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ホツマのイザナギ・イザナミ

2013-07-25 16:55:13 | 日本語・古事記・歴史・日本人
若い人達の悲しい、そしておぞましい事件にまたまた日本国中が揺らいでいると思います。《いじめ》の言葉に仲間内でのメールのやり取り・・・・・どうしてこんなになってしまったのか・・・・・・今度の選挙でも特に感じました。候補者の口から出る言葉の羅列に、一体その奥に何かがつながっているのか・・・・・特に『強い国より、優しい国』というスローガンには違和感を覚えてしまいました。弱い国が国民に優しくなれるのか?????国際社会の現状を思うと、言葉に酔っているとしか思えませんでした。言葉ってそんなものですか???

東京から愛知県に来て一年になりますが、道を尋ねるたびに当地方に住んでいる人々の親切さに心打たれました。一方で住んでみると報道される事件の多さにも、頻繁に移動するパトカーの騒々しさにも驚きました。愛知県というところは、このところの私のテーマであった『五色人』がもっとも古くから混在したところだと思います。それは今でも続いていて、国際的というか、外国人も多くいます。こんな親切な人々の住む地方は穏やかなはずですが、混在するがための誤解もあるだろうと思います。そしてその誤解を解くカギも言葉以外にないような気がします。


昔は良かったとは言いたくないのですが、日本人独特の良さはだんだんなくなっているのは事実だと思います。社会の風潮にもよるのでしょうし、近代化とはいつも昔気質が失われるのかもしれませんが、家庭と学校という日本人教育機関の崩壊という以外にないような気がします。動物にとって教育機関は家庭というか、親の薫陶以外にありません。そこは『見習う』というたった一つの教育方針に貫かれています。人間にとってもそれが基本に違いありません。その上に人間はよりよい向上心に支えられて社会を作り出し、家庭という教育機関の延長・学校を作ってお互いを支え合ってきました。それを考えると学校教育は個人のためでもありますが、本来の目的は社会のためなのではないかと思います。そしてその肝心要は言葉ではないかと思うのです。

親の語りかける言葉を聞き、自分も真似てみる。言葉が子供の人間形成の全てです。ホツマツタエには、荒廃した国をたて直すために、イザナギ・イザナミ両尊が国民の言葉を正されながら全国を回られる記事があります。最初ホツマツタエにふれた頃はそれほど実感的に感動しませんでしたが、『言葉』というものが認識のすべてだということを実感すると、それ以外に無いのだと心の底から思います。そしてかえりみると、社会に氾濫する『酷い言葉』、『汚い言葉』、『むなしい言葉』、『うつろな言葉』・・・・・敬語を使えとは言わないまでも、丁寧な言葉を使うべきではないのでしょうか。丁寧な言葉で《いじめ》は出来ないと思います。

テレビの番組から、少なくとも子供が見る機会のある番組から、乱暴で汚い言葉を追放するべきでは・・・・・芸人さん達も汚い言葉で笑ってもらうような、そういう風潮を捨ててもらいたいと思います。相手を貶めて人の笑いを誘うようなものの言い方はやめて欲しいと思います。《いじめ》のお手本になっているのではありませんか???相手をめちゃくちゃに言うことはおかしいことなのだと思われても仕方がありません。子供達の脳はそれを真似ていくのですから・・・・・それで脳神経を発達させていくのですから・・・・・言葉は恐ろしいと思います。毎日かしこみかしこみ口を開かなければならないと思います。




それでは今日も:

     私達は横田めぐみさん達を取り戻さなければならない!!!

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平戸便り10

2013-07-11 07:22:59 | 平戸
昨日平戸から戻りました。名古屋駅で新幹線から降りた途端、輻射熱の異様さに平戸との違いを実感させられました。平戸も暑いには暑いけれど、それは主に日射と続いていた雨による湿気の蒸し暑さの所為・・・・・緑と土のあるところはいいなあと思いました。

ところで平戸の良さを、まざまざと見せつけられた事件(?)がありました。それは平戸島中部の川内まで買い物に出かけて見つけました。実は『タコ』と『あわび』を買いに出かけたのです。アワビはあと2週間くらいしたら・・・・・と言われましたが、タコは生も茹でもありました。私が買ったのは『茹でダコ』・・・・・平戸のマダコは味がいいのです。都会のお店で見るタコはみな外国産、何となく手が出ません。これで約一年ぶり、夏らしく胡瓜とレモンをたっぷり添えて、平戸味の酒肴をテーブルに出せます。

ですが、『平戸はいいなあ~~』という理由はタコの味ではありません。そこのお店の張り紙による口上・・・・・・その文面をご紹介したいと思って、後で記事にするために写真を撮りました。


          留守の時は 冷蔵庫か冷凍庫からどうぞ。
          代金は上のかごの中に入れてくだされば 結構です。
          釣銭も入っています。
                                   たこより



なんていいところだろう・・・・・こんな血縁地縁の中に生きている・・・・・・早く平戸に帰ろう・・・・・もうあと数年したら、私達はきっと平戸に戻っているだろうと思います。そしてまだ日本のそこかしこに、こんな人のつながりが生きているのだろうと思います。あら、平戸恋しや・・・・・




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失敗して・・・チャーハンに。

2013-07-02 20:16:39 | マクロビオティック
昨日炊くつもりで洗った玄米でしたが、夫の希望でメニュー変更、急遽冷蔵庫で休眠・・・・・これは私の本の中でもご紹介しましたが、かえって玄米ご飯を美味しくするコツです・・・・・となっていた玄米を今日炊きました。少し柔らかめに炊こうかと、やや多めの水加減で炊いたのが救いでした。3合洗ったのに忘れてしまって、ついつい2合・・・・・美味しいにおいに心楽しく蓋を開けました。そしたら何となくいつもより色が濃い・・・・・あれ??というわけで3合を思い出しましたが、後の祭り。

今夜は私一人の夕食なので、チャーハンにすることにしました。硬過ぎなので、ちょっと『ふやかす』ためにウォーターソテー風に水攻め・・・・・それから軽く『からいり』・・・・・何しろチャーハンは『パラパラ』が命ですから。それから玉ねぎをよく炒めパセリをたっぷり粗めに切って炒めて(なにしろたっぷりなので、よく炒めます。そうしないとパセリ臭くて・・・・・)、ここで『イキな塩』の味付けをします。(ふつうはご飯を加えてちょっと薄め位の味付けにします。今日は高菜も加えるつもりなので、その分さらに薄く)ここに刻んだ高菜を加えて軽く炒め、ご飯を加え強火で鍋肌にお醤油を少々。美味しく一人の簡単食を味わいました。


子供達が小さい頃、まだマクロビオティックに行きついていない頃、よく作っていたチャーハンがあります。子供達も大好きでした。私がそれが一番美味しい取り合わせだと思っていました。夏らしくさやいんげんのチャーハンです。インゲンは七夕様の短冊のようですよね。そのチャーハンは、玉ねぎとハムとインゲンで作ります。玉ねぎは粗みじん、ハムはそれよりちょっと大きめ、インゲンは塩ゆでして斜めの小口切り。出来る限り少ない油で玉ねぎを炒めてハムとインゲンを加えて味付けをします。ハムの塩気を考えて味付けをします。そこにご飯を加えて炒め合わせ、香りづけのお醤油で最後の仕上げをします。最後までずっと強火で炒めます。

卵は使いません。卵って結構強烈に味を決めて、独特のにおいをつけてしまいます。我が家の『キャベツ炒め』はキャベツだけで、キャベツの美味しい味が決め手です。それでこれは春キャベツだけのメニューです。話がそれましたが、このいんげんのチャーハンは、おすすめです。今の私はハム無しですが、マクロビオティックでハムの代わりが必要ならば車麩などで工夫できると思いますし、セイタンなら塩抜きしたお水も味付けに使えます。インゲンチャーハン・・・・・お試しあれ!!!




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