伊藤ファミリーBLOG

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「プロジェクトX」と「中学校の教科書」

2005-04-05 23:59:13 | Weblog
今日、会社から帰ってきたら、TVでNHKの「プロジェクトX」を放映していた(再放送かもしれませんが…)。今日のテーマは「首都高速」。今から45年も前に、当時最先端の技術(そして現在でも通用するような技術)を結集させて、たった5年で首都高速を完成させた技術者たちの情熱と努力には頭が下がる思いです。自分も技術屋としてもっと頑張らなければ…と奮い立たされました。

そんな興奮冷めやらないうちに見たのが、asahi.com の 『これが「発展」? 梅雨や月の満ち欠け、中学で』 という記事を読んで、愕然としました。

ちょっと前まで、少なくとも私たちの世代では、小学校で教わっていたような内容が、中学校の教科書の中で「発展的内容」ということで記載されるようになったということ。この国の行く末を考えると唖然とするような記事でした。

日本は取り立てて天然資源が恵まれているわけでもなく、現在では食料でさえ大半を輸入に頼り、「世界最先端の科学技術」が経済を支えている国であるというのに、ちょっと前まで小学校で習っていたような当たり前のことを、中学になっても「発展」的な内容だとして教えるような情けない状況になったとは…。いったい今の学校教育は何を考えているのやら…この国の行く末が思いやられます。

せめて、うちの子どもたちだけにでも、学校では習わせないような「知っていて当然の学力」はしっかりと身につけさせなければ…と決意を新たにしました。
コメント (2)
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