしているのではないか?」

この問いには、いささか劣等感を味わいました。

「何かを得ていることは、その反面何かを失っていること」

この思いは、私のこの10年ほどの未解決の宿題です。

ただ、「日常をしっかり持っていることが非日常を充実させること」と思えないこともありません。

ここで、話は大転換するのですが、日産のゴーン会長の逮捕のニュースにはびっくりでした。

5年間に100億円近い報酬を得ながら有価証券報告書には50億円ほどと虚偽記載していたほかに会社の資金を私的に流用していたとか。
こういうことは、単独ではできないことですが、一流経営者が晩節を汚す事件です。

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おはようございます。アドラー心理に基づく勇気づけの研修(外研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(11月18日)はヒューマン・ギルドで アドラー心理学ベーシック・コース の4日目(最終日)を行っていました。

柱は(1)教育に生かすアドラー心理学 と(2)勇気づけの理論でした。

補講の方が3人加わったので、かなりグループの雰囲気が変わりました。

その中で山梨からお越しの高校の教頭先生のご質問で

「学校現場では、恐怖に基づくダメ出しが多いのですが、その現状をどう変えていったらいいのでしょうか?」

というのがありました。

私は、勇気づけの理論のところのダメ出し、ヨイ出しよりも丁寧にお伝えしようと、企業研修で使っているスライドを使って説明しました。

ベースは、「恐怖に代わる信頼」です。

JR西日本の新幹線トンネルで「風圧体感」研修 と 大坂なおみ選手とサーシャ・バイン コーチの信頼関係とを対比しながら、信頼に基づく指導の方がずっとパフォーマンスも高くなることを説明しました。

また、勇気づけのヨイ出しのところでは、その方の上司役を演じて「なぜ、どうして?」と追及するパターンと、信頼に基づく対処するパターンをデモンストレーションで演じました。

少々過剰サービス気味でしたが、的を射た良質の質問には丁寧な回答が出るという一例でした。

当日は、約4割の方が写真撮影をお断りになるという珍しいケースだったので、許可を得た人のグループだけ写真を掲載します。
そのため集合写真も断念しました。

最後は、勇気づけのメッセージを添えた修養証の授与、そして一人ひとりのご感想をお聞きして講座を終えました。

やはり、「本を読んでいただけではアドラー心理学の真髄は理解できない。講座に参加してよかった」との感想が多かったです。

◆次回の アドラー心理学ベーシック・コース は、次のとおり開催します。

日 時:2019年1/12.13.26.27(土日)、土曜13:30~19:00 日曜10:00~17:30
受講料:ヒューマン・ギルド会員60,000円(税込み)、一般64,800円(税込み) 
会 場:ヒューマン・ギルド研修室

なお、アドラー心理学ベーシック・コース の他地域での開催とその他の講座は こちら で検索してみてください。

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おはようございます。アドラー心理に基づく勇気づけの研修(外研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(11月17日)は、13:30~18:40に11月開催の アドラー心理学ベーシック・コース の3日目を行っていました。
前半の担当は、永藤かおる講師でした。

まず、特徴的であったのは、次の2つです。

1.名刺交換をしに来る人が何人もいたこと

私は、講座参加者に自ら名刺交換に出向きませんが、求まられれば自分からも名刺を出します。

2.講座中の写真撮影を好まない人が多かったっこと

私は、あらかじめ許可を得て講座中の写真撮影(不許可の人は外す)をし、このブログに掲載することが多いのですが、昨日は3割の人がノーだったので、写真撮影を断念しました。

講座後の懇親会でも写真は撮りませんでした。

さて、講座中に強調したのは、「共同体感覚」についてでした。

今年の11月は、第一次世界大戦の終結から100年の時。

フランスでは、11月11日に各国の首脳が集まり記念イベントが開かれていました。

この時期からの数年は、アルフレッド・アドラーにとっても1つの転機でした。

そのことを『アドラーの生涯』(エドワード・ホフマン著、岸見一郎訳、金子書房、7,400円+税、P.163)をもとに書いてみます。

アドラーの生涯
Edward Hoffman,岸見 一郎
金子書房

1つは、1919年からウィーン大学の医学部で講義ができるよう働きかけていたことが、1922年に却下されたことです。

そのことを当時52歳のアドラーは、『神経質性格について』の第3版(1922年)の序文に次のように書いています。

「この決定によって私は現在に至るまで大学生と医師に講義をすることができないでいる。知っている人は、私の考えを普及することがいかに困難だったかを理解する」

このことは、アドラーがアカデミズムの世界に進出することができず、一般の人たちに自分の考えを伝えるしかなくなったことを意味します。
個人心理学の大衆化路線とも言っていいでしょう。

もう1つは同時に、共同体感覚をより鮮明に打ち出したことです。

アドラーは、同じ序文に次のように書いています。

「個人心理学の合言葉は仲間、人間社会の差し迫った必要に対する共同体感覚のある態度である」

個人心理学の中核に共同体感覚を据えたことの宣言でもあります。


もう1つの、 アドラー心理学ベーシック・コース の共同体感覚の部分で私がお伝えしたことを書いておきます。
これは第3版の3年前に遡る『神経質性格について』の第2版(1919年)の序文にまつわる話です。

『アドラー心理学入門』(H.オーグラー著、清水弘文堂、絶版)によれば、アドラーが初めて共同体感覚に言及したのは、第一次世界大戦前に書いた『治療と教育』(1914年)という著書だったようです。

しかし、アドラーが1916年から1918年までオーストリア軍の軍医として従軍したアドラーは、この戦争から深刻な影響を受け、以前に出版し、戦後の1919年に第2版を出した『神経質性格について』の序文で次のように共同体感覚の重要性を力説しました。

「戦争は、この書物の(初版と第2版の)2つの版の間に行われた。戦争とその恐るべき結果、力への欲求と威光政策とによってむしばまれた、現代の、神経症的で病的な文明が示す、最もすさまじい集団神経症。現代の出来事の恐ろしいなりゆきは、この書物の単純な思考の流れを確証するものである。戦争の正体は、広く解放された力への意志 ― それは、人類に不滅の共同体感覚を抑圧したり、悪用したりする ― の、悪魔的な仕事であることが明らかである」

1918年11月に終結した第一次世界大戦は、アドラーの大きな転機にもなったことが窺われますね。

◆マリーナ・ブルフシュタイン博士(アドラーユニバーシティ(大学院)教授)の「アドラー心理学の歴史的流れ:時を超えて存在する理論とその応用」は、アドラー心理学の歴史的発展を学べる講座のご案内
 
100年以上経った今でも、アドラーの理論は多くの国々・無数の状況のもとで試され続け、大勢の人々がその有益性の恩恵を受け続けています。
講義や体験的な演習を通じて、アドラー心理学の歴史的な流れと現代・そして未来に続く発展を学ぶことができます。
 
 日 時: 2月1日(金)10:00~17:00
 会 場:ヒューマン・ギルド研修室
 受講料:一般25,000円、学生15,000円
 ファシリテーター:梶野真氏
 通 訳:埴原由美さん
 https://www.hgld.co.jp/p_lecture/view/649 こちらから詳細確認及びお申し込みができます。

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おはようございます。アドラー心理に基づく勇気づけの研修(外研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日は10:00~17:00に平日開催のアドラー・カウンセラー養成講座 の6日目を行っていました。

この2週間の活躍ぶりに続いて質問を受けると出るわ、出るわ(特定の人からの質問でしたが)。

「初回面接の留意点」について詳しくお伝えすることができました。

そのまま國分康孝先生の「面接の3本柱=コーヒーカップ方式」をもとにアドラー派ならではの対決(コンフロンテーション)、代替案(助言)のこともスライドを使って説明できました。

続いて、受講者の一人に職場の人間関係について 佐藤健陽さん(再受講) を皮切りに4人でリレー・カウンセリング。

午後は、家族布置と早期回想をもとにライフスタイルの分析。

最後は、イエス・バットの傾向があるクライアント役の方に対して私自身が対決(コンフロンテーション)で迫って見せました。

この後に、オープン・カウンセリング特有の「クライアント役の方から学んだこと」を発言していただくのですが、クライアント役の方に対する受講者の方々からの協力的姿勢にに満ちた勇気づけ精神に感激しました。

このことについてペルグリーノ博士(モントリオール個人心理学研究所理事長)は、とても大切にします。
しかし、オープン・カウンセリングを行うかなりの方が、このプロセスをカットしたり助言を認めたりすることがあるのがとても残念です。

「早期回想がなかなか読めない」という声が一部から聞こえたので、ある起業希望の方の早期回想を徹底的に読み込んだところ、なかなかのレベルに達していることが確認できました。

それぞれに人の成長ぶりが著しいことを確認でした講座でした。

◆次回の アドラー・カウンセラー養成講座 は土日開催で、次のとおり開催します。
ご検討中の方は、お早めにお申し込みください。

日程:2/9.10.23.24.  3/9.10.23.24(土・日・8日間)
時間:土曜13:30~ 19:00、日曜10:00~17:30
受講料:151,200円(税込み)
会 場:ヒューマン・ギルド研修室

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おはようございます。アドラー心理に基づく勇気づけの研修(外研修も)とカウンセリングを行う ヒューマン・ギルド の岩井俊憲です。

昨日(11月15日)は、2つほどうれしいことがありました。

昨年高血圧の根本治療を受けた東京女子医大附属病院で検査後、担当医の診察を受けたところ、かなりデータが好転していました。

昨年の12月上旬は、写真のように5日間入院をして、左の腎臓に行く動脈のところにカテーテルを入れて拡張させるステントを入れ、その結果、その後経過がすこぶる順調です。

午後には、かんき出版の山下津雅子常務から『人生が大きく変わる アドラー心理学入門』の3,000部重版、累計14刷のご連絡が入りました。

人生が大きく変わる アドラー心理学入門
岩井 俊憲
かんき出版

この本は、『マンガでやさしくわかるアドラー心理学』(日本能率協会マネジメントセンター)の次に売れている本で、このところの売れ行きは、こちらの方がずっと勢いがあります。

さて、「ヒューマン・ギルドと神楽坂」の物語のシリーズの4回目です。

今までの3回は、次をご参照ください。

・2018年11月5日付けブログ ヒューマン・ギルドと神楽坂=設立時の苦難の物語 
・2018年11月7日付けブログ   ヒューマン・ギルドと神楽坂=榎町時代(1):企業研修で業績向上
・2018年11月9日付けブログ ヒューマン・ギルドと神楽坂=榎町時代(2):経済的安定+精神的安定

本当は、1990年代の出来事を下書きしていたのですが、あまりオープンにしたくないので、割愛することにします。

その一時期の怒りの感情を気功法の指導を受けていた盛 鶴延先生に相談すると、盛先生はホワイトボードに「怒りの感情はそのまま認めるが、争うことを避ける」という意味で「怒不争」の言葉を残してくれたことが思い出されます。

そして、ヒューマン・ギルドは、1998年の1月に現在の、神楽坂により近い天神町への移転を図り、新規まき直しに入りました。その際も、盛先生に風水の立場から見てもらい、お墨付きをいただきました。

このビルは当時、オーナー家族が9階に住み、私たちの事業をご理解の上、とてもいい関係を築けました。

決して新しいビルではありませんが、手入れが行き届いています。

盛先生に話を戻すと、盛先生には、榎町ビル時代から23年ほど気功法の指導を受け、私の精神的な支えになってくださいました。

盛先生もまた、私の恩人の一人です。

私は常々「マルチ・バックボーン」と言って、自分を支える軸を2つ持つことを提唱していますが、私の場合は「アドラー心理学の研鑽+仏教を含む精神的な修養」です。

ちなみに、「アドラー心理学の研鑽」は、1999年4月末、カナダの地でジョセフ・ペルグリーノ博士との邂逅によって劇的な展開を示すのです。

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