inspiration-macrobiotique・随想古事記

マクロビオティックインスピレーション・随想古事記・日本語と歴史・バベルの塔・日々雑感

19年度講座終了

2008-01-30 16:29:06 | 教室情報
26日に最後の教室を開きました.最終講座は夫の担当で医学講座でした.なかなか盛り沢山で消化不良になったかもしれませんが、今後の課題として整理して頂けたらなあと思います.調理実習は、生徒さんの希望をいれて、和風、洋風の2種類のお菓子がメインテーマでした.いなり寿司はちょっと予定がずれてかわの準備が不良、具の味付けの指示の不徹底で、注意事項の確認になってしまいました.まあ私の教室らしくて良かったことにしたいと思います.

3年間の締めくくりとして、一段上の問題意識を持っていただく土台として、12名の方に終了証をお渡しいたしました.今後は入れ混じりで教室の講座や調理の助手も勤めていただきながら、厚みのある内容を作っていきたいと思います.

2月はいよいよ娘達のセルフバランシングセミナーを開きます.これも食べ物と同じで、日々の小さな繰り返しが私達を作っていることを実感して頂けるのではないかと楽しみにしています.言わば私達が食べている『宇宙の気の調理法』です.如何にして取り入れ流すか、ということです.たくさんの方にこのチャンスを利用して頂けたらと思います.

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猫のおこぼれ

2008-01-23 10:54:06 | Weblog
我が家のシマ猫ちゃんは年寄りです.何度か死にかけたようになっては生き延びています.このところ嚥下障害がひどくなって、直ぐに喉かどこかに引っ掛けます.その度に後ろ足で立って前足で口元をこすりこすりの大騒動です.それに好き嫌いが激しくなりました.元々猫は子猫の時に食べたものしか食べない傾向にあります.野生の掟でしょうか.ドライフードはダメ!缶詰もダメ!とばかりにお腹が空いている筈なのに『フン!』と行ってしまいます.

その上、嚥下障害!!食べるのはお魚かお肉.一番の好物は今のところアジです.ですが我が家はマクロビオティック!?そんなにお余りがあるわけではありません.そこでシマ様にアジを買ってくる羽目になります.平戸は海の幸なら困りません.皿盛の豆アジを買ってきます.一盛に、10センチ、15匹くらいのアジで二、三百円というとこでしょうか.それを何しろ嚥下困難ですから、ひっかかったら大変、吐き散らかされて、散々です.生は背びれ、腹びれなどについている尖ったとげを取りにくい・・・なれば水煮して・・・腸も栄養のバランス上食べさせるために丸煮です.水煮をすると骨がよく取れます.平戸など海岸では値段に鮮度は余り関係ありません.好きな人はこの豆アジを『セギリ』といって骨ごと刺身にして食べるくらい鮮度がいいものです.肉食動物にとって腸は最高の栄養です.シマも身は残すことがあっても、腸は決して残したりしません.

そんな豆アジを昨日も買って来ました.みれば15センチくらいのアジが混ざっているではありませんか.そういう訳で昨日の夕ご飯は久しぶりにアジの塩焼きを食べました.夫は2匹、私は1匹、おろし大根たっぷりに酢橘を付けて.まさかメインディッシュがシマネコちゃんのおこぼれだとは夫も気がつかなかったことでしょう.
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カマキリの巣

2008-01-18 17:04:08 | Weblog
ここ数日の風雨で落ちたのか、それとも鳥についばまれたのか、カマキリの巣が庭先のドウダンつつじの枝から落ちて壊れていました.拾い上げて枝に止めておきましたが、今日はもうありませんでした.

カマキリの赤ちゃんをご覧になったことがありますか?それはかわいいんです!小さくても立派にカマキリの形をして、しなやかな緑色の体を杓子のように反らせて・・・・・・柔らかくて、拾い上げて手に乗せると、小さな一人前の格好をするんです.それがかわいい!

去年の秋、大きな親カマキリがつつじの枝にたくさんいました.水にぬれないように地面から上に離れた枝に卵を白い泡に包んで産み付け、その泡は枯れ木と同じ色になって冬を越します.親カマキリは死にましたけれど、小さい緑色の子カマキリを楽しみにしていました.五つくらいあるのですが、一つがダメになりました.厳しい自然のおきての中で、文句も言わず与えられた身の上をそのままに生きています.ますますかわいくなって、通りすがりには必ず確かめることにしています.今日も生きていますね!!

玄関内の梅は満開を過ぎかかっていますが、庭の梅はまだ丸い緑の蕾です.大好きでいつもブログに登場するドウダンつつじは芽を赤く膨らませています.寒の盛りに春の到来を楽しみにさせてくれます.やがて赤みを帯びた枝に美しい独特の緑の葉がみずみずしく広げるでしょう.カマキリの赤ちゃんも巣から這い出してあちこちに散らばるだろうと思います.

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蝋梅

2008-01-10 17:04:58 | Weblog
黄色い蝋梅の花が咲きました.お玄関には例年従弟が梅の鉢植えを持ってきてくれます.白梅が好きと言ってあるのですが、今年は薄紅色だそうです.たおやかに伸びた緑色の枝に蕾がきれいです.春に花を咲かせる木々は、どうして開花を芽吹きに先行させるのでしょうか.梅も桜も桃も、マンサクも、蘇芳も.そうそう連翹も.満開のお花の後に葉が一斉に吹き出します.

春の花は実をつけないものが多い?梅やさくらんぼは?・・・・花が散って葉が茂るのとともに大きくなります.りんごや梨や柿は葉の季節の後に花が咲き実をつけます.どうしてでしょう.季節のめぐりと関係あるのは間違いありません.

ところで私が小学2年か3年ごろの事です.その頃は一日の授業が終わってからお掃除をして帰っていました.毎日机とイスを後ろに片付けて、掃き掃除、拭き掃除をして、元のように机とイスを戻していました.最後に机を拭いていた時のことです.その頃の机はただの木製で古いものであれば、脆くなっているものもありました.どうしたはずみか、机の縁が親指の爪の間に刺さってしまったのです.今思い返すとけなげにも、お掃除を済ませ、風が吹いても痛い指にハンカチを巻きつけて泣くのを堪えて家まで、そうですねェ、子供の足で2,30分のところを歩いて帰りました.

今もあるのでしょうか、福岡県の八屋小学校、立派な築山があって、正門を出ると直ぐ右に小さな橋がありました.消防署の前を通って商店街の真中(?)の十字路を左に折れます.お魚屋さんを過ぎて石屋さんがありました.そこを右手の道を真直ぐ行くと、九電の社宅がありました.その横の長い坂を登っていくと、登り上がったところに市営住宅(?)がありました.そこに官舎に移るまでしばらくの間住んでいました.トボトボととても辛い帰り道でした.帰り着くなり、お玄関で、わっ~と泣き出してしまいました.

母に説明するまでもなく、外科に連れて行かれ、麻酔の注射をされ爪を鋏で切って剥がされ、とげを抜き取ってもらいました.石屋さんの近くのお医者さんで、それでも痛くて、『我慢したらお薬を入れてあった箱を上げるから・・・・』といわれて一生懸命我慢しました.当時のガラスのアンプルを並べてある箱は子供の目には魅力的でした.

とげは思いのほか長くて、爪の根元まで刺さっていました.爪は元のようにはならないだろうと言われました.その通り、根元の半月は“二上山”になって、爪は半分伸びると二枚に割れるようになりました.それから50年余過ても治りません.マクロビオティックによってもなかなか爪は治らない・・・・と諦めていましたが、昨年ふと爪が治っているのに気がつきました.まだちょっと不安定ですが、二枚というか、二段重ねになりません.必ず変化はおきているのだと思います.もう半年くらい続いているので、ちょっとご報告します.

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年頭のご挨拶

2008-01-05 16:14:37 | Weblog
明けましておめでとうございます.皆様はどんなお正月をお迎えでしょうか.我が家は昨日から仕事始め、久しぶりにゆっくり一緒に過ごした末息子も昨日帰りました.何となく淋しくなりお献立に身が入りませんが、そんなことは言っていられません.

主人は今年はもっと積極的に糖尿病と立ち向かうつもりのようです.主人の思いのほか糖尿病の治療に関する社会情勢はインスリン注射に頼る傾向になっている様子ですが、最終手段に使用すべきだと思います.そして何よりも前に、自分自身が出来る努力――食事を変えるべきだと思います.柿本医院のホームページに主人が自分を検査対象にして血糖レベルの6時間にわたる推移を計測した実験結果(糖尿病データ)を発表しています.人体のメカニズムを考える上で面白い資料ですし、とても珍しいと思います.今月の教室ではそんな話もあろうかと思います.1月26日です.

これは余談ですが、今年のお正月の発見です.今年は豆を煮ませんでした.それで黒豆ご飯を炊いたのですが、そこに小豆を混ぜてみました.とても深みのある美味しさになったのでご紹介します.試す価値があると思います.

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