「私利私欲の権化」である菅直人首相と仙谷由人官房長官は、いまや早期退陣して「滅私奉公」すべきだ

2010年11月19日 20時31分33秒 | 政治
◆なぜ菅直人首相と仙谷由人官房長官が、国家指導者としてダメなのか。菅首相の口癖を真似て「何と申しましょうか」と言えば、それは、ズバリ言えば、「私利私欲」に凝り固まっているからである。
 菅首相は1946年10月10日、岡山県出身の父・菅寿雄の勤務先、山口県宇部市に長男として生まれた。本籍地は岡山県久米郡福渡町(現在の岡山市北区建部町)である。父・寿雄であるは宇部曹達(現セントラル硝子)に勤める技術者だった(のち常務)。姉が一人いる。だが、山口県宇部市育ちだけに少年時代は、幕末の志士・高杉晋作に憧れていた。菅政権が誕生したとき、「奇兵隊内閣」を気取っていた。だが、高杉晋作を気取るのは、おこがましい。高杉晋作を冒涜するのも甚だしい。誠に失礼である。
◆高杉晋作は、言うまでもなく、奇兵隊の創設者である。師匠は、吉田松陰、これも言うまでもない。高杉晋作の背骨には、吉田松陰の凄烈な精神が貫いている。それは、「公」という精神である。コソ泥のような薄汚い菅首相と仙谷官房長官のような私利私欲の輩のそれからは、天と地ほどの距離がある。
 思い出していただきたい。吉田松陰は藩士・杉百合之助の二男に生まれ、幼名・虎之助、わずか5歳のとき、叔父・吉田大助賢良の仮養子となる。吉田家は、家禄わずか五七石の微禄ながら、孫子の兵法を教える山鹿流兵学指南として代々藩主毛利家に仕え、藩校「明倫館」の軍学教授を務めてきた。吉田松陰は、その8代目を6歳で継ぎ、名を大次郎と改める。だが、ぎ、藩命により、家学を高弟が代理し、そのなかに、叔父・玉木文之進がいた。
 夏のある日、吉田松陰は、玉木文之進から教育を受けていた。そのとき、吉田松陰は、額から垂れてきた汗を素手で拭った。すると、玉木文之進から鉄拳が飛んできて、座敷から縁側の下までぶっ飛ばされてしまった。吉田松陰が、理由をたずねると、玉木文之進は、こう諭した。
 「お前は、いま勉強している。それは、『公』のためである。しかるに、お前は、汗を拭った。それは私的なことだ。『公』のために学んでいることを忘れてはならない」 
 吉田松陰は、納得して、勉学に励んだという。「滅私奉公」を説く叔父の「折檻教育」によく耐えたのである。
◆菅首相と仙谷官房長官からは、これほどの凄まじい「公意識」が少しも感じられないのである。内閣支持率が急低下するのは、当たり前である。にもかかわらず、菅首相に「支持率が1%になっても頑張ってください」と激励した民主党幹部がいたという。これに菅首相は「石にかじりついてでも、総理大臣の座を守る」と応えたという話もある。だが、総理大臣の座に恋々とし、しがみついているだけの国家最高責任者であってもらっては、国民が最大の不幸に陥れられることになってしまう。
◆菅首相は、「抱きつき首相→ストーカー首相→しがみつき首相→石にかじりつき首相」とどこまでも、見苦しい総理大臣である。元来、長州の武士たちは、上士も下士の区別なく潔い振る舞いを誇りにしてきた。吉田松陰しかり、久坂玄瑞(妻が吉田松陰の妹)しかり、高杉晋作しかり、玉木文之進(萩の乱の首謀者と見做され切腹、介錯は吉田松陰の一番上の妹お芳が務めた)しかりである。
 「私利私欲」の塊、その権化となっている菅首相には、「滅私奉公」の精神が、まったくと言っていいほど欠けている。これでは、「死に体」と揶揄されるのは、当たり前である。一日も早く退陣すべきなのである。

本日の「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」
小沢一郎元代表の復権を目指して、小沢支持派が「「いざ鎌倉へ」とばかり駆けつける態勢にある

◆〔特別情報①〕小沢一郎元首相が11月18日夜も、小沢支持の1年生議員たちの懇親会に出席した。16日から連続の懇親会出席である。今回は、ひとつの会合に集まるといのではなく、複数のグループがそれぞれ懇親会を開くスタイルなので、菅直人首相や仙谷由人官房長官が、全体を把握して、官房機密費を注ぎ込んで、潰しにかかるのは、かなり難しい。小沢支持派は、これまでに130人の勢力に復活してきているという。さらに、隠れ小沢支持派か、菅政権の下で雌伏しており、時来たりなば、「いざ鎌倉へ」とばかり駆けつける態勢にある。

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第五章 小沢に求められるもの

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