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マクロビオティックインスピレーション・随想古事記・日本語と歴史・バベルの塔・日々雑感

高度23000フィート

2011-11-30 09:05:52 | Weblog
昨日帰京しました。とてもお天気が良かったのと飛行機が空いていたのとで、高度23000フィートからの眺望を楽しみました。私はいつも通路側に席を取って、大体離陸してしばらくすると眠ってしまい降下を始める揺れで目を覚ますのがいつものことです。それで窓から景色を楽しむことはあまりないのですが、小一時間したところで目が覚めてしまい、お隣のA・B両席が空いていました。窓を見やると良いお天気!!!窓際に席を移しました。九州では1割も紅葉していなかったのに、きれいに紅葉しているのが見えました。

眼下は海で機体の下から半島のようなものが突出しています。備え付けの全日空発行の月刊誌を取り出して航路図を見ました。長崎東京の中間点あたりで機体の左側につきだして見える半島のようなものとしたら、淡路島以外にありません。だったら橋があるはずと思って目を凝らすと、白っぽい橋も見えました!赤い平戸大橋はもっとはっきり見えるんだろうなと思いながら、行く手を見ると関空も見えました!!折しも機長のアナウンスがあって、淡路島の上空、高度23000フィートだとか。大阪が見えました。

それから奈良盆地の大きさにびっくりしました。『さすがに奈良の都だ!!』と感嘆することしばし、(多分)津市が見えてきました。行ったことのない町ですが、『津も大きいんだなあ』と思いました。埋め立てたらしい海岸線に人間の営みを感じました。それから遠くに『あれが名古屋なんだろうなあ』とかすむ市街地を見ました。知多半島を見て“三河湾”を見ました。それから渥美半島の長い長~い海岸線と汽水湖の浜名湖を見ました。それから浜松市を見ました。浜松は私が小学校に入学したところです。懐かしさも手伝って一生懸命(?)見ました。浜松って静岡県第一の都市なんですね。帰ったら詳しく地図をたどって昔を思うことにしました。それから富士山はまだ雪の帽子をかぶっていませんでした。

伊豆半島にかかる頃飛行機は降下を始め、雲の中に突っ込みました。ひとしきり雲を出たら、その下にも雲がありました。上にも雲、下にも雲。この雲は地上から見たら暗いんだろうかなどと思いましたが、上から見る雲は真っ白です。どこから東京湾に入るのか興味がありましたが、雲で地上の様子があまりはっきりしませんでした。以前房総半島から侵入したのに乗りましたが、今回はどうも海上を北上したようでしたので、三浦半島から東京湾に入ったのかなと思いました。

父はジェット戦闘機のパイロットでしたから、ちょっと同じものを見たような・・・・・しばし父を懐かしく思い出しました。





それでは今日も:

     私達は横田めぐみさん達を取り戻さなければならない!!!

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平戸便り4

2011-11-25 11:38:10 | 平戸
ただいま帰省中です。平戸田平の我が家のお風呂は木のお風呂で、とても感触のよい入り心地です。何年か前はシロアリがついて大変な目にあいました。それでもまた木のお風呂にしました。なるべく虫がつかないようにと、ヒバにしました。

それなのにそれなのに・・・・・・帰宅してお湯につかってみたら、何か浮いているではありませんか。洗面器ですくってみたら、それはなんと“ムカデ”でした。寒くなったのにまだ山の落ち葉の下に帰らなかったのか・・・・・5センチくらいのまだ細いムカデの子でした。ムカデって42,3度でも死ぬんですかね。妙なところに感心しています。

そして今朝はまた、夜中に庭をイノシシがほじくって通り過ぎたらしいあとを発見して、・・・・・なんとも言えませんでした。我が家を手伝いに来てくれているHさんの家では、大豆と小豆とジャガイモを全部食べられてしまったそうです。イノシシが荒らしたわらや草は、においを嫌って牛も食べないそうです。平戸の困った近況です。

明日は今年最後のお料理教室とヒレフリ山教室です。明後日は松浦市でお話をすることになりました。いろいろな人にお目にかかれるのが楽しみです。




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コメント (4)
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ブータンの国王陛下

2011-11-21 11:13:31 | 日本語・古事記・歴史・日本人
昨日ブータンの国王陛下ご夫妻がお帰りになりました。日本国民に不思議な親近感と私達が失ったものに対する反省をお残しになったと思います。

ところで今朝の“みのさん”の番組で、国王陛下が『竜』について福島の子供達に語られたことが、紹介されていました。子供達に『竜を見たことがあるか』とお尋ねになり、『私は見たことがある』とお話になりました。『竜』というものは個々人の心の中にいるもので、それを成長させていくのが人の道だというような内容のお話でした。これはなかなかに優れたたとえ話で、子供に大きな感化を与えられると思います。国王陛下の子供に対する深い愛情を感じました。

そしてもう一つ、ブータンは国旗に『竜』を持つ国なんですね。つまり我らが日本の縄文人と同じ蛇族の国なんですね。東北地方にお心をお惹かれになり、私達日本人が親近感を感じたことも当然だったような気がします。私達日本人の基台である縄文人・・・・・・東北地方は深くその縄文の面影を残しています。これは記憶のなせる技のような気がします。




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今年最後のお料理教室

2011-11-17 08:33:31 | 教室情報
11月も半分を過ぎてしまいました。もう間もなく年の瀬を迎えますね。何となく気ぜわしくなってきました。ところで今月26日は今年最後のお料理教室です。松見先生から次のような実習メニューをいただいています。皆様とお会いするのを楽しみにしています。

          和風クリスマスお菓子          
          お食事は、「玄米おむすび」と「焼き大根餅 和風バーベキューソース」

お子さんがいれば特に、クリスマスはもう年中行事の一つに定着してしまいましたね。これも日本の心だろうと思います。クリスマスと言えば思い出すのが、我が家の子供達の『本当にサンタは居るのか?』という質問。子供達も年長さんともなれば、そろそろ『サンタはいないのでは』という疑問を確信して、親に謎かけをしてくる年です。

子供たち:サンタさんは本当に来るの?
私(母):いると信じている子供のところにだけ来るのよ。

     じゃあ起きて待っていようかな・・・・?
     眠ってしまわないと来ないのよ。

     だけどいつも“玉屋”の紙で包んであるんだ・・・・。
     そりゃあサンタさんだって、世界中の子供のために、あちこちで集めるからよ。

     あやしい・・・・・・いつもお願いしたものを持って来てくれるし・・・・・
     だけどね、今年からサンタさんは家には来ません!!!
     何でえ?????(大合唱)
     おかあちゃまがサンタさんにお断りしたの。
     え・え・え・え・・・・・?????
     
     サンタさんは大変お忙しいでしょうから、世界中の大変な子供達のところに行って下さいって。
     家の子供達には今年からおとうちゃまがプレゼントをしますって。
     だからもうサンタさんは来ません。


不満そうな子供たちの顔を眺めながら、サンタさんにを決着をつけました。プレゼントをもらう当然の日という“祝日”を消しました。




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国というもの

2011-11-14 10:02:06 | 父の懐
3月の大震災以来8カ月が過ぎました。日本を直接まきこんだ戦争が絶えて65年余、私達は久しく考えなかった国というものについて深く考えさせられたと思います。

東北の悲惨な状況を救うことが出来るのは国しかない・・・・・国が責任を持って復興する・・・・・?????
今年全国民が実感した思いを表す言葉は『絆』だ・・・・・多くの人々がボランティア活動に参加したし、もっと多くの人々が義援金に生活費を削った・・・・・

今回の大災害から早く復興させるためには大きな自然の時の流れを加速させなければなりません。それを思った時『国』というものを感じます。大きな力が無ければ動かすことのできない自然の大災害の被害!!!国内という地域社会を守ろうという『国』の心を感じます。そしてその心を動かす組織としての『国』を実感することが出来ます。同胞の災害は時代時代によって様々なものがあっただろうと思います。『国』の恩恵にどっぷりとつかって忘れかけていた『国』の実感を取り戻すことが出来ました。

天皇皇后両陛下の被災地お見舞いに、全国民が心を重ねてお見舞いしたと思います。われらが組織である『国』に心を寄せたと思います。そして我らが見たものは我らが行政機関と我らが全権を委託した国会の8ヶ月でした。『国』の心は堕落しない、というより国民の健全性を映していると思いますが、組織は堕落する・・・・・たとえどんな組織でも堕落する・・・・・そう思います。

かの昔孔子様が『自分は終生学を好んで学び続けた』という主旨のことを述べておられます。何時までも自分をたたくことだけが、堕落しないで生きる方法だと思います。そんな孔子様の生きられた時代は春秋戦国時代、群雄割拠した下克上の時代です。そんな500年も続く無法(?)時代は、『国』というものに求める夢も絶望も含めて、組織というものの堕落次第図とでもいうべきお手本を示しています。それで現代の私達もあの時代の物語に魅かれるのでしょうか。

幸か不幸か私達日本人の記憶の中には、『国』というものの建国の欲求が無い!!!!!どういうわけかアマテラスオオミカミの御心のままに私達は生かされている!!!!!『国』というものはオオミカミの御心を映すべき機関なのですから・・・・・もしかして私達日本人は生かされることは出来るけれども、生かすことが出来ないのでは・・・・・?『国』を運営することが出来ないのでは・・・・・?明治の元勲たちは一生懸命水を吸い込む砂のように西欧の組織を学んだけれども、『国』を建てる(建てられている)ことを知らなかったのでは?????

だって私達は横田めぐみさん達を取り返す手段を知らない!!!!!横田めぐみさん達が年を取ることを黙って看過するしかない!!!!!横田めぐみさん達が北朝鮮で新しい記憶を作っていくことを放置している!!!!!つまり日本人でなくなるかもしれない・・・・・風化させる以外の解決法がない現実が胸をかき乱します。私達の責任です。そして最も大きな責任を負っているのは国会議員です。その為に選ばれたのでしょう。国会は日本人の心を現実に映すためにある機関なのでしょう。この問題を解決できない事と、災害復興の遅れることの理由は同じだと思います。

私達の国会は、国会議員は国を知らない!!!!!それは私達日本人の姿勢に由来していると思います。つまり私達は建国の喜びを知らない!!!!!

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浅草散歩

2011-11-09 08:27:44 | Weblog
先週末の土曜日、主人は久方ぶりの休日の土曜日になりました。それで東京暮らし予定半分が過ぎて『東京見納め』計画実行!!浅草散歩に行ってきました。吉祥寺から神田へ中央線で一直線、地下鉄銀座線に乗り換えて終点浅草まで。銀座線は歴史が古いのか、何となく江戸の名残を感じさせる、そして最新の深い深い地下に潜りこむような恐怖を感じさせない浅い地下鉄です。

浅草駅構内の“おみこし”に目を見張りながら地上に出て『雷門』に到達。私は上京後毎年参加している同窓会のような気分になりました。同窓会の待ち合わせ場所が、この『雷門』なのです。嬉しい気持ちになって、あの賑やかな門前(中?)の出店通りを過ぎてお参りしました。

それから横道に入ってあちこちお店の探検・・・・・伝通院通りって何となく時代劇で聞きなれたような名前!!!伝通院の立派な塀構えがありました。昔のようなお店や今風のお店・・・・・小屋作りの出店、色々です。お腹がすいてきて、何となく入ったお蕎麦屋さん・・・・・テーブルなどの調度品が立派だなあと思い思い、主人はざるそば、私はかけそばを注文しました。それがおいしかったんです!!表向きはお客の目を引くような物もなく、誘い込むような物もない、そんなお店だったのですが、あれは『知る人ぞ知る』のお店だったんでしょうね。次回はもう少し具のあるお蕎麦をいただきましょう!!!

今回のお土産の筆頭は主人の見つけた『歯ブラシ』です。私も一本分けてもらいましたが、主人の言う通り、「これがすこぶる調子が良い」歯ブラシです。行きがかりに見つけた舅が使っていた“体こすり用たわし”に魅かれて、私は“棕櫚(しゅろ)たわし”を買いました。そして主人が馬毛の歯ブラシを買いました。私に分けてくれると言うので、『馬を口の中に入れるなんて・・・・?』とふざけながら試してみたという次第です。浅草のお出かけの節はどうぞおみやげに・・・・・。

棕櫚たわしを何に使うかと言うと、例の『塩こすり』ならぬ『リフレッシュ塩浴法』で体をこすろうかと・・・・・試してみたら気持ちがいいのです。堀江さん!!お土産に買ってきてあげましょう!!!!お店のおばさんが言うには、食器などを洗うために作ったとのことですが、手などのマッサージにも使えます。リハビリに利用できるかもしれません。普通『塩こすり』だけでは足の垢などが残っていたのですが、この“たわし”でこすったらもうすっかりきれいでした!!!大満足です。




それでは今日も:

     私達は横田めぐみさん達を取り戻さなければならない!!!

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