アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリング、コンサルティングを行っています。
アドラー心理学による勇気づけ一筋40年 「勇気の伝道師」   ヒューマン・ギルド岩井俊憲の公式ブログ



おはようございます。ヒューマン・ギルドの岩井俊憲です。

私の勇気の伝道の1つは、可能性のある個人や組織を活性化させる―言い換えれば「勇気づける」―ことです。

昨日(3/7)、そのために新潟県の長岡市のスプーンフィールド(代表・高橋和枝さん、以下「和枝さん」で通します。http://spoonfield.sub.jp)を訪れたのです。

長岡駅に私を迎えに来てくれた和枝さんとは、電話で話すことがあっても、約10年ぶりのご対面です。夫になった関口直樹さんやスタッフ、利用者の方々をヒューマン・ギルドの講座に派遣してくれていました。

彼女の10代後半に初めてアドラー心理学ベーシック・コースでお目にかかった和枝さんは、雑誌のモデルから飛び出てきたようなの美人になっていました。花がある人です。「これだと人気が出るだろうな」と思いました。

スプーンフィールドは、不登校や引き込もりの人たちに生活の場を提供しています。

2001年4月に始まり、今ではすっかり長岡市に定着し、23人の継続利用者がいます。

昼食時間に飼っている犬や猫と仲良くなって、その後2階の応接室兼カウンセリング・ルームに通され、和枝さんとしばしお話ししました。

スプーンフィールドの提供しているのものは、カウンセリングや研修はもとより、利用者はパン作り、農業などに従事しながら、日々気功法を行い、プロジェクトとして利用者の体験をシナリオにして演劇として発表したりして、地域の関心を集めています。

和枝さんに名刺をいただいたら、折りたたみ式で次の文章が書いてありました。

無限大の夢の力が川のように
僕らの体内を流れている
じっと目を閉じて感じてごらんよ

その内なる流れが君の涙を集め
恐れる気持ちを癒していく
そして、水が溢れて広がるとき
君の手の中で可能性が花ひらく

<続く>

◎ヒューマン・ギルドのホームページ「トピックス」(http://www.hgld.co.jp/event1/miximotope-zi.html)の「岩井の『日記』など」に3月7日付で「バネのある子に育てる」(『児童心理』平成11年10月号掲載より)をアップしました。
この文章の一部は、佐賀大学の入学試験問題としても使われました。



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