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平戸便り14

2014-02-28 08:30:57 | 平戸

今月の教室をはさんで一週間余帰郷しました。いつものように大いなる余慶をいただいて、暖かいお天気に恵まれました。数ヶ月でも人気の絶えた田舎の大きな家というものは、ストーヴを焚いてもなかなか暖まりません。ただただ冷えています。最初の晩は寝室で一晩中ストーヴを焚きました。それでもお日様の力は本当に偉大で、次の晩からは大丈夫でした。

博多から乗った特急みどりの車窓から見えたのは満開の梅の花!!!・・・・・・・あ、あ~春だな~~と心温かくなりました。自宅の庭には大好きなドウダンツツジの赤い茎・・・・・・これは何とも言えません。まもなくカマキリの巣からも、いたいけな小さい薄緑色の子どもらが、溢れ出るでしょう。大きなカマキリはちょっとその気になりませんが、生まれたてのカマキリの子の感触は、曰く言い難く愛おしい・・・・・・!!!そんな感じです。

 

教室も終わって、久方ぶりに再会した懐かしい面々ともまたお別れして、今回は平戸の『春の幸』を夫に持って帰ることにしました。選んだのは平戸名物、天然のヒラメウチワエビ黒アワビ!!!!!・・・・・・・そして早速、我が故郷の味を友人に食べさせたいとの夫の希望で、昨夜のメイン・メニューはヒラメのお造りにアラの煮付け、ウチワエビの味噌汁・・・・・・大好評でした。もちろん夫も平戸人の面目躍如(?)、生き返りました。

アワビは自分用に残して置きましたので、今夜はアワビの酒蒸しにしたいと思います。というのも、アワビは送るにあたって冷蔵しすぎると死んでしまうのでちょっと気になりながら、届いてすぐに梱包を開けました・・・・・・・すると豈図らんや、のびている!!!!!・・・・・・どうしよう、惜しいことをしたなあ・・・・・・・と思いながら調べてみると、なんとか生きています!!!!!こんな時は伝家の宝刀(?)!!!・・・・・

イキな塩で塩水を作りました。そしてアワビにふりかけて塩水で濡れている紙でおおって一晩休ませたんです。そしたら元気を回復しているではありませんか!!!!!大感激、うまくいきました。イキな塩って本当に生きな塩です。松見先生のところで作って味見していただいたこともある『アワビの塩辛』は無理ですが、酒蒸しくらいは充分できると思います。

 

それでは今日も:

        私たちは横田めぐみさん達を取り戻さなければならない!!!

コメント (3)
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2月教室のお知らせ

2014-02-13 08:39:45 | 教室情報

昨年秋10月の教室以来三ヶ月ぶりの

             2月22日(最終土曜日)13:00~16:00  です。

久方にお会いできるのを楽しみにしています。いつものように『和みさん』へお申し込みをお願いします。

追記)ヒレフリ山教室は発足以来6年を過ぎようとしています。今回参加していただいている方々と図って、一区切りを付けようと思います。

 

ところで、私は今月介護保険証をいただくことになりました。一応年寄りの仲間に入ったというわけですね。それで以前記事にしたことのあるヴェネチア貴族のコルナロ翁を思い出しました。『年をとれば取るほど経験に裏付けられた明晰な頭脳を持って生きられる、これほどの幸せはない!!!』・・・・・・私もやっとそのスタートラインまで漕ぎ着けました。これからが自分に対する自分の評価を決める時期です。楽しく死ねるか・・・・・・卒業証書の受け取り方という問題の回答を自分の最期にさらけてしまう恐ろしさを畏みながら、これからの日々を重ねていきたいと思います。

 

それでは今日も:

        私たちは横田めぐみさん達を取り戻さなければならない!!! 


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六平さん

2014-02-08 16:10:51 | 日本語・古事記・歴史・日本人

雪の土曜日になりました。日本全国(とまでは行かないかもしれませんが)、見事に真っ白!!です。関が原が冬に雪で鉄道も埋もれる(?)とは知っていましたが、名古屋に雪が降るなんて・・・・・・美濃尾張地方に住んでみるまでなんとなくピンときませんでした。こんな日は雪に埋もれて(大げさですが)どこにも行かない!とばかりに、帰宅した主人とテレビを見ました。そしたら、時代劇で顔なじみの俳優さんが出ている番組で・・・・・・・

その方は六平さんという苗字(芸名?)だったんだそうで、初めて知りました。何とお読みするか、ご存知ですか?・・・・・・・ムサカさん・・・・・とお呼びするんだそうです。役柄よりかなり良さそうな(失礼ですが)方です。・・・・・・・ムサカ・ムサカ・ムサカ!!!!

 

へえ・え・え・え、『』は『サカ』、なんだあああああ・・・・・・・!!!!!やっぱり!!!!

 

大変感動しましたしこれで、「平氏は鳥、つまり猪族である」と、なんとなく残っていたモヤモヤを吹っ切りました。ついでに言うと、鳥は邪馬で、邪馬台国一族です。それを考えると平氏が西国に影響力を持っていたのも、西へ西へと落ちていったのもわかります。またそのことが邪馬台国は九州にあった(少なくとも九州で始まった)ことの根拠になるかもしれません。そしてさらに古く、『ヒラ』なる音を持つ地名はみな鳥族に由来し、我が故郷平戸もまた・・・・・・そう言えば同郷人の中には、『邪馬台国は田平町(平戸市)にあった』と主張している人もいます。

そして、ヒラヒランになりヒダにもなり、だから『平』なる文字を、ある鳥族の部族が『サカ』と読む。チャエも、サエクサも、以前記事にしたツゲもみんな同じようにして出来ていったんだろうと得心がいきました。色んなところで、川崎真治先生説を裏付ける生きた証拠に出会う今日この頃です。

 

それでは今日も:

        私たちは横田めぐみさん達を取り戻さなければならない!!!


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