今日は、素晴らしい写真を紹介させていただきます。
我がイノセントから2頭のIGを迎えてくださった~Yさん。Yさんから送っていただいた写真は、感動ものです!
う~ん、素晴らしい ため息が出ます。左がラトちゃん(5カ月)。右がルカ君(2歳)です。
ルカ君、2歳のお誕生日の記念に、プロのカメラマンに撮っていただいた写真です。プロの腕もよいけれど、被写体がよいので際立った美しさです
Yさん、素晴らしい作品を送っていただき、ありがとうございます。
耳の形が素晴らしいスタンダードです。耳は下に下がっているからローズイヤーではないです。頭部の比較的高い位置にあり、バラの花びらのように付け根が盛り上がり、先に向かってピン!とはっている形が理想です。美しいです。
ボディも素晴らしい 立派な筋肉質で美しいです。
子犬のお問い合わせをくださる方の中に、この方は、間違った解釈をしているな?と残念に思うことがあります。
それは、アメリカタイプは身体が大きくてがっちりしている。ヨーロッパタイプは、華奢で細い体つきをしていると思い込んでいる方が多いこと。
イタグレが日本で知られるようになって30年も経ちました。なのに・・今だに、そんなこと言ってるの ネットに書かれていることもアテになりません。誰かが書いたことをコピーしているだけ。30年たった現在でも、アメリカはがっちり・・ヨーロッパは細い・・と思い込んでいること。その解釈にがっくり
しています。アメリカとヨーロッパでは、身体のラインやお顔の形など・・特徴に違いはありますが。身体が大きいとか小さい・・弱い などはアメリカもヨーロッパも関係なく、個体差があるだけです。
親犬が大きければ子供も大きめに育ちますし、親犬が小さければ子供も小さめになると思います。人間と同じです。
日本のイタグレのブリーダーさんは、大半がアメリカIGのを繁殖しているので、それらのブリーダーさんたちが子犬をを売るときに、口をそろえてそのように説明されているのでしょう。
しかしその方々はアメリカから輸入していませんよ。国産犬で、同犬種のIGを繰り返し繁殖しているだけですよ。シリアスブリーダー以外は、繁殖にお金をかけません。ほとんどの自称・ブリーダーは、パピーミル。子犬生産所です。
私はたくさんのパピーミルの現場を見てきましたし、自称・ブリと名乗る方々とも接してきました。彼らの経営はラクではないです。子犬を販売した利益で家族の生活を支えています。配偶者・子供たちを養い~雇っているスタッフへの賃金も発生します。子犬の収益だけでご家族の生活をすることは、とても厳しいです。ですから、良い親犬を入手することはなく(高いから)廃業したブリからタダ同然のIGをもらって、スタンダード関係なく繁殖している人もいます。
彼らは小さい女の子は難産にもなりやすく、子犬の出産数も少ないので敬遠し、大きめの母犬を好みます。大きい子は出産頭数も多い傾向にあります。親が大きければ、遺伝の法則で生まれた子も大きくなります。そのような繁殖の形態・利益優先で、スタンダードに近い子が生まれるわけないです。当然立ち耳も出ます。
立ち耳が良くないとは言っていません。繁殖者の問題です。繁殖者がスタンダードを把握していなければ、立ち耳やサイズーオーバーが生まれるのは当然です。しかし、犬に罪はないです。犬はどの子も幸せになるべきです。
私の創ってきたIGを見てください。決して~華奢で細くないし、弱くはないです。しっかりとした身体付きで健康です。イノセントの子は終生、我が家で看取っています
健康な子ばかりで、亡くなった子たちは病気ではなく老衰で亡くなっています。どの子も、穏やかな最期で眠るように逝きました
1~2頭の輸入ではないです。いきなり♂と♀を同時に輸入したのではありません。20年の年月をかけて、4頭の男の子&2頭の女の子たちを輸入しました。そして~生まれた子の中から、この子はスタンダードに近いと思える子をイノセントに残しました。そして~私のつたないオナハンでCHを完成してきました。現時点で10頭以上CH完成しています。それプラス、お客さんの子でプロハンが完成したCHは5頭です。
今回、Yさんから写真をいただいて~自分の行ってきた軌跡を信じました。頑張って努力していけば、必ず実ることを。Facebookもない時代から、翻訳アプリもない時代に、辞書を引きながらヨーロッパのブリーダーさんと交流を深めてきました。お相手とは心が通じています。絆です
日本でも、ヨーロッパのIGの美しさ・健全であることを、やっと近年になって認めてもらえるようになりました。
認められてからは・・ショーに出している人たち・・今頃こぞって輸入し始めています。Facebookで繋がれば、輸入は昔ほど難しくはない時代です。以前は、アメリカアメリカが王道だ
と力説して、ヨーロッパをけなしていた人たちです。ヘンです。流行を追うのではなく、そのワンを一生幸せにしていただきたいです。
Yさんからはいつも嬉しい感動のお言葉をいただいております。
Yさんからのお言葉です。👇
2人(2匹)のことを思うと、胸がジーンとなって涙が出そうになります。2匹目を迎えて、先住のワンのことにもっともっと愛おしさが増しました。
神からの贈り物のように美しい子たちです。
尊敬でき信頼できる松村さんのようなブリーダーさんとご縁をいただけて、身に余る幸福を感じております。私は幸せ者です
Yさん、このようなお言葉・・光栄です私のほうこそ幸せです。ありがとうございます。
Yさんとは、お問い合わせ(ご予約)いただいてから、実際にご縁に繋がるまで数年間を要しました。私は内心・・この方は冷やかしなのか・・?お迎えの気持ちはあるのかな とご縁をあきらめた時期もありました。
色々なお客様がいらっしゃいます。人とワンとのご縁って、早い時はすぐに決まるし・・長く時間がかかることもあります。犬を介しての話し合いですが、稀に・私が常識と思っていることとは違った考えの方もいらっしゃいますので、理解するのが難しいこともあります。
購入してくださるのはお客様です。ですから私は、できる限りお客様のご要望に沿えるようにしています。
でもYさんは一筋に待ってくださいました。ありがとうございます無事に1頭目を迎えられた時は、とてもルカ君を気に入ってくださり
大切に育ててくださる様子もヒシと伝わって嬉しかったです。
その後2頭目まで迎えてくださいました。Yさんとの巡り会いに心から感謝するとともに幸せを感じています。
私が繁殖を続けていけるのは、ワンを迎えたことによって、飼い主様とワンが、さらに幸せになってくださることを願っているからです。
Yさんのように、幸せですと言ってくださる言葉が一番嬉しいです。Yさん以外の方々からも同じようなお言葉をいただいています。
そのように褒めていただいたり感謝していただけたら、今まで頑張ってきた甲斐がありブリーダー冥利につきます。何よりも、産んで育ててくれたママ犬たちが浮かばれます
そのお言葉・お気持ちを励みにしながら、肉体労働でキツイ仕事ですが、これからも頑張っていくことができます。