♬ 歌・唄・詩の日々

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好調の長保有紀・城ヶ島雨情

2005年06月23日 | 演歌・歌謡曲
長保有紀の新曲『城ヶ島雨情』が好調である。
最新の各種チャートを見ると、オリコン演歌ランキングウィークリーでは3位、カセットチャートでは4位、有線リクエストチャートでは何と演歌ではトップというすごさである。まさに快進撃といってもいい。

この好調の理由はどこにあるのだろうか。私もこの曲をFMからの録音で初めて聴いたときに、妙に印象に残り、何度も聴き直して、いい曲だなと思った。
まず演歌のツボを押さえた小気味好いアレンジがいい。聴いていて何とも言えず気持がよくなるようだ。
長保有紀の歌唱は、独特のひっかかるようなくせがあるが、この曲においては、流れるようなメロディーに調和して、ほどよい情緒をかもし出していると思う。
北原白秋の「城ヶ島の雨」を本歌取りしたような、木下龍太郎氏による歌詞も味わいがある。韻律が七五調になっているので安定感がある。

こうして見ると、この曲は大衆歌謡としての演歌の魅力に満ちていて、まさに「安心して聴ける演歌」といえるだろう。



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