伊藤ファミリーBLOG

「緑のgoo!」のテンプレートに変えてみました!
(注:コメントスパム・TBスパムは予告なく削除させていただきます)

OECD国際学習到達度調査

2007-12-04 23:54:27 | Weblog
asahi.com 『日本、読解力などで順位落とす 国際学習到達度調査』
YOMIURI ONLINE 『日本「お家芸」理数系で順位転落、OECD学力調査で判明』 より

OECD(経済協力開発機構)が15歳児を対象として行った国際学習到達度調査の結果、国別順位で日本は読解力で15位、数学的応用力で10位、科学的応用力で6位だったそうです。いずれも2003年に行われた前回調査結果(それぞれ14位、6位、2位)から大きく低下しています。

今回の調査対象になった年代は、いわゆる「ゆとり教育」で育ってきたまさにその年代の子どもたち。子どもたちの学力低下が最近になってようやく大きくクローズアップされていますが、それでも文部科学省はこの結果を真摯に受け止めると良いながらもOECDの平均レベルだというところ、まだ非を認めたくないような姿勢が見受けられます。

また子どもたちに科学に興味はあるかと問いかけに「興味がある」と回答した子どもの割合も、日本は57ヶ国中52位、「科学は役に立つ」と思う子どもの割合に至っては57ヶ国中56位と、科学離れが大きく進んでいます。とりたてて資源もない日本にとって、科学水準は国の将来を大きく左右する問題ですので、文部科学省も面子にこだわっていないで早急に何とか対策を立てて実行して欲しいものです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする