イタグレブリーダー・ヨーロッパのイタリアングレーハウンド。

ヨーロッパから5頭のIGを輸入しました。出産や老犬のこと。家族として大切に育てています。

ありがとう!

2009年03月05日 | Weblog

我が犬舎は・・・10年ほど前に、管理人がイタグレに魅せられてから、イタグレが中心になってきました。

でも、それ以前は、シュナウザー&ヨーキーが好きで繁殖していました~もちろん今も好きです その頃に子犬とのご縁があった飼い主様から、嬉しいことに 今でもこのような可愛い写真をいただいています。ヨーキーのミル君です。可愛いですね~。カンガルーのベットでいつも寝ているそうです。ミル君パパさん、ありがとうございます。

イタグレの子犬の誕生を待ってくださっている方々・・・ありがとうございます。当初の予定よりも遅くなりましたが・・・ママちゃん達、いい感じのヒートがきました。パパ君も元気です

毎回書いていますが・・・わんたちは自分の命を削って新しい命を創り出しています。 ただ、♂と♀がいるから子犬ができるというような、簡単な事ではありません わんの意思とは関係なく、人が・ブリーダーが繁殖するのですから・・・その責任は重大です。

昔・・・まだ若かった頃は、子犬が産まれるだけで幸せだった ママ犬と一緒に育てることに喜びを感じていた。ママ犬も子犬も可愛いシュナもヨーキーも、安産で多産ばかりだったので、他のブリーダー仲間に羨ましがられ、私は調子に乗って、天狗になっていました(>_<) 今から振り返ると青かった・・・未熟な自分でした。

でも十数年続けるうちに・・・色々な経験・・・右往曲折を味わい、考えも変わってきた。何といっても、私も歳を取っていくのだけれど・・・犬達はもっと早いスピードで歳を取っていくのです

経験した人はお分かりでしょうが・・・ヒート中は、男の子も女の子もすごいエネルギーを使います。約20日間のあいだ・・・それはそれは可哀相になるくらいに・・・動物の本能だから正常だとはいえ・・・  私がブリーダーでなくて普通の愛犬家なら、間違いなく去勢・避妊手術を受けさせて、このような煩悩からは解放させてあげたいです。

女の子だけじゃないんですよ~男の子も疲労困憊ですよ。そして、交配→妊娠→出産→子育てとなると、それらにかかるママ犬の負担は相当なものです。きちんとママ犬の管理ができる人がそばに居なければおすすめいたしません。

ヒートの始まりから子犬を育てあげるママ犬の姿を、長年のあいだ、共に経験してきた管理人は、そのたびにわん達が歳をとり衰えていく姿を肌で感じています。当然、パパ犬も衰えていきます。我が家にこなければ、普通のわんちゃんとして違った人生を送っていられたのに・・・うちにきたばかりに・・・可哀相に・ごめんね 本音を言いますと・・・ブリーダーを辞めたくなる瞬間です。

我が犬舎には女の子は何匹かいますが、誰でも産めるわけではありません。この子は大丈夫と太鼓判をおせる子にだけ産んでもらっています。だから産んでくれるママ犬は私が選んだ子で、敬意を表しています

子犬の誕生を待ってくださっているかた・・・ありがたいです。 予定は延びてしまいましたが、管理人のこのような気持がちょっとでも伝わればいいなぁ~と思っています

 

 

 

 

コメント
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