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マクロビオティックインスピレーション・随想古事記・日本語と歴史・バベルの塔・日々雑感

あの日はどこに行ったのだろう!

2024-06-20 13:35:57 | 平戸

歯医者さんに通っています。80歳になるまではなんとか入れ歯を使わないでいきたい・・・・・というのが目標です。歯医者さんは海に面していて、高校時代に毎日お世話になった桟橋のすぐ横です。当時の桟橋の周囲とはずいぶん様変わりして、埋め立てられ波除堤防は長くなり・・・・・ずいぶん変わってしまいました。青い空に青い海・・・・・そんな風景を見ていると、ふと心に浮かんだこと・・・・・あの日はどこに行ったのだろう。

                               

 

この桟橋から対岸の平戸城の下の旧厩前につく朝の補習事業に間に合わせた便に乗るために、丘の上から手を振りながら駆け下りた高校時代をふと思い出しました。もう60年も前のあの懐かしい日々はどこに行ったのだろう。懐かしい人々はどこに行ったのだろう・・・・・?????

 

追記(6/21):今では平戸大橋でつながっていますが、当時は完全な離島だったので平戸に自宅がない者はみな船で高校に通いました。そして船長さんは毎日乗船する顔ぶれも把握していました。乗り遅れると帰宅できない高校生のために、出航した船をわざわざ戻してくれることもありました。あの長閑な優しい日々はどこに行ったのでしょう・・・・・


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平戸の長茄子

2022-08-06 18:32:41 | 平戸

子供の頃の夏の味・・・・・きうりとスイカ、それから茄子とおそうめん。それもきうりと茄子は大きく長くちょっと都会の方々には想像がつきにくいかもしれません。きうりは味のないスイカのようですが、お日様の恵みを受けて青ぐさみがすっかり抜けたきうり。きうり揉みには最高です。ナスは30センチは優にあります。これを焼きナスにすると最高です。母が昔したように、焼き立てを水で指先を冷やしながら皮を剥きます。焼き芋のような身です。

            

この時季、舅と姑はテーブルの横にロースターを持ってきて、毎日囲碁友達差し入れの長茄子を焼いていました。飽きることのないメニューだったようで、長茄子を見ると思い出します。


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ホタル

2022-05-15 12:10:28 | 平戸

美しい新緑の季節もだんだんと濃い緑に覆われてきつつあります。エゴノキの白い花が散り敷いていましたが、今度は柿の花実が裏庭いっぱいに落ち始めました。鶯とカエルの声を一緒に聞きながら、初夏になったんだなあと思っていたら、夜にはホタルがあちこちで強い光を見せていました。月がきれいだったので外に出ていたのですが、光っては消え光っては消え、たくさんと飛び交っていました。何とはなしに、蛍と暮らしているのかと思うと、心楽しくなりました。

           

                            


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海棠の花が咲きました。

2022-04-04 19:30:29 | 平戸

海棠の根元には、芍薬も丈が伸びてきました。ヒラドツツジもつぼみをつけ始め、蘇芳も独特の色を楽しませてくれています。かいうも白い花を開き始めました。これらはみな実家から弟が移植してくれたものです。海棠は祖父が好んだ花ですし、ヒラドツツジは染め分けの銘木で祖父が挿し木で増やしました。

我が家の庭は春の色です。かりんも可愛らしい花をつけていますし、午後になればおがたまの香りも漂い、新緑の赤や緑が鮮やかです。今年は春嵐が吹き荒れたのも一度だけ・・・・・これからでしょうか。

 


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平戸の初冬の空

2021-12-08 00:22:03 | 平戸

あまりにお天気が良いので、ふと空を見上げました。青い空に、懐かしい常緑樹の大木・・・・・懐かしい椎の木。子供の頃、戦後間もないころ、みんなで拾って椎の実を食べました。スギの植林が国策になる以前は、椎の木が平戸を覆っていたのだろうと思います。だからこれまた昔祖父や父と立てた門松は、椎の木と竹とへご・・・・・懐かしい風習も次第になくなってしまいました。

 

我が家の庭は、椎の木の下・・・・・モミジも赤と黄色、落ち葉が地面を彩り、南天の実がきれいです。

                 

もうすぐ小鳥が南天の実をつつきに来るでしょう。可愛いメジロが来るのを待ち遠しく思います。


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アワビの塩辛

2021-04-03 15:01:26 | 平戸

数日前酷い黄砂で春霞が黄色っぽくなり空気が土臭くなって気が滅入っていましたが、遠来のお客が来る前にと瀬戸市場に行きました。もうすでにかなりのお客でにぎわっていましたが、お目当てのヒラメを買ってうろちょろしていると、手頃な大きさのアワビが・・・・・安くはないけれどお正月よりは・・・・・とうとう夫の好物の『アワビの塩辛』を作ることになってしまいました。

      

アワビの塩辛は昔記事にもしましたが、舅の幼馴染の方から教えてもらったもので、塩辛と名の付く食べ物の中で一番おいしいと思います。『魯山人もびっくり』だろうと思います。

先ず、アワビを塩(このときは、塩天華というレギュラー塩)をまぶしつけてたわしでこすります。すると、表面の茶色や緑色の汚れ(?)が取れます。真水で洗い流して、水分をふき取ります。それから木べらかしゃもじで身を起こし(殻からはがし)ます。身とワタに分け、ワタに多めの塩(これからはすべてイキな塩)をまぶしつけ身の下拵えができるまで置きます。

次に、身を縦に(大きさにもよりますが)六つ割くらいに切り、うすく刻みます。これが一番忍耐がいる仕事で、ひたすら小さな短冊のような刻み身を作ります。

次に塩辛の一番重要なワタの処理です。塩をまぶしておいたワタをきれいに洗い流して、水気をしっから拭き取ります。それから、曲がっている外側に出た部分を切って茶色っぽい液を出し、消化しきれていないざらざらした部分を包丁で搔き出します。そして大切なワタをみじん切りにしてたたきます。これを小ぶりのボールに入れて塩と混ぜ合わせ、ここに刻んだ身を加え混ぜます。(この段階は、手がワタで汚れていて写真が取れませんでした。) これを保存瓶に入れて、冷蔵庫で最低一日は置きたいのです・・・・・がどうなることやら。 寝かせた後、もう一度塩を足すこともあります。

この塩辛のワタは本当においしくて、保存瓶に移した後ボールの壁についたのさえ惜しくて、残りご飯を入れて混ぜて食べるほどです。今回もそうしてしまいました。最初教えられたときはこのワタに味の素をこれでもかというくらい入れました。だけど私にはイキな塩があり(このお塩は本当に美味しいので、何も入れる必要がありません)、それから幼い日の恐ろしい思い出が・・・・・味の素が出回り始めたころ、そうですね私が小学二年生か三年生のころ、私は期待に胸を膨らませてこっそり味の素を舐めたことがあります。その時の衝撃は語りつくせません。一週間は確実に味覚がありませんでした。(私はそれ以来味の素を自分で利用することはありません。幸い味の素は卓上で利用できますから。)

 

余談ですが、私は日常のお料理にいわゆる鯵出刃(アジ出刃)という和包丁を使っています。これが一番便利で最近娘が欲しいといった序に、自分用にも新調することにしました。最近鍛冶屋さんが少なくなっていますが、我が県内にはないのかと思って探し出したのが『島原鍛冶』・・・・・アジ出刃とイカ裂きと呼ばれる包丁を買いました。これが今回本当に活躍して楽にできました。

  これは、高くもないし切れ味の良いお勧めの包丁です。柑橘類などや果物を切るときにはステンレスの包丁を使っていますが、日常のお料理にはほとんどこれを使っています。またアジ出刃には厚みによって数種類あり、私は中厚と薄厚を持っています。骨を切るような厚いものは通常の大きさの出刃のほうが使いやすいと思うからです。


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志々伎神社

2021-02-23 21:36:02 | 平戸

今日は令和の御代の『天皇誕生日』、せめて身の程を弁えて呼ぶならば、『天皇陛下のお誕生日』。良いお天気に恵まれて、夫がドライブに誘ってくれましたので、平戸島南端の『志々伎神社』へお参りに出かけました。

志々伎神社の御祭神は、十城別王(トオキワケノミコト)。この方は我らが日本史の英雄・日本武尊の第六皇子です。志々伎山頂に上宮(上都宮・かみつみや)、中腹に中宮(中都宮・なかつみや)、宮之浦側に邊都(へつ)宮、湾内の島に沖都(おきつ)宮があります。今日は後に修験道のお山にもなった志々伎山中腹の中宮にお参りしました。ここから段状になった参道を上ります。足が上がらず堪えましたが、夫に引っ張り上げてもらいながら、息を切らせて境内にたどり着きました。山伏は駆け上がったのか・・・・・と思ったり、『金比羅山でも大変な目にあったなあ』と思ったり・・・・・。その参道では、写真を撮ることさへ思いつきませんでした。お参りを済ませておみくじを頂きました。『大吉』。冒頭のお歌は、『さびしさに 何とはなくて 来て見れば うれし桜の 花ざかりかな』

志々伎神社の新しい縁起碑。駐車スペースが境内にあって、車道が廻っていました。その車道に降りたところに上宮への坂段がありました。  

夫は上ってみるというので、二手に分かれて私は車道を下ることにしました。坂段を上ってきたので、段を下ると足ががくがくして崩れそうになります。およそ800メートルの道のりは、快適でした。 下り始めてすぐに見つけた可憐なやぶ椿・・・・・きれいです。ここからは、全く知らなかった平戸の原生林を思わせるすがすがしい山道でした。子供のころ『オランダいちご』とか言って山で食べたつるいちごも見かけました。水が湧いていそうなところも・・・・・今の時期は枯れていました。

   

      

平戸は五島列島から続いている火山岩の島なので、崩れて岩肌を見せているところなどはそうした島の面影がしのばれます。

追いつかれるかなと思いながら、写真を撮り撮り楽しみながら下ってきましたが、夫は修験道を体験したようです。なかなか下りてきませんでした。志々伎山には修験道の霊場があったと言われています。最初の鳥居のところに参道に入るところの案内板を見つけました。 

 

志々伎神社は、肥前の国といわれた地域で、おそらく一番古い格式のあるお宮です。9世紀ごろまでは勅使の御参向まであったと言われています。研究するべき古いゆかりがあるに違いないと思っています。故郷の歴史に思いをはせることができて、良い祝日を過ごすことができました。

 


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また雪になりました。

2021-02-18 16:53:55 | 平戸

昨日午後から降り出した雪ですが、今朝はうっすらと積もっています。寒くなりました。暖かくなりかけて、寒の戻りに遭遇すると、ちょっと辛い・・・・・などと、ぜいたくなことを言っています。皆様もお大事に。


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今日の瀬戸市場

2021-01-11 15:14:30 | 平戸

平戸口桟橋横の瀬戸市場で、『やりいか』と『うちがき』を買ってきました。今夜のおかずはヤリイカの煮物・・・・・主人の好物です。こんなに小さいので、頭を抜いて煮付けると、一口大くらいになってしまいます。新鮮なので、目がきれいです。大学生になって上京した時、東京のイカがどうしても生だとは思えなくて、お魚屋さんに茹でたのかと聞いたことがあります。「生で、刺身で食べるんだ!」と、怒られた?ことがありました。イカを買うたびにこの事件(?)を思い出します。『うちがき』は残念ながら『石華(せっか・天然の岩に張り付いた小さな牡蛎)』ではありませんが、小さな牡蛎で最高においしいと思います。お正月の残りの橙酢で食べようと思います。これから春までの、期間限定の味です。

 

 

ついでにお薦めの煮方を追記します。これは、母の直伝です:イカの下拵えをします。下拵え済みのイカを鍋に入れて、直火にかけます。イカの水分を飛ばすためです。身は白く皮は赤くなります。焦げ付かないように注意します。そこに、お砂糖とお酒を加えて、お醤油を加えます。落し蓋をしてさっと煮ます。イカは煮すぎたら美味しくありません。硬くなるからです。それで終わりです。水分を飛ばすこと、これが要です。

私が使うお砂糖は、自然食品和みの「黒和糖」です。黒砂糖独特の灰汁がなくて、煮物に最適です。色が着くのが構わなければ、何にでも使えます。私はお砂糖をほとんど使いませんが、お魚の煮付けにはこの「黒和糖」を使います。このお砂糖は、肉料理や魚料理に最適だと思います❗お薦めです❗


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値賀の島々・・・・・五島列島

2020-09-23 10:09:34 | 平戸

台風9・10号が、二つ続けて同じコース・・・・五島列島を北上して朝鮮半島の南に上陸して北朝鮮へ・・・・・という通り方をしました。朝鮮半島に上陸するまで勢力が落ちなかったので、平戸も暴風雨が吹き荒れました。『西側を通る』というのは最悪のコースということです。我が家も木々は折れるは、倉庫の瓦は飛ぶは、通過後丸一日以上停電の憂き目にあいました。これまでの台風は、この最悪のコースで、大体対馬海峡を折れて日本海を東北へ北上するのですが、今年は経線に沿ったようにほぼ真北へ行きました。梅雨の雨と同じように、夏の台風も異常事態です。

 

ところでこの五島列島は、古事記ではチカノシマとして登場します。我が平戸もその最北端部にあたり、小値賀(おぢか)・宇久(うく)という地名が平戸の中に残っています。平の戸・・・・・以前に記事にした『イラ』『イル』の戸、つまり犬族居住地(古代の部族国家)の入口出口。値賀・・・・・『チカ』『イカ』・・・・・も同じ。つまり五島列島は平戸まで、『チカノシマ』だったんですね。(犬族などの部族名については、『随想古事記』や『歴史・言語・・』のカテゴリーでご紹介しています。)確かに平戸は九州大陸(?)への接点です。『戸』『門』はそういう意味で、五島が長崎に渡るより、平戸経由で九州とつながっていたことを知らせてくれると思います。だからかの昔、有名な空海も平戸の田ノ浦から五島に渡り、そして唐に渡ったのですね。鎌倉時代の栄西禅師も五島から平戸につかれて、お茶を初めて植えられました。現在もその跡(冨春庵)が残っています。田ノ浦には巨大な空海像を平戸市が建てました。我が故郷平戸はそういった歴史の息吹を感じるところです。写真は、パソコンの立ち上げ画面にも使っているのですが、平戸の朝明けです。何か、黎明・躍進を思わせるのでご紹介します。

  すっかり明け渡りました‼️                            


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あ!、うりぼうが・・・・・ぞろぞろと

2019-06-29 13:54:26 | 平戸

今しがた、居間の食卓から庭を眺めていたところ、縞模様のラグビーボールのような生き物が4匹・・・・・寄り固まってぞろぞろ・・・・ウロウロ・・・・・可愛いけれど、いずれ『オッコトヌシ』になるか、その家来になるのか?????イノシシにぶつかられると、車でさえもへこんだり修理を余儀なくさせられます。畑は荒らされますし・・・・でも、子供の動きは本当にかわいいのですね!!!困りものです。


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ほたる

2019-06-02 08:05:02 | 平戸

6月になりました。我が家の玄関先や居間の横裏あたりに、ここ数日蛍がツーと光っては消え・・・・・写真にとれません!!!!!福岡のマンションは暑いけれど、平戸の自宅はまだ肌寒い・・・・それでも暑かった5月の影響で羽化したのでしょうか。

 

我が家は蛍の棲む家(?)です。心のどかになりました。

 


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とんび

2019-03-16 11:45:02 | 平戸

平戸のこのごろは、晴れたかと思うと春嵐・・・・・夜になると雷雨・・・・・こうやって新緑が萌え出すのでしょうね。どうだんつつじはいち早く『赤い新緑』の兆しを見せています。そんな春の始めの空高く、『とんび』が鳴いています。それでついついまた小学校で習った今でも大好きな歌が口をついて出てくるというわけです。

 

飛べと~べぇ、とんび、空高く。鳴けな~けぇ、とんび、青空に。ぴ~~ンヨロ、ぴ~~ンヨロ。ぴ~~ンヨロ、ぴ~~ンヨロ。楽し~げぇに。輪をか~いいて。

 

真っ青な空に悠々と飛ぶ『とんび』・・・・・本当のとんびの気持ちはわかりませんが、このころの『とんび』ともう少し経ったころの『ひばり』・・・・・大好きで、子供達ともよく歌ったものです。

                                                                    


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平戸の海の幸

2019-02-25 22:11:21 | 平戸

平戸の味・・・・・というか、玄界灘の味というべきか・・・・・なんとも言えない美味と全く裏腹な(?)姿かたち・・・・・『おごぜ』をご存知ですか?故郷平戸に帰ってきて、この何とも言えない味を堪能しています。市場で『おごぜ』を見つけたら、大体買って帰ります。いつか吉祥寺の東急で見かけて、それもお刺身はダメ!というのを買ってお汁にしましたが、平戸の『おごぜ』は鮮度は十倍、お味も十倍・・・・・だけどお値段は五分の一!!!!!という感じです。

最近はどこでもそうでしょうが、平戸の市場でも三枚おろしにしてくれるんです。それはきれいなほんのり桜色に輝く身をお刺身にします。『おごぜ』の難と言えば、『小骨』です。はらべの骨の部分を包丁で掬い取るように切り、背骨についていた残りの骨も丁寧に取ります。あとは、私は職人ではありませんので、適当にそぎ切り・・・・・フグにも勝る味のお刺身で、夫は何より喜んでいます。醍醐味(?)はあらのお汁です。味噌仕立てにします。コツは、鯛の潮汁などのようにざるに広げて熱湯を回しかけ、鯛ならば鱗ですが『おごぜ』では皮のアクというか汚れた膜を取り除くこと・・・・・泥汚れのようなものを丁寧に冷たい水で落とします。それからお水が沸騰しているお鍋に入れ、再度沸騰してきたらアクを取り火を弱めてお酒を少し、『イキな塩』をほんの少々、味噌をとき入れて、沸騰させないように再度加熱・・・・・どうぞお召し上がりください。

このお汁は最高です。アラカブのお汁も美味しいのですが、それより油が少ない・・・・・本当に上品な、おかわりが欲しい味です。いつかも書いたような気がしますが、私は残ったお汁に菜の花を茹でておひたしにして食べます。これがまた、心嬉しい味です。平戸はヒラメが有名なのですが、このおごぜも平戸の自慢にしても良いと思います。


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2月平戸

2019-02-15 11:50:27 | 平戸

鶯の初音を聞きました。ちょっと嬉しくなって、春待つ心をあらためて感じました。まだまだ完全な『ホーホケキョ』には遠いのですが、これからの楽しみが出来ました。

 

2/18追記:『ホチョクリ』さんもいるようです!!!!!あのウグイスがまだ生きているのか、それとも何代目なのか?????懐かしいやら・・・・・ほのぼのと鳴き声を聞いています。


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