♬ 歌・唄・詩の日々

いい歌、いい歌手と出会いたい・・・
そんな気持ちを込めて綴る気ままな雑記帳です

「歌謡スクランブル」その2

2005年03月08日 | 演歌・歌謡曲
「NHK-FM歌謡スクランブル」の「春一番フレッシュ演歌」二日目も、なじみの曲が多い中に味な選曲があった。一番の収穫は山口かおるの『月の砂時計』だった。この歌手のことはこれまで全く知らなかったが、調べてみると、以前に青木香織という芸名で出ていて、昨年この曲で再デビューしたとのこと。
ハスキーボイスがこの曲の孤独感によく合っている。歌謡曲系の実力派として期待できる。

これまでNHK歌謡コンサートでは聴いているが、あらためてフルコーラスでじっくり聴いていいと思ったのが、三代目コロムビア・ローズの『出航五分前』と、谷川さと美の『紅の糸』だった。
『出航五分前』は張りのある歌声が小気味いい。この歌手は歌謡曲系を唄っても合うのではないか。
『紅の糸』は、なつかしい香りのする癒し系演歌である。優しい唄い方が印象的だ。

そしてラストの氷川きよし『初恋列車』の前という好位置で、竹川美子の『江釣子のおんな』が登場。紹介コメントも、「演歌ファンを中心にジワジワと人気を集め、すっかり浸透しました。」と好意的なものだった。いよいよこの曲も演歌のスタンダードナンバーになりつつあるようだ。
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