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イタグレブリーダー・ヨーロッパのイタリアングレーハウンド。

ヨーロッパから6頭のIGを輸入しました。出産や老犬のこと。家族として大切に育てています。

数々の道のりがあって~今の私です。

2014年05月30日 | Weblog

イタリアングレーハウンドの存在を知ったのは、今から17年ほど前にさかのぼります。実物を見たのではありません。テレビでその姿を見た私は・・・釘付けに なりました。当時はP・Cも普及しておらず、子犬探しはもっぱら愛犬雑誌でした。子供達に⇒お母さん・・イタグレを飼うよ と言うと、どんな犬? いやだぁ~可愛くない! と反対しました。主人は当時は単身赴任中でして、犬のことには何も口をはさみませんでした。


IGが欲しい~ と思い始めてから探しました。いずれは繁殖したいと考えていたので、まずは血統の良い犬。お顔や姿の綺麗な犬。カラーはブルーもしくはグレーの女の子が欲しい。当時はIGのブリーダーさんは少なく、産まれている子犬もめったにいなくて、選り好みしていたらご縁がなくなる時代でした。そうして1年以上随分と探して~我が家に最初にやってきた子たちです。



右・シルビィ 左・ジュリアです。 可愛かった~ 1~2歳の頃ですね。


この子達は、現在はおばあちゃんになりましたが健在です。可愛いおばあちゃんですよ。以前載せた写真ですが、もう一度載せますね ↓ 寝ているところです・・弱っているのではありません(^_^) 2014年 現在の写真です。



現在のジュリア(左)13歳 とシルビィ(右)15歳です。我が家のIGはみんな長生きしてくれます。うちに来て幸せだったのかな 贅沢なことはしてあげていないけど。犬らしい生活をしているので居心地はは悪くないと思います。


女の子に出産してもらう場合、お産に向いている子⇒安産で子育てが上手な子と向いていない子⇒はらはらドキドキの出産で、ママ犬がデリケートな子がいます。人と同じで、適当に気を抜いて子育てするほうがいいです 神経質で子犬から片時も離れない、子犬を一日中舐めている母犬は、母犬&子犬ともに疲れてしまいます。シルビィは分離不安症で、私の姿が見えなくなると鳴き続けます。性格も臆病で、何かあるとびっくり!します。私はシルちゃんを繁殖のママ犬からはずしました。親犬の性格は子供に遺伝します。 反対にジュリアはおおらかでお産も安産。毎回4~5匹の子犬を産んでくれて~適当に手を抜きながら~時には厳しく子犬を叱りながら、上手に子育てをしてくれました。ありがとうジュリアm(_ _)m


最初はイタグレを迎えただけで嬉しかった管理人です。そして繁殖するに当たって、当然、良い男の子との交配が必要です。その当時は家が新築でしたので 男の子を迎えるとマーキングされるかも?という考えがあり、しばらくは友人ブリーダー所有のIGの男の子と交配していました。その友人も繁殖や血統にはこだわる人で、良い血統の犬を持っている人でした。そこにはアメリカCHの息子とノルウェーCHの息子の2頭の男の子がいました。2匹は全く違ったタイプの男の子でした。アメリカ系は性格はいいけどサイズが大きいし、ノルウェー系は身体はキレイでしたが性格に落ち着きがなく好きになれませんでした。しばらくはそこの男の子達と交配をしていましたが・・・CHでもないのに交配料は高いし・・・私の理想とするタイプとは違っていたので段々と納得がいかなくなりました。そのブリさん・・50~60匹の色々な犬種・小型犬を繁殖していました。ボンビーな人で生活苦でした。私はそこに行くのもイヤ になっていました。そして私の中からメラメラ と闘志が沸いてきました。


イタグレを飼ってしばらくしてから、IGにはアメリカから輸入された血統で繁殖されている犬と、ヨーロッパから輸入された血統から繁殖されている犬がいることを知りました。そして私は魅せられたのです。ヨーロッパのIGにはまりました。どうしてもヨーロッパの犬が欲しくてネットでヨーロッパのブリーダーさんのH・Pを探しました。10年以上前ですから、ブリさんのH・Pも少なかったです(-_-) 数えるほどしかありませんでした。その中から見つけた、私の好きなタイプのIGの男の子。いましたよ! H・Pには、もうすぐ子犬が生まれます。と書かれていました。 この子犬が欲しいよ~


しかし10年以上前ですから、今のように FACEBook はありません。ヨーロッパのブリさんは日本に対して良い印象を持っていません。日本と仲の良いアメリカでしたら、いくつかのルートがあるかもしれませんが、ヨーロッパはパピーミルが存在している日本人には簡単には譲ってはくれません。そこで私はブリさんに長い手紙を書きました。私の家族や飼っている犬達の写真・住んでいる札幌の紹介・パピーミルでなく、犬は家族と同様に大切にしていること。その手紙を業者に託して・・・。私は犬の輸出入を行っている仲介業者さんに頼みました。この犬舎の、この子犬を希望しますので話をまとめてくださいと。。。しかし、この業者は前金だけ受け取った後・・・ルーズでなかなか仕事をしてくれませんでした。連絡も乏しく、私はイライラしっぱなしでした。10年前は成田の動物物検疫所で輸入犬は2週間の係留期間がありました。その際に、係留するペットホテルを予約しないと満席になるのです。ところが仲介業者が予約を忘れていたために(バカもんです)ゲージが満杯で空いておらず、日本への到着が大幅に遅れました。すったもんだがありましたが、結果的には1年後に私が望んだ子が無事に日本に⇒私の元へ来てくれたので ⇒よし としましょう。最初はこんなもんでしょう。


最初に来てくれたロナルド君。10年前ですから、写真を探すのが大変!もっといい写真を見つけたら、あとから載せます。



やっと来てくれたね。遠いところから、ありがとうね。 落ち着いたジェントルマン・紳士でした。



この子は大人になってから来ました。ポーランドCH・RONALDO君です。日本は10ヶ月未満の子犬を輸入することはできません。この写真は我が家に来てから2年ほど経ってからの写真です。6歳の頃です。


ロナルドは筋肉質です。身体は軟らかく走る姿はゴムまりのようにかろやかです。ロナルドの子供達は骨が太くてしっかりとした身体の子が産まれました。今までの子犬とは違う、背中・胴の短いショートバックな子が生まれるようになりました。血液が違うと変わるのもですね。


しかしIGのブリーダーって・・・よく調べているというか、外産の犬が日本に入ると興味があるのでしょうね。ロナ君がうちに来てから、嫌がらせの電話がかかってくるようになりました。2チャンネルにも、明らかに私のことと分かる様なカキコミがありました。当時はショーにも出ていません。 友人ブリさんのところのIG君がどうもイマイチ好きになれず、これからも交配料を払い続けるのであれば、自分で輸入して~好きなヨーロッパの犬を創りたい そのような気持ちで行った輸入でした。


何度も電話をかけてきたブリさんは、言葉になまりがありました。ワケの分からないことをおっしゃっていました。どなたかは分かっていますが、あ~きたなっ!と私は普通に対応しました。その後も色々とありましたが、私は逆風には強くて、イヤなことがあると返って燃えるんです 続きはまた次回にね。今日も読んでくださり、ありがとうございます。ワンクリックお願いね!

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