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西部(邁)さんの死

2018-01-22 16:17:16 | その時々2

西部さんが亡くなった・・・・・と最初に聞いたときは、ひどく寂しい気持ちに襲われました。だけど、自分で死ぬことに決められたと聞いて、悲しまないことにしました。死に関する私たちの置かれた現状について、西部さんは多くの場合『自然死』ではなく、『病院死』だとおっしゃっています。そうですよね、そして幸いにもうっかり『自然死』でもしようものなら、事故死扱いになって警察沙汰になるのです。西部さんの頭で考えてさへ、自然死に近い死に方をするためには、意識のはっきりしているうちに体の自由が利くうちに、水死するしか無かったというこの事実・・・・・これは『警鐘』だと思います。三島由紀夫以来の第二の『警鐘』です。

 

もう30年以上前になるのだろうと思いますが、新聞紙上に西部さんの広告が出ました。『発言者』の出版予告です。私はいくらかでも支持を表明しようと2部の配布申し込みをしました。毎月届く表書きに4番の番号が振られましたから、4番目の申し込みだったのだろうと思います。そして1部は私たち夫婦の手元に、もう1部を父に持って行って論議をしたものです。この『発言者』に引き続く『表現者』になって、その後の発行継続断念に至るまで西部さんが財産をなげうって頑張られたことを知っています。この小気味の良い西部さんに私は(失礼ながら)『ライオン丸』とニックネームを付けました。風貌も行動もライオンのリーダーのようでしたから・・・・・父が亡くなって、『発言者』を引き取り、また手元に戻っています。その中には、西部さんの家屋敷を売り払っても守るべき『伝統』の認識が語られていると思います。言葉というものの意味が語られていると思います。

 

 

私は身近な人の死を、4歳か5歳の時に初めて体験しました(厳密にいえば、生後40日くらいで実の祖母が亡くなりましたが、記憶はありません。)生後半年の二番目の弟が死にました。その時のことは切れ切れに覚えています。茶の間の隣の部屋に青い着物を着せられ白い涎掛けをかけられて寝かされた小さな弟・・・・・小さなお棺に入れられて、黒い紋付の晴れ着をかけられた弟・・・・・墓地に穴が掘られていて、小さなお棺が下げられて、上に土がかけられ始めたその時、泣きわめいて私はどこかに連れていかれました。その次は生後三か月の四番目の弟が死にました。この弟は腸重積の発見が遅れて死にました。緑色の便をして緑色のものを吐きました。手術をして成功したと聞かされ、病室のベッドに寝ている弟を見ました。そして弟は術後一週間でなくなりました。この時は小学5年生だったか、6年生だったか・・・・・母はそれから数か月瞼が腫れていました。お乳が張るたび、夜になるたび、泣いたので、瞼の腫れがひかなかったんだと思います。

このころから私は思索的(まあ、生意気)になりました。死について考えたり、広大な宇宙について考えてみたり・・・・・歴史上の人物の言動について考えてみたり・・・・・。それで最終的に歴史とマクロビオティックとカタカムナにつながることになるのですが、死の床についた伯母を見て、人間には最後に『死ぬ以外に仕事がない時が来る』ということを直に感じました。父を見取り、姑を見取り、舅を見取り・・・・・そして母の最期を迎えるにあたって、私は母と『死』について語り合うという実験をしました。死んでゆく人に『大丈夫よ(いったい何が大丈夫なのか?)』としか言えない事態がたまらなく嫌だったからです。このころから死を明らかにして死んでいくべきだと思うようになりました。これが『ヒレフリ山教室』へと続いているのですが、今のところ頓挫しています。誰もあんまり聞きたくなさそうなのです。

 

西部先生、ご自分の片をお付けになったのですか。それについて、しばらく考えてみるつもりです。父の後は背負子にしょっていますが、先生の後は文字をたどってみるつもりです。


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ギリシャ人の物語

2018-01-19 22:26:41 | Weblog

とうとう買ってしまいました。最初にこの本が出た時、多分2年位前、買うのは止そう・・・・・・と決心しました。でも新聞で『アレクサンドロス・・』を見つけて、その魅力に負け決心を破ってしまいました。第1巻から読むことにしました。その訳は・・・・・『なんでペルシャはギリシャなんかと戦争したんだろう?』という若い時抱いた疑問に、『ローマ人の物語』ですっかりファンになってしまった塩野七生さんの意見を聞きたかったからです。第1巻の終わりの方に、同じ疑問をギリシャ人自身が持ったかのようなところがあって、可笑しくなりました。もう一度未解決の疑問を考えてみようと思います。

生き生きとした時代の物語は本当に楽しくなります。幼い昔に語ってくれた父の『マラトン』や『サラミス』の戦史が蘇って、さっき第2巻を注文しました。『ローマ人の物語』と違って三巻で終わりだそうですから、気楽に読めることはありがたい?????それに、民主主義の正当性が信じられている現代という時代に、民主政を創り出したギリシャ人を考え直すというのは時宜にかなったことだと思います。お薦めです!!!!!面白いです!!!!!

 

1/20追記:夫から「どうして買わないと決心したのか?」と聞かれました・・・・・それは、読みはまるのが困るからです。面白いものを読みだしたら、読み終わるまで読みたくなる!!!!!主婦としては本当に困ります。雑用が溜まるだけ溜まります。だけれど今回既刊の三巻だというので・・・・・買うことにしました。三巻分の雑用くらいなら、なんとかなる!!!!!・・・・・?????


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a さんへ

2018-01-15 11:35:06 | マクロビオティック

コメントをいただきありがとうございました。コメント欄でお返事を書くのはちょっと長くなりすぎるかなと思って、記事にしました。最初にお断りしておきますが、マクロビオティックというのは極めて個人的なものです。なぜかというと条件が違いすぎるからです。それでも日本人の食生活という伝統の上に現代日本人がいるという点では、類似点が多いのでご参考にはなりうると思うのでお返事いたします。

 

(この色の部分は頂いたコメントの引用です。)・・・・・・病院でMRI検査を行ってもらった所、頭の真ん中付近(眉間のそのまま奥部分)に約2.2cm大の腫瘍(おそらく髄膜腫で良性腫瘍との事)が見つかりました。
腫瘍の位置が若干左側に寄っており、特に左眼の視神経を圧迫している為、現在左眼が全体的に霧がかかったように白っぽく見えている状態です(病院では「視野狭窄」と言われました)。
医師からも家族からも外科手術での腫瘍摘出を勧められているのですが、先生のブログを見つけ、読ませて頂きました。

・・・・・・・・・・・・・・食事療法で治る可能性が自分にも少しでもあるならばと思い、ブログを参考にさせて頂き約2ヶ月経過した所、体重は10kg程度落ちましたが症状にはあまり改善が見られない(約1ヶ月後のMRI検査でも腫瘍の大きさはほぼ変化無しとの事)、それどころか最近左眼の状態が少しずつ悪化している気さえしているので、おそらくやり方を間違えているのでなないかと思っています(まだ食べ過ぎている、等)。

差し支えなければ、療養中毎日どのようなメニューをどれ位の量採っていたのかをもう少し詳しく教えて頂けないでしょうか?

 

まず申し上げなければならないことは、食事療法で治る可能性はあると思います。ですが、aさん独自の条件で時間がどれくらいかかるかは申し上げられません。ですから、時々チェックをしなければなりません。そしてそれが日常的にどれくらい問題があるか、(一喜一憂する必要はありませんが)差し迫った問題があるかどうか、かかっておられる先生と相談しながら進んでください。私の場合は、大きすぎて手術を進めるにも放射線照射するにも医学的に問題あり、というわけで判断が私に委ねられました。

身長175cm 68kg(現在の体重) 東京都在住の30代男性・・・・・・立派な健康的な体格のように思いますが、体重が落ちて何か調子が悪いとお感じですか?ともかくもマクロビオティック的な食生活になさったのなら、私の推測ですが、目の状況は別にして、健康状態は良くなられたのではないかと思います。以前は多少太りすぎておられたのではないかと思います。これは私の考えですが、腫瘍というものの大半には過剰な脂肪というものが関係していると思います。そして、たまった脂肪の溶けやすさには、溜まっている体の部位と時間の経過(つまりその脂肪の古さ)がかかわっていると思います。おなかの脂肪より頭の脂肪は取れやすいと思います。髄膜腫の大きさが変わっていないそうですが、そうかもしれませんし、見かけはそうでも実質は変わっているかもしれません。これまでの食生活を、他人に公表する必要はありませんが、ご自分でははっきりとさせる必要があります。

以前は78キロくらい体重がおありだったのですよね。太りすぎだと感じておられたのですよね。まだ食べ過ぎている、等・・・・・と書いておられるところを見ると、大食漢だったと感じておられる?????『どんなものをどれくらい食べてきたのか・・・・・』これを自分ではっきり知ってください。誰にも言わなくても結構です。ただ協力してくださるご家族とだけは情報を共有してください。太りすぎだということは、脂肪の過剰だということですよね。そして脂肪固体の油(肉や魚の脂肪)などのこってりとしたものだけではなく、さらっとした液体の油(植物油などの食用油)、砂糖類や穀類など炭水化物の取りすぎ・・・・・など、ともかくすべての余剰は何でも体内の貯留物である脂肪になります。

30歳の男性・・・・・働き盛りですから、ご自分の活動量に合わせて食べる必要があります。一度土曜日にでも、夕食を早めに食べて朝まで食べずにお過ごしください。朝起きた時に空腹感を感じてください。動物の生きる基本は『ひもじさ』です。それくらいの量が一番だと思います。活動しているお昼は少しくらい食べすぎても構いませんが、『ひもじさ』が貯留している脂肪を溶かすカギです。十分に補給していては、貯留物を溶かす必要がありませんからね。その上で、ご自分のマクロビオティックを実践なさってください。ただ、よく噛むこと!!!!!何でも30~(できれば)50回噛んでください。

 

・構成食材を標準食の中庸領域に合わせて、腫瘍を溶かしやすい大根や蕪、キャベツなどを毎食摂る・・・・・基本的に水煮、蒸し煮、茹で物が良い。根菜類のお煮しめなど。肉類は脂肪の少ない鳥のむねみ、ささみ。お魚は、ヒラメやカレイがおすすめです。マクロビオティックをしておられたわけではない場合、肉類やお魚類の食べ物を完全になくすことは難しいと思って挙げましたが、期限を切って完全になくすことも良いのではないかと思います。また、おろし大根とともに塩煮をすると美味しいし良いと思います。私はピーナッツなどの脂肪の多い種子類も、黒ゴマ以外は食べませんでした。乳製品なども、もともと好きではなかったので、無し。お豆腐も問題です。湯豆腐や冷ややっこはお薦めできません。煮しめるか、炒り豆腐にするか、そして高野豆腐が安全です。
・マクロビオティックで許容範囲に入れられている嗜好品(果物や菓子類など)を完全に絶つ・・・・マクロビオティックにも許容範囲に入れられているお菓子などがあります。だからと言って、本当は不要なんです。現代人は我慢がなりませんから、まあこれくらいは・・・・・となっています。それも全部アウトにしました。町で売っている一般的なパン・・・・・どれも膨らし粉やイーストが入ってお砂糖が入っています。そして小麦粉を焼いたものは、みな腸を傷めやすいんです。『腸こそ命の故郷』です。腸を大事にしないと、きれいな血液もできません。きれいな血液が腫瘍を溶かしてくれます。

・一日玄米おむすびを2回、4個の、徹底的な小食でやり過ごす・・・・・これが、私の『ひもじさ』の限度でした。私の場合は舅が入院したために、時間的な余裕もなくなって、必要最低限の食事を持っていく必要がありました。これが家を空けるために携帯したお弁当でした。それに消化という仕事はかなりエネルギーを使います。小食になれると、体が軽くなります。それでも(私の意見ですが)何か特別の目的がない限り、はた目から異常に思えるほどやせすぎるのは問題だと思います。健やかでなければなりません。それに私はかなり小柄で、運動量も少ないと思います。
・「脳腫瘍に良いスープ」を摂る・・・・・・これは、久司先生が以前発表しておられたもので、マクロビオティックで基本的な『甘い野菜のスープ』というものをアレンジしたものです。『甘い野菜のスープ』というのは、キャベツ・玉ねぎ・人参・かぼちゃをみじん切りにして目分量で同量用意し、その全量に4倍の水を加えて沸騰させ火を弱めてコトコトと10~15分煮出して、ストレーナーで濾し(つぶしてはいけない)たものです。これは、胃や膵臓のためのスープです。『脳腫瘍に良いスープ』というものについては、現在詳しい資料がありませんが、帰郷して以前の日記などを調べたところ(故郷を離れていた間にお尋ねくださった方には、探せませんでした)、干しシイタケを1として(本当は刻むのかもしれませんが、私は直径5センチくらいの原木干しシイタケを丸ごと)、黒炒り玄米、キャベツ、ニンジンをそれぞれ1、それに切り干し大根を2の割合で、その全量の4倍の水を加えて同じように静かに煮出したものを朝晩カップ1杯飲みました。これは、何でもない場合も頭がすっきりとします。1~2か月後に一日に1回にしたように思います。(もしかすると、切り干し大根ではなく、キャベツが2だったのかもしれません。)多めに作るのは構いませんが、せいぜい2日です。本当は毎日新しいものが良いのです。濾し残りが気になりますが、味は全部抜けていますしお料理に使えない場合は、お詫びをして始末してください。私は肥料にしていました。


・途中で自分独りでやってきたプログラムに少し不安を覚え、久司先生に直接ご相談し、修整をして頂いた・・・・・これでいいのか悪いのか、私もさっぱりわかりませんでした。(自分のことは案外わからないものです。)それで幸いにも久司先生にお目にかかることが出来ましたが、『それで良い』とおっしゃいました。安心をいただいたと思います。この『安心』というのがこれまた大切な要素で、私は医師でもなく相談に対して何の回答も差し上げられませんので、一つ提案です。『白隠禅師の軟蘇法』というのをご存知ですか?夜お休みになる前に、今日一日の反省と感謝をします。自分が作った血液が自分の処理しきれない余分の貯留所を頭の中のある部分に作りました。ほかの場所にも作っているかもしれませんが、ほかの場所はそれほど問題にならないのかもしれません。知らないうちにちょっとした亀裂や隙間ができているところに、作るらしいのです。その場所が忍耐の日々を送ってくれたことに、お詫びと感謝をすべきですよね。人体というものは、自分のものと思っていますがそうではなく、小さな細胞の集合体なんです。ペット(寄生虫や細菌)も飼っています。それぞれの細胞がお役目大事に励んでいてくれるんです。人間の社会みたいですよね。ですから『自分』は暴君になってはいけないのだと思います。日々お詫びと感謝をします。

そのときに、頭の上に軟蘇・つまりトロトロに溶けたチーズをのせた様子をイメージしてください。このチーズは仏様の慈愛に満ちた手です。それが溶けて頭の中の腫瘍を取り囲み消している様をイメージしてください。そして腫瘍の部分を『ありがとうありがとう』と思ってください。これに関しては、私の髄膜腫のシリーズの最後『体験感想記3(身体的心理的精神的)』をお読みください。ご参考になるかと思います。それから強い電磁波の影響についてもお考え下さい。脳は総合的に電磁波を含めた振動の送受信器です。(携帯に関しては、いつもこのブログでご紹介している和みさん(0950-23-2566)で、電磁波をカットする充電用品を販売しています。安い(15000~20000円?)ものではないかもしれませんが、家族全員で使えます。)


とブログにありますが、自分の場合具体的にどのようなメニューを1日どの位の量(「脳腫瘍を溶かすスープ」の摂取量も含む)摂れば良いのかがはっきり分からない状態です。

お恥ずかしい話ですが、自分はマクロビオティックにあまり詳しくなく、そもそも玄米の選び方や洗い方・炊き方(普通の炊飯器しか持っていません)からして間違っている気がします。
その他もし何か参考になる書籍(先生ご自身または娘様が出版されている書籍含む)があれば、そちらもあわせて読ませて頂きたいと思っております。

色々調べてみましたが、他に食事療法で髄膜腫を治した詳細を記載したブログが見当たらない為、何かアドバイスを頂ければ非常に助かります。・・・・・ご家族も一緒に玄米を召し上がっておられるのなら、いいですね。だけど無理強いは出来ませんよね。お返事した内容で慣れてきたら、本を読んで研究なさるのが良いと思います。ブログの自己紹介欄にある私の本にも基本的なことや食事の量についても一応書いたつもりですが、私の本は売れないので、増版もされませんでしたからもう無いかもしれません。(前述の自然食品・和みさんには何冊かあるかもしれません。)娘の最初の本『マクロビオティックと暮らす』は、若い方には人気がありますし、娘ながらよく書いていると思います。娘たちはDVDによる通信講座も出しています。本には一般的なことしか書けません。それでも、玄米ご飯は少なくともガスで炊いてください。簡単なのが圧力釜です。美味しく炊かないと長続きしません。それから調味料(塩・醤油・みそ)を天然自然のものにしてください。マクロビオティックでいう陰性のものは極力避けてください(精白したもの、抽出したものなどの部分的な食品、アルコール、甘いもの、くだもの、農薬類・・・・・等々)。

 

今回、とりあえず、これくらいは・・・・・ということをお返事記事にしました。続けていると、ご自分の内側から、何かすっきりとしてくるはずです。それから、医学的検査も肯定的に受け止めてください。問題があるときは、何か考えないといけないことがある印ですから。マクロビオティックの良いところは、頭がすっきりして色々とひらめくようになることです。精進料理の意味が分かってきます。読まねばならない本も自然と目の前に現れてくるし、必要なものに出会うようになります。ご自分のマクロビオティックをお創りください。私も日々新しい問題にぶつかっています。でも問題を認識した時には、解決できるはずだと信じています。

 

 

以下は医師である主人からの伝言です。マクロビオティックの信ぴょう性については、様々な議論があります。しかし家内の髄膜腫についても膵臓の術後の経過についても身近で見せられて、心の気楽さと回復度に驚くとともに認めざるを得ません。ご家族や信頼できる脳外科医とよく相談なさることをお勧めします。脳外科も随分と進歩し手術による侵襲も一段と抑えられていると思います。ただ、いずれにしろ食事は非常に大事な要素です。お若いので、くれぐれも大事にお考え下さい。

 



 

 

 

コメント (9)
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お粥上手

2018-01-14 10:24:05 | Weblog

明けましておめでとうございます!!!今年の記事初めは、土鍋です。最近のガスレンジは感熱装置が付いていて便利だな・・・・・と思っていますが、良いことばかりではありません。大好きな土鍋などは使いにくくなっています。それでも我が家のガステーブルは少し旧型・・・・・それで、まだ片方のガス口は鉄板でも何でも大丈夫なので、このガスレンジを大事にしています。どうぞ壊れませんように・・・・・

 

今日はもう一つのテーマ(?)・・・・・土鍋です。土鍋で美味しく玄米を炊く、あるいはお粥を炊く・・・・・問題は蓋の重さで、私は蓋の上に砥石を載せたり、漬物用の重しを載せたり・・・・・それでも美味しさの要・噴きこぼれを逃さない!!!!!・・・・・このための工夫にもう一つ苦心していました。この写真をご覧ください。

 

                           

縁が高くて落とし蓋のようになっています。これが嬉しい!!!!!・・・・・・お粥が美味しく出来ました。火を止めた後蓋の開け頃にも迷いがありません。それから、この土鍋は底に工夫があって感熱タイプのガス口でも使えるらしい・・・・・。良い土鍋を手に入れまして、新年から満足です。

 

それから、もう一つ・・・・・長年探しているのが、左の写真の竹べら・・・・・ずいぶん黒くなって短くなってしまいましたが、二十年来(?)重宝している便利この上ないこの竹べらを探しています。味噌を取るのも、味噌を濾すのも、すり身をすり鉢から移すのも、白和えを取り分けるのも・・・・・・この竹べらさえあれば簡単です。見つけられた折には情報をお願いします。


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