inspiration-macrobiotique・随想古事記

マクロビオティックインスピレーション・随想古事記・日本語と歴史・バベルの塔・日々雑感

久司先生の新刊

2005-08-29 10:43:15 | Weblog

今日先日からご案内していた本が発売されました.
マクロビオティック健康診断法といいます.出来たらお買い上げいただきたいと思います.ですが、どういうわけか見落としを発見しました.もう既に配本されている分には正誤表をつけるのは無理だと思います.ついていなかったら、訂正をお願いします.



p.34 表5 味の段 E列  誤 えぐ味 → 正 鹹味

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課外授業なのですから

2005-08-27 07:06:05 | Weblog
教室の皆さん、或いは課外授業教室の皆さん、これは課外授業なのですから、レポート提出ありです.休み時間の埒もない話もありです.私などの年代は画面に向かうとなかなかどうでもいいような事を書けないので、もう少し慣れないといけないと思うのですが......私たちの世代は電話で無駄話をすると叱られた世代です.でも今では皆電話で無駄話をしていますよね.距離感を喪失させてくれたのが電話でした.インターネットは何をするのでしょう?距離感の喪失がいい事ばかりかどうかはわかりません.全ては表があれば裏がある!マクロビオティックの始めの講義で確認するように、この相対世界では、どんなに便利な物でも功罪相半ばするというのが真実なら、時々その為に失った物を調べておくことも大切かもしれませんね.

でも皆さん、今は自由課題のレポートを期待しています.思いつきレポートで結構です
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マクロビオティック健康診断法

2005-08-25 21:32:02 | Weblog
今回翻訳をさせて頂いた久司先生の新刊の書名です.8月30日には都市部の書店には配本されるそうです.発行所は日貿出版で、税抜き本体が1,800円です.今日手元に刷り上がったばかりの本が配本の前に送られてきました.ずいぶん違ったイメージになりましたが、まあまあの出来ではないかと思います.先生のご希望は明るい感じの表紙でした.
とても読みやすく出来たと思います.初めての本作りになりましたが、とても良い経験でした.

望診等の観察の仕方とその根拠の解説書です.先ず自分のチェックに役に立つと思います.興味のある方は本屋さんに問い合わせて買ってください.少々宣伝をさせて頂きました.

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排泄とアトピー

2005-08-24 09:37:45 | 出版記事
マクロビオティックを始めると、病気が排泄の異常症状であることを学びます。そして女性のほうが長生きしやすいのも、男性に比べて排泄の方法を生理的に多く持っているからだと知ります。つまり、月経、出産、授乳です。そして生まれながらのアトピーの赤ん坊を思います。自分の最も愛するものが自分の排泄だなんてと嫌悪感を訴える方もいます。

でも、皆さん考えましょう。この世にあるものはただ二つ、自分の内と外、それだけです。排泄は外に出す事であって汚いものではありません。ごみを汚いものにしたのは人間だけです。誰かの排泄物がまた誰かを養うのが私たちの自然の仕組みです。糞転がしという小さな虫がいるではありませんか。

そしてこの内と外とは符合していて外を汚すと見えない内も汚れるのです。食事の準備にたくさんごみを出していませんか、お台所を油でべたべたにしていませんか。たとえ洗って流しても外を汚している事に変わりはありません。自分のしていることを見て、自分の体内を思いましょう。外食をしてそのお店のごみを思いましょう。

排泄物は美しくなければなりません。自分の子供の健やかさを願うならば、心と行いとを一致させなければいけないのです。この事を学んで実行するのが、マクロビオティックの道です。そして皆にこの事を教えてあげるのが、久司先生の願いであり、平和運動なのです。外に平和を唱えても、自分の内と外が平和でなければ,平和は実現しないだろうと思います。自分の内なる平和は食べ物によって支えられています。宗教が食べ物を厳しく制限する理由はここにあります。
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農業について

2005-08-22 10:36:35 | Weblog
マクロビオティックを実践する上に、自然な農作物は欠かせません.自然は自然のエネルギーの秩序のままに生命の秩序を生み出します.私達はそれを取り入れることで、私たちのからだの仕組みを機能させることが出来るのです.人間の体の仕組みは自然の秩序に沿って出来ています.人間は自然の一部です.不自然な物を取り入れると、それを自然の秩序に戻そうと体は機能し始めます.それが私たちの病気であり、異常です.
自然な物を取り入れる事は体に負担をかけませんし、自分が自然の一部であることの記憶も呼び覚ましてくれますよ.

農業を製造業と思ってはなりません.農作物を工業製品と思ってはなりません.私たちの一部なのですから.農作物、つまり食物を買うということは、経済活動でも消費活動でもありません.自分の命を買い足しているのです.農業にもっともっと誠実でなければならないと思います.

私達人間は一人一人が体内に畑を持っている農夫だと思います.動物はポータブルの畑を持っている植物といえるかもしれません。私たちの根っこは腸の絨毛組織です.動物は体内の畑に大地を取り入れなければなりません.どういう状態の畑の土か、どういう土が一番適当なのか、季節に合わせて畑の状態を考えなければ、収穫は期待できないのです.

農業は生命の働きです.私たちは生きている以上農夫です.消費者は農業生産者に続いている第二次農業生産者です.そのつもりで農業という物を見なければいけないのではないかと思います.そうは思われませんか?

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選択の自由

2005-08-19 09:25:20 | Weblog
最初にお尋ねくださった方に。ありがとうございました。もう直ぐ出ると思います.
久司先生の翻訳本で、マクロビオティック健康診断法 といいます.出版社は日貿出版です。

マクロビオティックの原則、身土不二。この謎の鍵は生命の歴史、進化の歴史です.
私の前回の講座でも、このことに皆さん一番興味を覚え、これからの生活態度に影響を受けたとの感想でした.マクロビオティックは健康法ではありません.マクロビオティックはどのように生きていくかという自己選択です.

私には子供が四人いますが、子供達に人間に与えられた自由は一つ一つの局面でどちらを選ぶかという選択の自由だけと、いつも言ってきました.ユニークな思い出話があって、いつも可愛かったなと子供たちを思い出します.それはちょうど子供達の夏休み、ある日一人が夏休みの宿題をしたくないと言い出しました.私の答えは、じゃあ先生に叱られるか宿題をするかどちらかを選びなさい、でした.子供は考えた末叱られるほうを選んで思いっきり夏休みを遊びほうけ、自分のやりたいことだけやりました.

二学期が始まって学校でのこと.子供:お母さんが叱られることを選ぶならしなくていいといったので叱られるほうを選びました!
先生:じゃあ・・・チャン、いつまでかかってもいいから、二学期の内にやってきてね!

子供はとうとう叱られませんでしたが、課題はきちんとやらされました.自分の選択のほかに先生の選択もあるということを学んだ夏休みでした.子供って本当に可愛いですね.

私たちには幸せなことに食物を選択できる自由があります.でも生命の歴史では食べるか食べないかの選択しかなかったと思えます.生命が作ってきた体の構造、私達はマクロビオティックという道を知ったということに、この上ないありがたさと幸せを思います.



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簡単!マクロビオティック食事講座アンケートより

2005-08-17 09:25:22 | Weblog
七月の最終講義の終了時、次回からの講座の資料にとアンケートをお願いしました.その中でわかった事は、皆様が一番興味を持たれたのがなぜ身土不二なのか、自分が一体どういうものなのかということでした.我ながらとても嬉しく思いました.それこそがマクロビオティックの中心だと思うからです.来て下さった方は慣れない講師が言いたかったことをきちんと掴んでいて下さいました.皆さんどうもありがとう!

十月からまた再開する予定です.性格上複雑なお料理はお教えできません.でも私の講座の眼目は、日々の繰り返しです.それなしには私達はおろか、この広大な宇宙もないのですから.またお会いできること、新しい出会いがあることを楽しみにプログラムを作ります.
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やっとブログを開きました

2005-08-16 16:12:53 | Weblog
今年三月から始めた講座に通って下さった皆さん、これからご縁があるかもしれない皆さん、課外授業として講師の思いつき日記を公開します.自分の子供達からもずいぶん変わっていると言われてきながら、あまり反省の色がない母親でしたから、おかしな日記になるかもしれません.柿本医院のホームページを作りましたが、やり取りの出来るコーナーということで院長と私と二つのブログを付け加えました.よろしくお願いします.

ところで早速ですが、七夕様が終わりましたね.七夕という美しい音をもった言葉は私の日本語研究の始まりとなったのですが、彦星様、牽牛星のお仕事は何でしょう.
答えは農業ですと、私は思います.農耕のための牛を引いているのです.これが七夕の日のインスピレーションでした.そんな事言わずと知れたことだったでしょうか.

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