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マクロビオティックインスピレーション・随想古事記・日本語と歴史・バベルの塔・日々雑感

季節の香り

2014-01-29 20:21:17 | 季節・週末散歩

先週末の金曜日から、高校の同窓会を目的に2泊3日の行程で東京に出かけました。私達の学年は昭和23・24年生まれなので、同窓会を『子丑会(ちゅうもうかい)』とそのなき声をとって名付けられています。まもなく5年前になりますが、吉祥寺に住むことになって初めて出席しました。それ以来、万難を排して出席しようと心に決めています。同窓会というものは、異郷にあってますます心を揺さぶるものだと思います。たいそう楽しく過ごしてきました!!!

これまでは浅草のホテルで開催されていたのですが、そのホテルに関わっていた同級生のSさんが池袋でレストランをオープンしました。それで今年から池袋に会場を変え、2次会まで延々5時間・・・・・・あっという間に過ぎました。もうすでに来年も決まっています。レストランの名前は、『地下宮殿』といいます。トルコの遺跡『地下宮殿』を意識しての命名だそうです。お昼のメニューのイタリア風(?)パスタなども人気だそうです。・・・・・どうぞ、よろしくお願いします。

それで第一夜は娘2号に泊めてもらいました。久しぶりにゆっくり話しまして、大根の煮物など作って食べました。その時共働きの忙しい娘に教えて喜ばれたので、これは同じく多忙な若い人にお知らせしようと思います。大根を早く煮る方法です。

それは、大根を乱切り(?)にすること・・・・・・・つまり大根を斜めに切る・・・・・・一番いいのは、丸のままの大根を、大きさを揃えながら回しそぎ切りにすること。大根の煮物は通常輪切りか、半月、あるいはいちょう切りですが、回しながら削ぎ切りをすると、ウロコ状の乱切りができます。そうすると、繊維も切れて早く煮えますし、切り面が大きくなって、染み込みも良い・・・・・どうぞ、お試しあれ!!!

ゆっくり同窓会を楽しんだあとは、帰宅に都合が良いように東京駅近くのホテルに泊まりました。翌朝新幹線で名古屋へ・・・・・その翌日は恵那市まで出かけました。四国の玄米先生こと松見先生ご夫妻が講演をなさるということで、表敬訪問・・・・・・・診療所を休診されてまで活動していらっしゃる姿勢に脱帽です。ところで、なぜ『恵那』市というかご存知ですか?たまたま同窓会で同級生にも話したのですがそれは、

アマテラスオオミカミの胞衣(えな)、胎盤を埋めてある山が『恵那山』だからです!!!

秀真伝えには、はっきりとそう書いてあります。その信憑性はそれぞれが決めて良いことですが、その文字は、自説『アマテラスが五色人の蛇族だ』ったことを裏付けるものでもあると思っています。中部地方はそういう意味で興味の尽きない地方です。ご縁があって何年か住まわせていただけるのを、本当に嬉しく思います。

 

題の『季節の香り』から外れてしまいましたが、記事を書こうと思った訳は、『芹』の香りです。綺麗な芹を見つけて、我が家の早春の味・芹の胡麻和えを作りました。切り口から溢れ出る香りの清冽さに、心が弾みました。まもなく立春、とは言えそれでもちょっと早いのですが、春の香りを楽しみました。母譲りの味付けに、一緒によく芹摘みをした亡き母を偲んだというわけです。季節は香りとともにやってくる・・・・・・それも色を伴った香り・・・・・そんな気がしました。

 

それでは今日も:

        私たちは横田めぐみさん達を取り戻さなければならない!!

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心とは何か?

2014-01-19 12:09:26 | 父の背負子2(最終章・これを知るために)

実は例によって夢を見ました。それで今日の記事を書いています。長年『心とは何か?』というテーマを温めてきましたが、はっきりと言葉化することができなかったのです。そして今朝方の夢によって、少なくとも自分にとっては、それを果たしました。

『心』とは、自分が存在していることそのことにより発する波動の、『自己認識』です。

そもそも『心』という言葉がどうして出来たのか・・・・・・・それはもちろん日本語としての『心』の出来方に依っています。とどのつまりは『カタカムナ』に依拠せざるを得ないと思います。そしてまた、その正確さや正当さが『カタカムナ』の正当性を裏付けることになると思います。

 

これまで誰も『心』なるものの正確な意味、または機能を明確にしていません。それはつまりこの世のものの『存在』という事態を理解していないからです。極短な例をとれば、『私』を知らないのです。みな便宜上名前や立場で呼び合っていますが、『私』というものを理解していないからです。

               『私』とは誰ですか?

『私』といつも言っていますが、そういう自分をはっきり自分で知っていますか?あるいは誰だと言えますか?『ワタシ』とは『今』ここに形としてあるものです。その『今』の内部(自分の場合)を『此処』といいます。これは全部カタカムナの海津(ワタツ)人が作り出した言葉です。それで、『私』は『ワタシ』、『今』は『イマ』、『此処』は『ココ』と音のみの形で表現した方が良いものです。そして『イマ』とは、存在の原初、というか、芯というか、始まりであり基礎というべきものです・・・・・・。(この一つ一つの音の意味は、それぞれが耳を澄まして呼び覚ますべき感覚です。)あえて簡単にまとめると、その『イマ』のひとかたまりで形を持ったものが『ワタシ』です。そしてその『ワタシ』の内側にあって、自分の境界を感じているのが『ココ』です。この三つを合わせたのが、現在私たちが使っている『私』という」日本語です。つまり・・・・・・

               『ワタシ』=『イマ』=『ココ』です。

形をもつ前はなんだったかというと『力(チカラ)』でした。それは、現象界の前・創造の前・無限と言われているものなど、人間の認識外の考えても無駄であるけれど、確かにあるものをカタカムナのワタツ人は『カ(か)』と呼びましたが、それが私たちの世界に間断なく現れているもののことです。『イマ』とはその力が私たちの世界に現れたその瞬間の存在のカタチです。その力が継続して『ワタシ』=『イマ』=『ココ』に働きかけないと(つまり、イマイマとイマが続かないと)、それこそ『今』という瞬間的な『ワタシ』で終わってしまいます。『私』という継続的な存在であるためには、次々に『此処』に『今』が発生しないといけません。私たちはそれがかなって生きています。それがなくなると『ワタシ』というカタマリを維持する『イマ』が本来持つ力を失い、分解、つまり死んでいきます。そして『ココ』とは『イマ』の繰り返しを意味している音なのです。

その『力』が『ココ』に現れる様子、つまりイマイマと発生し続ける様子を、カタカムナのワタツ人は『ロ(ろ)』と呼びました・・・・・・ココ・ロ・・・・・・・。日本人は現代までその様子を織物の言葉として持っています。『絽』・・・・・・この美しい夏物の織り模様はカタカムナの響きそのままです。少し違いを持って発生してくる様子・・・・・・この世に同じものはひとつとしてありません。私たちは今も同じカタカムナの日本語を使う日本人です。そしてそれが『心』の原語だと思います。

『ココロ』に関わる力の波動・・・・・・それはどんなものにもあります。生物にも無生物にも・・・・・・動物にも植物にも・・・・・・・そして人間はその波動を翻訳し言葉として認識する大脳を持ったのです。その結果私たちは『生きている』が故の波動を『心』として自覚することになりました。『心』は私の命の波動です。ですから『心』に従うと喜ぶことになります。それで喜ぶと、生きる力を増加することになります。生きる力を強くします。心に背くと生きる力を削ぐことになり、喜びを失い生きていけなくなります。

 

夢で言葉化したものを記事にしてみましたが、わかりやすかったかどうか自信がありません。でも関心のある方のヒントにでもなるだけでも・・・・・と思います。

 

それでは今日も:

        私たちは横田めぐみさん達を取り戻さなければならない!!!

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飛行機雲

2014-01-08 08:36:19 | 父の懐

昨日は久しぶりに見事な(?)飛行機雲を見ました。それも幾筋も・・・・・・青空にくっきりと綺麗でした!!!そして、またまた父との会話を思い出した・・・・・というわけです。

父が言いました。「戦闘機なら、あれは下手くそなパイロットだ」・・・・・・・「敵に自分の位置を確認されて、撃墜されてしまう・・・・・・、『ここですよ』と言っているようなものだ。」・・・・・・・美しい飛行機雲も命懸けの現実だったのですね。『あそこらへんに気温の境目があるから、それを避けて飛行しないといけない・・・・・・。」父は小学生の子供たちに雲や大気について色々と教えてくれたものでした。

 

シベリヤの寒気団が南下しているんだとか・・・・・・・・アメリカでは大変な寒波だとか・・・・・・・上空の寒気を思いました。まだ復興しきれない東北の寒さを思いました。そして宮城県に住む息子の毎日が無事であれかし・・・・・と祈りました。多くの人々が難儀しませんように!!!

マクロビオティックを無理やり押し付ける気持ちはありませんが、どうぞお聞きください!!!少なくともマクロビオティックは寒暖に対処する最も賢明な方法です。自分の体の機能を低下する食べ方では、寒さに対抗するといっても、外側からの暖房以外にありません。つまり衣服を着るとか、火を焚くとか・・・・・風を遮断するとか・・・・・・だけどそういうやり方では体がそれになれると、それからまた寒くなるんです。

ではどうするか・・・・・・・体の内側から対抗できるようにします。外側の寒さから防備できる皮膚を作り、循環機能を高める・・・・・・それよりも先にそういう血液を体中に配布する・・・・・・それができる毎日の糧を取り入れる・・・・・・・マクロビオティックってそういうものです。つい江戸時代までは、だいたい冬も裸足でした。強かったんだなあと思います。

体毛をおおかた失った人類ですが、それでも生きていける環境との関係を作ってきたのです。その度合いを過ぎた関係・・・・・つまり何もかも凍ってしまう氷河期とか、何もかも枯れてしまう乾季とか・・・・・では、私たち人類に対処法はありません。幸運な僅かな人々が生き残ってまた新しい時代を生きていくだろうと思います。でも今の問題として、マクロビオティックを基本的に取り入れる以外にはないと思います。自分の身の周りで採れるものを、冬は暖かく夏は涼しく調理して食べる・・・・・・・これ以外にありません。私はそう思います。

 

それでは今日も:

        私たちは横田めぐみさん達を取り戻さなければならない!!!


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あけましておめでとうございます。

2014-01-01 15:35:03 | 教室情報

お正月をお健やかにお迎えですか。また新しい1年を、皆様とご一緒に進んでいきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。

今年も恒例のニューイヤー駅伝をテレビ観戦しました。コニカミノルタが2年連続で優勝です。私は箱根駅伝で何となく親しみを感じている選手たちが出てくるたびに、あちこちのチームを応援してしまうのですが、コニカミノルタだけは特別です。それというのも私は大学卒業後当時の小西六写真工業に就職しました。ですからコニカミノルタはいつも特別枠で応援せずにはいられません。それが本当に強いチームになり、解説でも誉められていました。嬉しくてたまりません。

明日からは学生の箱根駅伝!!!駅伝というのは本当に魅力的な種目だと思います。日本人の国民性に一番合っているのでは・・・・・と思います。選手たちの心を思って、笑ったり泣いたり・・・・・・明日も母心を揺さぶるようなリレーを見るだろうと思います。楽しみです!!!

 

それでは今日も:

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