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続・玄米ご飯が食べたい

2024-06-28 15:02:35 | 鍋物語・楽老膳

今回は結論としての感想です。明快至極の感想は、単純に『失敗』です。まあ使った玄米がその炊き方に合わなかったのか、いろいろ条件はあると思いますが、あまり美味しくはできませんでした・・・・・それでもお粥やおじやを作る下処理としては十分だろうと思いますので、寒くなるまで待とうかと思います。

 

ただ思いがけぬ発見に驚いています。すぐに感じた心安さ・・・・・白米や分搗き米の素直さというか軽さというか・・・・・心のこだわりが消えるような・・・・・現代社会の抑鬱状態の原因が、まさか、ここにあったのではないかと思えてしまいます。社会が電化して便利さと美味しさを追求して失われたものがあったのかもしれないと思います。もし不安や心配に悩んでおられるなら、この圧力をかけない電気炊飯器を試してみられるのもよいと思います。私は特に悩みなどはなかったのですが、それでも気分がとても楽に自由になりました。なんでだろうと考えて末の結論が、圧力をかけない遠赤効果の炭窯にあったのではないかと思います。分厚いくりぬいたような炭の内釜・・・・・暖かい手触りです。優しい社会の基盤は、穏やかな精神状態だろうかと思います。


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あの日はどこに行ったのだろう!

2024-06-20 13:35:57 | 平戸

歯医者さんに通っています。80歳になるまではなんとか入れ歯を使わないでいきたい・・・・・というのが目標です。歯医者さんは海に面していて、高校時代に毎日お世話になった桟橋のすぐ横です。当時の桟橋の周囲とはずいぶん様変わりして、埋め立てられ波除堤防は長くなり・・・・・ずいぶん変わってしまいました。青い空に青い海・・・・・そんな風景を見ていると、ふと心に浮かんだこと・・・・・あの日はどこに行ったのだろう。

                               

 

この桟橋から対岸の平戸城の下の旧厩前につく朝の補習事業に間に合わせた便に乗るために、丘の上から手を振りながら駆け下りた高校時代をふと思い出しました。もう60年も前のあの懐かしい日々はどこに行ったのだろう。懐かしい人々はどこに行ったのだろう・・・・・?????

 

追記(6/21):今では平戸大橋でつながっていますが、当時は完全な離島だったので平戸に自宅がない者はみな船で高校に通いました。そして船長さんは毎日乗船する顔ぶれも把握していました。乗り遅れると帰宅できない高校生のために、出航した船をわざわざ戻してくれることもありました。あの長閑な優しい日々はどこに行ったのでしょう・・・・・


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