東京都の石原慎太郎知事が、「ビデオ映像が流出して、どこが悪いんだ」と菅直人政権を痛烈に批判、痛快だ

2010年11月06日 23時59分40秒 | 政治
◆「ビデオ映像が流出して、どこが悪いんだ」-東京都の石原慎太郎知事が、尖閣諸島沖で起きた中国漁船衝突事件のビデオ映像が流出を喝采している。実に痛快だ。また、国民の多くが、海上保安庁に「犯人探しをするな」と内部告発者擁護の電話をかけているという。
 菅直人首相が政権の座に就いてから、まだ5ヵ月足らずというのに、江戸幕府さながらに、「拠らしむべし、知らしむべからず」の姿勢を強めていることへの不満を募らせているのである。それは、「クリーンでオープン」と言っていたことからは、あまりにもかけ離れているからである。
◆菅直人政権の情報管理体制のあり方が問われているけれど、情報統制に慣れたマスメディアが、海上保安庁などに焦点を合わせて、犯人探しを加勢するような論陣を張っているのは、極めておかしな現象である。
 マスメディアは、菅政権がひた隠してきたビデオ映像を「すっぱ抜く」のが務めであるはずなのに、内部告発者から「YouTube(ユーチューブ)」に投稿されてしまい、マスメディアのメンツは丸つぶれであった。
 その腹いせか、マスメディアは、一斉に犯人探しに狂奔しているのであるから、何おかいわんやである。このごろのマスメディアは、いつから政治権力の下請け機関に成り下がったのであろうか。NHKの相撲記者が、家宅捜査(ガサ入れ)情報を親方衆に漏らしたとして、捜査当局からクレームをつけらたNHK上層部が、担当記者を処分したというのも、よくよく考えれば、マスメディアの立場としては、これもまたおかしなことである。そんな大事な捜査情報ならば、漏らした捜査担当者が悪い。たとえ市民であるとしても、捜査に対していちいち協力する義務はない。どうもみんな勘違いしているのではなかろうか。
◆もっと深刻なことがある。それは菅直人首相が誕生してから何か心が落ち着かなくて、気分が勝れないことである。それが、日本全体を覆って、陰鬱な気持にしている。それは何が原因かを突き詰めて分析してみると、ちょうど写真の「ポジ」と「ネガ」の関係に起因しているのではないかという結論に達した。言うなれば、菅直人首相のものの考え方が、世間一般のそれとまったく逆転していることから起きていることに気づく。
◆その代表的な言葉が、「最小不幸社会」である。普通ならば、「最大最多数の最大幸福」と言って、前向きに言うべきなのに、それを反対の方から主導しようとしているから、気持ちが不安定になり、心まで落ち着かなくなる。プラス志向すへきところを、マイナス側から「反転思考」するので、気分がおかしくなる。
 ①-∞「最小不幸社会」←0→「最大最多数の最大幸福」+∞
 ②「脱小沢=小沢排除」←0→「親小沢=小沢取り込み」
 ③「不都合・不得意なことは逃げ回る」←0→「責任を持って相手にぶつかる」
 ④「小田原評定(熟議)にこだわり、責任転嫁」←0→「指導力を発揮して責任を取る」
 ⑤「ビデオ非公開=公開禁止」←0→「ビデオ公開=情報開示」
 ⑥「中国漁船船長釈放=事実上捜査中止」←0→「中国漁船船長起訴=司法手続き完遂」
 ⑦「中国首脳への抱きつき戦術」←0→「国家主権に基づき主張すべきことを主張する」
 ⑧「自ら解決すべきことを他人に丸投げする」←0→「自ら解決する」
 ⑨「部下をはじめ他人のせいにし、問題をすり返る」←0→「自分がすべてを背負う」
 ⑩「直ぐにイラつき、怒り狂う」←0→「常に冷静で、浩然の気にあふれ悠然と構える」

これでは、もう「イカン」と痛感し、倒閣を願う国民が、増えても仕方がない。政策ではなく、精神衛生上の問題なのである。

本日の「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」
イスラエルとイランを核戦争の発火点にしようという画策が進むなか、エドモンド・ロスチャイルドが「中国東北部に新たな安住の地」を求めていたのが思い出される



◆〔特別情報①〕英国ロスチャイルド宗家の令嬢シャルロッテ・ドゥ・ロスチャイルドさんのプライベート・ミニ・コンサートが11月6日、東京都港区六本木の六本木ヒルズ内のグランドハイアット東京2階の「アニス」で開かれた。シャルロッテさんは、エドモンド・ロスチォャイルド(昨年1月91歳で死去)の愛娘。オーストラリアのザルツブルグ音楽院とロンドン王立音楽院を卒業したソプラノ歌手(ハープ奏者)でありロスチャイルド家と欧米音楽家関係史研究の第一人者として広く世界に知られている。

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第五章 功利的思想 

筆者が三年前シェクスピーアのべニスの商人で有名なべニスの猶太窟の跡を訪ねたた處、丁度中心人物シャイロツクの後裔とでも見えるユダヤの老人が何もせずに立つて居るから、この邊りに猶太寺院があるなら一寸見たいがと尋ねると、そこにあるから開けて來ると云ふて駈け出し又小戻りをしたり間誤ついてから帰って來て、今日は鍵を持つた人が留守の爲開けられないと言ふから、致し方ないどうも御苦労と礼を述べて立去らうとすると、御客様私は御覧の通先きから時間をつぶしたり(二分間程で距離五十米程)歩行をしたから何とかその御手當をと申出した、

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「孫の二乗の法則~ソフトバンク孫正義の成功哲学」2007年7月刊-第1章 まず「事業五十年計画」を立てる-⑧アメリカ留学は司馬遼太郎「竜馬がゆく」の影響


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