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マクロビオティックインスピレーション・随想古事記・日本語と歴史・バベルの塔・日々雑感

春の味・吉祥寺

2012-02-21 10:24:37 | 季節・週末散歩

我が家の春の味のお決まり、芹の胡麻和えをちょくちょく楽しんでいます。いつぞやもお話したとおり、何時も春菊と半々にします。まだ田芹は見ませんが、近くの東急の食品売り場で秋田産の芹を見つけました。普通にお店でよく見る芹と違って、長くなくて美味しそうだったので買って帰りました。まだまだ寒いけれど、お店に並んでいるものは、蕗の薹やら蕨やら・・・・もう春なんですね。

春になるとかすんでくるのが富士山ですが、今年はまだ美しく雪をかぶった富士山を拝んで朝の清々しい気持ちをいただいています。これも吉祥寺住まいのおかげです。その吉祥寺にちょっと嬉しい喫茶店を見つけました。主人と「せっかく吉祥寺にいるんだから・・・」と散歩探索をしている途中に寄りました。『吉祥寺珈琲店』というお店が井の頭公園に続く道にあります。そこのメニューで『ウバ』なる文字を見つけました。

若い時(?)紅茶にこった時期があります。そのころ最終的に好んだ紅茶が『ウバ』でした。この紅茶は、何といっても《ミルクティー》に合っています。それもお飾りのように入れるミルクではなくて、たっぷり入れるのがおいしいんです。お店の人も同じ意見(?)なのだと思います。当然のように、たっぷりのミルクがついてきました。長いことミルクティーを飲んでいません。それで先ずストレートで頂きました。とても懐かしい味がしました。育児で忙しい時代、つかの間にほっとする味を思い出しました。

それからカップ半分をおかわりして、ミルクをたっぷり入れました。そうです!そうです!この味です。吉祥寺散歩の楽しみを見つけました。マクロビオティックを軸に暮らすようになってミルクとは縁遠くなってしまいましたが、まあたまにはいいでしょう。吉祥寺珈琲店の紅茶『ウバ』、私のお薦めです。


2/21追記:東急のお野菜係の方に、芹がおいしかった旨を伝えたところ、国内で秋田さんの芹だけが根も食べられるんだと教えてくれました。見事なお祝い事の亀のようなひげ根がついているんです。早速食べたいと思います。




それでは今日も:

     私達は横田めぐみさん達を取り戻さなければならない!!!


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韓国の時代劇2

2012-02-18 12:27:03 | Weblog
これまで何回も韓国の時代劇やその内容からヒントを得て記事を書いてきましたが、最近ちょっと違和感を大きくしています。そりゃあ、テレビ番組なので虚構は仕方がないと思います。それが無いと面白くもないし、またたった数行の古代史の記事を長編番組にすることも出来ません。見る方も当然それを心得て見ていますし・・・・・・

ですがふとしたことで目に留まった百済の『近尚古王』をテレビで数回見ました。あまり面白みはなかったものの、百済については興味があったので見ていましたが、そのなかに『チング』という『ヤマタイ』の姫なる訳のわからない登場人物がおりました。一体誰・・・・???と不信感を募らせていましたが、どうもそれは我が『神功皇后』をひいているらしい・・・・・と思った途端、白けてしまいました。


神功皇后のオキナガタラシ姫を始めとして数名おられる『タラシ』系の天皇が帯方郡とのつながりを持っておられたと私は思っていますし、そもそも邪馬台国の『ヤマ』も『タイ』も『タラシ』と同系列で読むべき言葉だと思っています。昨年から記事にしている川崎先生の影響です。ですがこの百済の映画はあまりにもおかしい・・・・・

だんだん話のタネが尽きて来て、あまりにも雑な構成にしてしまったのですかね。これならまだ、今まで嫌いだった李氏朝鮮の外戚と官僚の王権争いのメロドラマ(???)の方がまだ“まし”です。日曜日の『トンイ』は見ています。トンイ役の女優さんが私の教室の生徒さんに似ているんです。それで何となく懐かしい・・・・・ような・・・・・。



それでは今日も:

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体験感想記2(実は・・・・髄膜腫その1)

2012-02-17 13:51:38 | manndarage1(髄膜種体験記)

忘れもしません。私は多忙な開業医の裏方に明け暮れていました。開業医の女房には二種類あると思います。専業主婦タイプと用務員タイプと・・・・・・この二つはどちらも『奥様』と呼ばれていますが、まったく別の人生を歩んでいます。私が属した用務員タイプは、特に小規模な開業医の女房用務員は、経理から労務、外渉、様々な仕事と家事とチャンポンなうえに、一日中勤務時間で、自宅が仕事場なのか憩いの場なのか、育児の場なのか・・・・・我が家の場合は夫は産婦人科医、診療時間外の夜中も夜明けもない緊急出動に備えなければなりません。まあ軍隊の前線部隊といった感じです。ですから隊長(夫)は常に緊張状態、隊長の担当兵である私はそのとばっちり引き受け部隊とでもいうような、そんな私の『奥様』生活でした。

まあそれはそれで、人にはそれぞれの負うべき苦労があるので構わないのですが、ある日急遽鹿児島で大学生活を送っていた娘と相談することがあったので仕事の合間をぬって出かけました。その帰りのことです。座席に落ち着いてしばらくすると頭痛がしてきました。困ったなあと思いながら列車の中で出来るだけのことはしたのですが、一向に良くなりませんでした。鹿児島から平戸に帰るには、鳥栖で博多発の『みどり』に乗り換えるのですが、そのころには異常事態に発展していました。夫は用事もあって、佐世保まで出迎えてくれることになっています。鳥栖での乗り換え時間は5分くらいしかないのです。乗り遅れると1時間待たねばなりませんし、多忙な夫と連絡も付けなければなりません。必死の思いで乗り換えに成功しました。

それから先はただただ具合が悪くて1時間半余り乗り切りました。佐世保駅では夫がいるという思いだけで改札口を出、夫に心配をかけすぎないように・・・・とただそれだけで、本当に必死の思いで夫に「大丈夫」と受け答えをし、駐車場までついて行きました。駐車場でこらえ切れなくなって吐き、しばらく行ってはまた車を止めてもらって吐き、何度か繰り返しながら我が家の駐車場に辿り着いて、転げるように庭の隅に行って吐きました。もう吐くものは何もないような苦しい吐き気でしたが、玄関を開けて入れてもらい階段を這いあがり二階の寝室で着の身着のまま朝まで寝ました。平衡感覚がおかしくなって立っているのも困難、目も開けたくない、そんな状態でした。

夫は最初は怒ったと思います。男って大体怒るものです。男は女房は自分と同じだと思っていますから、わけもなく大抵は不機嫌です。それにマクロビオティックを実践していて不健康なのはおかしい!!と抗議するものなんです。でも今回は異常過ぎました。夫はそれは心配したと思います。それも医師としてその異常ぶりを観察したと思います。夫の治療は受けながらですがあくる日も寝せておいてくれました。3日あまり寝たと思います。そして私に言いました。「脳神経科を受診してみないか・・・・???」

私も検査の必要を感じていたので同意見でした。というのも寝ている間にトイレに立ったのですが、ベッドからいつものように足をおろして無意識に履いたスリッパに、片方の足がうまく入りませんでした。トイレットペーパーに無意識に手を伸ばして届きませんでした。見舞いに来た舅にその話をしたら、私には「疲れがたまっとるとバイ。心配せんでしばらく寝とかんね。」と言いました。夫には『和子さんは、アポった(卒中を起こした)!!』と言ったそうです。そういうわけで私に時々起っていた異常事態は原因究明がなされることになりました。一週間くらいたって落ち着いた頃脳神経科を受診しました。続きはまた章を改めて書こうと思います。




それでは今日も:

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コメント (2)
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実は・・・・体験感想記1

2012-02-15 15:00:15 | manndarage1(髄膜種体験記)

今さらという気がしてなかなかお話しする気になれなかったのですが、ブログの記事や『マクロビオティックに学ぶ暮らしの知恵』の中で少しふれたように、私も病気や怪我(?)を通り抜けて今日まできました。それを整理しておく必要を感じていくつか記事にしたいと思っています。

私は子供のころから頭痛持ちでしたが、マクロビオティックを知る以前の事は省略したいと思います。マクロビオティックを生活の真ん中に据えて以来勉強のような追体験のような経験をしたのは、第一にこのブログでもお話した通り、左手人差し指を爪にかかるくらい削ぎ落としてしまった怪我が第一回目・・・・・不注意極まりない事故でしたが、まあそういうことも人生にはあり得ることと思います。眠れないほどの痛みに、『痛み』の本質を理解しました。まあそれがわかるくらいの怪我に遭遇させてもらったのだと有り難く思います。

次に記録しておきたいのは、『ぎっくり腰』。これもブログでお話しした通りですが、これは習慣化するようで、12日の日曜日にまたやりました。習慣化というのは、身体の中にアンバランスが生じた時、誰でも弱い部分を持っているものですが、そこにひずみが最初に現れるという、あえて言えば物理現象です。堤防が弱い部分から崩壊するというのと同じです。ですから感想としては、『あ、またやった!』という悔悟と性懲りもない反省の繰り返し・・・・・私の筋肉とか筋のような組織は、弾力性に弱みがあるということでしょうから気をつけて口に入れるものを自制します!!!

次が、『膀胱炎』。これは多忙を極めた夫との開業生活の最中に起きました。よくある話ですが、尿意を我慢して仕事を優先させていました。しみるような、引っ込み思案になるような、そんな痛みを感じました。そしてこれは『痛み』について学んだ通り、意識を集中させ『思念』を送り込んで、自力で治癒させることが出来ました。この膀胱炎についてはそれ以後繰り返してはいません。日常の食生活は問題ありませんでしたし、何よりも尿意を抑えるなどといった動物にあるまじき行為をしないように努めました。忙しかったので仕方のない時は、必ず後始末をしました。つまり必ず膀胱に思いをはせ、自分の身体の許しを乞うたのです。

その次は『脱毛』です。いわゆる『五円はげ(?)』になりました。それもかなり広範囲で3センチくらい髪の毛が抜けてしまったのです。後頭部だったので自分は気が付きませんでしたが、美容院で指摘されました。触ってみるとそこだけ、“つるつる”として異様な感じでした。ストレスによる脱毛症でした。それまで私は自分がストレスに強いというか、上手に消化できていると思っていました。ところが、そうではなかったのです。私の能力には限界があり、身体はそれなりに影響されていたのだと思います。それからどうしたかというと、自分に謝りました。そのつるつるとした部分に思念を送り謝罪したのです。要するにストレスを認めました。自分がストレスに感じていることを認めました。約3カ月で完全に復元しました。

これが久司先生の英語版の翻訳をしていた時ぶつかった『メンタル』と『スピリチュアル』の違いであり、相似象学の宇野先生が口を酸っぱくして教えておられる『大脳二次波動の思い込み』というか『思い違い』であることを知りました。ここまでの『痛み』と『ぎっくり腰』と『膀胱炎』と『脱毛』の体験で、久司先生のおっしゃる『フィジカル』と『メンタル』と『スピリチュアル』がやっと一直線上に並んだというか、自分の持っている波動(『フィジカル』と『メンタル』)と自分が勝手につくりだす(?)二次波動(『スピリチュアル』)とが分かってきました。

そして最後に『髄膜腫』。これはボストン郊外の久司先生の教育機関でのセミナーに参加させていただいた時には殆ど治癒していたと自分では思っています。でも証拠がありませんでした。最近その証拠を手に入れることが出来たのでこうして自分の病歴を整理しておこうと思うようになりました。この『髄膜腫』はある意味私にとって特殊なものでした。まず頭は身体の一部には違いありませんが、通常頭を身体と感じてはいないのではないかと思います。少なくとも私の場合、自分がいたわるべき身体の一部に頭があることを、初めて実感しました。頭痛持ちだったのに、頭痛と頭は別のものでした。そういう事情もあり、かなり長いお話になるので、体験記2にあらためたいと思います。

それからややもすると謎めいた『スピリチュアル』を、『フィジカル』と『メンタル』を通しての体験記3としてまとめたいと思っています。




それでは今日も私達は横田めぐみさん達を取り戻さなければならない!!!


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2月教室のお知らせ

2012-02-07 21:17:16 | 教室情報
今月25日(土曜日)は、今年度最後の教室です。今回は塩麹と塩麹を使ったお料理です。松見先生の修了講義も予定しています。一年間の修了証書も頂けると思います。


     実習メニューは:塩麹の作り方
               塩麹を使ったお料理
                根菜のうま煮
                焼そうめん
                人参ナムル
             (玄米ご飯とおみそ汁がついています)

塩麹は一週間程度寝かせることが必要なので、予め用意したものを使用します。作り方の実習分はそれぞれ実習セット(和み製・800円程度)を買って頂き、実際に作ります。それをお持ち帰りいただく予定です。セットの内容は:米麹300g、イキな塩100g、イキな水1ℓです。(お持ち帰り不要の方はお申し出ください。)

和みさんの塩麹しか知りませんでしたが、先日東京で塩麹として売ってあるのを見ました。似ても似つかないもので、買って試そうという気になりませんでした。本当においしい塩麹をお使いいただきたいと思います。詳しくは和みさんにお問い合わせ、お申し込みください。(0950‐23‐2566)



ヒレフリ山教室も終業式(?)です。これまでの出席証のようなものを作りたいと思っています。ではお会いするのを楽しみにしています。





そして今日も私達は横田めぐみさん達を取り戻すことが出来なかった!!!




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歴史は繰り返す

2012-02-06 08:59:14 | Weblog
国会は国の最高機関ですよね???国会は主権者たる国民の代表権を持っていて、とどのつまり国会が主権を行使するんですよね・・・・・?????

それなのに我等が国会も、テレビと同じく、とうとうお笑いバラエティになってしまいました・・・・国会中継を見ながら遥か二千年あまり前の、共和政ローマのカエサルの憂国の情を思ってしまいました。今回ほどカエサルを身近に感じたことはありません。人数が多くなりすぎた元老院の統治能力の喪失・・・・・国会が主権代行者としての機能を全く果たすことが出来ないわが国の事態・・・・・・

歴史は繰り返されるのでしょうか。カエサルは暗殺されてしまいましたが、カエサルの意図を明確に理解したオクタビアヌスによってローマは帝国になりました。そしてパックス・ロマーナ(ローマの平和)を謳歌しましたが、それもまた帝国の機能が果たせなくなって、ローマは分断滅亡への道をたどりました。制度というものは機能しなくなるもののようです。

私達の中に、若者の中に『カエサル』は現れるのでしょうか。制度の疲弊の実情を明確に分析して変えることのできる若者が必要です。それもまた歴史が生み出すものでしょうか。

塩野七生著『ローマ人の物語』に、カエサルは二巻を割かれていますが、『世界一男らしい男』としてのカエサルが生き生きと描かれています。その中で生涯のライバル・ポンペイウスとの戦いの場面があります。私にとってハンニバルからナポレオンにいたる会戦記は、父が語り聞かせた物語でそのまま父の思い出となっていますが、この有名なファルサルスの戦いを、何といつも話の種にしている韓国の時代劇で連想してしまいました。高句麗の始祖チュモンやその孫ムヒュルの戦闘場面で連想したものはローマでした。

ローマの衰退・・・・・歴史上の興亡は統治構造の有効性の衰退なんですよね。中国やモンゴル、そして朝鮮半島の歴史を見ても、要するに制度の疲弊の問題なんですよね。国が替わらざるをえないのはその制度を引きずっている(つまり、恩恵を受けている)貴族社会(官僚社会)に自浄能力が無いからなんです。日本はどうなるのでしょうか。父が臨終の床で言い遺した言葉を思い出します。『日本は滅びてしまう。根になるんだ。』

アマテラスの岩戸がくれ・・・・・日本の現状のように思えます。闇の中で対策を練った八百万の神々が必要です。対策を考えだした思兼神と、準備を整えたアメノウズメと、実行係の手力男命が必要です。国会を見ていると溜息ばかり出てきますね・・・・・




それでも私達は横田めぐみさん達を取り戻さなければならない!!!!

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菜の花の季節

2012-02-01 11:29:26 | 季節・週末散歩

二月になりました。菜の花の美味しい季節になりました。野菜屋さんには真夏をのぞけば何時でもあるようですが、それでもやはり菜の花は春の物!!

菜の花と芹を胡麻和えにしてみました。思ったより美味しく感じました。酸味の強くない『ぬたあえ』もあうかもしれないと思います。ゴマを加えたり、芥子を加えたり、色々やってみようと思います。それに今月のお料理教室は、テーマが『塩麹』です。これもやってみる価値があります。薄揚げを焼いて短冊に切って加えてもおいしいと思います。

ところで菜の花と言えば、お店に売ってあるのは菜種の花ですが、是非お試しいただきたいのが『白菜の花』です。普通農家では薹が立つ季節には抜き取ってしまいますので、お店には並ぶことはありません。でも自家用に作っておられる方なら、チャンスがあります。その頃の白菜は筋ばかりになって葉先さへも美味しくなくなりますが、そこから出てくる花のつぼみを茎から折っておひたしにしてみてください。本当にやさしい春の味です。苦味はありません。私はいつも弟が届けてくれますが、東京暮らしではままなりません~~~~。




それでは今日も:

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