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マクロビオティックインスピレーション・随想古事記・日本語と歴史・バベルの塔・日々雑感

久司先生の講演会

2011-10-26 10:13:18 | マクロビオティック
昨日の25日、CI協会主催の久司先生の講演会が永田町の星陵会館でありました。幸い夫も休日に恵まれて二人で参加しました。久しぶりにお目にかかる久司先生はすっかりお元気になられて青年の理想に燃えていらっしゃいました。本当に嬉しい一日でした。先生のおっしゃる通り、奥様の日頃のお世話のおかげであろうと思いました。

いつでしたか、三年連続の特殊なセミナーで先生はこうおっしゃいました。『老いてゆくほど若くなる』・・・・・いかに先生でもいつかは老いて朽ちてゆかれるだろうと思います。でも今回元気に回復なさって若々しい青年の心を見せてくださいました。その青年こそが久司先生だろうと思います。久司先生は確かにますます若くなっておられます。

数年前先生のご健康について、近遠に関わらず先生の周囲に居た者はみな相当の怖れを感じただろうと思います。先生が手術やむなしとの決断をなさってアメリカでご療養中もみな先生のご快復を祈るだけしかありませんでした。先生が何とか帰国なさった時に直接そのご決断の事情をお伺いしました。そのとき、二つを選ぶことのできない選択をするのが人生(判断力)だろうと思ったものです。

当時80歳を過ぎておられた先生は、手術に耐えると医学的に判断された体力を持って手術をお受けになり、医療関係者の驚く術後の回復をお見せになりました。それでも初めて先生をお迎えした時はみな不安を感じたというのが正直な感想ではなかったかと思います。ですから今回は本当に嬉しかった!!のです。そして日本のマクロビオティックを背負って立とうとしておられる先生のお心をひしひしと感じました。

先生にもう少しご苦労をおかけすることになるのは申し訳ないのですが、日本のマクロビオティックは一つになって大きく前進することが出来ると思います。私共ももう少し奮い立たなければならないと感じました。同志の皆さん!!先生のおっしゃる通り幸せ(やりたいことをやる)を実現しましょう!!!




そして今日も:

     私達は横田めぐみさん達を取り戻さなければならない!!!
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反省!!大失敗しました。

2011-10-19 08:27:41 | 季節・週末散歩

とんご柿を貪りました。平戸の弟が『やっととれたから・・・』と送ってくれました。嬉しくて、嬉しくて・・・・・でも私のほかに食べるものはいません。もったいなくて毎日せっせと“懐かしの父の味”を賞味しました。そしたら、そしたら・・・・・・昨日急にお腹が痛くなりました。痙攣したんです!!!うずくまること小一時間・・・・・・。折悪しく(?)夫は当直明けで在宅・・・・・バレてしまいました。お説教されるやら介抱されるやら・・・・挙句の果てには笑われて、一件落着しました。

私と亡き姑は二人とも柿が大好きで、姑はいつも私に柿を分けてくれました。そして二人で、『柿が好きだから、柿本と結婚したんだ』って結論して笑い合ったものです。熟柿が好きな事も同じでした。姑は甘柿の熟柿が好きなようでしたが、熟柿の醍醐味は断然渋柿の熟柿だと思います。カラスのおこぼれにあずかって木の枝でお日様が透き通るくらい熟して落ちる寸前の渋柿は、本当に本当にトロリトロリの蜜の味です。子供のころ母の里で伯父がくれたあの四寸(しすん)柿の熟柿の味が忘れられません。半分真実が分からなくなりそうな記憶の中の味です。

でも柿って“ひけつ”するんです。お腹を冷やすし・・・・・それにとんご柿は特に消化も悪い・・・んです。よ~~く知っているはずなのに!!申し訳ありませんでした。自分に謝っています。『七匹のこやぎ』に出てくる、お腹に石をゴロゴロ詰め込まれた狼!!!!!!何ということでしょうか。私は川に落ちて死ぬ(?)ところでした?????夫は『もうしばらく柿は食べない』と誓わせたと思っているはずです。



追記:仕方ありません。余ったとんご柿は十分に熟させてペーストにして冷凍保存し、シンプルケーキ(塩味のパンケーキ)のソースにすることにしました。




こんな今日の日も:

     私達は横田めぐみさん達を取り戻さなければならない!!!!

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10月教室のお知らせ

2011-10-14 10:07:15 | 教室情報
もう10月の中旬を迎えています。このころになると年の瀬に向かってなんだか急な感じになりますね。お変わりありませんか。松見先生から楽しげな予定ニュースをいただきました。


     『今回のメニューは、栗蒸し羊羹にしたいと思います。
            食事は、茹で野菜の韮醤油かけ
              玄米粥
              梅と茎わかめのスープ
です。』


          10月29日(土曜日)13:00~16:00
          柿本医院なでしこ寮にて
          お申し込みはいつも通り『和み』さん(0950-23-2566)へお願いします。

またお目にかかりましょう。楽しみにしています。




それでは今日も:

     私達は横田めぐみさん達を早く取り戻さなければならない!!!




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きんぴら

2011-10-13 08:28:55 | マクロビオティック
マクロビオティックの常備菜の基本・『きんぴら』が恋しい秋になりました。春には香り高い春ごぼうの白さや柔らかさが煮物に美味しいし、茎や葉も茹でこぼして空炒りするとおいしいふりかけになりますよね。ですがこの時期は『きんぴらごぼう』が恋しい・・・・・

それも私には軽くてたくさん(?)食べられるきんぴらごぼうが欲しい・・・・・・今回は切り方は中くらいの細さ、って言ったって個人的な基準ですから分かりませんね。マクロビオティイクの基本食のように細かくしないで、適当に千切り。人参も同じようにして準備します。お鍋にごま油をほんの少し引いて、ごぼうを静かに炒めます。炒め足りないうちに焦げ付きそうになったら、昆布の水出し汁を加えて、ウオーターソテーの要領で十分に火を通します。

昆布の水出し汁だとごぼうの旨みが引き立ちます。山の物と海の物との相性は抜群で、ごぼうのきんぴらにはどうぞ昆布だしを用意してください。きんぴらを思いついてごぼうを洗う前に刻んだ昆布を水につけておけば十分間に合います。それも忘れたならごぼうと一緒に昆布を1、2片加えて煮ても取り敢えず構いません。それから人参の千切りを加えます。人参はそれほど火を通すことはありません。ごぼうと馴染んだらそれで構いません。

これからが多分私流ですが、1.『イキな塩』を軽くひとつまみ振ります。軽く混ぜて、一呼吸。2.丸島醤油の『薄口しょうゆ』を控えめにまわしかけます。再び軽く混ぜて、3.昆布の水出し汁を加えて煮ます。この時の出汁量は、『きんぴら』をどれくらい柔らかくしたいのかに依ります。蓋をして汁が無くなるまで煮ます。途中で一度上下を返します。水の量が多かったら、蓋を外して飛ばします。4.この間に白ゴマを炒って、すりごまを作っておきます。5.きんぴらとごまを混ぜますが、ゴマを少しよけておいて、きんぴらを盛った上にかざります。

私は薄口しょうゆをよく使いますが、丸島のうすくち醤油が好きです。このお醤油はとても味に奥行きがあって、濃い口で味をつける時も併用しています。その時は必ずうすくちを先に使って下さい。濃い口は香りが大事ですから、その意味でも後で使います。旨みのうす口、香りの濃い口です。皆様ご存知の切干大根茶を煎じた残りの切干大根を適当に切って、このうすくち醤油で軽く味をつけるとそのまま美味しいお漬物になります。

少し歯ごたえを残して軽く作ったきんぴらなら、好きなだけ食べて大丈夫です。時々は『鬼きんぴら』も作ります。これはごぼうを四つ割にして長めの大きな斜め乱切りにします。人参も同じ大きさに切ります。後は同じですが、みりんと濃い口しょうゆを最後に加えます。このきんぴらはもっと“カリ”っとした歯ごたえを楽しみます。大きいので噛んだときにごぼうそのものの味を余計に感じるので、外側に絡んだ濃い口しょうゆがあった方がおいしいと感じます。暑さの名残の時はセロリとごぼうでおいしいきんぴらが出来ます。その時の注意点はセロリを横に切らない事。薄切りにした場合はほとんど縦に切った方がセロリのしゃきしゃき感が残ってよいと思います。好きなものを合わせて試すのも楽しいと思います。

ハスのきんぴらも好きです。子供達も大好きでした。私はハスだけで作ります。そして炒める時に少し焦がして焼け目ををつけます。きんぴらに黒ゴマはあまり合わないと思いますが、このハスのきんぴらには黒ゴマを混ぜて使ったりします。

ごぼうって日本独特の香りと食感らしいです。昔聞いたことがありますが、アフリカに赴任した日本の外交官がどうしてもごぼうのきんぴらが食べたくて、ごぼうの種を取り寄せてアフリカに植えたらしいのです。収穫して喜んだのもつかの間、大根のような食感だったとか・・・・・どんなに残念だったでしょうね。そんなに恋しくなるごぼうを大事にしたいものですね。




それでは今日も:

     私達は横田めぐみさん達を取り返さなければならない!!!


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駅伝の季節

2011-10-10 08:45:00 | Weblog
今朝の新聞に『出雲駅伝』なる文字を見つけて嬉しくなりました。駅伝季節到来!!駅伝を応援するのが大好きです。学生の駅伝ではその選手の親になり、社会人の駅伝ではその選手の家族になります。スポーツ駅伝では届けるものが『たすき』になったけれども、その昔『はゆまの制』の駅伝で大切なものを届けた時と同じように、自分の義務に忠実であろうとするその真剣な姿に胸を打たれます。

    選手の皆さん、見ている者を同じ心にしてくださって、ありがとう!!!  

九州駅伝は3日間だと思いますが、九州を一周する駅伝です。何時か東北地方を一つにつなげた一周駅伝が出来るといいですね。


昨日は夫とゴルフを見ました。ゴルフ場の息子の石川選手もこの一年ずっと忍耐の修練中です。夫も『言い訳をしないのがいい』とその精神的成長を買っています。乗り越える能力を持った者は、若いうちに苦悩を経験した方がよいと思います。というより経験する能力を得た時に、苦悩を味わうことになるのかもしれません。能力が無ければ避けて通るか、責任転嫁をする以外にないのですから。もう一人の息子池田選手の笑顔が好きです。池田選手は潔い判断をするのが小気味よいと感じています。この二人のおかげでゴルフを見るのも好きです。

夫はラグビーが好きなのですが、ラグビーはテレビの放映が少ないと残念がっています。ラグビーは強さと速さが同時に求められるスポーツのようですから、サッカーよりも難しいのかもしれません。私はまだラグビーのルールが飲み込めていません。それでなかなか楽しめませんが、先日の外国勢の試合では、皆を振り切って走る選手の強さと速さに驚きました。

スポーツ音痴の私ですが、今日は駅伝を見ることにします。幸い(?)夫は日直で休日出勤ですから、チャンネル権は私にあります!!!




それでは今日も:

     私達は横田めぐみさん達を早く取り戻さなければならない!!!

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〝芙蓉〟お披露目

2011-10-06 08:42:03 | 平戸
何時もお話している我が家の『コノハナノサクヤヒメ』です。          

 私の祖父はいかめしさで有名でしたが、その祖父が大好きだったお花です。私には違和感はありませんが、祖父をご存知の方にはかなりアンバランスかなといつも楽しくなります。 



そして私が『楊貴妃』を連想する酔芙蓉

                            


楚々とした清らかな白い酔芙蓉は朝の庭に立つ若き日の楊貴妃。
薄紅色の酔芙蓉は午後の後宮・楊貴妃(この二つは同じお花の朝と昼です)
次の日の朝には、老いても美しいしぼんだ楊貴妃???!!!


きれいなお花に連想する人の名前を付けると、とても楽しく見たこともない昔の人に親しみが湧きます。どうぞお試しください。



それでは今日も:

     私達は横田めぐみさん達を取り返さなければならない!!!






             

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指ヨガ講習会のお知らせ

2011-10-05 13:34:08 | Weblog
久司先生のご本の翻訳や昨年の自著『マクロビオティックに学ぶ暮らしの知恵』の出版でお世話になったブックデザイナー、(株)ノリック 村山鑑恵さんから、指ヨガ講習会のご案内をいただきました。

昨年も大好評だったとかで、今年も11月27日(日)にアンコール開催されます。

            『龍村式指ヨガで楽になる』

               指導:龍村修さん 
               場所:府中市民会館ルミエール府中
               時間:午後1時半~4時
            

日貿出版社から『いつでもどこでも手軽に出来る!指ヨガ健康法』『誰でも出来るかんたんヨガ・龍村式ゆがみ解消法』が出ています。毎日役立つとても分かりやすい本です。


昨年もでしたが、今年も私は平戸なので出席できません。残念です!!
参加ご希望の方は参加費及び用意するものなど、詳細を下記村山さんへお尋ねください。
       
-----------------------------
(株)ノリック 村山鑑恵
090-6507-2855




それでは今日も:

     私達は横田めぐみさん達を必ず取り戻さなければならない!!!
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〝とんご柿〟お披露目

2011-10-03 09:09:45 | 平戸
                                       

金木犀の季節がめぐってきました。一昨日の土曜日、孫の運動会に行きました。小学校の校庭にも通学路にも金木犀が薄黄色のつぼみをつけて香り高い風が吹き渡っています。今年は平戸でも我が家の大きな金木犀がつぼみをつけていました。今までは東京と平戸の開花には一月ほどの差があったのですが、今年は同じ時期に同じ季節がめぐってきました。暑すぎたせいでしょうか。

これまで何度もご紹介した〝とんご柿〟ですが、写真を取りましたのでご紹介します。『百聞は一見に如かず』、どんな柿だと思っていらっしゃったでしょうか。平戸滞在中に弟が届けてくれましたので、今年も懐かしい父の味を賞味しました。父の心をしのび、嬉しかったです。ありがとうございました。





ところで一緒にピンクの芙蓉と酔芙蓉の写真も撮りました。我が家の“コノハナノサクヤ姫”と“楊貴妃”です。次回は『芙蓉』のご紹介にしたいと思います。




今日もまた繰り返さなければならない事を辛く思います:

     私達は横田めぐみさん達を取り戻さなければならない!!!
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