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すべての女性が家庭を出て外で輝く?????

2014-10-26 08:46:42 | Weblog

昨夜テレビで「新幹線をつくった男とその妻」たちをモデルにした番組を見ました。そこには私達の子供時代日本中で普通に見られた家庭がありました。饒舌な現代社会とちがって、言葉少ないが通じ合う関係がありました。

 

女は生理的というか、生命現象としては、産む機械であり、男は産ませる機械です。先般物議を醸しました。だけども社会的にいえば、男が産む機械であり女が産ませる機械なのではと思います。普通の男は女の支え無しには仕事を達成出来ない!(と私は思います。)あるいは又、普通の男も良い支えを得れば仕事を達成することが出来る・・・・・

 

そんな社会を壊したら、一体どうなるのでしょうか????女ばかりが輝く・・・・・?????そんなことはないでしょうが、立派な男が少なくなるでしょう。安倍政権はそんな社会をお望みですか?なんかもう少し違うやり方は無いのでしょうか?少なくとも安い賃金で女を働かせるのは無意味というものでしょうよ。家庭というものが、いかに生産的で社会的なものか、思い出してほしいと思います。


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秋になりました。

2014-10-11 08:55:35 | マクロビオティック

柿がなって栗がとれて・・・・・秋になりました。道端でもススキがそよぎ、野菊が咲いている・・・・・だけどまた台風がやってこようとしています。被害が少なくて済むようにと、誰しも念じておられることだろうと思います。

最近は年追うごとに台風が変わり、暑さがひどくなっています。・・・・・で、今年の夏野菜は、防御のためか、苦くなって一段と味が落ちました。なり物のきゅうりも葉野菜の小松菜なども、みな苦くて料理人として悲しかったですよね。秋になってすこしホッとする味にありつきたい・・・・・と、今年はちょっと欲求不満気味だったところに、私には前回の記事にした『とんご柿』が届き懐かしい味に慰められ気分を和ませることが出来ました。

 

食べ物、あるいは食べることが、精神の安定にかかわっていることを、今更のように感じました。地球温暖化という大層な問題が、今後一人一人に大きく関わってくるのだろうと思います。私たち人間も『苦く』なるのでしょうか???!!!


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とんご柿が届きました!!

2014-10-08 09:30:07 | 季節・週末散歩

平戸の弟から『とんご柿』が届きました!!!売り物にはならない野生の柿ですが、このところ≪何かが食べたい・・・・・?????≫と訳の分からない気持ちになっておりましたのが、すっきりと解消しました。私が食べたかったのは、故郷の秋の味・幼い日の秋の味・懐かしい父の味・・・・・・だったんですね。

 

私が生まれた時にはすでに大木だったこの柿の木はすでに老木ですが、毎年私の心の味を満足させてくれます。その老木ともあと数年のうちには別れを告げなければなりません。弟が余念なく、接ぎ木をしてくれていますが、当初の予定では『過疎化の進んだ平戸に少しでも人の流れを』という最後の叫びのような当の無い希望(?)の犠牲になって私の生家も取り壊されるらしいので、それと運命を共にするでしょう。感情的に言えば、私にはそれが辛い・・・・・何度も私のブログに登場したこの『とんご柿』は、『父の背負子』の味だったんです。

 

                


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むら雀

2014-10-05 13:05:56 | 季節・週末散歩

自宅の周囲に田んぼが三枚あります。住宅地の中に残った田んぼですが、1週間くらい前に稲刈りと同時に脱穀が終わり短く切った稲わらが敷かれています。老(?)農夫がトラクターを一人で操っている姿に、「近ごろでは何でも一人でできるんだ~~と感心しながら、あ~あ稲わらの匂い・・・・・」と、懐かしい気持ちになっていると、コオロギの鳴き声がしきりにしています。

翌朝は早くから、大勢の雀が押しかけて(?)チッチ、チッチと賑やかなこと、こぼれたお米を拾っているのでしょうか、稲わらに残っている稲穂があるのでしょうか、それとも虫を食べているのか、もう1週間になりますが、今朝の雨の中でも頑張っています。何となくかわいらしい雀達の群れ集う姿に、秋祭りを思わせられています。


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私たちは横田めぐみさんたちを取り戻さなければならない!!!

2014-10-04 10:18:53 | その時々2

現政権の最重要事項の一つに拉致問題があることは、国民の一人として安堵感を感じています。それは、国民の安全保障という問題に対する政府の姿勢に対してです。

政府のあり方というものは、国民の態度によると思います。これまでの『早く解決しなければ・・・・・』という祈るような、ある意味安易(?)な取り組みは、私たち国民全体の姿勢でもあっただろうと思います。拉致が行われて現在に至るまで、私たちは拉致された方々の時間というものを切実に考え表明したことがあったでしょうか?思いの端に浮き上がることはあっても、それをどうしたでしょうか?他人事だったのです。自分のことではなかったのです。

彼の人達は拉致された場所で三十数余年の人生をおくらされてしまいました。そしてそこに様々な関わり合いを生み出す以外にありませんでした。これをいったい私たちはどうしたらいいのでしょうか?????私たちはこうした一人一人の安全保障に対して、政府にどうしてほしいと思っているのでしょうか。この三十数余年の歳月の問題は、話し合い(?)に長い長い時間をかけたことの結果起こりました。

 

安全保障の問題が『戦争をするか否か』ということのように反論されていますが、そうではなくて、少なくとも理想ではなく、現実の世界の中で『自分が拉致されたとき、政府は何をするか』という問題と根源的に同じであることを、もっと深く感じなければならないと思います。『国民の安全(国の主権)が侵されたとき、最終的には武力を持ってでも回復するか』という問題は、『侵略して領土を拡張するか』という問題とは違います。それは自分たちの安全に対する国民の決意の問題です。そして現代は幸いにして、領土を拡張しなければ国家を維持できない好戦的な時代ではないと思います。(どうも中国は別の時代感覚らしい・・・・・ですが。)

拉致に関する北朝鮮との折衝に、北朝鮮という国の不誠実さが再び見せられて嫌気を感じさせられています。日本人は、どうも自分と同じものを他国にも期待してしまう・・・・・だけど、敢えて言うのですが、実際のところ北朝鮮はどうにもならないのでは・・・・・・とも思います。私達も生身の同胞を身の危険をおかしても取り返しにいかなかったのですから。だからあれほど多くの人々を連れ去られてしまった・・・・・そしてその肚が据わらない限り、私たちは武力なんて使えないのかもしれません。だけど、もし自分の身に起こったら、結果的に言えば、放置されるということなんです。

この記事で、『私たちは横田めぐみさんたちを取り戻さなければならない!!!』というフレーズをお終いにすることにしました。なぜかといえば、私達が横田めぐみさんたちの身の上に起こった事実をしり、そして三十数余年どのように生きてきたかを検証すること以外に残されていないように思うからです。帰ることが出来る人も出来ない人もいるはずです。様々な人生模様をそこで紡ぐ以外になかったのですから。どんなにつらくても受け入れる以外になかったのですから。取り返すのは、横田めぐみさんたちをどれくらい自分として感じることが出来るか、という同胞を思う心だと思います。

コメント (5)
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御嶽山

2014-10-03 09:25:48 | Weblog

日本国中に何となくなじみのある『木曽の御嶽山』・・・・・先月末噴火して多くの方が巻き込まれて亡くなっています。毎日テレビで御嶽山の山容を見ていますが、思い出されるのが雲仙普賢岳・・・・・・

あの時は義姉の嫁ぎ先が島原だったこともあって、普通よりもっと身近に大変な思いを感じました。(というより感じているつもりだった、というべきでしたが・・・・・・)交通規制が収まったころ私たち夫婦は島原に出かけました。そして実際に目の当たりにしたときの、名状しがたい慄然とする以外にない惨状・・・・・・これを忘れることが出来ません。テレビで見ていたのは、いわば他所事。目の前の惨状は、胸塞がり何も言えないショック・・・・・。あの時と同じスケールの差が、今御嶽山で起きているんだなあと思います。

 

普賢岳災害ではそこに暮らす人々が被害にあいましたが、御嶽山では登山者が被害にあいました。普賢岳で知った『差』を思いながら、標高にも問題があるだろうご苦労多い救援活動の報道に接しています。

 

それでは今日も:

      私たちは横田めぐみさんたちを取り戻さなければならない!!!


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