イタグレブリーダー・ヨーロッパのイタリアングレーハウンド。

ヨーロッパから5頭のIGを輸入しました。出産や老犬のこと。家族として大切に育てています。

むかし遭遇した~わけの分からないブリーダー。

2017年10月20日 | Weblog

私が犬の繁殖を始めた頃・・・20年以上前ですよ。その当時は主人は東京へ単身赴任していまして、自分の子の子育てを一人で行っていました。人間の子供育ては(失礼ですが・・・)犬育ての数倍も大変でした。経済面も精神面も、犬とは比較にならない労力を使っていました。息子は陸上部・・娘は吹奏楽部でしたので、早朝からの陸上競技場や練習会場・音楽ホールへの送り迎え・・父母の方々との付き合いなど、親というモノは、ある一定の期間は子供のために頑張っているようなものです。

 

ですから子供のことが優先でしたので、始めたばかりの頃はブリーダーは見習いのようなものでした。ブリーダーのことをよく知らなかった私は、ブリーダーって犬を好きな人がやっている職業だと思っていました。ところが、一歩足を踏み入れると⇒そうではなかった 本当に・・出会う人 出会う人 ヘンでした

 

20年以上前のことだから、参考までにどんなにヘンだったかを書かせていただきます。おそらくその方はすでに亡くなっていらっしゃるでしょう。私はまだイタグレの存在を知らずに、シュナウザーとヨーキーを飼っていたころの話です。

 

私はよく通っていた場所にステキなお店があるのを見つけていました。そのお店は ペットサロン 〇〇〇〇 という名前で、お店は表がガラス張りになっていて中のようすが丸見えでした。ヨーキーの専門店でした。前を通ると、可愛いヨーキーたちが常に5~6匹放し飼いになっていてガラス越しに動き回っている姿が愛らしくてステキなお店に見えました。ヨーキーの初めての女の子・ルビーを迎えたとき、」よしっ!ルビーお婿さんはこのお店に頼もうと思っていました ↓ この写真はルビーの晩年の写真です。4月にパソコンが壊れて買い替えてから、昔の写真が探し出せないので、10歳を過ぎたルビーちやんです。

 

 

10歳過ぎて白内障も進んできたけど可愛いよ。ルビーちゃん。

 

そしてルビーがお年頃になってからこのお店の社長・かりにAさんとします。Aさんに電話をすると。快く交配を引き受けてくださいました。快くというよりも、うちの子を選んでくれてりがとう!と大歓迎のようすでした。しかし~そのあとが ヘンな感じになってきました。Aさんは運転できません。Aさんはその当時50歳くらいの女性です。良い男の子がいるから、そこに交配に行きましょうと、私が車を出し、言われたとおりにたどり着いたお婿さんの家は、普通の住宅でした。そこにいた男の子は、普通にペットちゃんとして可愛がられている8歳くらいの男の子でした。ええっ!たねオスではなくて素人さんの男の子ですか 事前に交配料も〇万円と言われていて~すごく良い男の子よ と聞いていたので、私はがっくり。。。しかし私はまだ駆け出しの素人で、お相手はベテランのトリマー兼ショップの社長さんです。乗りかけた船から降りることはできませんでした。そしてそのお宅にルビーを預けて帰りました。その後電話があり~なかなかうまく交配できないのでしばらく預かりますとのことでした。

 

そして一週間ほど経って・・夜中に2匹でコソコソしてたわよ。うまくいったときもあったみたい・・・とあいまいなお返事でした。ここでまた私は不信感"(-""-)" でもルビーも早くうちに帰りたいだろし、家でゆっくりさせてあげたいので迎えに行きました。業者なら当然のことですが、交配を終えると、男の子の側から交配証明書という証明書がでるのです。しかし、Aさんは交配証明書をくれません。それで私は、交配料も払っているので証明書がないとおかしいですよ。くださいよ!といいました。そしたらニコニコ笑いながら、あとから書いて送るから心配しないで・・・というのです。私はヘンな人とかかわったな(''_'') と思いながらも証明書が来るのを待っていました。

 

結果を先に言うと、このときルビーーは妊娠しませんでした。のちに分かったことですが、このとき同時にAさん所有の女の子も発情期になっていて、同時期に一緒にこのお宅に送り込んでいたのです。それで8歳の男の子はルビーとは交配させずにAさんの女の子と交配をしたのでした。 なぜ知っているかって・・そのAさんはあっけらかんな人で、2か月後に子犬が産まれたときに⇒いやぁ~松村さんわるいねぇ~あの時、うちの女の子にも発情が来たから、一緒にお泊りさせたのよ。松村さんの子にはできなかったけれど・・うちの子は5匹も生んだのよ と悪びれる様子もなく、むしろたくさん生まれたことが嬉しい様子で喜びを隠しきれずにしゃべっていました。

 

私はあきれてしまって・・これはプロとしてはやってはイケないことなのに、なんてひどい人なんだろう と怒りを通り越して軽蔑( 一一) の気持ちになりました。20年以上前のことです。あの当時のブリーダー達は、はっきり言って腐っていました。このようなことは氷山の一角。もっともっとひどい現場を見てきました。このことはまだ続きがあります。時間が来てしまったので、またあとから書かせていただきます。

 

懐かしい写真です ↓

 

 

左から、ロナルド ミユリ ビビアン 後ろはバービィ 右端はシルビィ そしておばあちゃんになっていたルビーです。10年以上前の写真です。現在も存命しているのは ビビアンだけになりました。

 

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