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最初のイギリス人

2018-02-22 15:21:23 | マクロビオティック

               最初のイギリス人は碧眼のアフリカ系かと思われる肌の色だった!!!!!

このニュースが流れて白人社会に驚きが走ったとか・・・・・『そお~れ、ご覧!』という感じで嬉しく思いました。将来いろんなことが事実の証拠として出てくると思います。その時に意外な事実が出てきたにしても、事実は事実として自分の意見を再考査して修正しなければならないと思います。今回は、人類がアフリカで誕生して全世界に散らばった、という事実を証明していると思います。

目というものが鼻や口、耳と同じように神経系の一部が露出しているのですから、光刺激に対して最も早く対応したのだということがよくわかりますよね。神経系というものは情報伝達組織なのですから、速くなければ意味がありませんものね。そして対処も速く、目の色も変えた!!!!!ただあんなに青かったのか?あの肌色なら、まだもう少し黒っぽい青だったのでは??・・・・・といろいろ疑問が湧いてきますけれど、ともかくも『碧眼』の遺伝子を獲得していたということは、彼の部族がアフリカを脱出して中近東を通り『北回り』をしたのだということはわかると思います。私達人類はその昔はみんな有色人種(そういう土地に住んでいたから)で、居住した環境条件によって必要に適応して多様性を獲得し現在の人種に分かれたというわけですね。マクロビオティックの言う『食の種類』という環境条件も大きく関与していることは間違いありません。今後の展開が楽しみです。

 


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a さんへ

2018-01-15 11:35:06 | マクロビオティック

コメントをいただきありがとうございました。コメント欄でお返事を書くのはちょっと長くなりすぎるかなと思って、記事にしました。最初にお断りしておきますが、マクロビオティックというのは極めて個人的なものです。なぜかというと条件が違いすぎるからです。それでも日本人の食生活という伝統の上に現代日本人がいるという点では、類似点が多いのでご参考にはなりうると思うのでお返事いたします。

 

(この色の部分は頂いたコメントの引用です。)・・・・・・病院でMRI検査を行ってもらった所、頭の真ん中付近(眉間のそのまま奥部分)に約2.2cm大の腫瘍(おそらく髄膜腫で良性腫瘍との事)が見つかりました。
腫瘍の位置が若干左側に寄っており、特に左眼の視神経を圧迫している為、現在左眼が全体的に霧がかかったように白っぽく見えている状態です(病院では「視野狭窄」と言われました)。
医師からも家族からも外科手術での腫瘍摘出を勧められているのですが、先生のブログを見つけ、読ませて頂きました。

・・・・・・・・・・・・・・食事療法で治る可能性が自分にも少しでもあるならばと思い、ブログを参考にさせて頂き約2ヶ月経過した所、体重は10kg程度落ちましたが症状にはあまり改善が見られない(約1ヶ月後のMRI検査でも腫瘍の大きさはほぼ変化無しとの事)、それどころか最近左眼の状態が少しずつ悪化している気さえしているので、おそらくやり方を間違えているのでなないかと思っています(まだ食べ過ぎている、等)。

差し支えなければ、療養中毎日どのようなメニューをどれ位の量採っていたのかをもう少し詳しく教えて頂けないでしょうか?

 

まず申し上げなければならないことは、食事療法で治る可能性はあると思います。ですが、aさん独自の条件で時間がどれくらいかかるかは申し上げられません。ですから、時々チェックをしなければなりません。そしてそれが日常的にどれくらい問題があるか、(一喜一憂する必要はありませんが)差し迫った問題があるかどうか、かかっておられる先生と相談しながら進んでください。私の場合は、大きすぎて手術を進めるにも放射線照射するにも医学的に問題あり、というわけで判断が私に委ねられました。

身長175cm 68kg(現在の体重) 東京都在住の30代男性・・・・・・立派な健康的な体格のように思いますが、体重が落ちて何か調子が悪いとお感じですか?ともかくもマクロビオティック的な食生活になさったのなら、私の推測ですが、目の状況は別にして、健康状態は良くなられたのではないかと思います。以前は多少太りすぎておられたのではないかと思います。これは私の考えですが、腫瘍というものの大半には過剰な脂肪というものが関係していると思います。そして、たまった脂肪の溶けやすさには、溜まっている体の部位と時間の経過(つまりその脂肪の古さ)がかかわっていると思います。おなかの脂肪より頭の脂肪は取れやすいと思います。髄膜腫の大きさが変わっていないそうですが、そうかもしれませんし、見かけはそうでも実質は変わっているかもしれません。これまでの食生活を、他人に公表する必要はありませんが、ご自分でははっきりとさせる必要があります。

以前は78キロくらい体重がおありだったのですよね。太りすぎだと感じておられたのですよね。まだ食べ過ぎている、等・・・・・と書いておられるところを見ると、大食漢だったと感じておられる?????『どんなものをどれくらい食べてきたのか・・・・・』これを自分ではっきり知ってください。誰にも言わなくても結構です。ただ協力してくださるご家族とだけは情報を共有してください。太りすぎだということは、脂肪の過剰だということですよね。そして脂肪固体の油(肉や魚の脂肪)などのこってりとしたものだけではなく、さらっとした液体の油(植物油などの食用油)、砂糖類や穀類など炭水化物の取りすぎ・・・・・など、ともかくすべての余剰は何でも体内の貯留物である脂肪になります。

30歳の男性・・・・・働き盛りですから、ご自分の活動量に合わせて食べる必要があります。一度土曜日にでも、夕食を早めに食べて朝まで食べずにお過ごしください。朝起きた時に空腹感を感じてください。動物の生きる基本は『ひもじさ』です。それくらいの量が一番だと思います。活動しているお昼は少しくらい食べすぎても構いませんが、『ひもじさ』が貯留している脂肪を溶かすカギです。十分に補給していては、貯留物を溶かす必要がありませんからね。その上で、ご自分のマクロビオティックを実践なさってください。ただ、よく噛むこと!!!!!何でも30~(できれば)50回噛んでください。

 

・構成食材を標準食の中庸領域に合わせて、腫瘍を溶かしやすい大根や蕪、キャベツなどを毎食摂る・・・・・基本的に水煮、蒸し煮、茹で物が良い。根菜類のお煮しめなど。肉類は脂肪の少ない鳥のむねみ、ささみ。お魚は、ヒラメやカレイがおすすめです。マクロビオティックをしておられたわけではない場合、肉類やお魚類の食べ物を完全になくすことは難しいと思って挙げましたが、期限を切って完全になくすことも良いのではないかと思います。また、おろし大根とともに塩煮をすると美味しいし良いと思います。私はピーナッツなどの脂肪の多い種子類も、黒ゴマ以外は食べませんでした。乳製品なども、もともと好きではなかったので、無し。お豆腐も問題です。湯豆腐や冷ややっこはお薦めできません。煮しめるか、炒り豆腐にするか、そして高野豆腐が安全です。
・マクロビオティックで許容範囲に入れられている嗜好品(果物や菓子類など)を完全に絶つ・・・・マクロビオティックにも許容範囲に入れられているお菓子などがあります。だからと言って、本当は不要なんです。現代人は我慢がなりませんから、まあこれくらいは・・・・・となっています。それも全部アウトにしました。町で売っている一般的なパン・・・・・どれも膨らし粉やイーストが入ってお砂糖が入っています。そして小麦粉を焼いたものは、みな腸を傷めやすいんです。『腸こそ命の故郷』です。腸を大事にしないと、きれいな血液もできません。きれいな血液が腫瘍を溶かしてくれます。

・一日玄米おむすびを2回、4個の、徹底的な小食でやり過ごす・・・・・これが、私の『ひもじさ』の限度でした。私の場合は舅が入院したために、時間的な余裕もなくなって、必要最低限の食事を持っていく必要がありました。これが家を空けるために携帯したお弁当でした。それに消化という仕事はかなりエネルギーを使います。小食になれると、体が軽くなります。それでも(私の意見ですが)何か特別の目的がない限り、はた目から異常に思えるほどやせすぎるのは問題だと思います。健やかでなければなりません。それに私はかなり小柄で、運動量も少ないと思います。
・「脳腫瘍に良いスープ」を摂る・・・・・・これは、久司先生が以前発表しておられたもので、マクロビオティックで基本的な『甘い野菜のスープ』というものをアレンジしたものです。『甘い野菜のスープ』というのは、キャベツ・玉ねぎ・人参・かぼちゃをみじん切りにして目分量で同量用意し、その全量に4倍の水を加えて沸騰させ火を弱めてコトコトと10~15分煮出して、ストレーナーで濾し(つぶしてはいけない)たものです。これは、胃や膵臓のためのスープです。『脳腫瘍に良いスープ』というものについては、現在詳しい資料がありませんが、帰郷して以前の日記などを調べたところ(故郷を離れていた間にお尋ねくださった方には、探せませんでした)、干しシイタケを1として(本当は刻むのかもしれませんが、私は直径5センチくらいの原木干しシイタケを丸ごと)、黒炒り玄米、キャベツ、ニンジンをそれぞれ1、それに切り干し大根を2の割合で、その全量の4倍の水を加えて同じように静かに煮出したものを朝晩カップ1杯飲みました。これは、何でもない場合も頭がすっきりとします。1~2か月後に一日に1回にしたように思います。(もしかすると、切り干し大根ではなく、キャベツが2だったのかもしれません。)多めに作るのは構いませんが、せいぜい2日です。本当は毎日新しいものが良いのです。濾し残りが気になりますが、味は全部抜けていますしお料理に使えない場合は、お詫びをして始末してください。私は肥料にしていました。


・途中で自分独りでやってきたプログラムに少し不安を覚え、久司先生に直接ご相談し、修整をして頂いた・・・・・これでいいのか悪いのか、私もさっぱりわかりませんでした。(自分のことは案外わからないものです。)それで幸いにも久司先生にお目にかかることが出来ましたが、『それで良い』とおっしゃいました。安心をいただいたと思います。この『安心』というのがこれまた大切な要素で、私は医師でもなく相談に対して何の回答も差し上げられませんので、一つ提案です。『白隠禅師の軟蘇法』というのをご存知ですか?夜お休みになる前に、今日一日の反省と感謝をします。自分が作った血液が自分の処理しきれない余分の貯留所を頭の中のある部分に作りました。ほかの場所にも作っているかもしれませんが、ほかの場所はそれほど問題にならないのかもしれません。知らないうちにちょっとした亀裂や隙間ができているところに、作るらしいのです。その場所が忍耐の日々を送ってくれたことに、お詫びと感謝をすべきですよね。人体というものは、自分のものと思っていますがそうではなく、小さな細胞の集合体なんです。ペット(寄生虫や細菌)も飼っています。それぞれの細胞がお役目大事に励んでいてくれるんです。人間の社会みたいですよね。ですから『自分』は暴君になってはいけないのだと思います。日々お詫びと感謝をします。

そのときに、頭の上に軟蘇・つまりトロトロに溶けたチーズをのせた様子をイメージしてください。このチーズは仏様の慈愛に満ちた手です。それが溶けて頭の中の腫瘍を取り囲み消している様をイメージしてください。そして腫瘍の部分を『ありがとうありがとう』と思ってください。これに関しては、私の髄膜腫のシリーズの最後『体験感想記3(身体的心理的精神的)』をお読みください。ご参考になるかと思います。それから強い電磁波の影響についてもお考え下さい。脳は総合的に電磁波を含めた振動の送受信器です。(携帯に関しては、いつもこのブログでご紹介している和みさん(0950-23-2566)で、電磁波をカットする充電用品を販売しています。安い(15000~20000円?)ものではないかもしれませんが、家族全員で使えます。)


とブログにありますが、自分の場合具体的にどのようなメニューを1日どの位の量(「脳腫瘍を溶かすスープ」の摂取量も含む)摂れば良いのかがはっきり分からない状態です。

お恥ずかしい話ですが、自分はマクロビオティックにあまり詳しくなく、そもそも玄米の選び方や洗い方・炊き方(普通の炊飯器しか持っていません)からして間違っている気がします。
その他もし何か参考になる書籍(先生ご自身または娘様が出版されている書籍含む)があれば、そちらもあわせて読ませて頂きたいと思っております。

色々調べてみましたが、他に食事療法で髄膜腫を治した詳細を記載したブログが見当たらない為、何かアドバイスを頂ければ非常に助かります。・・・・・ご家族も一緒に玄米を召し上がっておられるのなら、いいですね。だけど無理強いは出来ませんよね。お返事した内容で慣れてきたら、本を読んで研究なさるのが良いと思います。ブログの自己紹介欄にある私の本にも基本的なことや食事の量についても一応書いたつもりですが、私の本は売れないので、増版もされませんでしたからもう無いかもしれません。(前述の自然食品・和みさんには何冊かあるかもしれません。)娘の最初の本『マクロビオティックと暮らす』は、若い方には人気がありますし、娘ながらよく書いていると思います。娘たちはDVDによる通信講座も出しています。本には一般的なことしか書けません。それでも、玄米ご飯は少なくともガスで炊いてください。簡単なのが圧力釜です。美味しく炊かないと長続きしません。それから調味料(塩・醤油・みそ)を天然自然のものにしてください。マクロビオティックでいう陰性のものは極力避けてください(精白したもの、抽出したものなどの部分的な食品、アルコール、甘いもの、くだもの、農薬類・・・・・等々)。

 

今回、とりあえず、これくらいは・・・・・ということをお返事記事にしました。続けていると、ご自分の内側から、何かすっきりとしてくるはずです。それから、医学的検査も肯定的に受け止めてください。問題があるときは、何か考えないといけないことがある印ですから。マクロビオティックの良いところは、頭がすっきりして色々とひらめくようになることです。精進料理の意味が分かってきます。読まねばならない本も自然と目の前に現れてくるし、必要なものに出会うようになります。ご自分のマクロビオティックをお創りください。私も日々新しい問題にぶつかっています。でも問題を認識した時には、解決できるはずだと信じています。

 

 

以下は医師である主人からの伝言です。マクロビオティックの信ぴょう性については、様々な議論があります。しかし家内の髄膜腫についても膵臓の術後の経過についても身近で見せられて、心の気楽さと回復度に驚くとともに認めざるを得ません。ご家族や信頼できる脳外科医とよく相談なさることをお勧めします。脳外科も随分と進歩し手術による侵襲も一段と抑えられていると思います。ただ、いずれにしろ食事は非常に大事な要素です。お若いので、くれぐれも大事にお考え下さい。

 



 

 

 

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大根の切り方あれこれ

2017-11-10 13:21:29 | マクロビオティック

大根と白菜の季節??????を迎えようとしています。最近は白菜まで夏に見かけるようになりましたが、冬の白菜には到底及びませんよね。もっともっと寒くなって分厚くなった白菜の茎を縦に厚めの千切り(・・・・・というか拍子木と言ったほうが良いかもしれません)にして、例の『イキな塩』で塩もみして食べます。これだけで十分なくらい美味しい即席漬けです。

 

ところで今日は大根についてです。マクロビオティックでは切り方の原則というものがありますが、近ごろの私は寄らず離れず・・・・・お味噌汁にはどうしても千六本(に、薄揚げとわかめ)が好きです。澄まし汁には薄めの短冊というか、長めの色紙切りというか・・・・・。千六本は大根を横切り、色紙は縦切りにします。なぜかというと、千六本を縦切りにすると筋っぽいし、色紙を横切りにすると崩れてしまうからです。大根のなますも縦切りにしないとできませんよね。縦切りでものすごく細くした千六本はお吸い物にはかなり合うと(私は)思います。

冬は大根の煮物がおいしいですよね。風呂吹き大根、おでん、炊き合わせ・・・・・・ですが、大根はすぐには煮えない?????・・・・・下拵えがいる?????・・・・・それで思いついてもついつい先送りの憂き目にあっているのではと思って、今日の記事にしました。昨日も夕食が一人だったので、大根と厚揚げの煮物がメインディッシュとなりました。何を食べようかなあ~~~~~と冷蔵庫を覗いてすぐに出来る大根の切り方があるんです。

それは、皆様おなじみの

           乱 切 り ・ ・ ・ ・ ・

細めの大根(大根足のような大きな大根の場合は二つ割か四つ割りにしてから)を輪切りにするくらいの大きさに、回しながら『乱切り』にするんです。こうすると、おでんでも何でも簡単に味が染みて短時間に柔らかく煮ることができるので、今夜の夕食のメニューに簡単に取り入れることができます。こうして冬の味覚を思い立った時に献立に取り入れられる・・・・・って、かなりうれしい事実ではありませんか?????『大根を煮るといえば、時間がかかる』という常識から解放されて、気楽にいつでも大根の煮物を作ることができるようになります。どうしても輪切りでなければ・・・・・という方は別ですが、この乱切りの方が実はおいしくやわらかくできます。


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挑戦!!!春の味

2017-04-22 13:01:38 | マクロビオティック

春になって庭の手入れが大変になってきました。オオデマリは満開、ツツジも咲き始めています。木蓮と柿の葉の独特の新緑が初夏を告げています。かいうの清々しさが嬉しくて、家の中にも取り込みました。気分爽快です。

 

        

そんな庭巡りで目に留まったヨモギの新緑?????摘み取った爪は黒くなりました・・・・・『あく』が強いんですね。お団子や天ぷらにすべきでしょうが、物は試し・・・・・野草ですからお湯にかなりたっぷりのお塩を入れて茹で、水にさらして食べてみました。ちょっとモゴモゴした味と感触で、食べられないことはありませんが、そのまま食べるには・・・・・?????何しろ『もぐさ』の原料(?の仲間?)でしょうからね!!!!。それで思いついたのは、ふりかけ。小さく刻んで乾煎りし、炒って擂ったゴマと削り節を混ぜ、濃い口しょうゆを炒りつけて味をつけました。・・・・・これが何と・・・・・初めは大根葉のようにすっきりとはしてなく、最初の感触通りモゴモゴが残った感じ・・・・・だけど、何となく病みつき(?)になる味で、ご飯をお代わりする始末!!!!!

たっぷりの擂りゴマとかつおの削り節を混ぜたのが正解だと思います。今日もう一度試してみるつもりです!!!!!

 

 

 

23日追記 : 続けて作ってみました。これは案外万人がおいしく食べられる『ふりかけ』なのではないかと思います。子供の頃怪我の血止めに使っていたくらい、なじみのある野草です。先々の万が一の『飢饉の備え』になるかもしれません。嫁菜でも試してみようと思います。


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芽キャベツ

2015-03-04 10:58:20 | マクロビオティック

春野菜の季節になりました。美味しい菜の花もたくさん出回っているし、母の思い出の味『結びネギ』・・・・・あの清々しい浅緑色の分葱のぬた・・・・・近ごろは自然栽培やら有機栽培やらと、それなりに無農薬野菜の選択肢も増えているのがとてもうれしく有難く思います。

が、です。そういった栽培品目に芽キャベツを見つけるのはなかなか難しい・・・・・・それでもなお、私は芽キャベツが食べたい・・・・・私は芽キャベツが好きです。それもあっさりと塩茹でにして食べるのが好きです。おやつのような感じです。だけれどどこにでもは売っていません。先日も平戸からの帰途、名古屋駅の高島屋に寄って買って帰りました。そして昨日初めて自宅近くのスーパーで見つけました。もちろん、買って帰りました。

 

こういう春野菜で一番活躍するのが、『自然食品和み(0950-23-2566)』発案の『あく抜き法』です。私は野菜に応じてそれなりの簡略化もしますけれど、お蔭で安心して美味しく食べます。春の定番、『セリの胡麻和え』もこれ無しには考えられません。5年前に出版した私の『マクロビオティックに学ぶ暮らしの知恵』の中でも『ぶくぶく装置』としてご紹介したものと同系列のものです。『ぶくぶく装置』を使った方が強力ではありますが、あく抜き塩を使ったものからお塩だけの簡略なものまで、色々あります。春野菜の季節、気になる方にはお役に立てるのではと思って、記事を書きました。

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ガラスコップの曇り

2014-12-12 11:45:07 | マクロビオティック

食器棚から取り出したガラスコップが曇っているのを見ると誰しも気持ちが曇ってしまう・・・・・のは同じだと思いますが、これはなかなか解決が難しい・・・・・問題を含んでいます。カテゴリーを『マクロビオティック』にしたのもそのためです。

マクロビオティックばかりではなくその他の自然志向の考え方を取り入れて暮らしていると、『洗剤』という問題にぶつかります。以前にも書いたことがありますが、『自他』の境界が段々無くなってくるという意識の変化が日々の入浴時、お洗濯、食器洗いにどんな洗剤を使うか・・・・・という問題意識となり、商品選びとなって現れてきますが、これがことガラス製食器となるとなかなかに難問です。

ガラスコップは他の食器と違って直接口が触れるものです。したがって使った人の残骸(?)が色濃く残ってしまいます。使う人みんなが低脂肪食(?)だとあまり汚れないので、大して問題にならないのかもしれません。ですが、ですが・・・・・・家族や友人や来客が様々な食に対する主義主張を持っていたら・・・・・・自然主義派の主婦は悩まざるを得ません。合成洗剤を使って見かけはピカピカになったとしても、食器に付着して残っているかもしれない洗剤成分、下水を必要以上に汚したくないという意識・・・・・そうして選んだ結果、自然派洗剤の脂肪分(?)がかえって重複させてしまうのか、『ガラスコップの曇り』という不透明な洗えども落ちない油膜を残してしまうという何となく悲しい状況!!!ガラス製品は透明度が命なんですから。

 

もう破れかぶれ(?)の私は『新しいのに代える!!!』という大上段に振りかぶった選択をしてきました。いつもご紹介している平戸の『自然食品和み』の堀江社長から『松の力』という洗剤を紹介されて実際に使ってみるまでは・・・・・・です。これは松脂石鹸なんですが、液体になっていて用途に応じ希釈自由という実に使いやすい洗剤です。私はもともと皮膚が丈夫なので、あまり肌荒れはしたことがないのですが、お湯で洗剤を使っても手荒れに何の心配もありません(まあお湯の温度にもよりますが)。その『松の力』でうっすらと付きかけていたガラスコップの油膜が落ちてきました。かなり強かったのも今では縁に残っているだけで、間もなく取れると思います。

これは朗報ではありませんか!!!!和みさんで販売の準備が整ったというので、記事にしています。これまで試験台だった私ですが、今ではこれ一種類でお台所から、お風呂場・トイレ、お洗濯のすべてをカバーしています。堀江さんはどうやらこれで体や髪も洗っているらしい???・・・・・。私も間もなく試してみる予定です。ただ髪だけはその人のタイプがあるので一概におすすめは出来ませんが、体用には問題ないと思います。

 

ともかくも、ガラスコップの油膜に悩んでおられる方は、試してみる価値は十分にあると思います。お問い合わせは、自然食品和み:0950-23-2566、にお願いします。


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秋になりました。

2014-10-11 08:55:35 | マクロビオティック

柿がなって栗がとれて・・・・・秋になりました。道端でもススキがそよぎ、野菊が咲いている・・・・・だけどまた台風がやってこようとしています。被害が少なくて済むようにと、誰しも念じておられることだろうと思います。

最近は年追うごとに台風が変わり、暑さがひどくなっています。・・・・・で、今年の夏野菜は、防御のためか、苦くなって一段と味が落ちました。なり物のきゅうりも葉野菜の小松菜なども、みな苦くて料理人として悲しかったですよね。秋になってすこしホッとする味にありつきたい・・・・・と、今年はちょっと欲求不満気味だったところに、私には前回の記事にした『とんご柿』が届き懐かしい味に慰められ気分を和ませることが出来ました。

 

食べ物、あるいは食べることが、精神の安定にかかわっていることを、今更のように感じました。地球温暖化という大層な問題が、今後一人一人に大きく関わってくるのだろうと思います。私たち人間も『苦く』なるのでしょうか???!!!


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糠床その後4

2014-08-04 13:39:52 | マクロビオティック

前回に引き続いて、糠床の経過報告です。先月末再び、今回は柿本の父の13回忌法要のため主人と一緒に帰郷しました。それで今回も糠床を冷蔵庫に入れて、まあ実験済みということもあり案外気楽だったのですが、約1週間放置することになりました。

子供達とその家族、主人の姉の家族一統と常連の主人のお仲間たちと、恒例の野外パーティーもしました。主人は久しぶりの平戸で、あちこちお気に入りの九州のラーメンを孫と食べに行くなど、楽しく忙しく、満喫(?)した模様です。息子たちは息子たちで、それぞれの家族に自分の故郷を見せて、それぞれ思い出を胸に帰りました。

 

さて私の糠床は、思った通り、何事もなくおいしい香りを漂わせています。今日は松見先生から教えていただいたズッキーニを試しています。本当にこの『糠漬け名人』は名人の名に恥じない優れものです。外出をするのも楽になり、糠漬けをためらう理由がなくなりました。明日の朝食には美味しい糠漬けを期待しています。これで糠床記事はおしまいにします。

 

8/5記:ズッキーニの糠漬けはかなり新鮮な体験でした。きうりの水気とカボチャのヌカヌカした触感とアボガドのこってりとまではいかないけれどそんな味をミックスしたような・・・・・・?????でした。百聞は一見に如かず・・・・・お試しください。

 

それでは今日も:

      私たちは横田めぐみさんたちを取り戻さなければならない!!!

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おろし大根

2014-07-20 07:40:27 | マクロビオティック

 マクロビオティックは知らなくても、おろし大根を知らない日本人は居ない???ですよね。お肉にもお魚にも、それにおそばにもおろし大根はつきもの・・・・・口の中をさっぱりさせるだけでなく、強力な消化酵素によって体を助けてくれます。伝統的な日本人の知恵です。

そんなおろし大根はもちろんマクロビオティックにもとても大切なもの・・・・・体内にたまった過剰な脂肪やたんぱく質・・・・・新旧を含めこれが大方の不調のもとです。動物性植物性を問わず、油料理にはおろし大根を添える・・・・・アトピーにも有効です。体内の貯留物を溶かすのも、消化と同じプロセスなんです。

 

そうしたおろし大根を作るうえで大切なものは、まず大根!!!大根がなければはじまりません。植物として生命力にあふれた大根が必要です。『生命力』って何だとお思いですか。それは大根なら大根の、人間なら人間の形の秩序を保つために作用している力です。それが多い大根を選ばなくてはなりません。それで自然栽培の大根・有機栽培の大根といわれる理由です。そもそも有機というのはそういう秩序を持っているという意味ですし、自然というのはそういう力によって自ずから然らしめたという意味です。

次に必要なものは『おろし器』・・・・・マクロビオティックでは『陶製のおろし器』を推薦しています。それはなぜかというと、なるべく秩序を破壊したくないからです。無秩序というのは『命がない』ということとほぼ同意義です。それで当たりの柔らかい陶製を使うのですが、よく目にする丸いおろし器(私も持っています)・・・・・大根にはちょっと不向き(これは私の意見ですが)・・・・・ちょっと物足りない思いを抱いていました。人参やリンゴより水分の多い大根には、もう少し目の粗いおろし器が合っていると思います。

そうこうしているうちに今回なかなかに気に入った大根の陶製おろし器を見つけました。美味しく大根をおろすことができるんです。台には木曽ヒノキの枡がついています。釘は使ってありません。組み込みなんです。内底に勾配がつけてあって、水分が片寄るようにデザインしてあります。そして、そして、何より目の粗さが大根に向いています。これは優れものですよ!!!ただ乱暴はいけません。金属製のように打ち付けておろし大根を落とすことはできません。丁寧にお箸を使って落とさなければなりません。

                      

 

実は『乱暴』もマクロビオティック上大変大きな作用があります。そもそも『力』というのは、秩序上の静かな『力』も乱暴に働きかける『力』も音声上の『力』も速度としての『力』も、ともかくどんな力も同じものなんです。だからお料理についても、お道具をガチャガチャ打ち合わせる音も、乱暴な気持ちも言葉も、むちゃくちゃの包丁使いも・・・・・すべてお料理の中身の秩序にかかわっているんです。

足音に気を使わないこととお料理が下手なことは、実は、同じことなんです。一挙手一投足、すべてがお料理をするうえで意味があります。わが日本には古来からのお料理の流儀を伝えている『四条流』というのがありますよね、あの動作を思い出します。・・・・・そういうわけで、この『おろし器』はそれを誰にでも気付かせてくれる優れものです。まさかこの繊細な透かし模様が入っているような『おろし器』を打ち付けようとは誰もしないだろうと思いますから。

 

説明はこのくらいにしたいと思います。この『おろし器』を平戸の自然食品和み(0950-23-2566)さんで扱ってもらうことにしました。教室の生徒さんには6月にご紹介して、予約をしていただきましたね、準備ができたそうです。『和み』さんの特別加工の『変性加工』がしてあります。これは通常『気を入れる』とか『気を高める』とか言っているものですが、『秩序力』を増強するんです。そもそも『気』とは秩序の力の動きです。秩序は命の特性であり、気とは命の働きです。ですからそれが食べ物だったら、『おいしさ』になります。調理器具だったら、『おいしさを壊さないこと』になります。そして秩序力のあるお料理は自分の命にとって強力な糧になります。

今回見つけた『おろし器』は、こういうわけで『命』の調理器具になりました。とてもおいしい『おろし大根』ができますよ!!!またそういうわけで、和みさんで扱っている食品は他所でも買えるものですが、何でもおいしくなっています。海藻類なども独特の嫌なにおいがあまりしませんし、大豆タンパクなども乾物特有の臭いがしません。和みさんの自社製品は、主なものとして、お塩に『イキな塩』など3種類、お砂糖にも数種類(『黒和糖』がおすすめです)あります。 和みさんについては時々ご紹介してきましたが、毎週木曜日と日曜日が休業日で、祝日は開いています。お問い合わせいただけたらと思います。

                          

 

 

それでは今日も:

      私たちは横田めぐみさんたちを取り戻さなければならない!!!

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糠床その後3

2014-07-12 09:01:06 | マクロビオティック

おかげさまで私の糠床は順調です。説明書通りに水も溜まり棄てることが出来ました。重石も、以前から持っているガラス製の即席漬け器についていたもので、金箔の色紙(?)が封じ込められたこれまたガラス製の重石がピッタリと収まっています。いい按配の重さです。

先日追記した、糠漬けに卵!!!、試してみました。だけどこれは私向きではありませんでした。茹で方が悪かったのかもしれません!!!白身が固く締まって、申し訳なかったのですが、おさらばしました。それに『半熟の黄身がおいしい!』と言っていたのに、私は黄身が好きではありません。くれぐれも茹で加減にご注意ください。

おいしいのは『セロリ』です。これはとても糠漬けに向いています。キャベツと似たような味ですが、キャベツより簡単につけられます。今のところ、きうり・茄子・大根・人参・セロリ、が私の定番です。漬け始めの頃は塩が熟れてなくて、塩抜きしないと食べられませんでしたが、ちょうどよくなってきました。これから夏の味が楽しみです。

 

それでは今日も:

      早く横田めぐみさんたちを取り戻すことが出来ますように!!!

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糠床その後2

2014-07-05 09:10:04 | マクロビオティック

先々月の教室後持って帰る羽目になった糠床・・・・・おかげで、先月記事にしたように、糠漬け容器を探すきっかけになりました。そして発見した『糠漬け名人』・・・・・これを念のため1枚リードペーパーをかませて冷蔵庫に入れて平戸に帰り、先月末の教室を開き、1週間・・・・・・。8日ぶりに昨日冷蔵庫から出しました。

そしたら、そしたら期待通り・・・・・何の問題もありませんでした。冷蔵庫から出すと温度が急激に変化するので、自然解凍させるように半日そのままにしておきました。・・・・・で、きれいで良い香りのする糠床再開!!!。これは本当にうれしいことです。この糠漬け容器のメーカーの言うとおりでした。

出来ることなら、もう8ミリくらい半径が大きいと使いやすい・・・・・と思うのですが・・・・・何か問題点があるのかもしれません。さっそく『きうり』を漬けました。これから暑い夏の食卓に活躍すると思います。

 

そうそう、情報を一つ。なんと、ゆで卵の糠漬けがおいしいそうです!!!!!それも固めの半熟のゆで卵が特に美味しいとか・・・・・(マクロビオティックの人達はほとんど卵を食べないのであんまり関係ないかもしれませんが、たまによい卵の到来物があった時には良いかもしれません。)どうぞお試しあれ。

 

それでは今日も:

      私たちは横田めぐみさんたちを取り戻さなければならない!!!

 


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マクロビオティック???

2014-05-26 14:21:15 | マクロビオティック

昨日日曜日のテレビ番組『ふしぎ発見』で、石塚左玄・一物全体・腹八分が紹介されました。マクロビオティックで主張してきた精製食品の害についても触れて、その習慣性についてまで言及していました。

先年厚生省が発表した栄養の独楽の図でも、これまで食が問題になっている様々なところで、桜沢先生も久司先生も正食という言葉も、もちろんマクロビオティックの『マ』の字も出てきませんでした。マクロビオティックを知ってみれば歯痒く思われますが、今回石塚先生が登場されたということは画期的なことだと思います。同時にそれほどまでに国民の健康低下があるということでもありましょう。石塚先生に行き着けば、もちろん遡って古くからの養生論にも行くでしょうが、桜沢先生にたどり着かないわけがありません。

桜沢先生の食養学が現代風ではないと産業界が反対したとしても、その根本はさながら(先日からご紹介している)『曼荼羅図』のごとく変化に応じるというところにあるはずで、現代の問題に対処できないような”ちゃち”なものではありません。久司先生はアメリカの事情に合わせて展開なさいましたし、アメリカナイズされた日本の現代事情に逆輸入的に受け入れられています。食養学というのはその時々の食事情の問題に答えることができるものだと思います。

今後どのようにマクロビオティックが取り入れられるのか、あるいはちょっと意地悪な気持ちで、取り入れざるを得ないのか、見守りたいと思います。

 

それでは今日も:

       私たちは横田めぐみさんたちを取り戻さなければならない!!!


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神仏は敬すべし恃(たの)むべからず

2014-05-13 14:16:22 | マクロビオティック

祈りとは何か・・・・・という問いに対する宮本武蔵の信条というか態度というか・・・・・心構えというか・・・・・これはそのままマクロビオティックを生きるよすがとする私たちのマクロビオティックに対する考え方に当てはまると思います。

マクロビオティックの現状を振り返ってみると、流行のキーワードは『おしゃれ』という単語に集約されるのだとか・・・・・マクロビオティックレストランのきれいで美しいお料理・・・・・オリーブオイルのドレッシング?????・・・・・『おしゃれ』もある程度は受け入れられるために必要なことかもしれませんが、マクロビオティックに必要なものは『確信』だと思います。この『おしゃれ』を選ぶことは、そのまま宮本武蔵という真実の探求者が最も忌避した『恃む』という姿勢に通じるものがあるような気がします。それは『マクロビオティックだから・・・・・???』という期待と希望に恃んだ安易な姿勢です。多分期待が裏切られた場合には、反省することもなく、マクロビオティックを捨てるのだろうと思います。

 

例えばマクロビオティックを始めたきっかけが自分の病気にあったとします。それは自分が決めたことだったでしょうか。第一の関門はその自主性です。『他人が薦めたから』という理由ならば、それは『お医者様にお任せする』とか『神様におすがりする』というのと同じですが、その関門を通過する可能性は『実行したかどうか』です。実行したとすれば、第二の関門を通過する切符を手にしているはずで、第一関門の切符、たとえば新幹線ならば『のぞみ』の切符ではない『ひかり』の切符をもらえることになります。

これはどういうことかというと、その場の真実を見つめるかどうかということであって、『のぞみ』の切符が最良で『ひかり』の切符が一段落ちるということではありません。『ひかり』に乗れば『のぞみ』にないチャンスもあるし見えるものもあります。ただその時その時の自分の態度が問題なのだと思います。またマクロビオティックそのものがその人にとって、『のぞみ』だったり『ひかり』だったり、あるいはまた『こだま』だったりすることもあります。先日記事にした『マンダラ』のように、その時その時にふれあう条件をどのように選び・つくり・思いを到らせるか・・・・・そうした結果によって変わってくるもので、それがマクロビオティックという人生の処方を選んだ醍醐味なのだと思います。

世の中には肉食をしても穏やかに長生きをする人もたくさんいます。もちろんその肉食はむやみやたらな肉食であろうはずはありませんが、もちろん肉食をするからと言って悪い人になるわけではありません。ですからマクロビオティックをしたからと言って、必ず良い人になるとも限りません。また(斎戒沐浴・修行・精進をきわめて?)一定の境涯に達した人は、それから肉食し破戒したとしても変わらない・・・・・まあそれを悔み無明に再び沈む人もいる・・・・・。まあいずれにしても今目の前にある状態を見極めなければなりません。自分のしてきたこと、家族のしてきたこと、先祖のしてきたこと・・・・・ですから何を変えることができて、何を変えることができないかも知らなければなりません。

その中で大切なことは自分を鍛え続けるかどうか・・・・・という一事にかかっていると思います。常に鍛えてステップアップすることができるかどうか・・・・・『たたく』ということを忘れないかどうか・・・・・そして自分の周囲のわけを一つ一つ明らかにしていけるかどうか・・・・・、これがマクロビオティックを選んだ私の理由です。人は生きている間にだけ、自分をステップアップすることができます。自分の波動を変えることができます。(死んでしまった後は、お釈迦様やイエス様のような彗星のような波動にぶつかる幸運にめぐり合ってその中に呑み込まれるか、はたまた自分を思ってくれる人の送り付ける波動が上等でそれに共鳴できるかどうか・・・・・)ですから長生きに意味があるのだと思います。無明の長生きに意味があるかどうか・・・・・・(お気の毒ですが、苦しみばかりかもしれません。)畏るべきものを畏れ祈りながらたたき続けて生きようと思います。

 

私の曾祖父が『圓明流』だったという縁もあって、宮本武蔵に親近感を覚えています。その『恃まない』という強い意志に共感を覚えています。私もマクロビオティック料理(?)に恃まないで、マクロビオティックを生きていきたいと思っています。マクロビオティックのレストランで楽しんでくださることもよいことだと思います。ですがマクロビオティックの真実は、マクロビオティックで推奨されている食べ物の後にあると思います。本を出版した後私は自分を『たたく』ことのほうに心と活動を移してしまいましたが、娘1号夫婦(オーガニック・ベース)は教室を主宰するとともに通信講座を作ってマクロビオティックの普及活動をしています。どんな所に住んでいらっしゃる方にもマクロビオティックに随分と触れやすくなったと思いますので、ついでながらお知らせしておこうと思います。そして様々なそれぞれのマクロビオティックを確信していただきたいと思います。

 

それでは今日も:

     私たちは横田めぐみさんたちを取り戻さなければいけない!!!

 


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イキな塩

2013-12-21 10:31:44 | マクロビオティック

『イキな塩』といえば、言わずと知れた(というか、何度もご紹介しているので)平戸の『和みさん』のお塩ですが、ちょっとご紹介したいことがあります。

目下、鍋の季節!!!それで我が家でも鍋好きの主人は、定食が鍋!!!という事態です。私もまあそれなりにご相伴しています。私は『鱈』が一番好きです。それで『ブクブク装置』の登場といきたいのですが、それがなくても簡単に美味しくできる方法があります。(もちろんこれには素性の良いお魚を見つける目が必要ですが、それは各人鍛える以外にありません。鍛えようと思えば道は開けるものですから、大丈夫!!!)

きれいな切り身を見つけます。私は生の真鱈を選んで買ってきます。通常塩天華(同じく『和みさん』のお塩)のレギュラーを溶かした薄い塩水でサッとくぐらせるように洗います。それからもったいなくも『イキな塩』の1%くらいの塩水をバットに並べた切り身にひたひたくらいの量作り、丁寧に洗います。(冷凍している場合はその中で解かします。)そしてザルにあげ、熱湯を回しかけます。冷水にとって熱をとり、ザルに並べて水気を切ります。

これでびっくりするくらい美味しくなります!!!生臭さももちろんないし・・・・・・お豆腐に気になる臭みが移ることもありません。お試しあれ!!!

 

それでは今日も:

        私たちは横田めぐみさん達を取り戻さなければならない!!!


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『有漏地(うろじ)』さん

2013-11-22 10:53:22 | マクロビオティック

新蕎麦の季節を迎え、美味しいお蕎麦のお店、この前ちょっとご紹介した『有漏地』さんへ行ってきました。まさか『有漏地』さんがyi2amamaさんのお知り合いだったとは・・・・・・・・・コメントを頂いてびっくりしました。yi2amamaさんのおっしゃるとおり、なかなか哲学的なご主人らしく、『有漏地』なるお店の名前も一休さんのお言葉から採られたらしい・・・・・・・・とても美味しく久しぶりに蕎麦らしい蕎麦をいただきました。夏でも冬でも『ザル』一筋・・・・・・・『蕎麦』を食べて欲しいとの考えだそうです。ですが残念ながら尾張地方は三河以来の伝統で(?)冬になると『味噌煮込みうどん』になってしまう・・・・・・・蕎麦と味噌は合いません!!!!!蕎麦の一番美味しい季節に食べてもらえないのだとか・・・・・・・・・残念そうにしていらっしゃいました。

一宮近郊の方、あるいは遠くの『蕎麦』好きの方、美味しいお蕎麦を求めてお出かけください。『有漏地』さんは、一宮市瀬部字諸谷51、0586-51-8767、です。

 

それでは今日も:

          私達は横田めぐみさん達を取り戻さなければならない!!!

 

 


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